OPEN CEILING STOVE — 吹き抜けと薪ストーブ

吹き抜けの家こそ、
薪ストーブが向いている。

エアコンは苦手な吹き抜け空間も、薪ストーブなら輻射熱で家全体を包みます。ただし機種選びと出力計算が重要です。岩手・秋田・青森の寒冷地仕様で考えた、吹き抜け×薪ストーブの正解をお伝えします。

吹き抜けに必要な出力を
正しく計算する。

「暖まらない」と後悔するケースの多くは、吹き抜けの体積を考慮せずに機種を選んでいます。岩手・秋田・青森の寒冷地では特に余裕のある出力が必要です。

Volume Calculation

吹き抜けは「面積」ではなく
「体積」で考える。

一般的な薪ストーブの暖房計算は「床面積」で行いますが、吹き抜けがある場合は天井高を掛けた「空間体積」で見直す必要があります。

暖房に必要な出力(kW) = 体積(m³) ÷ 20〜25
※寒冷地(岩手・秋田・青森)は÷20で計算
Example — 計算例

吹き抜けリビング30畳・
天井高5mの場合。

床面積30畳(約50㎡)×天井高5m=体積250m³。250÷20=最低12.5kWが必要。これは大型機クラスです。

30畳 × 5m天井 = 250m³
250 ÷ 20 = 12.5kW 以上が必要

計算はあくまで目安です。断熱性能・気密性・窓の面積・建物の向きによって大きく変わります。現地調査で実際の条件を確認した上での提案が最も正確です。当社では現地調査・お見積もりを無料で承っています。

吹き抜けに向く機種。
大出力・高蓄熱の選択肢。

吹き抜け空間には出力が大きく、蓄熱性の高い機種が適しています。当社が扱う5ブランドから、吹き抜け向きの機種を紹介します。

シーリングファンが、
吹き抜けの薪ストーブを2倍にする。

薪ストーブの熱は上に溜まります。シーリングファンで空気を攪拌することで、吹き抜け空間の温度ムラが劇的に改善します。

冬

冬はファンを「逆回転・低速」で
天井の熱を下に送る。

暖かい空気は天井に溜まります。シーリングファンを逆回転(時計回り)・低速で動かすと、天井付近の暖気が壁を伝って下に降りてきます。床面温度が上がり、足元から暖かくなります。

設置

ファン取付位置は
ストーブの真上が理想。

薪ストーブの上昇気流を直接捉えられる位置にシーリングファンを取り付けると効果が最大化します。吹き抜けの設計段階からファンの位置を考慮しておくことが大切です。当社では設計段階からご相談を受け付けています。

吹き抜け×薪ストーブ よくある質問

吹き抜けに薪ストーブ一台で本当に暖まりますか?

適切な出力の機種を選び、シーリングファンと組み合わせれば、吹き抜けリビングを一台で暖めることは十分可能です。断熱性能が高い家ほど効果的です。現地調査で正確な出力計算をお伝えします。

吹き抜けに設置する場合、煙突はどこから出しますか?

屋根貫通(最も一般的)か、壁貫通かになります。吹き抜けの場合は煙突が長くなることが多く、二重断熱煙突の選定と施工が特に重要です。当社では現地調査後に最適な煙突計画をご提案します。

岩手・秋田・青森の寒さには何kWが必要ですか?

寒冷地では同じ体積でも暖かい地域より大きな出力が必要です。吹き抜けリビング20〜30畳・天井高4〜5mの場合、10〜14kWクラスの機種をお勧めすることが多いです。ただし断熱性能によって大きく変わります。

2階の子ども部屋まで暖まりますか?

吹き抜けを通じて2階にも熱が伝わります。ただし2階の個室のドアを閉めると暖まりにくくなります。シーリングファンでの空気攪拌と、2階ホールへの熱の流れを考えた間取り設計が大切です。

設置費用はどのくらいかかりますか?

吹き抜け住宅の場合、煙突が長くなる分だけ標準より費用が上がる傾向があります。本体+煙突+炉台+工事で総額150〜250万円が目安ですが、建物の条件により大きく異なります。無料の現地調査でお見積もりします。

吹き抜けの家に薪ストーブを。
まず現地調査から始めましょう。

吹き抜け住宅への薪ストーブ設置は、出力計算と煙突計画が肝心です。盛岡のショールームで実物を確認しながら、あなたの家に合った機種をご提案します。