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炎が灯るAGNI(アグニ)薪ストーブのある暮らし。盛岡・岩手県全域・秋田・青森でDスタイルが施工
国産薪ストーブ AGNI/盛岡・岩手県全域・秋田・青森

針葉樹を焚くために生まれた、
国産の薪ストーブ。

針葉樹も燃やせる、ダクタイル鋳鉄の国産薪ストーブ「AGNI」。3段階で薪を燃やしきる独自の燃焼構造で、少ない薪でも長く、美しく。岐阜・岡本の鋳物を、盛岡のDスタイルが選定から施工・メンテナンスまで一貫してお届けします。

世界唯一、針葉樹を焚けるストーブ なぜ、そう言えるのか ─ 杉を薪にできる理由を読む →
1560 Founded 永禄3年・岐阜創業
千利休に茶釜を納めた
85% Efficiency 燃焼効率85.5〜85.7%
欧州公的機関認証
10h Burn Time 最大10時間連続燃焼
(AGNI-C)
針葉樹 Cedar & Cypress 杉・ヒノキも焚ける
日本の森林を活かす
GD Good Design Award 2016グッドデザイン
ベスト100受賞
JP Made in Japan ダクタイル鋳鉄製
日本の住まい向け設計

はぜる音。立ちのぼる炎。ダクタイル鋳鉄が放つ、芯まで届く遠赤外線。
薪をくべる手間ごと、冬の楽しみに変わります。

AWARDS ─ 外から評価された一台

暖房器具としてだけでなく、日本のデザインとして選ばれています。

性能の話は当社もメーカーも言えます。けれど外の目で選ばれたという事実は、言葉より確かです。AGNIは、日本のインダストリアルデザインの選定と、グッドデザイン賞の両方を受けています。

つくっているのは、創業1560年・岐阜の株式会社岡本。マンホールの蓋と同じダクタイル鋳鉄で薪ストーブを鋳っているのは、世界でこの一社だけです。

OFFICIAL DEALER ─ 岩手県盛岡市

AGNIの正規代理店は、
岩手県盛岡市で、当社だけです。

盛岡市厨川、国道4号線沿い。岩手県盛岡市で唯一のAGNI正規代理店として、選定から現地調査、煙突の設計、施工、そのあとの点検・煙突掃除・修理まで、ぜんぶ当社で引き受けます。売って終わりにしません。岩手県全域から秋田県・青森県まで伺います。

岩手県盛岡市で唯一AGNIの正規代理店。実物を焚いて見ていただけます。
1,400件以上の住宅2006年創業。岩手の冬に向き合ってきた専門店です。
自社で一貫煙突・板金・大工工事・メンテナンスまで一社で完結。
薪も、当社で薪の販売と配達、薪割機のレンタルまで。燃料の心配がいりません。
Models / 3つのAGNI

まず、大きさを選んでください。

中身は3モデルとも同じです。違うのは、入る薪の長さと量、そして置き場所の寸法。それぞれのページに寸法図と全仕様、価格を載せています。

AGNI-C 薪ストーブ。盛岡・岩手のDスタイル

AGNI-C

定番・料理も

シリーズで一番薪が入り、一番長く保つ一台。55cmの薪がそのまま入ります。

¥759,000税込税抜 ¥690,000/本体のみ
最大出力11,520 kcal/h
最大薪長さ55 cm
連続燃焼約10 時間
W×D×H660×640×710〜730 mm

→ 横に動かすと、続きが見えます

AGNI-C を見る(全仕様・特長) AGNI-C の寸法図を見る(mm)
AGNI-CC 薪ストーブ。盛岡・岩手のDスタイル

AGNI-CC

コンパクト

Cと同じ中身のまま、幅と奥行きを詰めたモデル。扉は左右どちら開きでも。

¥657,800税込税抜 ¥598,000/本体のみ
最大出力8,640 kcal/h
最大薪長さ45 cm
連続燃焼約9 時間
W×D×H595×550×660〜680 mm

→ 横に動かすと、続きが見えます

AGNI-CC を見る(全仕様・特長) AGNI-CC の寸法図を見る(mm)

3台を、並べて見くらべる

 AGNI-C定番・料理もAGNI-CCコンパクトAGNI-HUTTE縦型・省スペース
本体価格(税込)¥759,000¥657,800¥506,000
最大出力11,520 kcal/h8,640 kcal/h7,000 kcal/h
燃焼効率85.7 %85.5 %81.1 %
最大薪長さ55 cm45 cm35 cm
最大薪容量18 kg12 kg9 kg
連続燃焼約10 時間約9 時間約7 時間
W×D×H660×640×
710〜730 mm
595×550×
660〜680 mm
330×700×
640〜660 mm
重量240 kg200 kg140 kg
触媒ツイン触媒ツイン触媒触媒
扉前面左右どちら開きも選べる前面
天板クッキンググリドル
(強火と中火を同時に)
大型グリドル2つウォーミングシェルフ
(左右・オプション)
向いているのは広い居間。原木から薪を作る方ふつうの居間。薪を買って使う方幅が取れない家。小屋・離れ・仕事場
 AGNI-C を見るAGNI-CC を見るAGNI-HUTTE を見る

→ 表は横に動かせます。価格は本体のみ(ブラック・税込)。煙突部材・設置工事費は別途です。

※ 価格は本体のみ(ブラック・税込)です。煙突部材・設置工事費は別途で、住宅の構造や煙突計画によって変わります。現地調査のうえ、総額のお見積りをご案内します。
※ 岡本は暖房坪数を公表していません。当社では数字だけで機種を決めず、間取り・断熱・煙突の経路を現地で確認したうえでご提案します。

Why AGNI

数あるブランドの中で、
私たちがAGNIを勧める理由。

国内外29ブランドの薪ストーブを扱ってきて、岩手・秋田・青森の家にはこれが合う、と考えている一台です。理由は3つあります。

特長 01

針葉樹も、
燃やせる。

多くの鋳鉄ストーブは広葉樹が前提。AGNIは鋳物の一体構造と3次燃焼で、敬遠されがちな杉やヒノキもクリーンに燃やしきります。岩手・秋田・青森に豊富な針葉樹・間伐材を薪として活かせます。

特長 02

3段階で、
燃やしきる。

1次・2次・3次。着火からクリーンバーン、ツイン触媒まで、薪を三度燃やす独自構造。燃焼効率85.7%。だから少ない薪で長く暖まり、煙もすすも抑えられます。

特長 03

日本の鋳物、
450年の技。

創業1560年、戦国時代から鋳造を続ける岐阜・株式会社岡本の国産ストーブ。釣鐘を鋳る技が、ダクタイル鋳鉄の頑丈な一体構造として、この一台に生きています。

Material / ダクタイル鋳鉄

マンホールの蓋を鋳ってきた会社が、
そのまま薪ストーブを鋳りました。

岡本が450年つくってきたのは、お寺の釣鐘と、マンホールの蓋。大型トラックが乗っても割れない、あの鋳物です。素材はダクタイル鋳鉄(球状黒鉛鋳鉄)。薪ストーブにこれを使っているのは、岡本だけです。

  • まず、壊れない。黒鉛が球状なので割れの起点がなく、伸びは10%以上、引張強さはふつうの鋳鉄のおよそ2倍。誤って高温にしてもクラックがほとんど出ません。(JIS G 5502 球状黒鉛鋳鉄品/ふつうの鋳鉄は JIS G 5501 で、そもそも伸びの規定がありません)
  • 天板は350℃で常用。熱のかかるところもダクタイル鋳鉄なので、700℃まで上がっても変形しません。
  • 放熱量は、およそ2倍。表面を細かい凹凸にして、放熱する面積を増やしてあります。
  • 針葉樹を、焚くために。継ぎ目のない一体構造と3次燃焼で、杉やカラマツもきれいに燃やしきります。
なぜ「世界唯一、針葉樹を焚けるストーブ」と言えるのか
By The Numbers

数字で見る、AGNI。

燃焼効率
85.7%
COMBUSTION EFFICIENCY
3次燃焼で薪を燃やしきる。
少ない薪で、長く暖かい。
引張強さ
2倍
DUCTILE vs GREY IRON
ダクタイル鋳鉄はふつうの
鋳鉄の約2倍の引張強さ。
マンホールの蓋と同じ素材。
創業
1560年
FOUNDED — OKAMOTO
戦国時代から鋳造を続ける
岐阜・岡本工業。釣鐘を鋳る技が
AGNIの一体構造に生きる。
燃焼段数
3次
TRIPLE COMBUSTION
1次・2次・3次。薪を三度
燃やすことで煙もすすも
ほぼゼロにする。
伸び率
10%+
ELONGATION (JIS G5502)
ふつうの鋳鉄は伸びの規定
すらない。ダクタイル鋳鉄は
10%以上の伸びで割れない。

DEEP DIVE — 針葉樹を焚ける理由

なぜ、AGNIだけが
針葉樹を焚けるのか。

杉が余っている山と、450年鋳物をやってきた会社。ダクタイル鋳鉄とは何か、3次燃焼はどう機能するか、なぜ他のストーブは針葉樹を苦手とするのか。全部、まとめて説明します。

技術の深掘り記事を読む →
AGNI薪ストーブの、はぜる炎
Fire & Life

火の音が、
家族を呼ぶ。

はぜる薪、立ちのぼる炎、天板でことこと煮える鍋。火のそばに、いつのまにか人が座っています。

Gallery / AGNIのある暮らし

火のまわりに、人が集まる。

居間・天板の料理・鋳造の現場。写真12枚
AGNI薪ストーブのある居間で、家族とペットがくつろぐ様子
AGNIの天板でスキレット料理を楽しむ
天板で、スキレット料理を。
薪の熱でじっくり煮込むダッチオーブン料理
薪の熱で、じっくり煮込む。
AGNI-C 薪ストーブと銅ケトル・鋳鉄鍋のある火の食卓
AGNI-C、火のある食卓
AGNIの天板で煮込む料理
天板で、煮込む
AGNIの天板でスキレット料理
スキレットで、焼く
AGNI-CC 薪ストーブのある暮らし
AGNI-CC のある居間
AGNI-HUTTE の火を眺める時間
HUTTE の火を、眺める
AGNIを囲む家族と犬
火を、囲む
岐阜・岡本の鋳造工場(創業1560年)
岐阜・岡本の、鋳造
岩手・秋田の杉の森(国産材)
国産材の、森から
岐阜・岡本の職人が、鋳物を削り仕上げる(写真:AGNI)
鋳物の、質感

※ 写真はAGNI(株式会社岡本)提供の参考画像を含みます。当社の施工事例ではありません。当社が手がけた実物は施工事例をご覧ください。

Track Record

岩手で、選ばれ続ける理由。

薪ストーブは、買った後の年月の方がずっと長い。近くで面倒を見られる会社かどうかが、そのまま20年の使い心地になります。

約20年

2006年創業。岩手の冬に向き合い続けてきた専門店です。

岩手県正規

HARVIAをはじめ、国内外ブランドの正規ディーラー。

自社一貫

現地調査・煙突・板金・大工工事・メンテまで一社で完結。

「専門店としての実績がしっかりしていて、最初から安心感がありました。初心者の私にもすごく分かりやすく教えてくれて、作業も本当に丁寧。連絡のやり取りもストレスなし。信頼できるプロという感じで、また何かあればお願いしたいと思える会社でした。」

― yuki oikawa 様(メンテナンス点検)/Googleクチコミ 5

「薪ストーブも薪割り機も薪も販売していて、煙突やストーブのメンテナンスも自社でやっているので、トータルで相談に乗ってくれます。」

― 丸山清武 様(薪ストーブ)/Googleクチコミ 5

「専門店としての実績もあり、正規代理店ということで安心して依頼できました。最初の相談から設置まで一貫して対応していただけるのも決め手でした。」

― 小井田寛周 様(設置)/Googleクチコミ 5

Googleマップにて5の評価をいただいています(上記はクチコミの一部です)。

Why D'STYLE

AGNIは、
「どこで導入するか」で変わる。

薪ストーブは、本体を置けば終わりではありません。煙突設計・防火・施工品質・その後の点検。冬の安全と、火の落ち着きは、ここで決まります。

調

現地調査と最適提案

建物の構造・間取り・断熱を確認し、置く場所と機種、煙突の経路まで一軒ごとに設計します。

煙

煙突と防火の施工品質

薪ストーブの性能と安全は煙突で決まります。離隔距離や防火基準に配慮した、壁の裏まで美しい施工を。

炎

火を、焚いて見せます

ショールームでは実際に薪を焚いています。熱の届き方も、扉を開けたときのにおいも、確かめてから決められます。

守

導入後も、ずっと。

点検・煙突清掃・修理まで継続サポート。入れて終わりにしないのが、Dスタイルの仕事です。

Flow

導入の流れ

01

ご相談・お問い合わせ

暮らし方やご希望、気になっている機種などをお聞かせください。

02

現地調査・ご提案

建物を確認し、機種・設置場所・煙突計画と根拠のあるお見積りをご提示します。

03

施工

防火・安全基準に配慮し、煙突から本体まで丁寧に施工します。

04

引き渡し・アフター

使い方をご説明し、その後の点検・清掃まで継続してサポートします。

Q&A

よくあるご質問

Q.AGNI-C・CC・HUTTEの3モデルは何が違いますか?
サイズと出力が異なります。AGNI-Cは最大出力11,520kcal/h・最大薪長55cmの定番モデルで、広い天板は料理にも向きます(税込759,000円)。AGNI-CCはひとまわりコンパクトな中型(8,640kcal/h・税込657,800円)。AGNI-HUTTEは間口の狭い縦型で、省スペースに置ける小型モデル(7,000kcal/h・税込506,000円)です。いずれも岡本のダクタイル鋳鉄・3次燃焼で、針葉樹も燃やせます。寸法図と全仕様は各機種のページに載せています。
Q.AGNIは杉などの針葉樹を本当に燃やせますか?
はい。AGNIは鋳物の一体構造(AGNI Bell Cast)と3次燃焼システムにより、一般的な鋳鉄製薪ストーブが苦手とする針葉樹の燃焼にも対応します。スギやヒノキは早く燃え尽きやすく本体を傷めやすいとされてきましたが、AGNIは高い気密性で空気を精密に制御し、針葉樹をクリーンに完全燃焼させます。岩手・秋田・青森に豊富な杉・カラマツ・間伐材を薪として活かせます。
Q.ダクタイル鋳鉄だと、何がいいのですか?
割れにくいことです。ふつうの鋳鉄(ねずみ鋳鉄)は黒鉛が薄い片状で入っていて、その先端が割れの起点になります。ダクタイル鋳鉄は黒鉛が球状なので起点にならず、伸びは10%以上、引張強さはおよそ2倍。マンホールの蓋や水道管に使われている素材です。誤って高温にしてしまってもクラックがほとんど出ません。くわしくは技術のページに書いています。
Q.秋田県・青森県や岩手県全域でも設置工事をお願いできますか?
はい。Dスタイルは盛岡を拠点に、岩手県全域から秋田県・青森県まで設置工事に対応しています。現地調査にお伺いしたうえで、最適な機種・煙突計画・お見積りをご提案します。
Q.設置に消防への届出や建築上の手続きは必要ですか?
薪ストーブの設置には、可燃物からの離隔距離や煙突の安全基準など、建築基準法・各自治体の防火に関わる配慮が必要です。Dスタイルでは現地調査の段階でこれらを確認し、安全な施工を前提に計画します。
Q.既存の住宅にも後付けで設置できますか?
新築・既存住宅のどちらにも対応可能な場合が多くあります。煙突の経路や屋根・壁の構造によって工法が変わるため、まずは現地調査でご相談ください。
Q.煙突掃除やメンテナンスはどうすればよいですか?
薪ストーブは年に一度の煙突清掃と本体点検が安全のために欠かせません。Dスタイルでは導入後の点検・清掃・修理までを継続してサポートします。
Q.補助金は使えますか?
使える場合があります。岩手・青森・秋田・宮城・山形の多くの自治体に、薪ストーブの導入を対象にした補助金制度があります。年度やお住まいの自治体で内容が変わるため、使える制度の確認と対象機種の選定は当社にご相談ください。補助金まとめページに一覧をまとめています。

燃え方・素材・受賞のご質問はAGNIの技術ページに、寸法や仕様は各機種のページにまとめています。

OKAMOTO — 創業1560年・岡本製作所の464年

戦国の茶釜から、
令和の薪ストーブへ。

AGNIを鋳っているのは、岐阜県の岡本工業(岡本製作所)。永禄3年(1560年)、織田信長が桶狭間の戦いに向かっていた年に創業した鋳物師の家が、464年の技術の積み重ねをもって日本初のダクタイル鋳鉄薪ストーブをつくっています。「千利休に茶釜を納めた家が、令和の薪ストーブを鋳る」——これはたとえ話ではなく、記録に残る事実です。

1560年
永禄3年 — 創業。安土桃山時代の岐阜で鋳物師として出発。織田信長の本拠地・岐阜の地で、茶の湯が文化の頂点にあった時代。岡本家は千利休らの茶人に茶釜を納める「鋳物師」として創業した。火を扱い、鉄と向き合う技術が、この時代から岡本家に脈々と受け継がれていく。
江戸〜明治
梵鐘(仏像・釣鐘)鋳造へ。寺院建築とともに全国の鐘を鋳る。茶釜から仏具へ。江戸時代に建立されたり再建されたりした多くの寺院の梵鐘が、岡本の手によって鋳られた。大きな音を出すための精密な形状と、割れない素材の選択——これが品質へのこだわりの起点となる。
昭和
ダクタイル鋳鉄との出会い。マンホール蓋・水道管・産業部品へ。戦後復興期、日本の都市インフラ整備に欠かせないマンホール蓋・水道管・産業機械部品の鋳造へ転換。大型トラックが乗っても割れない「ダクタイル鋳鉄(球状黒鉛鋳鉄)」を採用した製品で、日本の社会インフラを支えた。
1990s
「なぜ、日本に国産薪ストーブがないのか」── AGNI開発着手。欧米から輸入される薪ストーブが普及する一方、日本製がなかった。岡本の鋳物技術者たちは「針葉樹が多い日本の森に合う、日本のストーブをつくる」という課題を設定する。464年の鋳物技術が、薪ストーブへ向かった瞬間。
〜2016
AGNI-HUTTE がグッドデザイン賞ベスト100・ものづくりデザイン賞受賞。国産薪ストーブが国内外に認められた年。「ものづくりデザイン賞」は製品の美しさだけでなく、作り方・素材・製造工程のデザインを評価する賞。464年の鋳物文化が、現代のデザイン評価で結実した。
現在
岐阜・岡本工業でAGNIの全機種を一貫生産。海外製造はゼロ。設計・鋳造・仕上げ・検査まですべて岐阜の工場で完結。「日本の山で切った木を、日本の工場で作ったストーブで燃やす」という完全国産のサプライチェーンが実現している。D'STYLEが岩手・北東北で正規代理店として販売・施工を担う。

岐阜という場所の意味

岐阜県は日本有数の鋳物産地です。水と砂の質が鋳物製造に適した土地柄で、古くから金属加工業が栄えてきました。江戸時代から続く「岐阜の鋳物」は、刃物(関市)、鉄器(美濃)とともに岐阜ものづくりの柱のひとつです。

岡本工業は、この岐阜の鋳物伝統の系譜の中で464年にわたって技術を磨いてきた工房です。「茶釜→梵鐘→マンホール蓋→薪ストーブ」という製品の変遷は、技術の連続性を物語っています。形が変わっても、「鉄を溶かして正確な形に固める」という本質は変わらないのです。

鋳物は、型の精度がそのまま製品の精度になります。0.1mmのずれが、空気漏れ・熱効率の低下・長期的な変形につながります。岡本が464年かけて磨いてきたのは、この「精度」への執着です。

梵鐘職人がストーブを作る理由

梵鐘(仏教寺院の釣鐘)は、薪ストーブと似た要求を持ちます。①大きな温度変化に耐えること(夏と冬の温度差)、②薄くても割れないこと(軽量化と耐久性の両立)、③一体構造で継ぎ目がないこと(音の響きのため)。これらはそのまま、薪ストーブの要件でもあります。

「AGNI Bell Cast(ベルキャスト構造)」という製品名は、梵鐘(Bell)の鋳造技術(Cast)を薪ストーブに応用したことを意味します。炉内を一体成型する技術は、梵鐘の内部を空洞にしながら一体で鋳る技術の応用です。継ぎ目がないことで気密性が飛躍的に高まり、空気コントロールの精度が上がります。これが針葉樹を燃やせる根本的な理由のひとつです。

世界の薪ストーブメーカーで、梵鐘を鋳った職人の技術が設計に生きているのは、おそらく岡本だけです。

🍵

茶釜

千利休に納めた。1560年の出発点。火と鉄の仕事の始まり。

🔔

梵鐘

寺院の釣鐘。一体構造・薄くて割れない技術の源流。

🕳️

マンホール蓋

ダクタイル鋳鉄へ転換。大型トラックが乗っても割れない素材。

🔥

AGNIストーブ

464年の集大成。日本の針葉樹のための薪ストーブ。

なぜ海外製造に移行しなかったのか

2000年代以降、鋳物製品の多くが中国・東南アジアへの製造移管が進みました。コスト削減のため、多くの日本ブランドが「設計は日本、製造は中国」という体制に移行しています。

岡本はそれをしませんでした。理由は明確です。ダクタイル鋳鉄の精密鋳造は、熟練した職人の技術と設備への継続的な投資が必要であり、品質の均一性を維持するためには製造を分散できない。特にAGNIのBell Cast構造(炉の一体成型)は、型の精度管理が非常に難しく、岐阜の工場以外では再現が困難です。

「安くても割れるストーブ」より「高くても30年使えるストーブ」を作るという判断が、岐阜製造を守り続けている背景にあります。あなたがAGNIを購入するとき、その価格の一部は「日本で作ること」と「30年持つこと」への投資です。

火は、人類が最初に制御した自然の力。それを1560年扱い続けてきた。
― 岡本工業・岡本製作所の鋳物師たちに捧げる言葉
SOFTWOOD — 針葉樹と薪ストーブの真実

「針葉樹はダメ」は、
古いストーブの話だ。

「薪ストーブに針葉樹は使えない」——この常識は、日本に輸入される欧米製薪ストーブのカタログから広まりました。しかしこれは、薪ストーブ全体の話ではありません。欧米の薪ストーブが「広葉樹で育った技術」であることの制約です。日本の山に広がる杉・カラマツ・ヒノキの豊富さを、この常識は無視しています。

「針葉樹はダメ」説の根拠と、その限界

針葉樹(杉・ヒノキ・カラマツ・マツ)が一般的な薪ストーブで「使いにくい」とされてきた理由は2つあります。①樹脂分(ピネン・テルペン)が多く、不完全燃焼時に煙突へクレオソートが蓄積しやすい。②密度が低く(広葉樹の約半分)、燃焼が速く炉の温度が急上昇する。

しかしこれは「不完全燃焼」と「温度管理の不備」が前提の話です。完全燃焼できる設計と精密な空気コントロールができれば、針葉樹の樹脂分はむしろ高い発熱量の源になります。カラマツ・杉の発熱量(乾燥後)は1kgあたり広葉樹と大差ありません。問題は「樹種」ではなく「燃焼の完成度」でした。

AGNIが解決したのはこの「燃焼の完成度」です。Bell Cast一体構造による精密気密性、3次燃焼(クリーンバーン+ツイン触媒)、欧州認証85.7%という燃焼効率——これらが揃うことで、針葉樹の樹脂分まで燃やし切ることができます。

41%日本の総森林面積のうち
人工林(針葉樹中心)の割合
70%岩手県の森林率
(全国4位)
50万ha岩手県の人工林面積
(カラマツ・スギ中心)
¥0〜1万円岩手でのカラマツ原木
調達コスト(1m³当り目安)

日本の森林問題と「余っている針葉樹」

戦後の拡大造林政策で、日本全国に杉・ヒノキ・カラマツの人工林が造成されました。総面積は約1,020万ヘクタール(国土の約27%)。当初は木材需要を見込んでいましたが、輸入木材の普及で国産材の価格が暴落し、多くの人工林が「間伐未実施のまま放置」される状況が続いています。

放置された人工林は暗くなり、下草が育たず、土壌が弱化します。豪雨時の土砂崩れリスクが高まり、生態系も単純化します。「森林の荒廃」問題は、国産薪ストーブの普及と切り離せないテーマです。

AGNIで針葉樹を燃やすことは、日本の森林管理への参加でもあります。間伐材・林地残材の活用が、山の手入れにつながります。岩手・青森・秋田の山林を持つ農家・林家の方には、特に強くお勧めできる理由がここにあります。

岩手の針葉樹事情 ── 豊富な資源が眠っている

岩手県は全国4位の森林率(70%、約100万ヘクタール)を誇ります。そのうち人工林は約50万ヘクタールで、カラマツ・スギを中心とした針葉樹が大半を占めます。

特にカラマツ(落葉松)は岩手を代表する植林樹種で、北上山地・奥羽山脈の広大な面積に植林されています。カラマツは成長が早く、建材・パルプ用途に使われますが、小径木・間伐材は利用先がなく山に残されることが多い状況です。

岩手でAGNIを使う最大のメリットのひとつは、この豊富な針葉樹(カラマツ・スギ)を薪として活用できることです。広葉樹薪(ナラ・カシ)は購入すると3〜4万円/m³ですが、カラマツ間伐材は地域によっては無償または廉価で入手可能です。

岩手・東北で入手できる針葉樹の薪 ── 樹種別ガイド

カラマツ(落葉松)

岩手を代表する植林樹種。成長が早く、間伐材が豊富。乾燥させると比較的よく燃え、発熱量も十分。針葉樹の中では比較的煙が少なく扱いやすい。

岩手全域で入手可
スギ(杉)

岩手南部・宮城に多い。燃えやすく着火材として優秀。細薪に割ると火付けが速い。AGNIの3次燃焼なら、樹脂分ごと燃やし切る。

岩手南部・宮城に多い
ヒノキ(檜)

岩手ではやや少ないが、宮城・山形に豊富。香りが高く、燃焼時のにおいが良い。発熱量は杉より高め。AGNIとの相性は良好。

宮城・山形に豊富

AGNIで針葉樹を正しく燃やす ── 5つのポイント

  1. 含水率20%以下に十分乾燥させる(最重要):針葉樹は広葉樹より乾燥しやすいですが、生木のまま燃やすと樹脂分が蒸発してクレオソートになります。1〜2年の乾燥期間を確保してください。
  2. 細めに割る(径5〜8cm):針葉樹は密度が低く燃焼が速いため、太い薪より細い薪のほうが燃焼コントロールがしやすいです。着火と本燃焼の橋渡しに最適。
  3. 最初から最後まで高温燃焼を維持する:AGNIの3次燃焼は、温度が高いときに最大効率を発揮します。針葉樹を燃やすときは空気を十分に確保し、温度を落とさないようにします。
  4. カラマツ薪は広葉樹薪と混ぜて使う:純粋な針葉樹だけで一冬焚くより、ナラ・カシなどの広葉樹と3:7〜5:5の割合で混ぜると燃焼バランスが安定します。
  5. 年1回の煙突清掃を欠かさない:針葉樹を多用する場合、正しく焚いていてもタールがわずかに多くなる傾向があります。AGNIの3次燃焼で大幅に抑制できますが、年1回の清掃は変わらず必要です。
CAST IRON QUALITY — 鋳物の質が、ストーブの一生を決める

「鋳物」と言っても、
まったく別物の素材が3種類ある。

薪ストーブカタログに「鋳鉄製」と書いてあっても、その中身は大きく異なります。ねずみ鋳鉄(グレー鋳鉄)・球状黒鉛鋳鉄(ダクタイル鋳鉄)・鋼板(スチール)の3種類。この違いを知ることが、「30年使えるストーブ」と「10年で問題が出るストーブ」を見分ける目を養います。

素材 引張強さ 伸び率
(割れにくさ)
熱衝撃への耐性 精密成形 蓄熱性 重量 代表的な用途 主な採用薪ストーブ
ダクタイル鋳鉄
(球状黒鉛鋳鉄)
400〜900 MPa 10〜17%以上 非常に高い ◎(複雑形状可) ◎ 重い マンホール蓋・水道管・クランクシャフト AGNI(世界唯一)
ねずみ鋳鉄
(グレー鋳鉄)
100〜350 MPa 0〜1%(脆い) 中程度 ◎(精密鋳造可) ◎ 重い エンジンブロック・工作機械 ヨツール・Heta・Dovre・多くの欧州ブランド
鋼板
(スチール)
400〜500 MPa 20%以上 中程度 ○(板金溶接) △(薄いと低い) 軽い 自動車ボディ・建築 ネスターマルタン・一部の薄型ストーブ
ヴァーミキュライト
+鋳鉄ライニング
─ ─ ◎(蓄熱) ○ ◎◎ 非常に重い 断熱炉材 Tulikivi(ソープストーン)・Hearthstone

なぜダクタイル鋳鉄は「マンホールの蓋」に使われるのか

道路のマンホール蓋は、1日に数千回、大型トラック(最大25トン)が乗り越えます。それでも割れない。割れたら道路に穴が開き、人命に関わる事故が起きます。

グレー鋳鉄のマンホール蓋は過去に割れる事例があり、現在の都市インフラではダクタイル鋳鉄(JIS G 5502)が標準になっています。

薪ストーブの炉は、1日に200〜600℃の温度変化を繰り返します。この「繰り返しの熱衝撃」はマンホールの機械的衝撃と似た性質があります。「トラックに踏まれても割れない素材」が薪ストーブに使われているのは、偶然ではありません。

グレー鋳鉄のストーブはダメなのか

そうではありません。ヨツール・Heta・Dovreなどの欧州一流ブランドは、グレー鋳鉄の精密鋳造で50年以上の実績があります。グレー鋳鉄でも、十分な壁厚(8〜12mm)と精密な成形があれば長期耐久性は確保できます。

問題になるのは「安価なグレー鋳鉄ストーブ」です。壁厚4〜5mm程度の薄い鋳鉄、精度の低い型、歪みを溶接でごまかした製品——これらは急激な温度変化でクラックが入り、5〜10年で炉が割れるケースがあります。

ダクタイル鋳鉄の強みは「製品のグレードを問わず、素材レベルで割れにくい」ことです。AGNIは素材の優位性に加えて、岡本の464年の精密鋳造技術が組み合わさっています。

壁厚という見えない差 ── 同じ「鋳鉄ストーブ」でも、これだけ違う

鋳鉄ストーブの寿命を決める要因のひとつが、炉壁の厚さです。薄い壁は熱衝撃に弱く、数年でクラックが入るリスクが高まります。厚い壁は蓄熱量も増え、温度変化の緩衝材として機能します。

AGNI(ダクタイル鋳鉄)
8〜12mm
欧州一流ブランド(グレー鋳鉄)
8〜12mm
中堅輸入鋳鉄ストーブ
5〜7mm
廉価版 / 中国製鋳鉄ストーブ
3〜5mm

AGNIの壁厚は欧州一流ブランド同等。ただし素材はダクタイル鋳鉄のため、同じ厚さでも割れにくさは段違いです。

「なぜ同じ鋳鉄ストーブなのにこんなに価格が違うのか」——それはこの壁厚と素材の違いです。安い薪ストーブを5年で交換するより、適切な価格のストーブを30年使う方が、トータルコストは低くなります。

CASE STUDY — 岩手・東北の施工事例

国産ストーブが、
東北の家に根付いた。

「日本製だから安心」「針葉樹が使える」「部品が手に入りやすい」——AGNIを選んだお客様の声に共通するのは、これらの実用的な理由です。岩手・東北でのAGNI導入事例をご紹介します。

岩手県 花巻市 ─ 2023年施工

山林所有者の家族。カラマツの間伐材を
そのままAGNIで燃やす。

AGNI-C定番機種
薪代ほぼゼロ自家カラマツ
35坪木造2F

花巻市内の山林(約5ha)を持つご家族。毎年の間伐で発生するカラマツが廃棄されていた状況に「もったいない」と感じていた。AGNIに変えることで、カラマツ薪をそのまま主暖房燃料として活用。「薪代がゼロになった。山の手入れが楽しくなった」とご主人。

ハイブリッド燃焼で樹脂分を燃やし切るため、煙突へのタール付着も最小限。年1回の煙突清掃で問題なく稼動中。

AGNI-C
岩手県 奥州市 ─ 2022年施工

「部品が買えるか心配」でAGNIを選んだ。
国産メーカーの安心感。

AGNI-CC中型
25坪新築
IH+薪ストーブ住宅

新築計画中、薪ストーブ選びで「20年後に部品が手に入るか」を最も気にしていた。欧州ブランドは「日本の輸入代理店が撤退したら終わり」という不安があり、国産メーカーを探してAGNIへ。

岡本製作所(創業1560年)という圧倒的な信頼性、D'STYLEの部品在庫・修理対応を確認し決断。「10年後・20年後も修理・部品交換できる体制があることが一番の決め手だった」

AGNI-CC
青森県 弘前市 ─ 2021年施工

薪ストーブ2台目。前の欧州ブランドから
AGNIに替えた理由。

AGNI-C定番機種
2台目買い替え
古民家リノベ

20年使った欧州ブランドの鋳鉄ストーブを買い替え。前のストーブで「針葉樹(津軽杉)は絶対ダメ」と言われ続け、広葉樹薪の調達に苦労していた。AGNIに替えてから「地元の津軽杉も燃やせる。青森に合ったストーブだと思った」とご主人。

弘前の古民家(延床40坪・築80年)への施工。土間仕上げの炉台に天然石を使用し、AGNI-Cの存在感が古民家の雰囲気と調和。

AGNI-C
秋田県 大仙市 ─ 2023年施工

農家・大家族の冬。AGNIの天板で
毎日ストーブ料理を楽しむ。

AGNI-C定番機種
天板料理毎日使用
農家住宅大家族

大仙市の農家(大人4人+子ども2人)。「火のある食卓を作りたい」という奥様の希望でAGNIを選択。広い天板(AGNI-Cは全機種で最大の天板面積)を活かして、鍋料理・スキレット・ダッチオーブンが家族の日課に。

「天板の上でずっと何かが温まっている。それだけで冬の台所が豊かになった」と奥様。自作の薪棚に、農地の木を整理した秋田スギを積んで活用中。

AGNI-C
DEEP FAQ — 深いQ&A・購入前に知っておくこと

AGNIについて、
正直に全部答えます。

「カタログに書いてないこと」「代理店に聞きにくいこと」「比較検討で迷うこと」——D'STYLEが岩手・東北でAGNIを販売・施工する中で受けた実際の質問に答えます。

「国産だから高い」ではなく、「品質のために日本で作っているから高い」です。

AGNI-Cは¥759,000(税込)。輸入欧州ブランドと同等か、やや高い価格帯です。この価格の内訳には次のものが含まれています:

  • ダクタイル鋳鉄(ねずみ鋳鉄より原材料コストが高い)
  • Bell Cast一体成型(複数パーツの組み合わせより精密・複雑な型が必要)
  • 岡本工業による岐阜での全量国内生産(製造コストが中国製より高い)
  • ツイン触媒(消耗品だが、高い燃焼効率のために必要なコスト)

比較対象として、中国製の廉価版「鋳鉄薪ストーブ」は15〜30万円台で市場にあります。素材・構造・精度が全く異なります。「同じ鋳鉄ストーブ」と比較するのは、軽自動車とドイツ車を「同じ車」として比較するのと似た話です。

見た目では分かりません。違いは素材の内部構造にあります。

ふつうの鋳鉄(グレー鋳鉄・ねずみ鋳鉄)は、炭素が「薄片状の黒鉛」として分散しています。この薄片の先端が割れの起点(亀裂発生点)になります。

ダクタイル鋳鉄は、炭素が「球状の黒鉛」として分散しています。球に先端はないため、割れの起点になりにくい。これがJIS G 5502(球状黒鉛鋳鉄品)で規定される引張強さ約400〜900MPa、伸び率10%以上という高い値の理由です。ふつうの鋳鉄の引張強さは100〜350MPa、伸びの規定はありません。

確認する方法:製品仕様書に「ダクタイル鋳鉄」「球状黒鉛鋳鉄」「FCD(JIS記号)」という表記があるか確認してください。

技術的には針葉樹のみでも燃やせます。ただし広葉樹との混合を推奨します。

AGNIの3次燃焼(クリーンバーン+ツイン触媒)は、含水率20%以下に乾燥した針葉樹を完全燃焼できる設計です。純粋な針葉樹のみで使用しても、適切な焚き方をすれば煙突へのタール蓄積は最小限に抑えられます。

ただし現実的な観点から広葉樹との混合を推奨する理由:

  • 針葉樹は密度が低く、広葉樹より燃焼が速い。同じ重量でも燃焼時間が短くなる。
  • 真冬の長時間燃焼(夜〜朝)には、ゆっくり燃える広葉樹の方が適している。
  • 混合することで燃焼バランスが安定し、温度コントロールが楽になる。

目安として、針葉樹7:広葉樹3〜針葉樹5:広葉樹5の割合が実用的です。岩手では、カラマツ(針葉樹)+ナラ(広葉樹)の組み合わせが最も入手しやすく、コスト効率も良好です。

Bell Cast(ベルキャスト)とは、炉の内部構造を継ぎ目なく一体で鋳造した構造のことです。梵鐘(Bell)の一体鋳造技術(Cast)をストーブに応用したことを意味します。

一般的な薪ストーブの炉は、複数のパーツを組み合わせて炉を形成します。パーツとパーツの継ぎ目は、使用を重ねるうちにわずかに開いてきます。この隙間から空気が入ることで、空気量のコントロール精度が落ちます。

Bell Castの一体構造には継ぎ目がありません。空気の流入経路は設計された穴のみ。これが「空気コントロールの精度」を飛躍的に高め、針葉樹の樹脂分まで燃やし切る高温燃焼を可能にします。

難しさ:Bell Cast構造は複雑な三次元形状を一体で鋳造するため、型の設計・製造が非常に難しい。岡本工業の464年の精密鋳造技術があって初めて実現した構造です。

交換目安:5〜10年(使用頻度・薪の質による)。費用:2〜5万円程度。

AGNIはツイン触媒(2つの触媒コンバーター)を搭載しています。触媒は消耗品で、使用を重ねると触媒活性が低下します。

交換のサイン:① 以前より煙が増えた、② 同じ薪量で温まりにくくなった、③ ガラスが汚れやすくなった。

触媒を長持ちさせるコツ:乾燥薪(含水率20%以下)を使うことが最重要です。湿薪は触媒にタールを付着させ、詰まりの原因になります。また、低温でくすぶらせる焚き方も触媒を傷めます。

D'STYLEでは触媒の点検・交換を承っています。年1回の煙突清掃のタイミングで触媒の状態確認も行います。

正直に比較します。

AGNIの方が優れている点:

  • 針葉樹(スギ・カラマツ・ヒノキ)への対応 — 欧州ブランドの多くは推奨しない
  • 素材:ダクタイル鋳鉄 — 欧州ブランドはほぼグレー鋳鉄(割れにくさで差あり)
  • 部品調達:国内メーカーのため長期安定 — 欧州ブランドは代理店撤退リスクあり
  • 燃焼効率:85.7%(欧州認証)— 欧州一流ブランドと同等または上回る

欧州ブランドの方が優れている点:

  • デザインの多様性:ヨツールのアート鋳鉄・Hetaの北欧ミニマルなど豊富
  • 蓄熱能力:Hearthstone(ソープストーン)・Tulikivi(滑石)は保温時間が長い
  • ブランドの歴史・世界的知名度
  • カラーバリエーション(エナメル多色)

結論:針葉樹が豊富な岩手・東北の環境で主暖房として使うなら、AGNIは最も実用的な選択肢のひとつです。デザインや蓄熱時間を重視するなら欧州ブランドも検討価値があります。

ほとんどの場合、AGNI-Cが最適解です。

3モデルの比較:

  • AGNI-C(¥759,000税込):最大出力11,520 kcal/h、薪最大55cm、240kg、広い天板。25〜40坪のLDK中心暖房、天板料理を楽しみたい方、薪を長く入れたい方。最も汎用性が高く、岩手のほとんどの住宅に適合します。
  • AGNI-CC(¥657,800税込):最大出力8,640 kcal/h、コンパクト。20〜30坪の住宅、コストを抑えたい方。機能は同じ、サイズが小さい。
  • AGNI-HUTTE(¥506,000税込):縦型デザイン、最小フットプリント、最大出力7,000 kcal/h。間口が狭い設置場所、薪を立てて入れる特徴的な縦型燃焼室。デザイン的にも個性的。グッドデザイン賞ベスト100受賞モデル。

設置スペースに制約がなく、岩手の25坪以上の家であれば、まずAGNI-Cを候補にしてください。D'STYLEでは現地調査の上、最適モデルをご提案します。

グッドデザイン賞は、日本最大の公的デザイン評価制度です。公益財団法人日本デザイン振興会が主催し、製品・建築・システム・活動など幅広い分野を対象に毎年審査します。

2016年、AGNI-HUTTEがグッドデザイン賞ベスト100に選出され、同時に「ものづくりデザイン賞」も受賞しました。ものづくりデザイン賞は「素材・製法・製造プロセスそのものがデザインされている」製品に贈られる特別賞で、AGNIが受賞できた理由は:

  • 464年の伝統鋳造技術(岡本工業の歴史)がデザインの根拠にある
  • ダクタイル鋳鉄という素材選択が機能と美を統合している
  • 日本の森林問題(針葉樹の活用)という社会課題への解答になっている

単に「見た目がきれい」なだけでなく、「作ること自体の意味」が評価されました。

Fuel & Care ─ 買ったあとも、ずっと。

薪で焚く火は、「薪」と「手入れ」まで、
まるごと当社の仕事です。

人が生きるのに衣食住が欠かせないように、薪ストーブにも薪サウナにも、「薪という燃料」と「メンテナンス」は必ずついてきます。売って終わりの店では、そこで行き詰まる。D'STYLEは、この2つを自社で持っているから、火のある暮らしを、買ったその先まで支え続けられます。ここが、当社の強みです。

薪も、掃除も、修理も、ぜんぶ一社で。だから、"売ったあとまで面倒を見られる店"で選んでください。

Contact / 店舗・アクセス

まずは、焚いている火を
見にいらしてください。

AGNIの暖かさは、写真では伝わりません。ショールームで火にあたって、お住まいの間取りと断熱に合う一台を一緒に決めましょう。盛岡・岩手県全域・秋田・青森、現地調査とご相談は無料です。

019-681-2477 9:00〜17:00/定休日:毎週水曜日・大型連休・年末年始
アクセス
国道4号線沿い/滝沢中央スマートICから車で約10分

ATK指数 ─ AGNI 3機種の暖かさの質

暖かさの質

いずれも 77 ATK

メーカーが暖房のめやすを公表していないため、適正坪数はお出しできません

AGNI-C定格 10.2kW(最大13.4kW×0.76)・重量240kg・燃焼効率85.7%・鋳鉄単体77 ATK適正坪はお出しできません
AGNI-CC定格 7.6kW(最大10.0kW×0.76)・重量200kg・燃焼効率85.5%・鋳鉄単体77 ATK適正坪はお出しできません
AGNI-HUTTE定格 6.2kW(最大8.1kW×0.76)・重量140kg・燃焼効率81.1%・鋳鉄単体77 ATK適正坪はお出しできません
※ AGNIは3機種とも一体成型の鋳鉄。大きさは違っても、熱の伝わり方は同じ思想でつくられています。最後は必ず現地調査でご提案します。
計算式の全文・全機種の比較はこちら →  /  暖かさ以外の性格は、15の物差しで →

薪ストーブ・サウナ・ペレットの対応エリア岩手県・青森県・秋田県の全域と、宮城県・山形県の一部エリアに対応しています(県名をタップで市町村一覧)。

岩手県全域+
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まず、火にあたりに来てください。

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パーツと資料の目録
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