奥州の話 鉄瓶とエグネと、冬の火
奥州市は、2006年に水沢市・江刺市・前沢町・胆沢町・衣川村が一つになってできた市です。人口は県内で盛岡に次ぐ2番目(2020年国勢調査)。市の真ん中を北上川が流れ、西には胆沢川がつくった大きな扇状地が広がります。
水沢は鋳物の町です。平安の終わりに、藤原清衡が近江から鋳物師を招いたのが始まりといわれ、いまも南部鉄器の鉄瓶が作られています。鋳物は市の大事な産業の一つで、鋳物の技を伝える市の施設もあります。
胆沢の扇状地では、田んぼの中に家が一軒ずつ離れて建つ「散居」の景色が見られます。家のまわりには、冬の北風をやわらげる屋敷林「エグネ」と、薪を積み上げた「キヅマ」。市の景観計画にも、この地域らしい眺めとして書かれています。薪で冬を越す暮らしが、景色になって残っている町です。
江刺の旧後藤家住宅は、半分が広い土間の伊達藩の農家(国の重要文化財)。水沢では毎年4月、江戸の大火を見た城主が火の用心を説いたのが始まりとされる日高火防祭が開かれます。前沢牛・江刺牛、袋をかけずに育てる江刺りんご、岩谷堂箪笥も、奥州の名物です。
新幹線で盛岡まで最速27分。働く場の多い町
水沢江刺駅から盛岡までは、新幹線で最速27分。車なら東北道の水沢ICから盛岡ICまで約40分です。市に住んで働く人の約8割が市の中で働き、市の外では北上や金ケ崎へ通う人が多い町です(2020年国勢調査)。
家の85%が一戸建てで、持ち家のうち3割を超える家が1981年より前に建てられています(住宅・土地統計調査)。子どもの医療費は、18歳になった後の最初の3月末まで、保険の自己負担分を全額助成(所得制限なし)。固定資産税は1.50%で、都市計画税はありません。
市の案内では「東北の中では比較的雪が少ない」とされていますが、冷え込みは厳しく、胆沢の若柳では2021年1月9日に−19.9℃を記録しました。西の山側ほど雪は多く、胆沢の石淵では2021年度に185cm積もっています。
エグネに守られた家で、キヅマの薪を少しずつ運んで火を絶やさない。そんな冬の過ごし方は、いまの家でも続けられます。
いまの奥州の家と、合うストーブ
奥州で伺う家は、大きく2つに分かれます。
奥州にも伺っています
D'STYLEの厨川ショールームから奥州の市役所までは、東北道を使って80kmほどです。火の調子が悪い、煙が戻る、煙突から音がする。そんな小さな相談でもかまいません。
奥州ではこれまで、薪ストーブとペレットストーブの設置、煙突のカバーの取り付け、煙突掃除を手がけてきました。工事は社員の手で行い、現場に関わる者はJFSA認定技術者の資格を持っています。
ペレットストーブの設置も奥州へ伺います。家庭用サウナの設置は、当社のサウナ専門サイトハルビア岩手(奥州市のサウナ設置)でご案内しています。
出典:奥州市「市の概要」(成り立ち・地形・人口)/奥州市「南部鉄器」/奥州市「鋳物技術交流センター」/奥州市 景観計画(散居・エグネ・キヅマ)/奥州市「旧後藤家住宅」/奥州市「日高火防祭」/奥州市「前沢牛・江刺牛」/奥州市「江刺りんご」/奥州市「岩谷堂箪笥」/奥州市「アクセス」(新幹線・車)/奥州市統計書(通勤)/奥州市 耐震改修促進計画(一戸建て・1981年より前の住宅)/奥州市「子どもの医療費助成」/奥州市「固定資産税」/奥州市「暮らしのQ&A」(雪)/気象庁 観測史上の記録(若柳)/奥州市統計書(最深積雪)
奥州市での、これまでの仕事
奥州市では、これまでに52軒のお宅で、113件の仕事を受け持ってきました(2015年〜2026年・社内の記録より)。写真を載せていない仕事も、ここに数えています。
内わけ:設置 36件、入れ替え 1件、メンテナンス 48件、煙突掃除 14件、修理・部品交換 10件、薪の配達 1件、サウナの設置 1件、そのほかの工事 2件
薪ストーブ 26軒、ペレットストーブ 12軒のお宅に伺っています(機種が分かっているお宅)。
伺っているお宅の主な機種:オーロラ・ドブレ・ダッチウエスト・ハースストーン・アグニ・ヨツール
- 2026年10月 修理・部品交換
- 2026年10月 メンテナンス
- 2026年10月 ペレットストーブの設置(ウォームアーツ SS-10)
- 2026年10月 薪ストーブのメンテナンス(ダッチウエスト FA249エンライトラージ)
- 2026年9月 薪ストーブのメンテナンス(ヨツール F500SE)
- 2026年8月 ペレットストーブの煙突掃除(オーロラ ミディアム)
- 2026年7月 薪ストーブの煙突掃除(ヨツール F400SE)
- 2026年7月 そのほかの工事
奥州市へは、いつでも伺います。煙突掃除や点検は、煙突の中の火事を防ぐいちばんの近道です。気になることがあれば、ご相談ください。
奥州市の施工事例
奥州市で実際に行った工事です。写真と、現場で決めたことを書いています。
奥州市で選ばれている機種
当社の設置・メンテナンス台帳から、奥州市のお客様が使っている機種の一部です。古い機種も、部品が続く限り整備を続けています。
機種選びは家の断熱と広さで変わります。ATK指数で、暖かさの質を数字で比べられます。
奥州市までの道のりと、出張費
盛岡の厨川ショールームから奥州市までは約80kmです。メンテナンスの出張費は¥9,700〜¥16,000(税込)で、郵便番号ごとの額はメンテナンスのページで引けます。
奥州市は省エネ基準の「4地域」です(薪ストーブと省エネ基準)。壁や天井との間は離隔距離と内装制限、煙突の囲いは煙突の囲いと壁貫通部、制度は岩手県の補助金まとめ、薪は薪の販売・配達へ。
よくある質問
奥州市まで来てもらえますか?
はい。盛岡の厨川ショールームから約80kmです。設置工事もメンテナンスも、社員が伺います。
奥州市でメンテナンスを頼むと、出張費はいくらですか?
¥9,700〜¥16,000(税込)です。10kmあたり¥1,500で、郵便番号ごとに実際の道のりを測って決めています。


















































