灯油の値段を、
もう気にしない冬へ。
秋田県は、灯油の消費量が全国でもトップクラスの土地です。毎年冬が来るたびに、燃料費の請求書を見てため息をつく。薪ストーブは、その構図を根っこから変えます。盛岡のD'STYLEが、秋田県全25市町村へ。設置から煙突掃除、薪の供給まで一貫して。
秋田は、日本有数の「灯油の国」です。
その秋田で、薪ストーブの話をします。
総務省の家計調査で、秋田市の世帯あたり灯油支出額は毎年全国上位に入ります。冬が長く、家が広く、暖房なしでは暮らせない土地。だから、燃料の選択肢を灯油だけに頼らない考え方があります。薪ストーブは、自分の手で燃料を用意できる暖房です。原油の値段に振られず、停電しても動き、家を芯から暖める。灯油をやめる必要はありません。灯油と薪を併用するだけで、冬の構図は変わります。
秋田にも通い続けてきた、二十年の数字。
秋田には、
薪ストーブの「かかりつけ」が少ない。
秋田県内で、薪ストーブの設置から煙突掃除、分解整備、薪の供給まで一貫して対応できる専門店は限られます。設置してくれた店が県外にあって、毎年の煙突掃除を頼みにくい。店が廃業して、相談先がなくなった。そういう声を、鹿角で、大仙で、秋田市で聞いてきました。
私たちの拠点は、盛岡市と八幡平市です。八幡平の薪の製造拠点は鹿角市の手前にあり、鹿角や大館は「八幡平の先」という感覚で走っています。秋田自動車道で横手・大仙・秋田市へ、国道46号で仙岩峠を越えて角館へ。煙突の部材もガスケットも触媒も全部積んで出ますので、一度の訪問で作業を完了させます。
D'STYLE ─ 盛岡市厨川3丁目12-44/薪の拠点:盛岡市・八幡平市
秋田は、岩手の端より近い。
盛岡から陸前高田市(岩手県南端)まで約143km・2時間5分。この距離を毎日走っている会社です。秋田県の多くの市町村は、その距離よりも近い場所にあります。下の表は、盛岡市のショールームを起点にした車での片道の目安です。
| 市町村 | 片道の目安 | 距離 | 主なルート・ひとこと |
|---|---|---|---|
| 【参考】岩手県 陸前高田市 | 約2時間5分 | 143km | 東北道→三陸沿岸道路。同じ県内でも南の端まではこのくらいかかります。この距離を毎週走っている会社です。 |
| 鹿角市(花輪) | 約1時間 | 80km | 東北自動車道を北へ。八幡平の薪の拠点からは30分。いちばん近い秋田です。 |
| 小坂町 | 約1時間10分 | 90km | 東北道。鹿角のすぐ先。十和田湖に近い。 |
| 仙北市(角館・田沢湖) | 約1時間20分 | 70km | 国道46号。仙岩峠を越えれば角館。田沢湖なら約1時間。 |
| 大館市 | 約1時間30分 | 112km | 東北自動車道。秋田杉の産地のひとつ。鹿角と合わせて一日で回れます。 |
| 横手市 | 約1時間30分 | 122km | 東北道→秋田自動車道。日本有数の豪雪地。積雪量200cmを超える冬があります。 |
| 湯沢市 | 約1時間35分 | 133km | 東北道→秋田自動車道。横手盆地の南端。雪の深さを前提に煙突を組みます。 |
| 大仙市(大曲) | 約1時間45分 | 95km | 国道46号→国道13号。花火のまちへ。大曲地区に複数の実績があります。 |
| 北秋田市(鷹巣) | 約1時間50分 | 140km | 東北道→秋田内陸線沿い。マタギの里の手前まで。 |
| 美郷町 | 約1時間50分 | 100km | 横手と大仙のあいだ。六郷の湧水群で知られるまち。 |
| 秋田市 | 約2時間10分 | 128km | 国道46号→秋田自動車道。朝に出れば午前中に着いて、午後いっぱい作業できます。 |
| 能代市 | 約2時間10分 | 173km | 東北自動車道→日本海沿岸東北道。天然秋田杉のふるさと。 |
| 男鹿市 | 約2時間20分 | 160km | 秋田自動車道→男鹿街道。なまはげの半島は、日本海の風が直に当たります。 |
| 由利本荘市 | 約2時間25分 | 183km | 東北道→秋田自動車道。鳥海山のふもと。 |
| にかほ市 | 約2時間40分 | 200km | 秋田自動車道の先。鳥海山と日本海に挟まれた風の通り道。 |
→ 横に動かすと、続きが見えます
※ Googleマップで実測した、高速道路を利用する通常期の目安です。積雪期・道路状況により変わります。※ 表にない市町村(潟上市・八峰町・藤里町・三種町・五城目町・八郎潟町・井川町・羽後町・上小阿仁村・大潟村・東成瀬村)を含む秋田県全25市町村に対応しています。お電話いただければ、その場でお答えします。
ひとつ、目安を。岩手県内を北から南へ走ると、洋野町から一関市の須川高原まで305km・約4時間45分かかります。当社は岩手県全域を毎週回っている会社です。この表に載っている秋田の行き先のほとんどは、その距離より近い場所にあります。
日本海側の雪、内陸の底冷え、
秋田だから効く理由がある。
横手市は全国の県庁所在地・主要都市の中で最も積雪が多い都市のひとつで、累計降雪量は年平均600cmを超えます。日本海側の秋田市は湿った雪と鉛色の空。鹿角・大館の内陸は放射冷却で朝の冷え込みが厳しい。同じ秋田県でも冬の顔は全く違いますが、共通しているのは、冬が長くて暖房費がかさむこと。そこに薪ストーブが入る意味があります。
秋田市・能代の冬は、水分を含んだ雪が降り続く。
日本海からの季節風が奥羽山脈にぶつかり、沿岸部に大量の水分を落とします。秋田市の年間降雪量は約370cm。東京の人が想像する「パウダースノー」とは違う、重くて湿った雪です。この雪が屋根に積もり、家をじわじわと冷やす。薪ストーブの輻射熱は壁も床も暖めるため、エアコンのように「空気だけ暖かくて足元が冷える」状態になりにくい。家全体の底上げに効きます。
横手の年間累計降雪量は600cmを超える。
横手市は全国トップクラスの豪雪都市です。積雪深が200cmに達する冬もあり、かまくら祭りの雪室はその象徴。この量の雪が屋根に乗りますから、煙突の位置・高さ・支持方法は横手盆地専用の計算が要ります。落雪の方向、雪止めとの干渉、煙突トップへの着雪。平場の教科書通りには組めない土地を、経験で組みます。湯沢市・東成瀬村・羽後町も同様です。
鹿角・大館の朝、外気温は−10℃を下回ることがある。
奥羽山脈の東斜面にあたる鹿角市・大館市は、盆地特有の放射冷却で冷え込みます。1月の最低気温の平年値は鹿角で−7.4℃。200kgを超える鋳物が蓄えた熱は、火を落としたあとも数時間かけて放熱を続けます。朝起きたとき、まだストーブが温い。この余熱が底冷えの朝を変えます。
燃料費を、外の相場だけに預けない。
秋田県は一世帯あたりの灯油支出額が全国トップクラス。灯油は便利ですが、価格はこちらの都合では決まりません。薪は、自分で作ることも、買うこともできる燃料です。灯油をゼロにする必要はなく、薪との併用で冬の出費構造を分散させる。その選択肢が、薪ストーブです。
杉は焚ける。乾かせば、立派な薪になる。
秋田県は天然杉の三大美林のひとつ。山に入れば杉材が手に入ります。「杉は薪ストーブで焚いてよいのか」という質問を多くいただきますが、答えは「焚けます」。ただし、割ってから一年以上乾燥させること。乾いた杉は焚き付けと火の立ち上げに優秀で、そのあとナラやクリなどの広葉樹で持続させるのが実用的な焚き方です。
男鹿・にかほの日本海の風に、煙突で応える。
男鹿半島やにかほ市の沿岸部は、冬に北西の季節風が直撃します。風速10m/sを超える日が続くと、煙突のドラフト(上昇気流)が乱され、煙の逆流や着火不良につながります。煙突トップの選定、高さの確保、支線の固定方法。日本海の風を前提にした煙突設計を、現地調査で詰めます。
秋田県で、実際にした仕事。
鹿角、仙北、大仙、秋田市。県名を書くだけなら誰でもできます。ここに並ぶのは、秋田県内で実際にうかがい、手を入れてきた現場です。

鹿角市に、ヨツール F400 を設置しました。
部屋の角に赤茶のレンガで炉壁を組み、アーチ窓の黒い鋳物ストーブを据えました。煙突は天井へまっすぐ一本。
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仙北市の居間に、薪ストーブを設置しました。
焦げ茶の格子に磨りガラスをはめた間仕切りを背に、黒い鋳物のストーブ。炉台は明るい色のタイルです。
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鹿角市で、ハースストーン ヘリテイジのメンテナンスをしました。
ソープストーン(滑石)が蓄熱する一台。煙突内部の清掃と、扉ガラス・炉内の点検を。鹿角は盛岡から約1時間。
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鹿角市湯瀬で、ヨツール F500 のメンテナンスをしました。
養生を敷き、分解し、すすを落として組み上げる。ノルウェーの定番機を、次のシーズンへ。
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鹿角市で、ドブレ 640WD のメンテナンスをしました。
毎年うかがっている一台の恒例のすす落とし。同じお宅に毎年通えること。それが遠方対応の証しです。
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大仙市で、デファイアントのメンテナンスをしました。
大型の鋳物ストーブの分解整備。県南のお宅にも、盛岡から仙岩峠を越えて出張します。
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大仙市大曲で、デファイアントの触媒清掃をしました。
触媒の目詰まりは燃焼効率を落とします。丁寧に落として、本来の焚き味を取り戻しました。
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秋田市で、薪ストーブのメンテナンスをしました。
県都・秋田市のお宅にも分解整備と点検にうかがっています。日本海側の湿気と風を前提に煙突まわりも確認。
この事例を見る →秋田の家に合う一台を、21ブランドから。
秋田の住まいは広い。LDKに続き間の和室、吹き抜けのある新築。暖める空間の広さ、断熱性能、煙突ルート、そして「どう暮らしたいか」。そこから機種を絞ります。在庫を押し込む必要がないので、本当に合う一台を提案します。
デンマークのヒタは、クリーンバーンで暖房効率79〜86%。最大出力のロギは4.0〜14.0kWで、秋田の広い住まいにも余裕で届きます。1853年創業のノルウェー・ヨツールは、鋳物の質感と170年の実績。ベルギーのドブレは、鹿角のお宅でも長年焚かれている信頼の一台。ハースストーンのソープストーン(滑石)は、火を落としたあとも6〜8時間じんわり熱を放つ蓄熱型。内陸の底冷えが厳しい夜に、この余熱が効きます。国産のアグニは、日本の住宅事情を知り尽くした設計です。
これに加えて、バーモントキャスティングス、コンツーラ、モルソー、ライス、スキャン、ストバックス、アストロフラム、ネスターマーティン、アンヴィクタ、ヘルゴン、ネクター、レダ、トゥリキビ、ホクスター、ハーゼ、ラ・カステラモンテ、デ・マンニコア、プリムソル。合計21ブランドを扱っています。選択肢が多いということは、「うちの在庫を売る」必要がないということ。
盛岡から秋田道で2時間台。
一度の訪問で、完結させます。
遠方対応を前提にした段取りでお応えします。部材は全部積んで出る。工程を一日に収める。何度も往復しないから、結果としていちばん早い。
ご相談・お問い合わせ
お電話、フォーム、LINEから。図面や間取り、お住まいの写真を送っていただければ、かなりの部分をその時点でお答えできます。盛岡のショールームにお越しいただければ、実機を前にお話しします。
現地調査(秋田へ出張)
お宅にうかがい、屋根形状、雪の落ち方、煙突ルート、床の耐荷重、離隔距離を確認。秋田では屋根の積雪量が煙突設計を左右しますので、ここにいちばん時間をかけます。
ご提案・お見積り
機種、煙突部材、炉台・炉壁、工事費まで一式で。秋田県内で使える補助金の有無も合わせて確認します。
設置工事
屋根貫通、煙突組み上げ、本体据付。部材はすべて積んで出ますので、その日のうちに完了。近隣のお宅をまとめてうかがう日程に合わせられれば、効率的です。
火入れと、毎年の点検
初回の焚き方と秋田杉の使い方をお伝えして、慣らし焚きへ。翌シーズン以降も、煙突掃除と分解整備でうかがいます。秋田に通い続けること。それが仕事です。
Fuel & Care ─ 灯油に頼らない冬の、もうひとつの柱
薪の製造から、煙突掃除まで。
全部、一社で完結します。
薪ストーブを入れた翌年にいちばん多い困りごとは、「薪が足りない」と「煙突掃除を誰に頼めばいいか分からない」の2つです。秋田杉は手に入りやすい反面、乾燥が甘いまま焚くと煙突を汚します。薪の品質管理とメンテナンスまで含めて、一社で受けられること。売って終わりにしない。
薪を、切らさない。
盛岡市と八幡平市、2か所で薪を製造・販売しています。八幡平の拠点は鹿角・大館へ向かう道の途中にあります。ナラ、クリ、サクラ。広葉樹を割って、積んで、風を通して一年から二年。ストーブが他社の一台でも、薪だけのご購入でも、歓迎です。
薪の販売・配達を見る →煙突掃除・点検・修理まで。
すすの堆積は、煙道火災につながります。秋田杉のような針葉樹を多く焚くお宅では、年に一度の掃除が欠かせません。ストーブ本体の分解整備、ガスケット交換、触媒清掃、バッフル点検。他社で入れた一台も、もう廃業してしまったお店の一台も、承ります。
メンテナンス・煙突掃除を見る →薪も、掃除も、修理も、ぜんぶ一社で。買ったあとのことまで面倒を見られる店を、選んでください。
鍋が煮えている。
外は、吹雪。
秋田の冬は、十一月の初雪から四月の根雪が消えるまで、五か月以上続きます。日本海側は鉛色の空が何日も続き、日照時間は全国でもっとも短い部類に入る。その長い灰色の季節に、家の中心に火がある暮らしを想像してください。
天板の上できりたんぽ鍋がことこと煮えている。窓の外では雪が横に流れている。子どもが薪を一本、自分で運んでくる。灯油のファンヒーターでは生まれない時間が、そこにはあります。暖房費を減らすために入れた薪ストーブが、いつのまにか冬をいちばん好きな季節に変えていた。秋田のお宅で、何度も聞いた話です。
秋田の長い冬を、人生でいちばん好きな季節に。盛岡のショールームで、
火を見てください。
盛岡のショールームには、実際に燃えている薪ストーブがあります。秋田市から約2時間10分、鹿角市なら約1時間。写真では分からない、扉を開けたときの輻射の厚みを体で感じてください。足を運べない方には、こちらからうかがいます。
- アクセス
- 岩手県盛岡市厨川3丁目12-44/国道4号線沿い・滝沢中央スマートICから車で約10分
市町村ごとの、1月の冷え込み。
同じ秋田県でも、海沿いと盆地、山あいで冬の厳しさは大きく違います。にかほ(象潟)の1月の日最低気温の平均は-0.2℃、鹿角は-7.1℃。7℃近い差があり、必要なストーブの出力も煙突の備えも変わります。
出典:気象庁 平年値(1991〜2020年)。町内にアメダスがない町は、近くの地点を(参考)として載せています。特別豪雪地帯は東北厚生局の一覧による。秋田県は全域が豪雪地帯です。
秋田県の市町村の補助金(2026年10月確認)。
各市町村の公式ページで確かめた結果です。秋田市の制度は2025年度で終わり、大館市・羽後町はペレットストーブのみが対象です。ここにない市町村は、2026年10月の時点で独自の制度を確認できていません。秋田県の住宅向けの県制度も見つかっていません。
多くの制度は購入・着工の前の申請が条件です。年度の途中で変わることがあるので、申請前に必ず市町村へご確認ください。東成瀬村にも制度の案内がありますが、内容は確認できていません。全体は補助金まとめ。
よくある、ご質問。
Q. 灯油暖房から薪ストーブに切り替えると、暖房費はどう変わりますか。
Q. 秋田の雪で煙突が壊れたり、詰まったりしませんか。
Q. 秋田杉は薪として焚いても大丈夫ですか。
Q. 秋田県まで来てもらう場合、出張費はかかりますか。
Q. 他社で設置した薪ストーブの修理やメンテナンスもお願いできますか。
Q. 新築に合わせて薪ストーブを入れたいのですが、秋田の工務店との打ち合わせにも来てもらえますか。
Q. 秋田県内でも、薪ストーブの補助金は使えますか。
Q. 秋田県で、いま使える薪ストーブ・ペレットストーブの補助金はありますか?
Q. 秋田県でいちばん冷え込むのはどこですか?
Q. 海沿いの家と、雪の多い内陸の家で、煙突は変わりますか?
Q. 鹿角や小坂で、地元の薪は手に入りますか?
選ぶ前に、読んでおくと迷いません
値段のことも、面倒なところも、先に出しておきます。読んだうえでご相談いただいた方が、話が早く進みます。
秋田県のほか、東北全域に対応しています岩手県・青森県の全域と、宮城県・山形県の一部エリアにも。
岩手県全域(地元)+
青森県全域+
宮城県県北〜仙台・名取+
山形県最上・村山を中心に+
まず、火にあたりに来てください。
写真ではわからないことが、いくつもあります。熱の届き方、はぜる音、部屋のにおい。盛岡・国道4号線沿いのショールームで、実際に焚いています。ご相談は無料です。
岩手県・青森県・秋田県の全域と、宮城県・山形県の一部エリアへ伺います。
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