大鰐の話 湯けむりと、もやしと、阿闍羅山
大鰐は、青森県の津軽地方の南の端にある町です。南は秋田県、北西は弘前市、北と南東は平川市に接しています。明治の町村のまとめ直しで大鰐村・蔵館村・石川村ができ、大鰐村は1923年4月1日に大鰐町になりました。1954年7月1日に大鰐町と蔵館町が一つになり、1964年4月には八幡館・森山・鯖石の集落を迎えて、いまの町の形になったと町の計画に書かれています。
「大鰐」という名前には、長い話があります。昔、大きな阿弥陀様の像があったことから「大阿弥」と呼ばれ、それが「おおあに」と変わり、津軽を治めた大浦為信のころから「大鰐」と書くようになったと町は伝えています。大きな山椒魚が棲んでいたという言い伝えもあるそうです。
町の名前のもとになった仏様は、いまも蔵館の大円寺にあり、津軽では「大鰐の大日様」と呼ばれてきました。じつは阿弥陀如来の坐像で、鎌倉時代前半の作とされ、1920年に国の重要文化財になっています。町は、この像がヒバの木で彫られたと紹介しています。
温泉の話も、この仏様とつながっています。お寺を建てていた円智上人が病に倒れたとき、夢で「この地に温泉あり」と告げられ、湯につかって治ったといわれます。開湯から800年以上といわれ、町の計画では「津軽最古」の温泉としています。江戸時代には津軽三代藩主の信義が大鰐に御仮屋を建て、湯治に通いました。
そのころから、温泉の地熱で野菜を育てるようになり、冬でも青物が食べられる土地として評判になったそうです。いまも続く「大鰐温泉もやし」は、温泉の熱だけで土を温め、洗うのも仕上げるのも温泉の湯だけを使います。350年以上前から作られてきたといわれ、豆もやしの種は「小八豆」という地元の大豆で、町の外には出さないものです。ワラで束ねてあるのが目印です。
町の南は奥羽山脈の北の端で、700〜900mの山が並びます。そのうちの阿闍羅山には大鰐温泉スキー場があり、町は「いで湯とスキーの町」と呼ばれてきました。秋田県境の山の上には、高さ24mの大岩「石の塔」があります。「石の塔を見ないうちは大きなことは言えない」という言い伝えから、6月には万国ホラ吹き大会が開かれます。5月の茶臼山公園は、1万5000本をこえるツツジで山が染まり、8月のはじめには大鰐温泉ねぷたまつりで町内の団体がねぷたを引きます。早瀬野の木炭展示館では、薪割りから始まる炭焼きの体験もできます。
弘前の隣で、温泉の町に暮らす
2025年の国勢調査で、町の人口は7,601人、世帯は3,035でした。5年で12.3%減っています。65歳以上の人は46.7%、平均年齢は58.2歳です。65歳以上の一人暮らしは654世帯、三世代で暮らす家は353世帯あります。
町の中を東北自動車道が通り、大鰐弘前インターがあります。弘前市までは国道7号で約12km。鉄道はJR奥羽本線の大鰐温泉駅から弘前駅まで約10分、弘南鉄道大鰐線でも弘前の中心へつながっています。町の計画にも、弘前へ通勤・通学する人や買い物に行く人が多く、医療や教育も弘前に頼るところが大きいと書かれています。役場は大鰐温泉駅から歩いて5分ほどです。
住宅地の公示地価の平均は坪2.7万円ほど(2026年)で、隣の弘前市の平均(坪8.7万円ほど)の3分の1ほどです。固定資産税の税率は、国の標準と同じ1.4%です。町には、移り住む人や子育て中の家が家を新しく建てたり、買ったり、直したりするときの補助の制度があります。工事の前や売買の契約の前に申し込む決まりです。
子育てでは、0歳から18歳になった年度の終わりまで、保険診療の自己負担分を町が助成しています。県内の病院なら、受給資格証を見せれば窓口での支払いはありません。
町内の気象庁の観測所「大鰐」は雨の量だけを測っているので、気温と雪は、すぐ隣の平川市にある碇ケ関の観測所の平年値でお伝えします。1月の日最低気温の平均は-6.9℃、2月の最深積雪の平年値は91cmです。町は三方を山に囲まれた盆地のような土地で、寒暖の差が大きく、冬は北西の季節風が吹くと町の計画にあります。町の面積の約7割が山林で、スギの林が使いごろを迎えています。温泉の町の冬を、乾いた薪の火がやわらかく温めてくれます。
大鰐の家と、それぞれに合うストーブ
大鰐で伺う家は、おおまかに2つに分けられます。
大鰐へは、盛岡から約135km
D'STYLEの厨川ショールームから大鰐までは約135km、東北自動車道で町の中の大鰐弘前インターまで来られます。調べに伺った者がそのまま工事をし、毎年の掃除と点検も引き受けます。メンテナンスの出張費は、場所によって¥19,100〜¥21,400です。
大鰐町での写真つきの事例は、まだ載せていません。青森県内では、三戸町で鋳物の薪ストーブを据えつけ、別のお宅で点検と掃除もしています。八戸市でも煙突掃除に伺いました。工事は社員が自分たちの手で行い、現場の者はJFSA認定技術者の資格を持っています。前に別の店で入れたストーブも、点検と掃除をお受けします。
家庭用サウナの設置工事も、薪ストーブと同じ社員がうかがいます。これまでのサウナの工事は、盛岡・雫石・奥州の施工事例に載せています。
家づくりの途中でも、建ってからでも大丈夫です。まずは家を見せてください。住む人の暮らし方を聞いて、合う機種と煙突の通し方をご提案します。
ペレットストーブの設置も大鰐へ伺います。家庭用サウナのくわしいご案内は、当社のサウナ専門サイトハルビア岩手(大鰐町のサウナ設置)にあります。
出典:大鰐町「大鰐町について」(位置・隣の市)/大鰐町「過疎地域持続的発展計画(令和8〜12年度)」(町の成り立ち・山・気候・交通・弘前とのつながり・山林)/大鰐町「大鰐町の由来」(地名・温泉・信義公・温泉もやし)/大鰐町「大円寺」/青森県「木造阿弥陀如来坐像」/大鰐町「大鰐温泉もやし」/大鰐町「石の塔」/大鰐町「茶臼山公園」/大鰐町「令和8年度大鰐温泉ねぷたまつり」/大鰐町「大鰐木炭」/e-Stat「令和7年国勢調査 市区町村別の主な結果」/大鰐町「固定資産税」/総務省「固定資産税」(標準税率1.4%)/大鰐町「移住・子育て住宅支援事業」/大鰐町「子ども医療費給付事業」/気象庁「青森県の観測地点」/気象庁「碇ケ関の平年値(1991〜2020年)」/地価は国土交通省の地価公示を集計した土地価格相場サイトの値(大鰐町・弘前市)
大鰐町の近くでの、これまでの仕事
となりの弘前市(1軒)のお宅へ、設置やメンテナンスで伺っています(社内の記録より)。
青森県全体では、これまでに19軒のお宅で、30件の仕事を受け持ってきました。
大鰐町へも、いつでも伺います。煙突掃除や点検は、煙突の中の火事を防ぐいちばんの近道です。気になることがあれば、ご相談ください。
大鰐町の近くの施工事例
大鰐町での写真つきの事例は、まだありません。青森県内のほかの町で当社が手がけた現場をご覧ください。写真はすべて当社が撮ったものです。
大鰐町までの道のりと、出張費
盛岡の厨川ショールームから大鰐町までは約135kmです。メンテナンスの出張費は¥19,100〜¥21,400(税込)で、郵便番号ごとの額はメンテナンスのページで引けます。
大鰐町は省エネ基準の「3地域」です(薪ストーブと省エネ基準)。壁や天井との間は離隔距離と内装制限、煙突の囲いは煙突の囲いと壁貫通部、制度は補助金のまとめ、薪は薪の販売・配達へ。
よくある質問
大鰐町まで来てもらえますか?
はい。盛岡の厨川ショールームから約135kmです。設置工事もメンテナンスも、社員が伺います。
大鰐町でメンテナンスを頼むと、出張費はいくらですか?
¥19,100〜¥21,400(税込)です。10kmあたり¥1,500で、郵便番号ごとに実際の道のりを測って決めています。



