板柳の話 岩木川の渡しと、りんご山笠と、平らな里
「板柳」という名前は、木から来ているといわれます。昔、岩木川の東の岸に、大きなイタヤ(カエデの仲間)とヤナギの木が並んでいて、その二つを合わせて「イタヤナギ」と呼ぶようになったと町は伝えています。
村が開かれたのは、文禄・慶長のころ(1592〜1615年)といわれます。弘前の城下に近く、岩木川でいちばんの港と、そこから北では一つだけの渡し場があったので、品物と人が集まる大きな町になりました。けれども1754年、藩から突然「商売差し止め」の命令が出て、明和の大地震にも遭い、町はしだいに静かになっていったと町は伝えています。1955年3月10日に板柳町・小阿弥村・畑岡村・沿川村が一つになり、いまの板柳町になりました。2020年には、町になって100年を迎えています。
川の港だったころの名残りは、神社にもあります。海童神社のはじまりは1593年、津軽の殿さまが兵糧を運ぶ船の置き場を開き、十三湊から日本海へ出る船の安全を祈って宮を建てたことだと伝わります。1702年に神輿が納められてから続く神輿渡御は、いまも神主が獅子頭を連れて氏子の家を一軒ずつ回り、豊作や無病息災を祈ります。どちらも町の文化財です。
板柳といえば、りんごです。青森県のりんごは、1875年に国からアメリカの苗木が3本配られたことから始まり、その翌年には板柳でも試しに植えられました。明治30年代にかけて育てる人が増え、いまのりんご作りの土台になったと町は伝えています。2002年には「りんごまるかじり条例」をつくり、町の資料はこれを日本で一つだけの条例としています。町の花はりんごの花、町の虫は受粉を助けるマメコバチです。1972年からは、アメリカ・ワシントン州のヤキマ市と姉妹都市です。
夏の祭りは、りんご灯まつりです。豊作を願う町の人の気持ちから生まれた祭りで、主役の「りんご山笠」に下がる提灯は、枝にたわわに実ったりんごを表しています。真夏の2日間、大太鼓に合わせて「ノレサ!ソレサ!」の掛け声が夜おそくまで響きます。昭和32年ごろに町で作られた盆踊り「どだればぢ踊り」や、虫を村の外へ追い払って豊作を祈る「五林平太刀振り」も、町の文化財として受け継がれています。
町は岩木川と十川にはさまれ、41.88km²のほとんどが平らな土地です。川が運んだ厚い土が、りんご畑と田んぼに向いた平野をつくりました。集落には古い木が多く残り、石野のハルニレは樹齢500年ほど、幹のまわりが6.68mあり、町は全国で3番目の巨木としています。十川の堤防沿いのトチノキは、実を薬や凶作の年の食べものに、幹は板にして使ってきたと伝わります。
りんご畑と田んぼのあいだで暮らす
2025年の国勢調査で、町の人口は11,518人、世帯は4,341でした。5年で9.3%減っています。65歳以上の人は40.7%、平均年齢は55.1歳です。65歳以上の一人暮らしは737世帯、三世代で暮らす家は550世帯あります。2020年の国勢調査では、働く人の37%ほどが農業などの第1次産業で、りんごと米の町らしい数字です。
町にはJR五能線の板柳駅があります。車なら弘前城まで30分ほどと、町は案内しています。町は津軽地方のまん中にあります。
住宅地の公示地価の平均は坪2.9万円ほど(2026年・調べた地点は5つ)で、弘前市の平均(坪8.7万円ほど)の3分の1ほどです。固定資産税の税率は、国の標準と同じ1.4%です。町の外から移り住んで一戸建てを建てたり買ったりする子育ての家には、かかったお金の6%(町内の業者と契約すれば7%)を、120万円(同140万円)まで町が補助します。町内に家を持った子育ての家には、家屋の固定資産税にあたる額を3年間補助する制度もあります。
子育てでは、2024年10月分から、町立の小学校・中学校の給食費を全額無償にしています。
町内に気象庁の観測所はないため、雪の量や風の強さを数字でお伝えすることはできません。平らな土地で、まわりはりんご畑と田んぼです。冬は畑を渡ってくる風がそのまま家に当たる場所もあります。家を見せていただくときに、その場所の雪の積もり方と風の向きをうかがって、ストーブと煙突を決めます。
町に近い気象庁の観測所の平年値(1991〜2020年)では、1月の朝の最低気温の平均が、五所川原で-4.2℃、弘前で-4.6℃です。
板柳の家と、それぞれに合うストーブ
板柳で伺う家は、おおまかに2つに分けられます。
板柳へは、盛岡から約160km
D'STYLEの厨川ショールームから板柳までは、実際に測った道のりで約160kmです。メンテナンスの出張費は、場所によって¥23,200〜¥24,500です。遠い町でも、調べに伺った者がそのまま工事をし、毎年の掃除と点検も引き受けます。
板柳町での写真つきの事例は、まだ載せていません。青森県内では、三戸町で鋳物の薪ストーブを据えつけ、別のお宅で点検と掃除もしています。八戸市でも煙突掃除に伺いました。工事は社員が自分たちの手で行い、現場の者はJFSA認定技術者の資格を持っています。前に別の店で入れたストーブも、点検と掃除をお受けします。
家庭用サウナの設置工事も、薪ストーブと同じ社員がうかがいます。これまでのサウナの工事は、盛岡・雫石・奥州の施工事例に載せています。
新しく建てる家でも、長く住んできた家に入れたいというご相談でも、かまいません。まずは家を見せてください。住む人の暮らし方を聞いて、合う機種と煙突の通し方をご提案します。
ペレットストーブの設置も板柳へ伺います。家庭用サウナのくわしいご案内は、当社のサウナ専門サイトハルビア岩手(板柳町のサウナ設置)にあります。
出典:板柳町「町の紹介」(地名・成り立ち・りんご・りんご灯まつり・町の木と花)/板柳町「板柳町史について」(町制100年)/青森県「市町村ハンドブック」(合併・姉妹都市・産業構造)/板柳町「指定文化財」(海童神社・神輿渡御・踊り・巨木)/e-Stat「令和7年国勢調査 市区町村別の主な結果」/らくらくおでかけネット「板柳駅」(五能線)/板柳町「アクセス」/板柳町「固定資産税」/板柳町「子育て世帯定住サポート事業」/板柳町「子育て住宅取得補助金」/板柳町「学校給食費の完全無償化」/気象庁「青森県の観測地点」/地価は国土交通省の地価公示を集計した土地価格相場サイト(板柳町)・同(弘前市)の値
板柳町の近くでの、これまでの仕事
となりの弘前市(1軒)のお宅へ、設置やメンテナンスで伺っています(社内の記録より)。
青森県全体では、これまでに19軒のお宅で、30件の仕事を受け持ってきました。
板柳町へも、いつでも伺います。煙突掃除や点検は、煙突の中の火事を防ぐいちばんの近道です。気になることがあれば、ご相談ください。
板柳町の近くの施工事例
板柳町での写真つきの事例は、まだありません。青森県内のほかの町で当社が手がけた現場をご覧ください。写真はすべて当社が撮ったものです。
板柳町までの道のりと、出張費
盛岡の厨川ショールームから板柳町までは約160kmです。メンテナンスの出張費は¥23,200〜¥24,500(税込)で、郵便番号ごとの額はメンテナンスのページで引けます。
板柳町は省エネ基準の「3地域」です(薪ストーブと省エネ基準)。壁や天井との間は離隔距離と内装制限、煙突の囲いは煙突の囲いと壁貫通部、制度は補助金のまとめ、薪は薪の販売・配達へ。
よくある質問
板柳町まで来てもらえますか?
はい。盛岡の厨川ショールームから約160kmです。設置工事もメンテナンスも、社員が伺います。
板柳町でメンテナンスを頼むと、出張費はいくらですか?
¥23,200〜¥24,500(税込)です。10kmあたり¥1,500で、郵便番号ごとに実際の道のりを測って決めています。



