火が落ちても、
朝まで暖かい。
ハースストーンは、本体に天然のソープストーン(石鹸石)を使う蓄熱式の薪ストーブです。石にたくわえた熱が、薪が燃え尽きたあともやわらかな放射となって、部屋をゆっくり暖めつづけます。
この暖かさは見た目では伝わりにくいもの。だからショールームでは、実演機をいつも焚いています。
45年以上の歴史
ソープストーン蓄熱
ソープストーンは生涯保証
石のある暮らしを選ぶ
石切りから組み立てまで
じんわり熱を放つ
鋳物ではなく、石で暖める。
ハースストーンは、1978年に米バーモント州で生まれたソープストーブの本家。
鉄が「速く熱くなって、速く冷める」のに対し、石は「ゆっくり暖まって、長く暖かい」。暖まり方そのものが違うストーブです。
蓄熱性は鋳鉄の約2倍とも
ソープストーン(石鹸石)は熱を深くため込む天然石です。火が落ちたあとも、長い時間をかけて熱を放しつづけます。
やわらかな放射のぬくもり
熱風で一気に暖めるのではなく、石全体から穏やかな遠赤外線が広がります。体の芯からじんわり温まります。
表面温度が低く、安心
石の蓄熱特性で表面温度が上がりすぎにくく、小さなお子さまのいる住まいや設置の自由度でも有利です。
一台ずつ異なる石の表情
天然石なので、模様は一台ごとにすべて違います。火がないときも、空間の中心になる一台です。
石のストーブが、
暮らしを、あたためる。
エナメルの色と、ソープストーンの静かな佇まい。火が落ちてもじんわり暖かい、ハースストーンのある部屋の風景を。









ゆっくり暖まり、
長く暖かい。
ソープストーンは、鋳物のように一瞬で熱くはなりません。石に熱がしみ込んでいくぶん、焚きはじめは穏やかです。
そのかわり、一度たくわえた熱は薪が燃え尽きたあとも長く放たれます。夜に焚けば、朝もまだ暖かい。それが石のストーブの持ち味です。
立ち上がりはゆっくりですが、そのぶん暖かさが長く続きます。この性格を正直にお伝えしたうえで、お住まいや使い方に合うかを一緒に考えます。
薪が燃え尽きても、
石が、朝まで暖める。
立ち上がりはゆっくり。でも夜に焚けば、朝もまだほんのり暖かい。石にたくわえた熱が、家族の時間をやわらかく包みます。



※ 掲載写真はメーカー(HearthStone)提供のイメージです。
暖かさは、体で確かめるもの。
盛岡のショールームでは、ハースストーンを実際に焚いています。実演機はいつでも稼働中。火を入れ、石に触れ、放射のぬくもりを確かめてからお選びいただけます。
カタログの数字ではわからない「火が落ちたあとも続く暖かさ」を、その場で。気になる一台の前に、しばらく座ってみてください。
来場の予約をする →
本場で学び、東北へ伝える。
私は雪国・岩手で、薪ストーブの火のそばで育ちました。雪をかき分けて家に帰り、玄関を開けた瞬間のあの暖かさ。それが、この仕事の原点です。
ハースストーンに出会ってからは、本場アメリカのハースストーン社まで足を運び、直接研修を受けてきました。石が熱をたくわえ、火が落ちたあとも家を暖めつづける。その仕組みと真価を、つくり手から学ぶためです。
そこで学んだことを、東北の暮らしに合う形でお届けする。それが私の役目だと思っています。盛岡のショールームで実演機を焚きながら、ハースストーンの良さを一人でも多くの方へ伝えていく。東北にこのストーブを広める伝道者でありたいと、本気で思っています。
D'STYLEで選ぶ理由。
岩手県の正規代理店
メーカー認定の正規ルートで本体・部材を取り扱い、純正の組み合わせで施工します。出どころが確かなことが、長く使う安心につながります。
本場アメリカで学んだ代表
代表自身が米国のハースストーン社で研修を修了しています。なぜこの構造か、なぜこの煙突かを理解したうえで据え付けます。
常時稼働の実演機で体感
本物の火と放射熱を、その場で確かめられます。納得してから選べるのが、焚けるショールームを持つ私たちの強みです。
設置後も、長く支えます
現地調査から設計・施工、その後の点検・煙突清掃・修理まで一社で対応します。導入後のお付き合いを大切にしています。
Living with Soapstone
ハースストーンのある部屋と、火が落ちても続く蓄熱の炎。
























日本で買える、10機種すべて。
ハースストーンは、外から見えている石がそのまま蓄熱材になる「無垢のソープストーン」4機種と、鋳鉄の外装の内側に石を張った「鋳鉄+ソープストーン」6機種。どちらも三段の燃焼(TruHybrid)です。写真をクリックすると、その機種の全写真・全仕様・全色の価格が出ます。
見えている石が、厚さ32mmのソープストーンそのもの。鋳鉄の枠に石をはめてあります。火が消えたあとも石が熱を放し続けるので、朝までゆるく暖かい。表面温度が上がりすぎないぶん、そばにいても暑くなりません。

ハースストーンでいちばん小さい無垢ソープストーン。天板のクックプレートで湯も沸かせます。設置場所を選びにくいサイズながら、石の暖かさはそのまま。

無垢のソープストーンで、この大きさ。日本の住まいでいちばん収まりのいい中型です。組み立てた職人のサインが入っています。

中型の大きさで大型に並ぶ出力。サイドドアから薪を横入れできて、色は4色。排気の煙0.54g/hrはハースストーンでいちばんきれいな部類です。

無垢ソープストーンの最大機。274kgのうち、かなりの割合が石です。薪は左右に53cmまで入り、炉内容積0.091m³。大きな空間を芯から暖め続けます。
外は鋳鉄。炉のなかに厚さ32mmのソープストーンを張ってあります。鋳鉄らしく立ち上がりが速く、そのあとは石が熱を持って穏やかに続く。無垢より価格が抑えられ、色や意匠の選択肢も広いのがこの系統です。

直線でまとめた箱型。中型でいちばん扱いやすく、ガラスが大きいので炎がよく見えます。新築のリビングに合わせやすい一台。

40をひとまわり大きくした中大型。触媒を使った三次燃焼の切り替えがあり、絞って焚いても煙が出にくい。一晩の火持ちが変わります。

鋳鉄系の最大。燃焼効率81%はハースストーンで最も高く、薪をいちばん長く焚けます。大きなガラス面で、店舗や吹き抜けにも。

鋳物のレリーフが細かく入った古典的な意匠。出力はグリーンマウンテン40と同じで、見た目で選ぶならこちら。エナメル2色を含む3色。

クラフツバリーと同じ意匠でひとまわり大きい中大型。上出し・後ろ出しどちらの煙突にも対応するので、既存の家に合わせやすい。3色。

サイドドアの横入れ・灰受け皿・リアヒートシールドが最初から付く大型。ほかの機種ではオプションになるものが標準です。自然対流で暖気を家じゅうに回します。
薪の火で、料理もする。セラミックのクックトップとガラス扉のオーブンを備えた、ハースストーンでいちばん新しい一台です。上の10機種とは目的が違うため、暖房面積の比較表には含めていません。
※ 価格は2026年7月時点のメーカー希望小売価格(税込・本体のみ)です。煙突部材・設置工事費は別途。エナメル仕上げは価格が異なります。価格は改定される場合があります。
※ 暖房面積はメーカー公表値(坪)です。住宅の断熱性・窓の数・間取り・設置位置・薪の質で変わります。部屋に対して大きすぎるストーブは絞って焚くことになり、煙が増えてガラスも曇ります。ちょうどいい大きさを選ぶのが、いちばん長く気持ちよく使うコツです。
※ 商品写真はメーカー(ハースストーン/輸入元)提供のものです。当社の施工写真は施工事例をご覧ください。
機種選びに迷ったら、盛岡のショールームへ。実演機を焚いていますので、石の暖かさをその場で確かめられます。10機種の比較表を見る →
世界に一つの、
色と石の表情。
ハースストーンは、米バーモントの工房で一台ずつ組み上げられます。天然ソープストーンの模様は、同じものが二つとありません。そこへ、艶やかなエナメルのカラーを重ねる。マットブラックから、深いブラウン、鮮やかなバジル、そして海のようなシーフォームまで。あなたの住まいに合う、世界にひとつの一台になります。





※ 選べる色・仕上げは機種により異なります。写真はハースストーン(HearthStone)提供の参考画像です。石の模様は一台ごとに異なります。
燃費の良さは、数字に出る。
ハースストーンの薪ストーブは、二次燃焼に触媒を組み合わせた「ハイブリッド燃焼」で、煙になって逃げるはずの成分まで燃やし切ります。だから少ない薪で、長く暖かい。しかも蓄熱するソープストーンが、火が落ちたあとも熱を放ちつづけます。全機種が米国 EPA 2020 認証のクリーンストーブです。
| 機種 | 最大出力 | 暖房面積(目安) | 効率 %HHV (EPA実測) | 効率 %LHV (換算参考) | 排出量 g/h |
|---|---|---|---|---|---|
| TruHybrid Soapstone / ソープストーン | |||||
| リンカーンLincoln 8060 | 6.7 kW | 53㎡(16坪) | 78.5 | 87.9 | 1.14 |
| キャッスルトンCastleton 8031 | 13.2 kW | 139㎡(42坪) | 77.0 | 86.2 | 0.69 |
| ヘリテイジHeritage 8024 | 17.5 kW | 185㎡(56坪) | 77.0 | 86.2 | 0.54 |
| マンスフィールドMansfield 8013 | 23.4 kW | 225㎡(68坪) | 78.0 | 87.3 | 0.54 |
| TruHybrid Cast Iron + Soapstone / 鋳鉄+ソープストーン | |||||
| グリーンマウンテン40GreenMountain 40 | 11.7 kW | 126㎡(38坪) | 79.0 | 88.5 | 0.9 |
| グリーンマウンテン60GreenMountain 60 | 17.5 kW | 180㎡(54坪) | 79.0 | 88.5 | 0.6 |
| グリーンマウンテン80GreenMountain 80 | 23.4 kW | 225㎡(68坪) | 81.0 | 90.7 | 0.7 |
| クラフツバリーCraftsbury 8392 | 11.7 kW | 126㎡(38坪) | 79.0 | 88.5 | 1.07 |
| シェルバーンShelburne 8372 | 17.5 kW | 180㎡(54坪) | 79.0 | 88.5 | 0.6 |
| マンチェスターManchester 8362 | 21.0 kW | 216㎡(66坪) | 78.0 | 87.3 | 0.65 |
→ 横に動かすと、続きが見えます
※ 燃焼効率は米国 EPA 規格による HHV(高位発熱量)基準の実測・公表値です。欧州製ストーブの多くは EN 規格の LHV(低位発熱量)基準で表示され、数値のベースが異なります。比較の参考として、JIS S 3051:2026(7.2.2 項)の換算式で LHV 基準に換算した参考値(換算係数 ×1.1199)を併記しています。換算値は参考値で、同一条件での比較を保証するものではありません。
※ 最大出力・暖房面積は使用条件により異なる目安です。出典:米国 EPA / JIS S 3051:2026 / ISO 17225-5:2021。
ハースストーンは、いくらから入れられるか。
日本で売っている10機種を、全部この表に出します。小さいリンカーンが¥583,000、いちばん価格の高いヘリテイジのエナメル仕上げが¥1,265,000。色によって価格が変わる機種があるので、機種ページには全色を載せました。来店される前に、だいたいの金額を知っておいてもらったほうが、話が早いですから。
| 機種 | 最大出力 | 暖房のめやす | 本体価格(税込) | くわしく |
|---|---|---|---|---|
| 無垢のソープストーン / The Soapstone Family外から見えている石が、32mm厚のソープストーンそのもの。鋳鉄の枠に石をはめてある作りです。 | ||||
| リンカーンLincoln 8060/小さな部屋・小屋・寝室に。天板のクックプレートで湯も沸かせる | 6.7 kW | 16坪 | ¥583,000 | 写真と全仕様を見る → |
| キャッスルトンCastleton 8031/一般的なリビングに。無垢ソープストーンでこのサイズ | 13.2 kW | 42坪 | ¥891,000〜¥1,023,000 | 写真と全仕様を見る → |
| ヘリテイジHeritage 8024/迷ったらこれ。サイドドアの横入れと4色 | 17.5 kW | 56坪 | ¥1,067,000〜¥1,265,000 | 写真と全仕様を見る → |
| マンスフィールドMansfield 8013/無垢ソープストーン最大。石を230ポンド以上使う | 23.4 kW | 68坪 | ¥1,083,500〜¥1,232,000 | 写真と全仕様を見る → |
| 鋳鉄+ソープストーン / 鋳鉄の外装に石の内張り外は鋳鉄。炉のなかに32mm厚のソープストーンを張って、鋳鉄ストーブより熱をやわらげています。 | ||||
| グリーンマウンテン40Green Mountain 40/鋳鉄の箱型。中型でいちばん扱いやすい | 11.7 kW | 38坪 | ¥759,000 | 写真と全仕様を見る → |
| グリーンマウンテン60Green Mountain 60/薪を長く入れられる中大型。三次燃焼の切り替えあり | 17.5 kW | 54坪 | ¥847,000 | 写真と全仕様を見る → |
| グリーンマウンテン80Green Mountain 80/効率81%。ハースストーンでいちばん薪を長く焚ける | 23.4 kW | 68坪 | ¥1,023,000 | 写真と全仕様を見る → |
| クラフツバリーCraftsbury 8392/鋳鉄の模様と3色。同じ出力で見た目を選ぶなら | 11.7 kW | 38坪 | ¥781,000〜¥913,000 | 写真と全仕様を見る → |
| シェルバーンShelburne 8372/鋳鉄+3色で中大型。背面排気にも対応 | 17.5 kW | 54坪 | ¥869,000〜¥1,023,000 | 写真と全仕様を見る → |
| マンチェスターManchester 8362/装備がいちばん多い。横入れ・灰受け皿・リアシールドが標準 | 21 kW | 66坪 | ¥1,001,000〜¥1,166,000 | 写真と全仕様を見る → |
→ 横に動かすと、続きが見えます
※ メーカー希望小売価格(税込・本体のみ/2024年11月版の価格表)。送料は無料です(離島は除く)。お届けは最寄りの西濃運輸の営業所留めで、現場までのお届けはご相談ください。別途、煙突部材・炉台・据え付け・煙突工事の費用がかかります。現地を見てから総額をお出しします。
※ 暖房のめやすの単位はメーカー表記の「坪」です。断熱・間取り・天井高で実際は変わります。大きすぎるストーブは絞って焚くことになり、煙が増えてガラスも曇ります。ちょうどいい大きさをご相談ください。
※ ここに出しているのは日本で売っている機種だけです。本国のラインナップには他にもありますが、日本の輸入元が扱っていないものは載せていません。
東北の家に、
バーモントの石の火が灯った。
「盛岡から北東北にかけての冬は、バーモント州とよく似た気候です。雪の量は違いますが、底冷えする長い冬と、薪を割って備える文化は共鳴します。」当社でハースストーンを導入されたお客様の事例をご紹介します。
築22年・木造2階建て。ヘリテイジで
夜に焚けば朝まで温かい家に。
滝沢市内の木造2階建て(延床約35坪)に設置。断熱改修済みの住宅でヘリテイジ8024を導入。午後6時に焚き始め、翌朝6時でもまだ手のひらが温かいソープストーンを確認。「電気毛布をやめました。ストーブの前で眠れるんです」と奥様。
煙突はステンレス二重管断熱仕様で貫通施工。煙が近所に流れない角度で計画し、近隣への配慮も完了。
ヘリテイジ 8024標高600m・厳寒地。マンスフィールドで
30時間の蓄熱暖房を実現。
標高約600mの八幡平市内ログハウス(延床約45坪)。冬は-15℃を超える厳寒地で、灯油暖房の費用が年間40万円を超えていた。マンスフィールドを据え付け、自家薪(カラマツ・ナラ)と組み合わせることで暖房費を大幅削減。
「1月の一番寒い夜でも、朝までしっかり温かい。石がこんなに熱を保つとは思っていなかった」とご主人。翌冬の灯油使用量は半分以下になった。
マンスフィールド 8013築10年・高断熱住宅。キャッスルトンで
部屋全体を石の輻射熱で包む。
弘前市の高断熱・高気密住宅(UA値0.46)にキャッスルトンを設置。「エアコンで十分では?」という声に対し、「石の熱は体が温まる感じが全然違う」と施主。遠赤外線に近い放射熱が体の芯から暖める体感を得た。
津軽地方の冬(最低気温-10℃)にも対応。エナメルがブラウンの一台はインテリアの中心として機能し、家族が自然とストーブのそばに集まる空間になった。
キャッスルトン 8031里山移住の夫婦。シェルバーンで
「自分たちで薪を割って暮らす」を実現。
都内から大館市の古民家に移住した30代夫婦。「薪ストーブで自給自足の暮らしがしたい」という希望にシェルバーン8372を提案。鋳鉄の装飾と3色のエナメル(マットブラック)が古民家の梁と調和。
「都内にいた頃は冬が好きじゃなかった。今は冬が一番好きな季節です」と奥様。バーモントの文化が秋田の里山で根を張った。
シェルバーン 8372盛岡の冬は、
バーモントより長く、深い。
ハースストーンの生まれたバーモント州モリスビルと、当社の所在地・盛岡の気候を比較します。両地域ともに「薪ストーブが単なる嗜好品ではなく、暮らしの道具として必要な地域」です。ただし北東北の冬は、バーモントにも匹敵する長さと寒さを持ちます。
バーモント州モリスビル
グリーンマウンテン山脈のふもと、標高約215m。1月の最低気温は-20℃を下回る日も。1970〜80年代のオイルショック以降、木質燃料が復権し、現在もバーモント州は全米で最も薪暖房率が高い州のひとつ。
岩手県盛岡市
岩手山のふもと、内陸盆地に位置し放射冷却が厳しい。1月の最低気温は-10℃以下になる日が年10〜15日程度。北東北の中では温暖な方だが、青森・秋田県境に近い地域(二戸・八幡平)ではモリスビル級の寒さになる。
なぜバーモントの石ストーブが岩手に合うのか ─ 4つの共鳴点
① 長い暖房シーズン:盛岡の暖房需要は11月〜4月の6ヶ月。「立ち上がりがゆっくり」なソープストーンの特性も、毎日使う季節が長ければ長いほど蓄熱の恩恵を最大限に受けられます。
② 暖房度日の高さ:盛岡のHDD18(約3,300)はコペンハーゲン(約3,000)を上回り、ノルウェー・オスロ(約4,800)に近い水準。Nordic設計のストーブが岩手の気候に適応する理由はここにあります。バーモントと比較しても、冬の厳しさは同等です。
③ 薪の入手環境:岩手は全国有数の森林県。広葉樹(ナラ・カシ・クヌギ)の薪が比較的入手しやすく、ハースストーンの蓄熱能力を最大限に発揮できる環境が整っています。
④ 停電リスクへの備え:東北は冬季の大雪・強風による停電リスクがあります。ハースストーンは電気を一切使わない薪ストーブ。蓄熱した石が停電後も数時間〜十数時間、熱を放ち続けます。
「迷ったらヘリテイジ」
ではない、正しい選び方。
ハースストーンには10機種があります。「大きいほど良い」「高いほど良い」は間違いで、住宅の断熱性・間取り・使い方によって最適な機種は変わります。特に大きすぎるストーブは絞って焚くことになり、煙が増えてガラスが曇る原因になります。
ソープストーン vs
鋳鉄+ストーンライニング
大きく2系統に分かれます。
- ソープストーン系(Lincoln/Castleton/Heritage/Mansfield):外から見える石が32mm無垢。触っても熱くない最高表面温度。本格蓄熱。
- 鋳鉄系(GM/Craftsbury/Shelburne/Manchester):外は鋳鉄、内部にソープストーンライニング。より速い立ち上がりと豊富な色・デザイン。
実際の「暖房する部屋」
だけで考える
カタログの「暖房面積」は密閉型一般住宅の目安。吹き抜け・玄関土間開放・古民家では実際の熱損失が大きくなります。
- コンパクト(〜20坪)→ リンカーン・キャッスルトン
- 一般的なLDK(25〜40坪)→ ヘリテイジ・GM40・クラフツバリー
- 大空間・吹き抜け(45坪〜)→ マンスフィールド・GM80・マンチェスター
「毎日焚く」か
「週末だけ焚く」か
毎日焚く場合は蓄熱性の高いソープストーン系が燃費に有利。週末・補助暖房として使う場合は、速く温まる鋳鉄系が使いやすい場面もあります。
- 毎日長時間 → Mansfield / Heritage(蓄熱最大化)
- 毎晩2〜3時間 → Castleton / Shelburne
- 料理・デザイン重視 → Craftsbury(色が豊富)
ヘリテイジ(Heritage 8024)
¥1,067,000〜¥1,265,000無垢ソープストーン4面・25時間HeatLife。左右どちらのサイドドアも選べる。3色エナメル+マットブラックの4仕上げ。「迷ったらこれ」と言われる理由は、大多数の岩手の家と使い方にフィットするバランスにある。
マンスフィールド(Mansfield 8013)
¥1,083,500〜¥1,232,000230ポンド超の石・30時間HeatLife・EPA0.54g/hr。ハースストーンの最高峰。45坪以上の大空間、吹き抜け、古民家改修に。床補強(100kg超)必須のため設置前に構造確認が必要。
キャッスルトン(Castleton 8031)
¥891,000〜¥1,023,000無垢ソープストーン・20時間HeatLife。コンパクトながら本格蓄熱。20〜30坪の家、リビング中心の暖房に最適。価格がヘリテイジより手頃で、はじめてのソープストーンストーブとして選ばれることも多い。
10機種の全データ、
日本語で。
ハースストーンの日本取扱い全10機種について、出力・暖房面積・蓄熱時間・EPA排出量・重量・薪の長さを一覧にまとめました。機種を選ぶ前に、必ず「重量」と「最大薪長」を確認してください。重量は床補強の要否、最大薪長は薪の切り方に直結します。
| 機種名 | 型番 | 最大出力 | 暖房めやす | HeatLife™ | EPA排出量 | 効率(HHV) | 重量 | 最大薪長 | 本体価格(税込) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ソープストーン・ファミリー ─ 外から見える石が32mm無垢のソープストーン石の表面温度が最大250℃前後に抑えられ、やわらかな放射熱が長時間続く本格蓄熱モデル | |||||||||
| リンカーン小さな部屋・小屋・寝室向け。天板クックプレート付き | 8060 | 22,900 BTU (6.7 kW) |
16坪 | ─ | ─ | ─ | 約175 kg | 46 cm | ¥583,000 |
| キャッスルトンコンパクトな無垢ソープストーン。20〜30坪のLDK向き | 8031 | 45,000 BTU (13.2 kW) |
42坪 | 20時間 | 0.7 g/hr | 77% | 約210 kg | 46 cm | ¥891,000〜¥1,023,000 |
| ヘリテイジ左右どちらのサイドドアも選べる。3色エナメル+マットブラック | 8024 | 60,000 BTU (17.5 kW) |
56坪 | 25時間 | 0.54 g/hr | 77% | 約243〜254 kg | 53 cm | ¥1,067,000〜¥1,265,000 |
| マンスフィールド230ポンド超のソープストーン。蓄熱30時間のハースストーン最高峰 | 8013 | 80,000 BTU (23.4 kW) |
68坪 | 30時間 | 0.54 g/hr | 78% | 約274 kg | 53 cm | ¥1,083,500〜¥1,232,000 |
| グリーンマウンテン・ファミリー ─ 鋳鉄外装+内部ソープストーンライニングスリムなシルエットと豊富なサイズ展開。ライニング石が輻射熱をやわらかくする | |||||||||
| グリーンマウンテン40コンパクトなモダンデザイン。現代の住まいに合う箱型 | GM40 | 40,000 BTU (11.7 kW) |
38坪 | 16時間 | ─ | 79% | 約182 kg | 46 cm | ¥759,000 |
| グリーンマウンテン60薪を長く入れられる中大型。三次燃焼切り替えあり | GM60 | 60,000 BTU (17.5 kW) |
54坪 | 22時間 | ─ | 79% | 約218 kg | 53 cm | ¥847,000 |
| グリーンマウンテン80効率81%。ハースストーンでいちばん薪を長く焚ける大型機 | GM80 | 80,000 BTU (23.4 kW) |
68坪 | 26時間 | ─ | 81% | 約256 kg | 53 cm | ¥1,023,000 |
| トラディションズ・ファミリー ─ 装飾鋳鉄+ソープストーンライニング欧州薪ストーブに近い重厚なデザイン。バーモント伝統の鋳鉄美と石の蓄熱を合わせる | |||||||||
| クラフツバリー精緻な鋳鉄模様と3色エナメル。同出力で見た目にこだわるなら | 8392 | 40,000 BTU (11.7 kW) |
38坪 | 16時間 | 1.07 g/hr | 79% | 約159 kg | 41 cm | ¥781,000〜¥913,000 |
| シェルバーン鋳鉄の装飾と3色エナメル。背面排気にも対応 | 8372 | 60,000 BTU (17.5 kW) |
54坪 | 24時間 | 0.6 g/hr | 79% | 約175 kg | 46 cm | ¥869,000〜¥1,023,000 |
| マンチェスター灰受け皿・横入れ・リアシールドが標準。装備が最充実 | 8362 | 72,000 BTU (21 kW) |
66坪 | 26時間 | ─ | 78% | 約240 kg | 53 cm | ¥1,001,000〜¥1,166,000 |
※ EPA排出量は2020年以降製造のTruHybridシリーズ(THシリーズ)の認証値。「─」は認証値を未確認または非公開。HeatLife™はメーカー表記値(実使用環境・薪の種類・住宅断熱性能により変わります)。価格はメーカー希望小売価格(税込・本体のみ)、送料無料(離島は除く)。
焚き方しだいで、
燃費も暖かさも変わる。
蓄熱式の薪ストーブは、「焚き方」で本領を発揮します。ショールームでヘリテイジを実際に焚いた記録をもとに、いちばん燃費よく・きれいに・暖かく使うコツをまとめました。
薪を3段に組む
下段に直径7〜10cmを4本、中段に5〜6cmを4本(横向き)、上段に焚き付け8本+着火剤2個。薪の長さは機種に合わせて(例:30cm前後)。
上から火をつける
ハースストーン推奨のトップダウン着火。上の焚き付けから点火すると、煙が少なく上から下へきれいに燃え広がります。最初の5分ほどは扉を2cmだけ開けて引きを助けます。
20分は全開で育てる
空気コントロールは全開、バイパスダンパーは開のまま。あわてず炎をしっかり育てます。
おき火で足して、絞る
おき火ができたら太めの薪(直径10〜12cm)を1〜2本追加。追加の3分後にバイパスダンパーを閉じ、空気をmedium low(2/3ほど閉)に。あとは触らずゆっくり燃やします。
少ない薪で、朝まで
正しく焚けば4時間で薪の追加は1回ほど。ソープストーンが蓄熱し、火が落ちたあとも暖かさが続きます。
ドラフト(引き)の目安
−15 〜 −25 Paハースストーンの推奨値です。引きが強すぎる(−30Paを超える)と燃費が落ち、炉内を傷めることも。煙突が長い住まいは、ダンパーで調整します。
「煙が出ない」のが正しい
正しく焚くと、炉内に煙が停滞するのは着火後5分ほどだけ。あとは触媒を通した三次燃焼で、煙も臭いもほとんど出ません。ご近所にもやさしく燃やせます。
※ 数値は煙突が長いショールームでヘリテイジ(8024)を焚いた一例です。最適な空気・ダンパーの操作は、薪の乾き具合や煙突の条件で変わります。ご購入後は焚き方まで実演でお伝えし、お住まいに合わせて一緒に調整します。
「石のストーブ」は
全員に向いているわけではない。
正直に言います。ハースストーンのソープストーン薪ストーブは、使い方と住宅環境によって「最高の選択」にも「もったいない選択」にもなり得ます。購入前に以下の項目を確認してください。
こんな方に強くおすすめします
- 毎日・冬の間ずっと焚く方。蓄熱ストーブは毎日使ってこそ真価を発揮します。「週末だけ使う補助暖房」にはオーバースペックです。
- 朝まで暖かい家にしたい方。夜焚き始めて25〜30時間の保温力が必要な北東北・北海道・山間部の方に特に適しています。
- 薪の乾燥・管理をきちんとできる方。含水率20%以下の薪を用意できる環境があることが前提です。薪の入手ルートを確認してから購入してください。
- 焚き火のような「柔らかい熱」を求める方。石からの輻射熱はエアコンや鉄板ストーブとは根本的に体感が異なります。この違いを体験した方は皆驚きます。
- 長く使える道具にこだわる方。ハースストーンは46年以上製造を続ける機種があります。10年・20年使い続けることを前提に購入する方に向いています。
- 停電・燃料不足に備えたい方。東北の冬はインフラが止まるリスクがあります。電気を使わない薪ストーブは最終的な暖房インフラとして機能します。
こんな方には別の機種をご提案します
- 「すぐ温まりたい」が最優先の方。ソープストーン系ストーブは立ち上がりに1〜2時間かかります。速熱を求めるなら鉄板ストーブや触媒なし薪ストーブが向いています。
- 薪の調達が不安定な環境の方。薪を安定供給できない場合、ペレットストーブ(自動供給)やパノラマ系ストーブを検討してください。
- 設置スペースが非常に狭い方。ヘリテイジで最大243〜254kg、マンスフィールドで274kg。床補強を含む工事コストが発生する場合があります。
- 「見た目だけ」で選んでいる方。正直に言うと、ソープストーンの外観はシンプルで地味です。見た目の迫力・装飾を求めるなら鋳鉄系ブランド(ヨツール・Heta・Dovreなど)の方が向いています。
- 年間の暖房費だけで判断する方。ハースストーンは本体価格が高く、薪の調達・煙突設置込みの総工費は150〜250万円以上になります。「薪ストーブで暖房費を下げる」という発想より「薪の焚き方を楽しむ道具への投資」として考えてください。
1シーズン、薪代はいくらかかるか。
リアルな計算。
「薪ストーブで暖房費が下がる」は正確ではありません。薪代・煙突掃除・灰処理の手間を含めたトータルコストを理解した上でご検討ください。ただし、自前で薪を確保できる岩手・東北の環境では燃料費ゼロに近づけることも可能です。
購入薪で一冬を
ヘリテイジで焚く(盛岡・30坪)
岩手県内の自家薪調達
(ナラ・カラマツ)
灯油暖房との
コスト比較(盛岡・30坪)
灯油・電気・薪の暖房コスト比較(1kWh換算)
| 燃料 | 単価 | 熱量換算コスト | 備考 |
|---|---|---|---|
| 灯油(岩手2024年) | 140円/L | 約3.8円/kWh | FF暖房機効率90%換算 |
| 電気(東北電力 従量 B) | 30〜38円/kWh | 約30〜38円/kWh | エアコンCOP3換算で10〜13円/kWh相当 |
| ナラ薪(購入・東北相場) | 4万円/m³ | 約2〜3円/kWh | 含水率20%・ストーブ効率77%換算 |
| ナラ薪(自家調達・岩手) | 0〜1万円/m³ | 0〜0.8円/kWh | 岩手の森林環境が最大限に生きる |
※ 試算はあくまで目安です。住宅の断熱性能・焚き方・薪の樹種・薪の含水率・地域によって大きく変わります。正確な試算はD'STYLEの無料相談でご対応します。
久しぶりに、寝落ちするほどの暖かさ。
私も年を取り、薪割りが少しずつ大変になってきました。以前はバーモントキャスティングスの鋳物ストーブを愛用していて、料理もできるし炎もきれいで、とても気に入っていました。
そんなとき、D'STYLEさんから「ハースストーンは燃費がいい」と聞き、ヘリテイジが気になりはじめました。ただ、ネットで調べると「石のストーブは温かくない」というネガティブな話ばかり。実際のところどうなのか、D'STYLEさんに直接たずねました。
「確かに立ち上がりはゆっくりです。でも温まってからは燃費も良いし、炎もきれいで最高ですよ」と。それならと、店舗で焚いているストーブを、半日かけてただ炎を眺めて過ごしました。体に染み込んでくる暖かさが本当に気持ちよくて、久しぶりに寝落ちするほど。私も家内もすっかり気に入って、自宅に迎えました。
実際の暖かさは想像以上でした。ネットであれこれ言う人たちが何を見てそう言うのか、私には分かりません。少なくとも私は、ソープストーンのヘリテイジにして本当によかった。きっと人生最後のストーブ。これから、このストーブと一緒に、人生の物語を描いていきます。
よくあるご質問
ハースストーンの、ある暮らし。
石の質感、選べる色、そして本場アメリカの住まいでの佇まい。写真をクリックすると拡大します。














※ 写真はハースストーン(HearthStone)/輸入元提供の参考画像を含みます(写真:HearthStone)。当社の施工事例ではありません。
いま売っていない、ハースストーン21機種。
新品としては、もうお求めいただけません。それでも型番を出しておくのは、その名前で検索して当社にたどり着く方が実際にいらっしゃるからです。名前が載っていないページには、誰も辿り着けません。
修理と部品は承ります。他店でお買い上げの一台でも同じです。輸入元が公開しているパーツリストを機種ごとに置きましたので、まずご自分で型番と部位を確かめていただけます。
いまの機種の、前の型(13機種)
同じ名前で世代が変わったものです。外見はよく似ていても、燃焼方式や部品が違います。本体の底面か背面にワイヤーでつながれた金属のラベルがあり、そこに刻まれたシリアル番号で年式が決まります。
| 機種 | 製造された期間 | シリアルNo. | いまの後継 | 部品を調べる |
|---|---|---|---|---|
| マンスフィールド8010燃焼方式:クリーンバーン(二次燃焼)/サイドドア:なし | 1995/09-1999/11 | 1001 - 4689 | マンスフィールド8013 | パーツリスト(図面)→ |
| マンスフィールド8011燃焼方式:クリーンバーン(二次燃焼)/サイドドア:なし | 1999/11-2012 | 00001 - 11959 | マンスフィールド8013 | パーツリスト(図面)→ |
| マンスフィールド8012燃焼方式:クリーンバーン(二次燃焼)/サイドドア:なし | 2012/07-2020/03 | 14001 - 17500 | マンスフィールド8013 | パーツリスト(図面)→ |
| ヘリテイジ8020燃焼方式:クリーンバーン(二次燃焼)/サイドドア:左のみ(前後開閉式) | 1997/11-2003/01 | 5001 - 11080 | ヘリテイジ8024 | パーツリスト(図面)→ |
| ヘリテイジ8021燃焼方式:クリーンバーン(二次燃焼)/サイドドア:左のみ(前後開閉式) | 2003/02-2014/05 | 1001 - 32000 | ヘリテイジ8024 | パーツリスト(図面)→ |
| ヘリテイジ8022燃焼方式:クリーンバーン(二次燃焼)/サイドドア:左右(上下開閉式) | 2014/05-2017/04 | 35000 - 39000 | ヘリテイジ8024 | パーツリスト(図面)→ |
| ヘリテイジ8023燃焼方式:クリーンバーン(二次燃焼)/サイドドア:左右(上下開閉式) | 2017/04-2019/08 | 40000 - 43000 | ヘリテイジ8024 | パーツリスト(図面)→ |
| キャッスルトン8030燃焼方式:クリーンバーン(二次燃焼)/サイドドア:なし | 2013/06-2019/12 | 1001- 6227 | キャッスルトン8031 | パーツリスト(図面)→ |
| クラフツバリー8390燃焼方式:クリーンバーン(二次燃焼)/サイドドア:なし | 2006/06-2013 | 1001 - 6999 | クラフツバリー8392 | パーツリスト(図面)→ |
| クラフツバリー8391燃焼方式:クリーンバーン(二次燃焼)/サイドドア:なし | 2014/03-2020/03 | 7000 - 11500 | クラフツバリー8392 | パーツリスト(図面)→ |
| シェルバーン8370燃焼方式:クリーンバーン(二次燃焼)/サイドドア:なし | 2001/08-2011/06 | 1001 - 7266 | シェルバーン8372 | パーツリスト(図面)→ |
| シェルバーン8371燃焼方式:クリーンバーン(二次燃焼)/サイドドア:なし | 2011/06-2020/03 | 10001 - | シェルバーン8372 | パーツリスト(図面)→ |
| マンチェスター8360 / 8361燃焼方式:クリーンバーン(二次燃焼)/サイドドア:右のみ(上下開閉式) | 2012-2019 | 1001 - 7600 | マンチェスター8362 | パーツリスト(図面)→ |
→ 横に動かすと、続きが見えます
シリーズごと終わった機種(8機種)
後継のない機種です。いまのラインナップからは外れていますが、パーツリストは現行で公開されています。
| 機種 | 製造された期間 | シリアルNo. | どんな機種か | 部品を調べる |
|---|---|---|---|---|
| フェニックス8610燃焼方式:クリーンバーン(二次燃焼)/サイドドア:なし | 1993/07-1995/06 | 101 - 2189 | ソープストーンの中型機。日本での歴史がいちばん長く、1993年から2019年まで3世代にわたって売られていました。 | パーツリスト(図面)→ |
| フェニックス8611燃焼方式:クリーンバーン(二次燃焼)/サイドドア:なし | 1995/06-1999/02 | 2190 - 6470 | 2世代目。シリアル2190番から6470番までがこの型です。 | パーツリスト(図面)→ |
| フェニックス8612燃焼方式:クリーンバーン(二次燃焼)/サイドドア:なし | 1999/02-2019/03 | 6471 - 19000 | 3世代目で、2019年3月まで売られていました。いまも現役の一台が多く残っています。 | パーツリスト(図面)→ |
| イキノックス8000燃焼方式:クリーンバーン(二次燃焼)/サイドドア:左右(上下開閉式) | 2007/12-2020/03 | — | ハースストーンの大型機。サイドドアが左右にあり、上下に開くつくりでした。八幡平市のお宅で、扉のガスケット・ラッチ・炉内パネルを分解して整備した実績があります。 | パーツリスト(図面)→ |
| トリビュート8040燃焼方式:クリーンバーン(二次燃焼)/サイドドア:なし | 2004/08-2019/08 | — | 小型のソープストーン機。いまのラインナップでいちばん近いのはリンカーン8060です。 | パーツリスト(図面)→ |
| ベニントン8350燃焼方式:クリーンバーン(二次燃焼)/サイドドア:なし | 2001/08-2011 | — | 2001年から2011年まで売られた機種です。 | パーツリスト(図面)→ |
| ホームステッド8570燃焼方式:クリーンバーン(二次燃焼)/サイドドア:なし | 2000/07-2008 | — | 2000年から2008年まで売られた機種です。 | パーツリスト(図面)→ |
| スターレット8550燃焼方式:クリーンバーン(二次燃焼)/サイドドア:なし | 1995/12-2004/02 | — | 1995年から2004年まで売られた機種です。ハースストーンの販売終了機種のなかでは、いちばん古い部類になります。 | パーツリスト(図面)→ |
→ 横に動かすと、続きが見えます
純正が廃番になっていても、鉄板やバーミキュライトからワンオフで製作して直した例が何台もあります。ガラス・ガスケット・触媒・バッフル・炉内の耐火材。まずはストーブ全体と、直したい部分の写真を撮って送ってください。こちらで機種と年式を見て、必要な部品と金額をお返しします。型番がわからなくても大丈夫です。
※ 製造年・シリアル番号・燃焼方式は、輸入元・株式会社長野総商が公開しているパーツリスト(2025年9月版)の記載によります。図面は当社のページで公開しています。価格は、メーカーの都合上ホームページ上からは消しております。お見積もりでお知らせします。
30年前の一台にも、部品は出ます。
ハースストーンは1978年から同じ作り方を続けているメーカーです。そのぶん、古い機種の部品も長く供給されます。1995年製のマンスフィールド8010、1993年製のフェニックス8610。いまでもパーツリストが現行で出ています。
当社は他店でお買い上げの一台でも、部品の販売と交換をお受けしています。まずご自分で型番と部位を確かめられるよう、輸入元のパーツリストの図面を当社のページで公開しています。価格は、メーカーの都合上ホームページ上からは消しております。PDFは印刷してお持ちいただいても、画面をLINEで送っていただいても構いません。
リンカーン
リンカーン のパーツリストの図面も当社のページで公開しています。価格は非掲載です。ご入用の部品は当社で調べてお取り寄せします。リンカーン の詳細ページ →
キャッスルトン
ヘリテイジ
マンスフィールド
グリーンマウンテン40
グリーンマウンテン60
グリーンマウンテン80
クラフツバリー
シェルバーン
マンチェスター
DEVA100(ディーバ100)
輸入元のパーツリストはまだ公開されていません(発売間もないため)。ご入用の部品は当社で調べてお取り寄せします。
いま売っていない機種(部品は出ます)
販売終了機種の一覧(21機種・製造年とシリアル番号つき)はこちら →
すでに販売を終えた機種です。名前で検索して当社にたどり着かれる方が実際にいらっしゃるので、型番のまま載せておきます。新品としてはお求めいただけませんが、修理と部品はお受けします。
本体の底面か背面に、ワイヤーでつながれた金属のラベルが付いています。そこに刻まれたシリアル番号を、上の「シリアルNo.」と見比べてください。年式がわかれば、合う部品が決まります。番号が読み取れないときは、本体の写真を撮ってLINEで送っていただければ、こちらで判別します。
当社で買えるもの・やれること
ガラス・ガスケット・触媒(キャタリティックコンバスター)・バッフル・炉内の耐火材・ドアハンドル・温度計・アッシュパン・リアヒートシールド・外気導入アダプター。純正部品はひと通り取り寄せられます。純正が廃番になっているものでも、鉄板やバーミキュライトからワンオフで製作して直した例が何台もあります。「もう部品が無いと言われた」一台こそ、一度ご相談ください。
部品だけの販売、部品の発送、交換工事、煙突掃除とあわせての点検、どれでもお受けします。
部品のご注文・ご相談は、LINEがいちばん早いです。
型番がわからなくても大丈夫です。ストーブ全体と、直したい部分の写真を撮って送ってください。こちらで機種と年式を見て、必要な部品と金額をお返しします。写真1枚で話が決まることがほとんどです。
ご相談は無料です。部品は全国へ発送します(送料は国内の輸送代だけいただきます)。交換工事に伺えるのは岩手・青森・秋田・宮城・山形の東北5県です。
※ PDFは輸入元・株式会社長野総商が公開しているパーツリスト(2025年9月版)で、リンク先は長野総商のサイトが開きます。価格は改定されることがありますので、ご注文の前に当社へご確認ください。
販売終了した薪ストーブの修理・部品について →
ハースストーンの修理・整備の実例
当社が実際に伺って、分解・点検・部品交換をした記録です。写真を押すと、くわしい記録が開きます。
Fuel & Care ─ 買ったあとも、ずっと。
薪で焚く火は、「薪」と「手入れ」まで、
まるごと当社の仕事です。
人が生きるのに衣食住が欠かせないように、薪ストーブにも薪サウナにも、「薪という燃料」と「メンテナンス」は必ずついてきます。売って終わりの店では、そこで行き詰まる。D'STYLEは、この2つを自社で持っているから、火のある暮らしを、買ったその先まで支え続けられます。ここが、当社の強みです。
薪を、切らさない。
薪の販売はもちろん、ご自宅の薪棚のそばまで届ける配達、原木の販売、薪割り機のレンタルまで。燃料の心配をせずに、火のある暮らしを続けられます。ストーブが他社の一台でも、薪だけのご購入でも、大歓迎です。
薪の販売・配達を見る →煙突掃除・点検・修理まで。
煤や煙道火災のリスクは、定期的な煙突掃除と点検で防げます。他社で入れた一台も含め、点検・部品交換・修理まで対応。長く、安全に焚き続けられます。
メンテナンス・煙突掃除を見る →薪も、掃除も、修理も、ぜんぶ一社で。だから、"売ったあとまで面倒を見られる店"で選んでください。
同じ鋳鉄が、
庭に出てきた。
1978年バーモント州。ソープストーンの薪ストーブをつくり続けてきたHearthStoneが、同じ素材・同じ哲学で屋外用ファイヤーピットを発売しました。
庭に椅子を並べて、炎を囲む。それだけのことが、週末を別の時間に変えます。
Cosmo
コスモ
コンパクトな鋳鉄ボウル。小さめの庭やテラスに自然と馴染み、椅子を4脚囲んでちょうどいい火床。ファイヤーピットカバー付属。
¥319,000(税込)
鋳鉄・56kg
Meteor
メテオ
低く広い円形の火床。ゆったりと椅子を並べて座り、炎を眺めながら料理も楽しめる。庭の中心に人が集まる一台。
¥473,000(税込)
鋳鉄・124kg/グリルオーダー・グリドルオーダー・カバー付属
Zenith
ゼニス
立って囲みやすい高さの火床。屋外パーティーや薪火料理に。炎のそばに自然と人が集まる空間をつくります。
¥638,000(税込)
鋳鉄/グリルオーダー・グリドルオーダー・カバー付属
まずは、確かめにきてください。
ハースストーンの岩手県正規代理店として、本場で研修を受けた専門家が、機種選びから設計・施工・メンテナンスまで対応します。
実演機はいつでも焚いています。火が落ちたあとも続く暖かさを、その場で確かめてください。
- アクセス
- 国道4号線沿い/滝沢中央スマートICから車で約10分
薪ストーブの施工は、岩手・青森・秋田の全域と、宮城・山形の一部エリアに対応しています。
石の蓄熱を最大化する薪。
岩手で入手できる最良の選択肢。
ソープストーン薪ストーブは「じっくり長く燃やす」ことで蓄熱の真価を発揮します。そのため薪の選択は特に重要です。「よく乾いた広葉樹を、安定した量で供給できること」が石の能力を最大限に引き出す条件です。
入手しやすい
岩手南部に多い
八幡平・和賀山地
入手豊富・乾燥必須
ソープストーンに合う薪の条件
含水率20%以下が絶対条件。石に蓄熱するためには安定した高温燃焼が必要です。含水率の高い薪(30%以上)では石が十分に蓄熱せず、中途半端に表面温度だけ上がる状態になります。
薪の太さ:5cm〜10cmのミックスを推奨。着火用の細薪で火を育て、太薪(10〜15cm)で長時間の安定燃焼に移行します。ハースストーンのFireBox容量(ヘリテイジで2.7立方フィート)を意識した薪の長さ調整も重要です(最大53cm)。
2年乾燥が理想。岩手の冬の前(秋)に割った薪は、翌々年の冬に使うのが理想的なサイクルです。屋根付きの薪棚で通気を確保し、地面から離して保管してください。
岩手で薪を調達する方法
① 薪専門業者(盛岡・岩手県内):乾燥済みのナラ・クヌギを販売する業者が県内に複数あります。D'STYLEでも相談を受け付けています。1m³単価3〜4万円が現在の相場です。
② 市町村の間伐材活用:岩手県は林業の盛んな県で、間伐材を薪として低価格で提供している市町村・森林組合があります。二戸・久慈・宮古・一関の各地域をご確認ください。
③ 自家調達(最もコスト効率が高い):山を持っているか、伐採木をもらえる関係がある方は、チェーンソーと薪割り機(レンタル可能)で年間コストを大幅に削減できます。ナラ・カシ系が入手できれば最高です。
④ 薪割り体験・ワークショップ:当社では年1〜2回、薪の選び方・割り方・保管を学ぶ実地体験会を開催しています。お問い合わせください。
TruHybrid™ に合わせた焚き方のポイント ─ 3段燃焼を活かすために
- 着火から巡行温度まで:ファイヤースターターと細薪で素早く着火し、ガラスが黒くなる前に空気を開いて一気に温度を上げます。ストーブ温度計で本体温度が200℃を超えたら徐々に空気を絞り始めます。
- 触媒が働く温度域(260℃〜):TruHybrid™の触媒(三次燃焼)は約260℃から活性化します。この温度帯に入ると煙の量が劇的に減り、ガラスの汚れがほぼなくなります。この状態で安定させることが省薪・クリーン燃焼の鍵です。
- 蓄熱完了のサイン:ソープストーンの表面が均等に温まり(約150〜250℃)、触れると「熱いが痛くない」やわらかさになります。鋳鉄ストーブとの最大の違いはこの「表面温度の上限」です。
- 就寝前の最後の薪:朝まで保温するため、就寝1〜2時間前に硬くて太い広葉樹薪(ナラ・カシ)を入れ、空気量を絞って長燃焼モードに移行します。これがHeatLife™の核心です。
- 灰の管理:灰を1〜2cm残すことで次の着火が楽になります。ハースストーンのFireBoxは灰が断熱層として機能するよう設計されています。過剰に除灰しないことが大切です。
石のストーブで失敗する人のパターン。
全部知ってから買ってください。
当社に寄せられた相談・施工後の経験から、ハースストーン(および石系蓄熱ストーブ全般)でよくある失敗パターンをまとめました。購入前に必ず確認してください。
「温まるまで2時間もかかる。鉄板ストーブの方がよかった」
ソープストーン薪ストーブは蓄熱型です。石全体が蓄熱するまでに1〜2時間かかるのは仕様であり、欠陥ではありません。「すぐ温かくなる即暖性」を求める方には、ストーブを選ぶ前にこの特性を理解していただく必要があります。
「ガラスがすぐ黒くなる。景色が見えない」
これは薪の含水率が高い(湿薪)または燃焼温度が低すぎることが原因です。ハースストーンはエアウォッシュシステム(空気膜でガラスを洗う)が設計されていますが、煙が多い低温燃焼では追いつきません。
「大きい機種を買ったら絞って焚く羽目になり、煙が多い」
オーバーサイズのストーブは暖かくなりすぎるため空気を絞って燃やすことになります。低温・酸欠燃焼はクレオソートが煙突内に付着し、煙突火災のリスクにつながります。
「触媒の交換費用が高すぎる。知らなかった」
TruHybrid™の触媒コンバーターは消耗品です。使用頻度・薪の質によりますが、5〜10年で交換が必要になります。交換費用は現在4〜6万円程度。これを知らずに購入すると「思ったよりランニングコストがかかる」と感じます。
「床が凹んだ・傾いた。重さを軽視していた」
マンスフィールドは274kg、ヘリテイジでも243〜254kg。炉台(コンクリート・レンガ)の重量を加えると350〜500kgを超える場合があります。既存住宅では床補強工事が必須です。
「煙突掃除を怠ったら煙突火災が起きた」
薪ストーブで最も危険な事故は煙突火災です。特に湿った薪を燃やし続けるとクレオソートが蓄積し、それが引火すると800℃以上の火炎が発生します。年1回以上の専門業者による煙突清掃は義務です。
正直に比較します。
ハースストーンは誰に向いているか。
当社が取り扱うすべてのブランドを、できる限り客観的に比較します。ハースストーンが最高というわけではありません。あなたの住宅・使い方・予算によって最適解は異なります。
| 評価項目 | ハースストーン (Heritage/Mansfield) |
Heta (Scan45/55) |
Dovre (760/900) |
Jøtul (F3/F500) |
Tulikivi (Hiisi/Kide) |
Nestor Martin (Studio/Optica) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 蓄熱・保温時間 | ★★★★★ 25〜30時間(石) |
★★★ 数時間(鋳物) |
★★★ 数時間(鋳物) |
★★★ 数時間(鋳物) |
★★★★★ 12〜24時間(滑石) |
★★ 短時間(鋼板) |
| 立ち上がり速度 | ★★ 1〜2時間 |
★★★★ 30〜60分 |
★★★★ 30〜60分 |
★★★★★ 20〜40分 |
★★ 2〜3時間 |
★★★★★ 20〜30分 |
| EPA排出量 | ★★★★★ 0.54 g/hr |
★★★★ 〜1.5 g/hr |
★★★★ 〜2.0 g/hr |
★★★★ 〜1.5 g/hr |
★★★★★ 〜0.8 g/hr |
★★★★ 〜1.5 g/hr |
| 燃焼効率(HHV) | ★★★★★ 77〜81% |
★★★★★ 79〜82% |
★★★★ 75〜79% |
★★★★ 75〜80% |
★★★★★ 80〜85% |
★★★★★ 79〜85% |
| デザイン・存在感 | ★★★★ シンプル・石の質感 |
★★★★★ 北欧ミニマル |
★★★★ 重厚な北欧デザイン |
★★★★★ 鋳鉄アート・存在感抜群 |
★★★★ フィンランド石造り |
★★★★★ ベルギー・モダン鋼板 |
| 本体価格帯 | ¥583,000〜¥1,232,000 | ¥630,000〜¥1,050,000 | ¥550,000〜¥1,100,000 | ¥580,000〜¥1,320,000 | ¥2,200,000〜¥5,000,000 | ¥490,000〜¥1,100,000 |
| 製造国 | 🇺🇸 USA(バーモント) | 🇩🇰 デンマーク | 🇳🇴 ノルウェー | 🇳🇴 ノルウェー | 🇫🇮 フィンランド | 🇧🇪 ベルギー |
| こんな人に向く | 長時間蓄熱・省エネ重視・停電対策・米国製にこだわる | 北欧インテリア・毎晩短時間焚き・省スペース | 北欧デザイン・大型空間・ガラス重視 | デザイン最優先・存在感・調理 | 本格蓄熱・高予算・フィンランドへのこだわり | スピード重視・現代建築・薄型 |
ハースストーン vs Tulikivi
両ブランドとも「石」の蓄熱という同じ哲学を持ちます。違いは価格と製造国。TulikIviは200〜500万円台、ハースストーンは60〜130万円台。バジェットがあるならTulikivi、コスパで選ぶならハースストーンが国内最有力です。
ハースストーン vs Jøtul
ヨツールは鋳鉄の彫刻美・圧倒的な存在感で「ストーブを見せたい」方に向きます。ハースストーンは「石の質感・温かみ」を重視し、インテリアに溶け込む主張しすぎない美しさが特徴です。どちらを選ぶかは好みの問題です。
ハースストーン vs Nestor Martin
ネスターマルタンは鋼板構造で驚くほど速く温まります(20〜30分)。週末・スポット使用・補助暖房ならネスターマルタンが向いています。毎日長時間焚く主暖房なら蓄熱型のハースストーンが有利です。
※ 価格・スペックはD'STYLE調べ(2024年時点)。比較項目は一般的使用条件での評価です。使用環境・モデルによって変わります。
石のストーブと共に
一年を生きる。
ハースストーンを最大限に活かすには、薪の準備から点検・焚き方まで年間を通じたリズムを知ることが重要です。岩手の気候に合わせた年間スケジュールをご紹介します。
厳冬期・最も焚く月
- 毎日・1日8〜12時間
- 朝晩の焚き付けを習慣化
- 薪の残量を毎週確認
- ガラス汚れのチェック
厳冬期継続・薪消費ピーク
- 薪を最も消費する時期
- 次年度薪の手配を開始
- 灰の処理(週1回程度)
- 煙突の中間点検推奨
残冬・焚く回数が減り始める
- 昼間は不要な日も出始める
- 夕方〜夜の焚きが中心に
- 薪の残量確認
- 春の煙突清掃予約
シーズン終了・清掃の月
- 最後の焚きで灰を全量掃除
- 専門業者による煙突清掃
- 触媒コンバーター点検
- ガスケット・ドアの確認
薪割りシーズン開始
- 翌冬用の薪割りを開始
- 原木入手(間伐材・購入)
- チェーンソーメンテ
- 薪棚の清掃・準備
薪割り・積み込み継続
- 割った薪を薪棚に積む
- 通気確保・屋根確認
- 2年乾燥分の管理
- D'STYLE薪割り体験会(予定)
乾燥が最も進む月
- 薪の乾燥管理(雨よけ)
- 含水率チェック開始
- 薪棚の増設検討
- 次シーズン用機種相談
乾燥継続・お盆点検
- 薪の含水率を定期測定
- 薪棚の整理・補充
- 炉台・周辺の清掃
- ハースストーン外装チェック
シーズン準備・試し焚き
- 薪の最終乾燥確認
- 着火材・ファイヤースターター補充
- シーズン前の試し焚き
- 煙突の鳥巣・詰まり確認
初焚き・シーズン開幕
- 初焚き(岩手は10月上旬〜)
- 週2〜3回から徐々に増やす
- ソープストーンの「目覚め」
- 家族で焚き火を楽しむ
本格稼働開始・毎日焚き
- 毎日の焚きがルーティンに
- 薪の室内保管分を確保
- 最終煙突点検(シーズン前)
- 防寒・隙間風の確認
真冬モード・石が一番輝く季節
- 朝晩しっかり焚く
- 25〜30時間HeatLifeを実感
- 年内煙突清掃(二重点検)
- 年越しは石の温もりの中で
岩手・東北の方、まずはD'STYLEに相談してください。
46年のバーモントの石と技術を、岩手の冬に。ショールームでの実機見学・薪ストーブ体験、現地への設置相談まで、D'STYLEが丁寧に対応します。
石で暖めることを
246年間やめなかった州。
ハースストーンはバーモント州モリスビルで生まれた。これは偶然ではありません。バーモントは1791年にアメリカ合衆国14番目の州となって以来、木と石と寒さとともに生きてきた人々の州です。石油が安くなっても、電気暖房が普及しても、バーモント人は薪を割り、石を積み、火を焚き続けました。その精神がハースストーンの設計思想に生きています。
(全米有数)
101,841戸(全米最高水準)
(149インチ)
米国14番目の州に加盟
He who cuts his own wood is warmed twice.― Henry David Thoreau / New England folk saying
バーモント人はなぜ薪を割り続けるのか
バーモント州の人々が薪暖房にこだわる理由は、単なる伝統ではありません。エネルギー自立への強いこだわりがバーモント文化の核にあります。1770年代の独立戦争以来、外からの支配を嫌うニューイングランドの気質は、エネルギーでも発揮されます。「自分の山の木を切り、自分の石で暖める」——これはバーモント人のアイデンティティです。
1973年のオイルショック、1979年の第二次オイルショック。石油価格が4倍・10倍に跳ね上がったとき、バーモントの農家は薪割りを再開しました。連邦政府が節エネルギーを呼びかける中、バーモントはすでに答えを持っていた州でした。「ニューイングランドには薪がある。石もある。知恵もある」——そのときの気運がハースストーンの創業(1978年)につながります。
現在もバーモント州は全米で最も木質燃料利用率が高い州のひとつです。州政府は再生可能エネルギーとして薪を位置づけ、持続可能な林業と組み合わせたエコシステムを構築しています。薪ストーブは気候変動対策の観点からも、カーボンニュートラルな選択として積極的に評価されています。
モリスビル ─ ハースストーンの生まれた町
バーモント州ラモイル郡モリスビル。村の人口約2,100人、町全体で約5,400人の小さなコミュニティですが、その存在感は人口を遥かに超えます。ラモイル川の谷間に位置し(標高約210m)、東側にはバーモント州最高峰マンスフィールド山(4,393ft / 1,340m)がそびえます。最も近いスキーリゾートはストウ(世界的に有名、約10マイル)。冬は本物の冬です。
マンスフィールド山がストーブの名前の由来です。ハースストーンの最大機種「Mansfield 8013」は、この山にちなんで名付けられています。バーモント州最高峰の名前を冠するにふさわしい、ハースストーン最大・最重・最長保温のフラッグシップモデルです。
モリスビルの年間降雪量は約149インチ(3.8メートル)。1月平均気温は-10℃以下、最低気温は-20℃を下回る日も珍しくありません。HDD18(暖房度日)は年間5,000前後とニューイングランドでも寒い部類に入ります。この土地で1978年に生まれたハースストーンが、冬の設計に妥協しないのは必然です。
バーモントはかつてソープストーンの主要産地でした。1850年代から1910年代にかけてパーキンズビル・グラフトン・ウェザーズフィールドなどに採石場が栄えました。グラフトンは「バーモント・全米でトップのソープストーン産地」と呼ばれた時代もあります。現在のソープストーンは主に南米(ブラジル)から調達されていますが、石を日常道具として使うバーモントの伝統は変わっていません。
ハースストーンの工場はこの町に46年間留まり続けています。グローバル化で製造拠点を海外に移した多くのメーカーとは対照的に、「バーモントで作る」という約束を守り続けたことが、このブランドへの信頼の根拠です。
フォリッジ・薪割り・雪 ─ バーモントの四季
9月下旬から10月にかけてのフォリッジ(紅葉)シーズンは、バーモント観光の最大イベントです。同時にこれは「薪割りシーズンの終わりが近い」サインでもあります。色づく森を眺めながら最後の薪を積む ── これがバーモントの秋の原風景です。
11月になれば初雪。12月から2月にかけての長い冬の間、ストーブは家族の中心になります。バーモント人にとって薪ストーブは「オプション」ではなく「インフラ」です。
グリーンマウンテン ─ 「緑の山」の州
Vermont(バーモント)という名前自体がフランス語の「Verts Monts(緑の山々)」に由来します。州名どおり、バーモントの76%は森林です。カエデ(メープル)・ブナ・ナラ・カバノキが豊富に育ち、州のシンボルはシュガーメープル(サトウカエデ)。
バーモントのメープルシロップ生産量は全米の40%超。木を大切にしながらも活用する知恵が、バーモントの林業・木工・薪文化すべての根底にあります。
オイルショックが変えた ─ 1973年の転換点
1973年、アラブ石油禁輸措置(オイルショック)でアメリカ全土が混乱しました。特に寒冷地のニューイングランドでは灯油の価格が急騰し、暖房費が家計を直撃。1979年の第二次オイルショックで状況はさらに悪化します。
この時期、バーモント州では薪割り機・薪ストーブの需要が急増。エネルギーの自立を求める動きが、高性能薪ストーブ産業の勃興につながりました。ハースストーンの創業(1978年)はこの流れの中にあります。
バーモント州と薪暖房の歴史年表
バーモントと岩手 ── 石と木と冬を知る、二つの場所
🇺🇸 バーモント州モリスビル
- 人口 約2,000人、山間の小さな町
- 1月平均気温 -10〜-12℃
- 森林率 76%(カエデ・ブナ・ナラ)
- HDD18(暖房度日)約5,000
- 薪暖房世帯率 25〜30%
- 主産業:農業・林業・観光(スキー)
- ソープストーン採石の伝統 約300年
🇯🇵 岩手県盛岡市・北東北
- 盛岡人口 約29万人、内陸の城下町
- 1月平均気温 -4〜-6℃(八幡平は-10℃以下)
- 森林率 77%(ナラ・ブナ・スギ・カラマツ)
- HDD18(暖房度日)約3,300〜5,000
- 木質バイオマス活用 岩手県が全国有数
- 主産業:農業・林業・観光(スキー・温泉)
- 東北・南部藩の木工・鉄器の伝統
数値は異なりますが、「山と森に囲まれた寒冷地で、長い冬を木と石の力で乗り越えてきた」という本質は同じです。バーモントで生まれた石のストーブが岩手で愛される理由は、この深い共鳴にあります。
3段階燃焼はなぜ必要なのか。
物理から理解する。
「一次・二次・触媒」という3つの燃焼段階は、それぞれが「薪が出す有害物質を別々の方法で処理する」ためにあります。なぜひとつの燃焼だけでは不十分なのか。TruHybrid™が何を解決したのかを、物理から説明します。
一次燃焼
「薪を炭にする」
ファイアーボックス底部から供給される一次空気が、薪の表面を燃やします。この段階で固体の木材が炭化し、揮発性ガス(CO・炭化水素・水蒸気)が発生。この段階だけでは、ガスの多くは未燃焼のまま排気されます。
一次空気レバーで流量を調整することで、燃焼速度をコントロール。薪全体に均等に火が回るよう、火床(きどこ)設計が重要です。
温度帯:200〜400℃二次燃焼
「ガスを燃やす」
ファイアーボックス上部の壁に設けられたジェット穴から、予熱された二次空気が噴射されます。一次燃焼で発生した揮発性ガスに再度酸素を供給し、高温域で再燃焼。
この二次燃焼によって、煙(未燃焼ガス)の約60〜70%が分解されます。炎が「オレンジ→白〜青」に変わるのが二次燃焼が機能しているサインです。煙突からの白煙が激減し、エネルギー効率が上がります。
TruHybridの設計の核心:「触媒なし薪ストーブの多くのオーナーは触媒を使いこなせない」という観察からハースストーンは逆転させました。TruHybridでは二次燃焼が主役。触媒はあくまで「フィニッシャー」として機能するため、触媒が劣化・故障しても二次燃焼単独で高性能を維持できます。
活性化温度:約593℃(1,100°F)触媒燃焼
「残留粒子を仕上げ処理する」
二次燃焼をくぐり抜けた微細な粒子(PM2.5の前駆体を含む)が、触媒コンバーター(ハニカム構造のセラミック触媒)に接触。触媒の化学反応で低温でも酸化・分解が起こります。
「二次燃焼が先にほとんどの仕事をしているため、触媒に到達するときには温度が下がっており、触媒寿命が延びる」という設計上のメリットもあります(Hearth & Home誌、2019年)。
EPA認証済み排出量:Heritage IV 0.54 g/hr、Castleton I 0.69 g/hr。業界誌Patio & Hearth Products Reportは「TruHybridは木質暖房の未来への道を切り開いた」と評価しています。
触媒活性化温度:約260〜480℃(500〜900°F)触媒のみのストーブ
- 極めて低い排出量が可能
- 低温燃焼でもクリーン
- 触媒が活性化するまで時間がかかる
- 触媒の消耗・詰まりへの注意が必要
- 操作が複雑(バイパスダンパー)
- 触媒が壊れると性能が大幅低下
二次燃焼のみのストーブ
- 操作がシンプル
- 消耗部品が少ない
- 維持費が安い
- 高温燃焼時のみクリーン
- 絞り焚き・低温時に煙が増える
- 排出量が触媒式より多くなる傾向
ハースストーンの解答
- 二次燃焼で大部分を処理
- 触媒が残留粒子を仕上げ処理
- 操作は1レバーのみ(シンプル)
- 低温時でも触媒がカバー
- EPA 0.54 g/hr達成(基準の27%)
- 触媒は5〜10年ごとに交換(4〜6万円)
EPA排出量の比較 ── ハースストーンはどこに位置するか
なぜ排出量が低いことが重要か:薪ストーブのPM(粒子状物質)は、近隣の大気質・住宅内空気・長期健康影響に関わります。EPA基準は2020年に大幅強化され、基準未達のストーブは販売できなくなりました。
0.54 g/hrの現実:これはMansfieldとHeritageが達成した値です。1時間あたりに排出される粒子が0.54グラム。基準2.0の27%です。「クリーンな薪ストーブ」が2.0 g/hrに達するとき、ハースストーンはその4分の1以下の排出です。
岩手での意義:北東北では薪ストーブが普及しています。排出量の低いストーブが増えることは、冬の霞(逆転層時の煙)を減らし、地域の大気環境を改善することにもつながります。
一台ずつに名前がある。
それがハースストーンの約束。
世界の薪ストーブメーカーの中で、完成した全ての製品に職人のサインを入れているブランドは極めて稀です。ハースストーンはその数少ないひとつ。バーモント州モリスビルの工場で組み立てた職人が、自らの名前をストーブに刻みます。これは品質保証であり、誇りの表明であり、あなたへのメッセージです。
なぜサインを入れるのか
量産工業品はラインを流れ、誰が作ったかわかりません。ハースストーンはその反対です。「この一台は、この人間が作った」という事実を製品に刻むことで、作り手と使い手の間に人格的なつながりを作ります。
これは単なるマーケティングではありません。バーモントの製造文化において、職人は自分の仕事に責任を持ちます。サインがあるということは、「もし問題があれば私に言ってくれ」というメッセージでもあります。アメリカの工業製品の中で、これほど職人個人の意志が製品に込められているものはそう多くありません。
日本で言えば、伝統工芸品に作家のサインが入るのと同じ感覚に近いかもしれません。南部鉄器の職人が箱に銘を入れるように、ハースストーンの職人もストーブに名前を刻みます。「使い捨て」とは対極の文化がここにあります。
一度壊れて、より強く再建した ─ 1988年の転換点
ハースストーンの歴史には、知られざる転換点があります。1988年、EPA(米国環境保護庁)が薪ストーブの排出規制を大幅強化しました。多くのメーカーが対応できず、ハースストーンも一時的に破産申告しています。
しかし翌1989年、スペインの家族経営暖房メーカー(現在のNestor Martinの関連会社)がハースストーンの資産を取得し、再建を開始。150年以上の欧州鋳造技術とバーモントのソープストーン哲学が融合したのがこの時期です。現在も鋳鉄フレームはスペインで鋳造され、組み立てと品質管理はバーモントで行うという体制が続いています。
「ピンチが最高のパートナーをもたらした」──この経緯は、単なる苦労話ではありません。欧州の最高品質鋳鉄技術とアメリカのソープストーン蓄熱技術が組み合わさった結果として、「バーモント×スペイン」の二つの職人文化が一台に宿ることになりました。
バーモント製造へのこだわり
46年間、ハースストーンはモリスビルで最終組み立てと品質管理を続けています。グローバル化の波の中、多くのアメリカのメーカーが全製造を中国・東南アジアに移しました。ハースストーンはそれをしませんでした。
理由は複数あります。ソープストーンの切り出し・成形は熟練が必要で、簡単に技術を移転できない。品質管理が複雑で、遠隔地では維持できない。そして何より、「バーモントで作る」というブランドの本質を守りたいという意志があります。
あなたが買うハースストーンのストーブは、バーモントの冬を知る人が最終検査・組み立てをし、職人のサインを刻んだ一台です。それが他の薪ストーブとの差異の一部を占めています。
※ これはサインのイメージです。実際の署名は機種・製造時期によって異なります。あなたのストーブには、モリスビル工場で組み立てを担当した職人の名前が刻まれています。
MORRISVILLE, VERMONT, USA
SINCE 1978
HANDCRAFTED
32mm無垢ソープストーン ── 妥協なき厚み
ハースストーンのソープストーン板は32mm厚。「ソープストーンを使っている」と言うだけなら薄い石を貼るだけでよい。しかし32mmの無垢板でなければ、本当の蓄熱は起きない。この数字へのこだわりが、25〜30時間のHeatLife™を可能にしています。
天板クックプレート ── 料理できるストーブ
一部機種(Lincoln等)の天板はクックプレートになっており、実際に調理が可能です。ソープストーンの均一な熱伝導によって、鍋やフライパンを置いても局所的な過熱が起きにくい。これは鋳鉄ストーブにはできないソープストーンならではの機能です。
左右両開きドア ── 設置場所を選ばない
Heritageシリーズはドアの蝶番を左右どちらにも設置できます。薪ストーブの設置では、部屋の動線に合わせてドアの開く方向が重要です。「工場で決まった方向しか開かない」のではなく、あなたの家に合わせて作られる一台です。
「カタログには書いていない」
本当のことを答えます。
10年以上ハースストーンを販売・施工してきたD'STYLEが、お客様から実際に受けた質問に正直に答えます。購入後に「知らなかった」と言わせないための、深いQ&Aです。
「毎日焚くか、たまに焚くか」で決まります。ソープストーン(ハースストーン)は蓄熱型なので、毎日長時間焚く主暖房として使う場合に最大の効果を発揮します。蓄えた熱が25〜30時間続くため、夜焚けば朝まで温かい。
一方、鋳鉄ストーブ(ヨツール・Heta・Dovreなど)は立ち上がりが速く(30〜60分)、週末や補助暖房として短時間使う場合に使いやすいです。
結論:北東北で主暖房として毎日焚くならハースストーン。週末・補助暖房なら鋳鉄系も選択肢。どちらが「上」ではなく、使い方の違いです。
いいえ、TruHybrid™はシンプルです。従来の触媒専用ストーブは「バイパスダンパー」という切り替えレバーがあり、着火時は開け、温度が上がったら閉める操作が必要でした。操作を間違えると触媒が壊れる原因になります。
ハースストーンのTruHybrid™は、二次燃焼が主役で触媒が補助的な役割を果たします。操作は基本的に1本のレバー(一次空気コントロール)だけ。「着火→温度が上がったら絞る」という単純な操作で、二次燃焼と触媒が自動的に最適化されます。
初心者の方でも、3〜5回の焚き方体験で慣れていただける難易度です。
交換費用:4〜6万円(部品代+工賃)が目安です。触媒コンバーターは消耗品で、適切に使用した場合5〜10年が目安です。
交換のサイン:① ガラスが以前より汚れやすくなった、② 同じ薪量でも煙が多くなった、③ 燃費が落ちた、④ 目視で触媒のハニカムに破損が見える。
寿命を延ばすコツ:含水率20%以下の薪を使うこと。湿った薪は触媒に樹液・クレオソートを付着させ、詰まりの原因になります。乾燥薪を徹底することで触媒寿命を最大化できます。
触媒交換はD'STYLEにて対応しています。年1回の煙突清掃のタイミングで目視点検も実施します。
目安:本体価格+80〜180万円が工事一式の相場です(煙突・炉台・設置工賃含む)。
- 煙突(断熱二重管、屋内〜屋根抜き、約3〜6m):50〜100万円
- 炉台(コンクリート・タイル等):15〜30万円
- 壁の防火処理・レンガ等:10〜30万円
- 設置工賃・搬入:10〜20万円
ヘリテイジ(本体約107万円)の場合、総額190〜290万円前後を想定してください。マンスフィールドは本体が高く、重量(274kg)の床補強も必要になる場合があります。
D'STYLEでは現地調査(無料)ののち、正確な見積りをご提示します。ウェブ上の「概算」ではなく実際の数字をお伝えします。
原則として困難です。薪ストーブは煙突を屋外に貫通させる必要があります。マンションの集合住宅や賃貸物件では、管理規約・建物構造・大家の許可などの問題があり、ほぼ不可能です。
ただし、例外的に設置できるケース:① 一戸建て賃貸(大家の許可が得られる場合)、② 1階住戸で外壁貫通が可能な場合(外壁貫通煙突)。
新築計画の段階から相談いただくのが最もスムーズです。設計段階で煙突ルートを組み込むことで工事費も下がり、仕上がりも美しくなります。
ゼロリスクではありませんが、ハースストーンは安全性で優れています。鋳鉄ストーブやスチール薪ストーブの表面温度は400〜600℃に達し、触ると即座にやけどします。一方、ソープストーンの表面は熱伝導率が低いため、最高でも200〜250℃前後に抑えられます。
「200℃でも十分危険では?」とおっしゃる通りです。完全に安全とは言えません。ただし、ガードを設置した場合の距離感、そして「子どもが近づいたとき手を添えたら熱い、でも一瞬触っても鉄ストーブほど瞬間的にやけどしない」というリスクの差は実際にあります。
推奨対策:安全柵(ファイヤーガード)の設置、ストーブ周辺の炉台設計(子どもが近づきにくい段差)。D'STYLEでは設置時に安全計画もご提案します。
使えますが、暖房計画が変わります。現代の高断熱住宅(UA値0.4〜0.6程度)と昭和の木造住宅(UA値1.5〜2.0以上)では、同じストーブでも体感温度が全く異なります。
古い家・隙間の多い家でハースストーンを使う場合:① より大きい機種を選ぶ(マンスフィールド・GM80等)、② 部屋の気密化(窓・サッシの補修)と組み合わせる、③ 暖める部屋を絞る(リビングのみ、など)。
岩手の古民家・農家住宅への施工実績もあります。「ストーブが暖かくても家が寒い」という状況にならないよう、事前の家の診断もD'STYLEでお手伝いします。
適切にメンテナンスすれば30〜50年以上が期待できます。アメリカ国内では20〜30年使い続けているユーザーの声が多数あります。「17年使って、まだ快調」というレビューは珍しくありません。
メーカー保証:ハースストーンはファイアーボックス(炉)に終身保証(Limited Lifetime Warranty)を提供しています(一般的な使用条件下)。触媒コンバーター・ガラスパネル・ガスケット等の消耗部品は別途保証条件があります。
日本向けの詳細な保証内容・修理対応については、D'STYLEまでご確認ください。部品は長野総商を通じて取り寄せ可能です。
含水率計(水分計)で測るのが最も確実です。3,000〜8,000円程度で購入できるハンディタイプの含水率計を薪の断面に当てるだけで、数秒で数値が出ます。
目標値:20%以下。理想は15〜18%。25%以上は燃焼不良・クレオソート蓄積・ガラス汚れの原因になります。
目視・音での判断法(補助的に):① 薪を叩き合わせたときに「カーン」と乾いた音がする(湿薪は「ドン」と鈍い音)、② 断面に細かいひびが入っている、③ 重さが軽い(重い薪は水分が残っている)。
D'STYLEのショールームでも含水率計を展示・販売しています。薪を持参していただければ測定もできます。
電気は一切不要です。ハースストーンの全薪ストーブモデルは完全な自然燃焼で、電源なしで動作します。ブロワー(送風機)がオプションで付けられる機種もありますが、それがなくても暖まります。
東北の冬は大雪・強風による停電リスクがあります。2011年の東日本大震災では長期停電が発生しました。薪ストーブは電気インフラが止まっても機能する、最後の砦の暖房です。
ソープストーン蓄熱の特性から、停電前に十分に蓄熱しておけば、その後数時間〜十数時間にわたって石が熱を放ち続けます。停電時の生存装備として、薪ストーブを持つ家と持たない家では天と地の差があります。
正直に言います。ソープストーンはシンプルで地味です。ヨツールの彫刻鋳鉄や、Hetaのスカンジナビアンデザインのような「映える」見た目ではありません。
ソープストーンの美しさは「石の素材感」にあります。グレーがかった白い石肌に、自然の脈(ベイン)が入り、一台ごとに模様が違います。「主張しすぎない、素材の美しさ」が好きな方には深く刺さりますが、「ストーブでインテリアを作りたい」という方には物足りないかもしれません。
エナメル仕上げ(マットブラック・ブラウン・サンドストーン等)を選ぶと、鋳鉄ストーブに近い存在感になります。実物を見てから決めることを強くお勧めします。D'STYLEのショールームでご確認いただけます。



