テキスト内容
この資料から読み取れるテキストです。
HearthStone Quality Home Heating Product Inc. 作成資料を、長野総商株式会社が翻訳・編集致しました。
本資料中では、断熱二重煙突を煙突、シングル煙突等の断熱二重煙突とストーブの接続に使用される煙突をコネクターと
表記しています。
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技術資料#97
インフォメーション
炉台
薪ストーブの設置に際し、炉台の設置は必須です。
炉台による床の保護が必要な理由は以下2つです。
まず、ストーブからこぼれ落ちる火の粉や熾き、灰に対する保護です。よって不燃性でなければなり
ません。
第二に、ストーブの前面からの輻射熱と底面からの輻射熱で、燃焼性の床材が発火する可能性がある
ためです。
市販のハースボードもストーブ店で入手可能ですが、顧客が自分で製作を希望することが多くありま
す。その場合は「技術資料#9:クリアランス及び最小炉台寸法」を参照ください。
1)サイズ
アメリカの最もローカルな建築法規及びストーブマニュアルにおいて、ストーブの両サイド及び後部
はストーブより20㎝、前面は41㎝(カナダのコードでは46㎝)が最低必要寸法です。
2)材料
不燃性の材料でなければなりません。難燃性のハースラグは保護の対象にはなりません。
ストーブ毎に断熱値が指定されていますので、数値はストーブ毎に異なります。インストールマニュ
アルをチェックしてください。ストーブのサイズは、炉台保護に必要な断熱値に関係ありません。
床面保護はR値(耐熱性)及びk値(熱伝導率)で指定されます(ハースストーンストーブはR値)
一般的に断熱ボードと標準的な厚みのタイル等を組み合わせることにより、必要な効果を得られます。
材料の断熱値に関しては、技術資料#79を参照ください。
例えば炉床ボードの基礎を16㎜の合板を使用するとします。その上に12.7㎜厚の「DuroRock」セメン
トボード(R値は0.2)を貼り、仕上げに6.4㎜のタイル(R値=0.02)を組み合わせると、R値合計は
0.22です。
そこでR値を増加させるための2つの方法として、セラミックボードもしくは3.2㎜の空気スペースが
あげられます。
MicoreTMは入手しやすいセラミックボードです。R値=1.1です(厚さ12.7㎜)
合板とセメントボードの間に12.7㎜のセラミックボードを足すと、R値は1.32になります。
空気スペースはさらに大きな断熱効果があります。3.2㎜でR値=0.92
従って、合板とDuroRockの間に3.2㎜のスペーサーを加えると、R値=2.24です。
より多くの保護が必要な場合は、2枚以上のセラミックボートあるいはセメントボードを使用します。