KUUTA / 施工の全記録
HOW IT'S MADE / 施工の全記録
見えるところがきれいに仕上がるのは当然です。KUUTAが大切にしているのは、その先。壁の中、天井の裏――完成したら二度と見えなくなる場所にこそ、手間をかけています。ここでは、実際の製作現場の写真40枚で、隣室の解体からサウナに灯りがともるまでの全工程をご覧いただけます。
隣接する部屋を解体し、浴室の脱衣場とひと続きの空間として、サウナ室のスペースを確保します。

床と壁の入隅をコーキングで下処理したうえで、防水塗膜とFRPの二重で防水します。水を使う場所だからこそ、いちばん最初の下地の防水が、サウナの寿命を左右します。







防水層の上に、モルタルでタイルを張ります。水はけと、素足で立ったときの感触。その両方を決める工程です。





断熱ボードを壁・天井全面に施工したのち、途切れないよう気密シートで包み、その上から遮熱シートを重ねます。KUUTAの壁構造で解説している「呼吸できる壁」は、この工程から始まっています。








気密・遮熱層の上に通気胴縁を打ち、壁と天井を仕上げの羽目板で張ります。板の裏側に空気の通り道を残す。これがKUUTAの通気設計です。




ベンチはスペーサーを挟みながら、板と板の目地を一本ずつ調整して組み上げます。



ヒーターの電源配線と換気ダクトを壁の中に通し、制御盤の結線まで、当社の職人が仕上げます。






ベンチ下と壁面にLEDの間接照明を仕込み、ヒーターを据えて完成です。見えなくなる場所まで手をかけた分だけ、見える場所は長持ちします。






KUUTAはセミオーダー・フルオーダー(受注生産)です。すべての施工は、盛岡の有限会社D'STYLEの職人が一台ずつ手がけています。壁の中の構造については、壁のつくり方の解説もあわせてご覧ください。