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ARCE_201505
1
ARCE OWNER'S MANUAL
アルセ 取扱説明書
ご使用の前に ............................................ 2
安全にお使いいただくために .................... 2
緊急時には(煙道火災が発生した場合) .. 2
ストーブの操作 ......................................... 3
慣らし焚き ................................................ 5
毎日のご使用 ............................................ 6
焚きすぎの注意 ......................................... 7
メンテナンス ............................................ 8
トラブルシューティング ........................... 10
パーツリスト ............................................ 11
定格出力 Nominal Power
10,300 kcal/hr (12 kw/hr)
最小出力 Minimum Power
7,700 kcal/hr (9 kw/hr)
最大出力 Maximum Power
12,500 kcal/hr (14.5 kw/hr)
重量 Weight
180 kg
最大薪長さ Maximum Log Length
500 mm
燃焼効率 Efficiency
80 %
CO 排出量 CO Emissions
0.09 %
サイズ Size
W705 x H1000 x D440 mm
オーブンサイズ Oven Size
W519 x H275 x D355 mm
認証規格 Certified
EN 13240
この取扱説明書は、ストーブの安全、慣らし焚き、操作方法、メンテナンスについて理解していただくためのもの
です。お使いになる前に必ずお読みになり、いつでも参照できるよう、お手元に保管してお持ちください。
特に重要な警告事項です。
取扱上の注意事項です。
ヘルゴン日本総代理店
長野総商株式会社
〒389-0207 長野県北佐久郡御代田町馬瀬口1625-83
Tel: 0267-32-2353 / Fax: 0267-32-2690
ARCE_201505
2
ご使用の前に
ストーブや煙突の近くに衣類、家具、カーテン、紙などの燃えやすいものがないことを確認してください。
ガソリン、灯油などの可燃性の液体をストーブの側に置かないでください。
ストーブのしくみや使用に不慣れな方や子供がいるご家庭では必ず責任者がそばに付いてください。
ストーブ使用中は高温になりますので、火傷にご注意ください。
通常使用を始める前に、最低3回(3日)は必ず慣らし焚き(5ページ)を行ってください。
よく乾燥させた薪を燃やしてください。
熱いストーブに薪を補充する際は革手袋を使用し、補充時以外はドアを閉めておいてください。
付属のグレート、灰受け皿は所定の位置におさめた状態でご使用ください。
安全にお使いいただくために
ストーブを決して改造しないでください。
キルン乾燥材、塗装木材、処理済木材、溶剤、ゴミ、合板、カラー紙、光沢紙、ボール紙、石炭、流木は
燃やさないでください。鋳物やスチール部品を酸化させ損傷の原因となり、ストーブの寿命を縮めます。
ガソリンタイプ燃料、灯油、木炭用ライターオイル、または他の液体燃料を着火や燃焼を促進させる目的
で使用しないでください。これらの燃料は酸素を使い果たし、一酸化炭素を発生させる恐れがあります。
ストーブの側には決して置かないようご注意ください。
灰受け皿の損傷時や、灰受け皿を外した状態でのストーブを使用しないでください。
フロントガラスに薪を立て掛けたり、薪がガラスに触れた状態で使用しないでください。
ドアをバタンと強く閉めたり、ドアで薪を押し込むことはしないでください。
燃やしすぎないようご注意ください。(焚きすぎの注意:7ページ)
衣類やキャンドルなどを熱くなったストーブに載せないでください。
家具、カーテン、衣類などの移動可能な可燃物は、ストーブから最低1 メートル離してください。
薪ストーブから離れた場所に煙探知器を設置することをお勧めします。
万一の場合に備え、消火器は手の届く場所に用意しておきましょう。
灰は適切に処理してください。(灰の処理方法:8ページ)
年に一度は煙突掃除を行ってください。使用期間中にも点検を行ない、必要であれば掃除をしてください。
緊急時には(煙道火災が発生した場合)
煙突火災とは、煙突内に付着したススやタールが引火して燃えることです。
万が一、煙道火災が発生した場合、火災が激しいときは、直ちにその場を離れ、消防に連絡をしてください。
火災が軽度の場合は以下の手順で対応してください。
1. 空気調整レバーを閉めてください。(もしあれば、ストーブパイプのダンパーを閉めます。)
2. ドアをしっかりと閉めた状態にします。
煙道火災発生時の注意
決して水をかけないでください。煙道火災は大変高温になるため、瞬間的に水蒸気を発生させ大変危険です。
煙道火災がおさまった後も空気調整レバーは閉めた状態で、ストーブ内の炎が完全に燃え尽きるまで待ちます。
ストーブ、煙突の点検を行い、損傷部分の交換・修理が終わるまで決してストーブを使用しないでください。
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3
ストーブの操作
使用中はストーブが大変熱くなりますので、お子様が近づかないようご注意ください。また、ストーブ
の側に可燃物を置かないでください。
ドアハンドル、コントロールレバーはご使用中熱くなります。操作時はストーブグローブをお使い
ください。
コントロールレバー
ストーブ炉内に入る空気の量を調節します。左へ動かすと空気量は多く、右へ動かすと少なくなります。
<上>スタートレバー
着火時や薪の補充時に使用します。組んだ薪に対して
直接空気を送り、すばやい着火に役立ちます。
<下>空気調整レバー
燃焼中の空気量をコントロールします。
上部からガラス面に沿って空気が入るため、ガラス面
をきれいに保ちます。
着火時には、空気が多く炉内へ入るようどちらも手前へ引いてください。温度が上がり、理想的な燃焼に達し
たら、スタートレバーは閉じるか少し開けた状態にします。
燃焼中の空気量のコントロール(温度の調整)は、下の空気調整レバーで行います。過度な燃焼を避けるため、
表面温度を管理しながら空気量を調節してください。中間の位置が一般的に最適な設定とされますが、ドラフ
トの引きや燃料の種類(広葉樹、針葉樹)などにより各ストーブで異なります。
空気調整レバー
CLOSE
OPEN
スタートレバー
オーブン温度計
グリル
オーブントレー
グリル
グリル・レール
ドアハンドル
グレート
ドアハンドル
ドアハンドル
OPEN
CLOSE
OPEN
CLOSE
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バッフルの取り付け方
バッフルを図1 の向きに持ち、炉内上部左右にあるバッフルサポートへ差し込みます(図2 参照)
燃焼室
燃焼室内にはグリル・レールが付いており、付属のグリルを
設置すれば直火による調理が可能です。
グリル・レールの高さは2段階です。
使用しないときやお掃除のとき、グリル・レールは外すことができます。
*六角穴付ボルトで固定されています。六角レンチ(5ミリ)でボルトをゆるめて外してください。
灰受け皿
灰受け皿の取り扱いは必ずストーブが冷めた状態で行ってください。
ストーブ燃焼時に灰受け皿を取り出さないでください。
灰を処理するには、炉床にあるグレートを外して灰を灰受け皿に落とし、灰受け皿を引き出します。灰を扱
う際は細心の注意を払ってください。
灰を処理したら灰受け皿は必ず元の位置に戻し、最後まで奥へ押し込んでしっかりと納めてください。
(8ページの灰の処理もご参照ください。)
灰受け皿を外した状態や、しっかりと納まっていない状態では、決してストーブを使用しないでく
ださい。過度燃焼を引き起こし、ストーブの損傷の原因になります。
シーズン中、灰はきれいに取り除く必要はありません。灰は常に2~3センチ溜めた状態でお使い
ください。次の着火時に火が点きやすい、火持ちが良いほか、炉床の保護にも役立ちます。
前方
後方
バッフル取付け時
図2 バッフルサポート
図1 バッフル
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5
慣らし焚き
ストーブを慣らすため、最初のご使用時、シーズンの初めには、本格的なご使用の前に必ず慣らし焚きを行っ
てください。慣らし焚きは、ストーブを熱に慣れさせ、徐々に伸縮できるように整えるためのものです。
新しいストーブを一気に高温で使用すると、鋳鉄部分に割れや破損が生じる恐れがあります。ゆっくりと湿
気を蒸発させることが、ストーブを長くお使い頂く上で大変重要です。
焚き始めには表面から煙や匂いが出ますが、これは塗料や接着剤が焼けたもので、通常は最初の数回でおさま
ります。窓を開けて換気をしてください。
慣らし焚きの最中で、まれにストーブ底面から脚を伝わり黒い液体が少量滴ることがあります。炉台
が汚れる可能性がありますので、気になる場合には事前にストーブの下や足元に不燃性のものを敷く
などして炉台を保護してください。これは結露によるもので慣らし焚きが完了すればおさまります。
破損の恐れがありますので、以下にご注意ください。
ストーブの中に薪を投げ入れたり、薪をドアで押し込まないでください。
表面の凍った薪を燃焼中のストーブに入れないでください。熱衝撃で破損する恐れがあります。
炉内には付属品でないグレートやロストルを置かず、炉床の上で直接薪を燃やしてください。
慣らし焚きの手順
① 換気のため、窓を開けます。
② グレートと灰受け皿が所定の位置にあることを確認してください。
③ ドアを開け、着火剤か、固くねじった新聞紙5,6本を炉内中央に置きます。その上に小割りにした焚き
つけ(直径15 ミリ程度)を10 本ほど交差させて置きます。
④ スタートレバー、空気調整レバーを一番左へ動かします。(炉内に空気を多く取り入れます)
⑤ 着火剤(新聞紙)に火を点けます。焚きつけに火が点き上昇気流(ドラフト)が起こるまで、少しの間ド
アをかすかに開けた状態にします。
⑥ ドアを閉めます。ストーブの使用中はドアが閉じていることを確認してください。
⑦ 低温での燃焼を維持するよう、ストーブから目を離さないでください。最初の燃焼ではストーブをあたた
めるのが目的なので、触れないほど温度を上げないように注意してください。細めの薪を2,3本足す
程度で安全な慣らし焚きに必要な温度に達するはずです。
⑧ ストーブがあたたまったらスタートレバーは閉じるか少し開けた状態にします。空気調整レバーで空気量
を調節して温度を管理し、薪が燃え尽きるまで燃やします。
慣らし焚きは最低3回(3日)、上記手順で必ず行ってください。最初のご使用前だけでなく、毎年のご使用
前に慣らし焚きを行うことをお勧めします。毎年続けることでストーブは整えられ、きちんと応えてくれます。
慣らし焚きでは燃焼温度が低いため、フロントガラスに汚れが付きやすくなります。
薪の補充時に、炉内のバーミキュライトボードを傷つけないようご注意ください。
<重要です> 最初のご使用時、シーズンの初めに行なってください。
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毎日のご使用
ドアの開閉、コントロールレバーの操作時には必ずストーブグローブをお使いください。
グレートと灰受け皿が所定の位置にあることを確認してください。ない状態のまま使用を続けると、
焚きすぎによりストーブの損傷を招きます。
灰は毎回きれいに取り除かずに、必ず2~3センチ溜めた状態でご使用ください。次の着火時に火が
点きやすい、火持ちが良いほか、炉床の保護にも役立ちます。
1.
ドアを開け、着火剤か、きつくねじった新聞紙5,6本を炉内中央に置きます。その上に
小割りにした焚きつけ(直径15 ミリ程度)を10 本ほど交差させて置きます。
2.
スタートレバー、空気調整レバーを一番左へ動かします。(炉内に空気を多く取り入れま
す)
3.
着火剤(新聞紙)に火を点けます。焚きつけが燃え始め、上昇気流(ドラフト)が起こる
まで、少しの間フロントドアを1センチ程度開けた状態にします。
4.
焚きつけが燃えてきたら薪を追加します。最初は細めの薪を足し燃焼を促進させます。薪
は奥のほうへ置き、フロントガラスから離してください。安定して燃え始めたら、ドアは
閉めておきます。
5.
燃焼が開始したら薪を徐々に追加します。ストーブの容量にもよりますが、通常の燃焼で
は3~4本を目安としてください。
6.
よく燃えてきたら、スタートレバーは閉じるか少し開けた状態にします。空気調整レバー
で燃焼温度を調節してください。空気量が多いと燃焼は加速し高温になり、少ないときは
ゆっくり低温で燃焼します。
ストーブが十分にあたたまるまで、エアーコントロールは開けておきましょう。薪の補充時にも。
ストーブが完全に冷えた状態から着火するときは、ゆっくり温度を上げていくことをお勧めします。
グレート、灰受け皿を外した状態ではストーブを使用しないで下さい。焚きすぎによりストーブ損傷
の原因となります。焚きすぎによる損傷は保証対象外です。
薪の補充時に、炉内のバーミキュライトボードを傷つけないようご注意ください。
燃焼温度
高温燃焼:十分に熾きができた状態、または薪がよく燃えている状態で薪を追加し、空気調節レバーを
一番左の位置へ動かし全開にします。高温燃焼は一日に1,2回としてください。高温燃焼によりスト
ーブパイプと煙突をあたため、クレオソートの付着を抑えます。
中温燃焼:空気調整レバーを中間の位置に動かします。この燃焼温度が標準セッティングで、ストーブ
の周りに人がいない時はこの状態が望ましいとされます。
低温燃焼:空気調節レバーを左へ動かします。長時間の低温燃焼はクレオソートの付着を促すため、お
勧めできません。低温燃焼が継続される場合には、ストーブパイプや煙突をまめに点検してください。
(長期間使用していなかったときやシーズンの初めには、慣らし焚きを行ってください。)
調整
エアウォッシュシステムが機能するよう、薪はフロントガラスから離した位置に
入れましょう。
燃焼中にドアを開けるときは、最初に少しだけ開けてから間隔を置き、それからゆっくり
とドアを開けます。こうすることで炉内の煙がなくなり、部屋への逆流を防ぎます。
着火
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7
焚きすぎの注意
安全のため、またストーブの損傷を防ぐため、焚きすぎの状態では絶対に使用しないでください。焚きすぎは
ストーブを傷めます。焚きすぎの兆候として、燃焼時間が短くなったり、ストーブやストーブパイプからごう
ごうとうなるような音が聞こえたり、ストーブパイプに変色が見られます。
グレート、灰受け皿を外した状態ではストーブを使用しないで下さい。焚きすぎによりストーブ損傷の原因と
なります。
焚きすぎ防止のため、以下にご注意ください。
ドラフト: 引きが強すぎる場合は販売店にご相談ください。
使用燃料: 石炭、キルン乾燥木材など、自然乾燥させた薪以外は燃やさないでください。
操作方法: フロントドアを開けたまま燃やさないでください。
メンテナンス: ガスケットをチェックし、剥がれたり擦り切れたりしたものは交換してください。
焚きすぎ予防のためストーブトップの表面温度は定期的にチェックしてください。焚きすぎによる損傷には、
内部パーツのゆがみや焼損、外部パーツの変色やゆがみ、エナメル部分の損傷が含まれます。焚きすぎによる
損傷は保証対象外です。
薪について
アルセは薪専用のストーブです。欧州規格EN13240 で定められた仕様に基づき認証されています。
化学薬品、またはガソリン、ナフサ、灯油、木炭用ライターオイル、エンジンオイルなどの可燃性
の液体を着火剤として使用しないでください。木炭、ペレット、石炭などの薪以外の燃料やゴミを
燃やさないでください。また、海水に浸かった流木の使用は塩分により鋳鉄、スチール部品を腐食
し、ストーブを傷めます。
熱量、燃焼時間、ストーブの性能には薪の質が影響します。軟木(針葉樹)は火力が上がりやすい反面火持ち
が悪く、一方で堅木(広葉樹)は火持ちがよくて炭が多くでき、あたためる力が大きいため、理想的な薪であ
ると考えられます。
ストーブの性能を十分に発揮するためには、薪の乾燥度がとても重要です。
薪の水分含有量はストーブのパフォーマンスに大きく影響します。切ったばかりの生木には水分が多く含まれ、
なかなか燃えないだけでなく煙突を詰まらせる原因となります。事前によく乾燥させた薪を燃やすことが重要
です。割った薪は日当たりがよく風通しのよい場所で、直接地面に触れないよう木製のパレットやブロックの
上に積み、最低一年(広葉樹なら二年)乾燥させます。雨に濡れないよう上だけ覆います。側面を覆うと水分
が逃げず乾燥しません。
おがくずを圧縮して作った燃料(人工圧縮薪)は使用できます。ただし、通常の薪に比べ水分量が少なく、カ
ロリーが高いため、ご使用の際には焚きすぎないよう注意が必要です。
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メンテナンス
定期点検チェックリスト
週に一度
炉内の灰をチェックし、2~3センチ残して余分な灰を処理してください。
二ヶ月に一度
使用頻度に応じ、煙突内のクレオソートをチェックしてください。
ドアガスケットをチェックしてください。ストーブが冷めた状態のときに紙をはさ
んでドアを閉め、そのまま抵抗なく紙が抜ける場合は、ガスケットの交換時期です。
シーズンの終わり
煙突を点検し、煙突掃除を行ってください。
炉内に付着したススやクレオソートを取り除いてください。
ドアガスケットをチェックし、磨耗、擦り切れ、亀裂や極度に硬くなっている場合
は交換してください。
灰の処理
ストーブが完全に冷えてから行ってください。灰の扱いには十分ご注意ください。
灰は毎回きれいに取り除かずに、必ず2~3センチ溜めた状態でご使用ください。
次の着火時に火が着きやすい、火持ちが良いほか、炉床の保護にも役立ちます。
灰は直接炉内からシャベルで取り出すか、グレートを外して灰を灰受け皿に落とし、灰受け皿を引き出します。
灰を処理したら灰受け皿を元の位置へ戻します。炉床のグレートは灰を落とし終わったら必ず元の位置に戻し
てください。灰受け皿があたたかい場合には、革手袋をご使用ください。
取り出した灰は金属製のフタ付き容器へ移します。容器の中へ灰以外のものを入れないでください。
容器に移したら、フタを閉めて空気を遮断し灰を冷まします。灰を入れた容器は可燃性の床の上には
置かないでください。灰の中に残った炭は数日間熱を保つ場合があります。灰が完全に冷えるまで、
必ずフタをした状態で、不燃性の床か土の上に置き、可燃物から離しておいてください。木製やプラ
スチック製の容器、紙袋やビニール袋には決して灰を入れないでください。
ガラスの掃除
ガラスはセラミック製で熱衝撃に強い薪ストーブ専用のものです。割れやひびが生じたときは、新しいガラス
に交換してください。薪ストーブ用に作られたものではないガラスは決して使用しないでください。新しいガ
ラスは販売店へお問い合わせください。
汚れたら薪ストーブ専用のガラスクリーナーを使います。または湿らせたペーパータオルに灰をつけ、くるく
ると円を描くように汚れを落とし、専用のガラスクリーナーで残った汚れを取り除きます。最後にやわらかい
布か新聞紙でクリーナーをふき取ります。ストーブ使用中やガラスが熱いときにガラスを磨かないでください。
ガラスに衝撃を与えたり、ドアを勢いよく閉めたりしないでください。
ガラスに割れやひびが生じたときは、ストーブを使用しないでください。
表面に引っかき傷ができるとガラスの強度が落ち、割れる危険性があります。カッターなどの鋭利な
刃物、スチールウールや研磨剤は使用ないでください。薪ストーブ専用ガラスクリーナーをご使用く
ださい。
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表面のお手入れ
必ずストーブが冷えた状態で行います。乾いた布でほこりを落とし、補修には耐熱スプレーをお使いください。
湿らせた布で汚れをふき取る場合には、錆を防ぐため、ふき取ったあとでよく乾かしてください。錆びがある
場合はワイヤーブラシで落とします。
ガスケット交換方法
ガスケットはストーブの気密性を保ち、燃焼効率を上げる役割をします。ガスケットの交換は通常2~3シー
ズンに1回が目安ですが、使用頻度にもよりますので、定期的にガスケットチェックを行い気密性が低下して
いたり、はがれや劣化が生じていたら交換してください。
ドアガスケット交換手順
1.
古くなったガスケットを外し、ドライバーやワイヤーブラシ等で溝をきれいに掃除します。
2.
ガスケットボンドを薄く溝に塗布します。溝いっぱいにならないよう塗布する量にご注意ください。ボン
ドがガスケット全体に浸み込むと堅くなり密閉性を保ちにくくなります。
3.
新しいガスケットを引っ張らないように溝に入れていきます。ドアを閉め、ガスケットを定着させます。
使用ガスケット
ガスケット太さ
燃焼室ドア
専用ガスケット
200 cm
燃焼室ガラス
1/4 インチ(6.4 mm)
200 cm
オーブンガラス
1/4 インチ(6.4 mm)
170 cm
オーブン内
オーブン内部はステンレススチール製です。市販の専用洗剤をお使いいただけますが、表面を傷つけないよう
ご注意ください。
煙突掃除(1年に1回が目安です)
薪がゆっくりと燃えている(燃焼温度が低い)状態ではタールやそのほかの有機蒸気が発生し、蒸発した水分
と組み合わさりクレオソートを形成します。クレオソートはゆっくりと燃えているストーブの、比較的温度の
低い煙突に付着し、蓄積されていきます。クレオソートに引火すると極めて高い温度で燃焼し、煙突にダメー
ジを与えるだけでなく、建物の火災をも引き起こしかねません。ストーブを使用するシーズン中は、2ヶ月に
一度はストーブパイプと煙突内を点検し、クレオソートの形成が進んでいないか確認することをお勧めします。
クレオソートの厚みが6ミリ以上のときは、煙突火災予防のため煙突掃除を行ってください。
クレオソートの形成を防ぐには、毎日焚き始めに30 分程度、空気調整レバーを全開にして燃やします。薪を
補充した後も、20~30 分は空気調整レバーを全開にして燃やします。燃焼室の温度が高温になることで二次
燃焼システムが早い段階から有効に機能し、煙道内のクレオソートの形成を最小限に抑えることができます。
ガラスにススがつきやすい場合は、効率の良い燃焼が行われておらず、煙突も詰まりやすいと考えられます。
フロントガラスが常に汚れていたり汚れやすい場合は、燃焼温度が低い(空気を絞りすぎている)か、薪の乾
燥が不十分であると考えられ、クレオソート形成の危険性が高くなります。また、表面温度が低い部分はクレ
オソートの形成が進みやすいため、煙突を点検するときは、最も温度が低いストーブとの接続部とトップに近
い部分を点検してください。年に一度は使用煙突に合ったブラシで煙突掃除を行ってください。専門業者によ
る点検、掃除をお勧めします。
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トラブルシューティング
薪ストーブユーザーが直面する問題は一般的に共通したものですが、それらの多くはちょっとした操作方法の
調整などで修正が可能です。天候状態がストーブのパフォーマンスに大きく影響する場合には、問題は概して
一時的なものである場合が多く、天候が戻れば自然と問題は解消されます。
部屋の温度を決定するのはストーブからの熱量だけでなく、家自体の断熱性、気密性、窓ガラスの数や大きさ、
建築様式(吹き抜け天井など、熱が分散しやすいスペースの有無を含む)など、全てが影響するということも
心に留めておいてください。
ドラフトに影響を与えるその他の要因
高気密住宅:高気密住宅の場合には室内の空気が不足し負圧の状態となるため、焚き始めには窓を開ける
などして空気を補充してください。
背の高い木や建物:煙突のトップ近くに高い木や建物がある場合、煙が逆流することがあります。慢性的
あるいは一時的な場合もあります。煙突を設置する際には、周辺の建物の位置を考慮する必要があります。
風:一般に、安定した強い風であれば、強いドラフトが起こりやすいと言われます。しかし突発的な風は
煙の逆流を招く原因となります。
気圧:一般に、穏やかな日、雨の日、蒸し暑い日などはドラフトが起こりにくいとされていますが、天候
が変われば解消されるでしょう。
活発な燃焼:ストーブの火が強く、煙突の温度が上昇すると、強いドラフトが起こります。
煙突の部材接続部:点検口や部材接続部などがしっかりと密閉できていない場合、十分なドラフトが起こ
らない原因となります。
季節:秋口や春の終わりは適度なドラフトが起こりにくい季節です。室温と比べて外気温が低いほうが、
ドラフトが発生しやすいと言われます。
ドラフトが簡単に起こらない日もありますが、ほとんどは季節的な要因と煙突があたたまりにくいことがその
原因です。そのようなときは、細い焚きつけを使って火をおこし、より速く火力が上がるようにします。煙突
があたたまって速くドラフトが発生するよう、こまめに細い薪を補充して火の面倒をみましょう。
トラブルシューティングガイド
問題
考えられる原因
解決方法
煙の逆流
煙が部屋へ戻る
操作方法
ドアを開ける前に空気調整レバーを1分間全開にし、薪の補充後も
数分間全開の状態で燃やしてください。
煙突があたたまって
いない
最初の着火時に細い薪を燃やし、しっかりと煙突をあたためてくだ
さい。
換気扇の使用
焚き始めには換気扇を止めてください。解消しない場合は窓を開け
て空気を補充してください。
煙突の詰まり
煙突掃除を行ってください。
燃焼温度が低い
高温燃焼を心がけてください。
灰が多すぎる
必要に応じて灰を処理してください。(8ページ参照)
燃えが速い
ドアからの空気漏れ
ドアをしっかりと閉めるか、ガスケットを交換してください。(9
ページ参照)
ドラフトが強すぎる
空気調整レバーで空気を調節してください。
あたたかくない
薪が乾燥していない
最低でも1年(広葉樹は2年)以上乾燥させた薪をお使いください。
燃焼温度が低い
高温燃焼を心がけてください。(6ページ参照)
煙突の劣化
空気漏れや劣化がないか点検を行なってください。
建物からの熱損失
窓のコーキングなどの補修を行ってください。
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パーツリスト
CODE
名称
CODE
名称
1
9920235
オーブン内グリル・レール
12
9920242 燃焼室ドア用ガスケット(2m)
2
9920238
オーブンボックス(ステンレススチール)
13
9920232 炉内バック バーミキュライト
3
9920239
灰受け皿
14
9920244 バッフル(スチール)
5
9920227
オーブンドア(ガラスなし)
15
9920230 ドアハンドル
6
9920237
燃焼室ドア(ガラスなし)
16
9920234 オーブングリル
7
9920236
燃焼室ガラスセット(ビス、ガスケット、ブラケット込)
17
9920245 燃焼室グリル・レール
9920444
燃焼室ガラス(ガラス単品)
18
9920246 ログリテイナー
8
9920226
オーブンガラスセット(ビス、ガスケット、ブラケット込)
19
9920247 空気調整レバー
9920443
オーブンガラス(ガラス単品)
20
9920250 炉内サイド バーミキュライト
9
9920228
サイド(レフト)
21
9920240 オーブン温度計
10
9920229
サイド(ライト)
22
9920243 グレート
11
9920231
炉床 バーミキュライト(6枚)
23
9920233 オーブントレー
取扱説明書にないご使用方法、改造、誤った施工は火災やケガの原因となります。これらに起因する損傷は保
証対象外です。
カタログ、取扱説明書に記載の製品の仕様は作成時におけるものです。製品の改良・改善のため、ヘルゴン社
は予告なく仕様の変更を行う権利を有します。