「針葉樹はストーブに使えない」と言われてきました。でも、それは昔の話。クリーンバーン+触媒のハイブリッド方式を採用したAGNIは、岩手・秋田・青森に豊富な杉・ヒノキを正式に焚くことができます。
岩手・秋田・青森の山には、手入れが追いつかない杉・ヒノキの人工林が広がっています。これを薪ストーブで使えるなら、燃料費が下がるだけでなく、地域の森林整備にもつながります。
岩手県南部・秋田県・青森県の山では、戦後に植林された杉・ヒノキが成熟し、間伐材として大量に発生しています。これをエネルギーとして使う仕組みがあれば、燃料費の削減と森林整備が同時に実現します。薪ストーブ専門店として、当社はその可能性に正面から向き合っています。
針葉樹は広葉樹より樹脂分が多く、不完全燃焼が起きると煙突にタールが蓄積します。それが「針葉樹は危ない」という認識の根拠でした。
杉・ヒノキなどの針葉樹は、広葉樹に比べて松ヤニなどの揮発性樹脂を多く含みます。燃焼温度が十分でないと、この樹脂が煙として排出され、煙突内壁にタール状に堆積します。
AGNIが採用するクリーンバーン+ツイン触媒のハイブリッド方式は、その樹脂分ごと完全燃焼させます。二次燃焼で高温再燃焼し、触媒で残留粒子を分解。この仕組みが針葉樹使用を可能にしました。
国産唯一の薪ストーブメーカー・岡本製作所のAGNIは、日本の林業事情を知った上で設計されています。
AGNI-Cは欧州の第三者機関で燃焼効率85.7%を認証。高温燃焼が維持されることで針葉樹の樹脂分も残さず燃やせます。
二次燃焼で気化した樹脂ガスを再燃焼させ、さらに2つの触媒で完全分解。一般的な薪ストーブより煤の発生が大幅に少なくなります。
創業1560年の岡本製作所は、日本の杉・ヒノキを焚いてきた文化の中で薪ストーブを設計しています。針葉樹への対応は、日本製である必然性の一つです。
どのストーブでも、針葉樹を使う際には乾燥と焚き方が重要です。専門店として実践的なポイントをお伝えします。
針葉樹に限らず、薪は十分に乾燥させることが大前提です。含水率が高い薪は不完全燃焼の原因になります。含水率計で確認する習慣をつけましょう。
針葉樹は細割りにすると表面積が増えて燃焼しやすくなります。広葉樹と混ぜて焚くことで安定した高温燃焼を維持でき、タール発生を抑えられます。
針葉樹を多用する場合は、年1〜2回の煙突掃除をおすすめします。当社では煙突掃除サービスを提供しており、針葉樹対応の清掃も対応しています。
AGNIのようなハイブリッド方式では触媒が重要な役割を果たします。触媒の寿命は一般的に3〜5年。性能低下を防ぐために定期的な点検と交換が必要です。
杉やヒノキが手に入りやすい環境にいるなら、針葉樹対応のストーブは燃料費を大きく下げる選択肢です。AGNIの実物を盛岡のショールームで焚いてご覧いただけます。