答えは「多くの場合、置けます」。
ただしそのまま置ける現場は、ほとんどありません。
必要なのは値引きではなく、寸法の逃がし方です。
岩手・盛岡のD'STYLEは、住宅だけでなくガレージ・工房・作業場への施工もお受けしています。 このページでは、実際にご相談をいただいてから必ず論点になる6つのことを、 売り文句ぬきで先にお伝えします。読んでから相談されたほうが、話が早く進みます。
最初の関門は、値段ではありません。
壁までの距離です。
ガレージの壁沿いには、たいてい工具棚とワークベンチが並んでいます。棚には塗料、ケミカル、ウエス、段ボール。 薪ストーブは可燃物から一定の距離を空けなければ設置できませんから、 「置く場所は空いているのに、置けない」ということが実際に起こります。
逆に言えば、ここさえ設計で解ければ、あとはほとんど問題になりません。 ヒートシールド、二重煙突、レイアウトの見直し——手はいくつもあります。 だから私たちは、値段の話より先に現地を見せてくださいとお願いしています。
可燃物からどれだけ離すか。メーカーの取扱説明書に指定値がありますが、国内での施工は建築基準法にもとづく「告示225号」の基準が適用され、メーカー指定値より大きくなる場合があります。海外サイトの数値をそのまま鵜呑みにすると、あとで足りなくなります。
壁面が全部ふさがっている——ガレージで一番多いパターンです。棚を動かせない、動かしたくない、というご希望も当然あります。
「コンクリートだから炉台はいらないのでは」とよく聞かれます。土間コンクリートは不燃材ではありますが、炉台が不要になるとは限りません。灰や熾火が落ちたときの安全、機種ごとの指定、仕上げ材の有無で判断が変わります。
薪ストーブは燃焼のために空気を消費します。気密の高いガレージでシャッターを閉め切ると、煙が室内に逆流したり、着火しにくくなったりします。ここは安全に直結します。
ガレージは折半屋根、波板、母屋あらわし——住宅とは屋根の構成が違います。薪ストーブの性能と安全の大半は、本体ではなく煙突で決まります。ここを安く済ませると、燃えない・煙る・すすが溜まる、が一度に来ます。
ガレージに大型機を入れると、暑すぎて使えません。しかも本体も煙突も高くなります。必要なのは「小柄で、薪を選ばず、立ったまま扱える」機種です。
オーストリアの鋳物ストーブ。脚が長く、天板が高い。だから熱源が作業台とほぼ同じ高さにあり、 屈まずに手を温められます。小柄なのに35cmの薪が入り、天板でそのまま湯が沸かせます。
「総額いくらですか」と最初に聞かれます。正直にお答えすると、現場を見ないと出せません。 ただし何にお金がかかるのかは、先にお伝えできます。内訳が分かれば、見積書を見比べるときの目が変わります。
| 本体 | 機種によります。G1の場合 ¥363,000(税込) |
|---|---|
| 煙突 | ここが総額を大きく左右します。二重煙突か、立ち上げ高さはどれだけ必要か、屋根をどう貫通するか。安く見える見積書は、たいていここが薄いです |
| ヒートシールド(遮熱板) | 離隔距離を縮めるために使います。ガレージでは実質的に必須になることが多い部材です |
| 炉台・炉壁 | 床と壁の不燃処理。範囲と仕上げによって変わります |
| 施工費 | 屋根の構造、作業の足場、既存物の移動の有無で変動します |
当社では現地調査のうえ、上記をすべて明細で分けたお見積りをお出しします。ご依頼から48時間以内の初回ご提案を目標にしています。 費用と相場、使える補助金もあわせてご覧ください。
ガレージの広さ、屋根の種類、何をする場所か。写真を送っていただくだけでも構いません。
壁面・床・屋根・棚の配置を確認。置けるか置けないか、どう逃がすかをその場で判断します。
必要寸法を明記した図面と、明細を分けた見積書。根拠つきでご説明します。
自社施工。初回の焚き方までご説明し、以降の点検・煙突掃除も承ります。
広さ・壁面の空き・屋根の構造の3つが分かれば、おおよその判断ができます。まずはガレージの写真を数枚(全体・置きたい壁面・天井や屋根裏・外観)お送りください。現地調査の前に、可能性の有無だけでもお伝えできます。
できる場合とできない場合があります。ヒートシールドの追加、設置位置の変更、棚の一部を不燃材に置き換えるなど、まず棚を残す方向で検討します。それでも安全な寸法が取れない場合は、正直にそう申し上げます。
不要とは限りません。機種の指定、床の仕上げ、灰の落下範囲によって判断が変わります。現地で床の構成を確認したうえで決定します。
燃焼に空気が必要なため、給気の経路を計画に入れる必要があります。閉め切ったまま焚くと、着火しにくい・煙が逆流するといった不具合が起こります。安全に関わる部分なので、設計段階で必ず解決します。
出せます。ただし貫通部の納まりと立ち上げ高さの設計が住宅とは異なります。ここを簡略化すると雨漏りやドラフト不足の原因になるため、屋根の構造を実際に見たうえで計画します。煙突のこともご覧ください。
基本の考え方は同じです。ただし木工の工房のように粉じんが多く出る用途では、より慎重な計画が必要です。用途をお聞かせいただければ、可否も含めてご相談に乗ります。
青森・秋田・宮城・山形も対応しております。詳しくは対応エリアをご覧ください。