雨の日はサウナ日和、と書きました。では、嵐の日はどうでしょう。雷が鳴る夜、暴風の日、記録的な大雪。庭のサウナは自然の中の遊びですから、自然が牙をむく日との付き合い方も、知っておく必要があります。今日は、少し真面目な、休む勇気の話です。
雷の日は、屋外をやめる
まず、雷。ゴロゴロと聞こえはじめたら、屋外の外気浴と水風呂は、その時点で終了です。開けた庭に、濡れた体で立つことは、雷の日にいちばん避けるべき行動のひとつ。屋外サウナ小屋への行き来も、雷が近いときは控えてください。「サウナ室の中にいれば平気だろう」と粘るのも感心しません。行き帰りが屋外なのですから。雷注意報の夜は、家の中のお風呂に切り替えて、サウナは翌日の楽しみに取っておく。自然相手の遊びの、潔い作法です。
暴風の日の、薪式の判断
次に、強風。電気式のサウナヒーターは風の影響をほぼ受けませんが、薪ストーブ式は話が別です。暴風の日は、煙突の引きが乱れて、逆流や燃焼の不安定が起きやすくなります。台風並みの風の予報が出ている日は、薪式の焚きはじめを見送るのが無難です。家の薪ストーブも同じで、強風の日は空気調整をこまめに見て、いつもと違う燃え方をしたら無理をしない。風がおさまってからの一服のほうが、ずっとうまい。(煙突と風の関係は、煙突の話もどうぞ。)
大雪の夜の、二つの確認
そして、岩手らしい大雪。どか雪の日のサウナは最高ですが、確認が二つあります。一つ、屋外機器や小屋の吸気口・排気口が、雪で塞がれていないか。給排気は、燃焼と換気の命綱です。雪かきのついでに、必ず口元を確認してください。二つ、小屋までの動線の除雪と滑り止め。火照った体でつるりと転ぶのが、雪の夜のいちばんの事故です。サンダルではなく、底のしっかりした履物を。この二つさえ守れば、大雪の夜は、最高の雪見サウナの夜になります。(雪の夜の楽しみは、サウナ歳時記。)
休む日があるから、いい日が輝く
サウナも薪ストーブも、自然の力を借りる道具です。借り物である以上、貸し主の機嫌の悪い日は、深追いしない。この距離感が、長く安全に楽しむ人の共通点です。嵐の夜は窓の内側で、荒れる空を眺めながら、明日の晴れたサウナを楽しみにする。それもまた、火のある家のいい時間です。
安全ごと、お渡しします
岩手・盛岡のD'STYLEは、ハルビア岩手県正規代理店として、岩手の気象を前提にした設置と、天候ごとの使い方の目安まで、まるごとお渡ししています。自然と長く付き合う道具だからこそ、正直な注意も添えて。ご相談、いつでもどうぞ。



