テキスト内容
この資料から読み取れるテキストです。
取扱説明書
Domino 6
【ドミノ6】
MODEL#D0106BK
Domino 8
【ドミノ8】
MODEL#D0108BK
このたびは、本製品をお買い上げいただき
まことにありがとうございます。
正しくお使いいただくために、ご使用の前に必ずこの取扱説明書をよくお読みください。
この「取扱説明書」はお読みになった後も「保証書」とともに
お使いになる方がいつでも見られるところに、大切に保管してください。
High quality Cookstoves from Italy
あたたかい一皿をあなたに
ドミノ 取扱説明書
料理の国・イタリアの薪ストーブ
薪ストーブの国へ、ようこそ。
この度は、デマニンコア社の〈ドミノシリーズ〉をお買い上げいただき
ありがとうございます。 今日からあなたも薪ストーブの国の住人です。
ドミノ6、ドミノ8は、それぞれ優れたクッキング機能を備えた
ハイパフォーマンスな暖房器具です。
燃焼室の熱は室内に健康的で静かな自然対流を生み、芯から暖まる薪暖房の魅力をお届けします。
炎がゆらめき、さまざまな料理が楽しめる素晴らしい日々がはじまります。
ご使用の前に必ずこの「取扱説明書」をていねいにお読みください。
そして、より正しくご使用いただき、 いつまでもこの薪ストーブとともに暖かい人生を
分かちあっていただくことを願っています。
この説明書は大切に保管し、分からないことが起こった際に再度お読みください。
また、所有者が代わる際は必ずこの取扱説明書も一緒にお渡しください。
2
ドミノ 取扱説明書
3
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安全に正しくお使いいただくために
イタリア・デマニンコア社の歴史
ドミノの基礎知識
3つの特徴
各部の名称
機能
付属品
着火前の準備
薪について
使用する薪の条件
薪づくりのための斧と薪割り
使用方法
焚き方
薪の補充
上手な燃焼のポイント
消火
料理方法
クックトップの使い方
クッキングリングの使い方
オーブンの使用方法
点検スケジュール
メンテナンス&スケジュール一覧
定期点検
日常のメンテナンス
灰の処理
ドアガラスのお手入れ
ステンレス部のお手入れ
オーブン内の掃除
シーズン前のメンテナンス&点検
クックトップのお手入れ
排気経路の掃除・点検(燃焼室・オーブン)
オーブンドア、二重ガラス内側の掃除
グラスファイバーロープの交換
煙突の点検と掃除
本体、煙突設置基準
本体寸法図
設置基準
煙突設置基準
仕様
ドラフト管理
トラブルシュート
保証とアフターサービス
3
目次
4
10
11
11
12
13
16
17
18
18
19
20
20
22
23
23
24
24
24
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28
28
29
30
30
30
30
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32
32
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34
34
36
37
37
38
40
40
41
44
47
※本書内の説明に使用している写真、イラストは、ドミノ8を使用しています。
ドミノ 取扱説明書
4
警告表示について
この取扱説明書には、安全にお使いいただ
くためにいろいろな警告表示をしていま
す。誤った取り扱いをすることによって生
じるリスクの内容を、次のように区分して
います。内容をよく理解してから本文をお
読みください。
この表示を無視して誤った使い方をする
と、人が死亡、重傷を負う危険、または火
災の危険が差し迫って生じることが想定さ
れる内容を示しています。
この表示を無視して誤った使い方をする
と、人が死亡、重傷を負う可能性、または
火災の可能性が想定される内容を示してい
ます。
この表示を無視して誤った使い方をする
と、人が傷を負う可能性や物的損害の発生
が想定される内容を示しています。
本文中のマークは、次の意味を表します
この表示は、「禁止」されている内容です。
この表示は、
「注意」していただく内容です。
この表示は、必ずしていただく「指示」内
容です。
安全のために必ずお守りください
特に注意していただきたいこと
お客様による据え付け
移設工事の厳禁
据え付けや移設工事は販売店、または専
門業者に依頼し、お客様ご自身では行わ
ないでください。設置については別紙の
「工事説明書」の他、火災予防条例、建築
基準法などの法令の基準があります。こ
れらに従わない場合、火災など、危険な
状況を引き起こす場合があります。
据え付ける床を必ず保護する
ストーブを据え付ける床を不燃材料で防
火上有効に保護してください。床の保護
を怠ると燃えた炭の落下等で、火災の原
因になります。
38 ページ
ガソリン厳禁
ガソリン、軽油、灯油、またはオイルな
ど引火しやすい油は絶対に使用しないで
ください。火災の原因になります。
スプレー缶厳禁
スプレー缶、カセットボンベなどの高圧
容器等をストーブの上や周囲に置かない
でください。熱で缶の圧力が上がり、爆
発して危険です。
衣類の乾燥禁止
ストーブの上に物が落下する場所では使
用しないでください。また、ストーブの上
部で衣類などの乾燥はしないでください。
落下物に発火して、火災の原因になります。
灰を可燃性の容器に入れない
ストーブから取り出した灰を紙袋やビ
ニール袋など可燃性のものに入れないで
ください。火災の原因になります。
30 ページ
ドミノ 取扱説明書
5
定期点検の実施
お客様ご自身で行われる日々のメンテナ
ンスのほか、定期的(5 年に1 回程度)
に専門業者の点検・整備を受けてくださ
い。点検を受けずに長期間使用し続ける
と、経年劣化等により、故障や事故の原
因になります。
29 ページ/別紙「あんしん点検の
ご案内」
お子様やお年寄りの
ご使用注意
お子様やお年寄り、お身体の不自由な方
がお使いになる場合は、周囲の方々がやけ
ど等に十分注意してください。
移動防止柵(フェンス)の
設置
特に小さなお子様やペットがいるご家庭
では、移動防止柵(フェンス)を設置して、
ストーブに近づかせないでください。や
けどの原因になります。
燃焼室ドアを
開けたままの使用禁止
本書に指示のある場合を除いて、燃焼室
ドアを開けたまま使用しないでください。
また、ドアが閉まらないような長い(太い)
薪はくべないでください。煙や火の粉が
室内に漏れたり、火がついた薪が室内に
転がり落ちるなどして、火災の原因にな
ります。
天災地変の後は
そのまま使用しない
地震、水害、落雷などの天災地変にあっ
た場合はそのまま使用せず、必ずお買い
求めになった販売店、または専門業者に
点検をご依頼ください。隠れた不具合に
気づかず使用し続けると、火災の原因に
なります。
可燃物との距離を離す
ストーブ、および煙突から、周囲の壁・
天井・柱などの建築物までの間は、火災
予防上の安全な離隔距離を設けてくださ
い。火災の原因になります。
38 ページ
家具、カーテン、寝具、薪
など、可燃物近接禁止
家具、カーテン、寝具、薪など、燃えや
すいものをストーブや煙突に近づけない
でください。火災の原因になります。
39 ページ
煙突・給気筒外れの危険
煙突や給気筒が外れたまま使用しないで
ください。煙が室内に漏れて健康に害を
およぼすほか、火災の原因になります。
給気・排気経路閉そくの危険
煙突や給気用のダクトがつまったり、ふ
さがれたまま使用しないでください。煙
突内部は定期的(少なくとも1 年に1
回)、または煙突内部に3mm 以上のスス
やタール等が付着した場合は必ず掃除を
行い、屋外給気口の周囲は常に整理整頓
してください。煙突火災の発生や煙が室
内に漏れて危険です。
32 ページ
分解・改造使用の禁止
本書に記載されているメンテナンス以外
は、分解および改造はしないでください。
火災や破損の原因になります。
ドミノ 取扱説明書
6
高温やけどに注意
燃焼中や消火直後はストーブ、および煙
突が高温になりますので、手などで触れ
ないでください。やけどの原因になりま
す。ストーブを操作する際は、燃えにく
く断熱効果のあるグローブを必ず着用し
てください。
自然薪以外の燃料使用禁止
乾燥した自然の薪以外は燃やさないでく
ださい。化学物質や塩分等が含まれてい
る薪は、有害物質が発生し健康に害をお
よぼすほか、破損の原因になります。
18 ページ
焚きすぎ注意
燃焼室に薪を入れすぎないでください。
火力が大きすぎるとドアを開けたときに
炎が漏れる、またはストーブや煙突が過
熱され、破損の原因になります。
20 〜22 ページ
換気扇使用時のご注意
ストーブの燃焼中に換気扇を使用すると、
ストーブや煙突接続部から室内に煙が漏
れることがあります。異常に気づいた場
合には換気扇を止め、販売店にご相談く
ださい。
異常・異臭・故障時の
使用禁止
制御できない燃焼、強い臭い、部品の変形、
または破損など、異常や故障に気づいた
ら使用を中止し、販売店へご相談くださ
い。事故の原因になります。
換気の必要性
ストーブをご使用になる前に、必ず部屋
の給気口(レジスター等)を開き、外気
が入る状態にしてください。
使用中に煙の強い臭いや異臭を確認した
ら、ただちに使用をおやめになり、窓や
戸を開けて室内の換気を行い、お買い求
めの販売店にご相談ください。
安全のために必ずお守りください
ストーブを据え付ける部屋の気密が高
い場合で、部屋の換気設備やストーブ
の他に空気を必要とする機器の影響に
より、ストーブが燃焼に必要な空気量
を十分に取り込めないと、不完全燃焼
が起こる他、一酸化炭素を含んだ煙が
部屋に漏れて、健康に害をおよぼすお
それがあります。
一酸化炭素検知機能の付いた火災警報
器の取り付けをおすすめします。
警告
特に注意していただきたいこと
ドミノ 取扱説明書
7
慣らし焚きの必要
ストーブを焚き始める前に、必ず「慣ら
し焚き」を行ってください。いきなり高
温で使用すると、破損のおそれがありま
す。焚き始めは、ストーブと煙突に塗ら
れている錆止め油や塗料が熱せられ、臭い
と煙が発生しますので、窓や戸を開けて室
内の換気を行ってください。
20 ページ
消火器の設置
万が一のために、消火器を常に決まった
場所に置いてください。
火災警報器の設置
万が一の時でも、火災警報器があればい
ち早く火災を知らせてくれます。お住ま
いの地域の火災予防条例に従い、火災警
報器を設置してください。一酸化炭素の
検知機能の付いた警報器ですと、なお安
心です。
外出時の確認
外出する場合は、しばらく前から薪を追
加するのをやめてください。
必ず燃焼室ドアが閉まっていることを確
認してください。また、周囲にある燃え
やすいものをストーブから十分離し、万
が一に備えてからお出かけください。
ストーブを設置している部屋にペットが
入らないようにしてください。
23 ページ
ガラスの破損注意
ドアを激しく閉めないでください。ドア
ガラスが衝撃により破損すると、ケガを
するほか、室内に火の粉や煙が漏れるお
それがあります。
急激な温度上昇の禁止
ストーブに急激な温度上昇をさせないで
ください。変形、破損のおそれがあります。
ストーブにもたれない
ストーブにもたれたりしないでください。
ケガや破損の原因になります。
水ぬれ注意
ストーブに水分や塩分を付着させたま
まにしないでください。錆の原因になり
ます。
子供の火遊び注意
お子様だけで使用させるのはおやめくだ
さい。また、ライター、マッチ、着火剤
などはお子様の手の届かないところで保
管してください。予想しない事故のおそ
れがあります。
ストーブの近くで
輻射熱に長時間当たらない
燃焼中は、ストーブの輻射熱に長時間当
たらないでください。低温やけどや脱水
症状のおそれがあります。特に小さなお
子様がいる家庭では十分ご注意ください。
料理中は本体のそばから
絶対に離れない
料理中のものが焦げたり燃えたりして火
災のおそれがあります。また、天ぷらや
揚げもの料理は火がつく原因になります
ので、絶対に行わないでください。
ドミノ 取扱説明書
8
安全のために必ずお守りください
特に注意していただきたいこと
■「燃焼が制御できない」「煙が室内に漏れる」
など、異常が生じたら一時ご使用をおやめにな
りトラブルシュートをご確認ください。
44 〜46 ページ
■トラブルシュートにない場合、あるいは、ご自
身で問題が解決されない場合や故障と思われる
時は、お買い求めの販売店へご連絡ください。
異常時の処置
鍋底とクッキングリングの
径合わせる
直火料理をする場合、鍋底とリングの直
径が合わない器具のご使用は避けてくだ
さい。隙間から炎が出て危険です。
24 ページ
ダンパーを開けてから
クッキングリングを外す
直火料理をする場合、クッキングリング
を外す前に必ずダンパーを開けてから外
してください。炎が開口から出て危険で
す。
外したクッキングリングの
扱い注意
外したクッキングリングは天板の上、ま
たは不燃材の上に置き、やけどをしない
ようご注意ください。
クッキングリングを外したら
ドアは開けない
クッキングリングを外した状態で燃焼室
ドアを開けないでください。炎が開口か
ら出て危険です。
水分、塩分注意
本体が錆びますので、水分、塩分を付着
させないでください。誤って付着した場
合はすぐに拭きとって乾かしてください。
灰をためすぎない
燃焼室や灰受け皿を灰でいっぱいにしな
いでください。空気吹き出し口がふさが
れて燃焼が不完全になる他、薪やおきが
外にこぼれたり、ドアが閉まらなくなり、
焚きすぎによる破損の原因になります。
30 ページ
ドアで手を挟まないよう注意
ドアの開閉の際には、手を挟まないよう
ご注意ください。
ドミノ 取扱説明書
9
【 注意 】
万が一火災や地震が発生した際は人命を優先
し、初期消火が行える場合は消火器で行ってく
ださい。やむを得ず水を使う場合は、高温の蒸
気が噴出し、二次的な被害が発生するおそれが
ありますので、安全な距離から初期消火を試み
てください。
● 地震が起こったら……
1)まず身の安全を確保してください。
2)揺れがおさまったら、あわてず落ち着いて
火力を弱めるため火力調節レバーを閉じ、
燃焼室ドアを確実にロックしてください。
3)地震のあとはそのままご使用にならず、お
買い求めの販売店へご相談ください。
● 煙突火災が発生したら……
このような場合、煙突火災が発生している可能
性があります。
火力を弱めるため火力調節レバーを閉じ、燃焼
室ドアを確実にロックして屋外へ避難し、消防
署に連絡してください。後に必ず専門業者に点
検を依頼してください。
42 ページ 「クレオソート」
煙突火災の症状
・煙突が赤熱する
・煙突から「ゴーッ」「パリパリ」といった
異音が聞こえる
・屋外の煙突トップから炎が立ち上がる
緊急時の処置
ドミノ 取扱説明書
The Company
お買い求めいただいたストーブを手がけるのは
イタリアの老舗メーカー、デマニンコア社。
1828 年の創業以来、常に情熱を持って商品開発に取り組み
5世代に渡りイタリアのクッキングストーブ業界を
リードし続けています。
長年の経験に加え新技術を追求し、耐久性、安全性
そして信頼を重視する姿勢が、今日の高品質、高燃焼など
多岐にわたる優れたパフォーマンスを実現しています。
イタリアの職人によって高い技術力と美観を兼ね備えた逸品……
それがデマニンコア社のストーブです。
イタリア・デマニンコア社の歴史
長年の経験と新技術の追求
10
ドミノ 取扱説明書
11
3つの特徴
ドミノの基礎知識
ドミノ6、ドミノ8の最大の特徴は、充分な暖房機能を持ちながら本格クッキングができる
こと。しかも操作はとってもシンプルです。上段に薪をくべ、下段の大きなオーブンが料理
の幅を広げてくれます。
1
2
3
あらゆる料理が楽しめる
クッキング機能
優れた燃焼効率
洗練されたモダンデザイン
・料理しやすい大きなクックトップ
・直火料理もできるクッキングリング
・幅広のオーブンで料理が広がる
・大量の輻射熱による暖かさ
・本体側面の空気層からの温風で効率的に暖房
・エコプラス クリーンバーンシステム搭載(13 ページ)
・イタリアならではの創造的で美しいフォルム
・パノラマウィンドウから楽しめる炎
・お手入れがしやすいステンレス仕上げ
R
ドミノ 取扱説明書
各部の名称
ドミノの基礎知識
12
クックトップ
(→P24)
耐熱ガラス
オーブン温度計
(→P16)
燃焼室ドア
一次空気調整レバー
(→P14)
燃焼室ドアハンドル
オーブンドアハンドル
オーブンドア
(耐熱二重ガラス構造)
※扉は写真と逆開きの場合がありますが、変更できます。販売店にご相談ください。
クッキングリング
(→P14、24)
ダンパー(→P14)
ハンドレール(→P15)
ダンパーハンドル(→P14)
アンダイアン(薪止め)
(→P15)
燃焼空気経路(→P32)
灰受け皿(→P15、30)
オーブン(→P26)
二次空気吹き出し口
(→P32)
グラスファイバーロープ
(→P15、34)
自然対流温風
吹き出し口(→P15)
グレート(→P15)
燃焼室/耐火レンガ
(→P32 /P15)
グラスファイバーロープ
(→P15、34)
湿気抜きバルブ
(→P16、27)
ドミノ 取扱説明書
13
機能
着火時、ダンパーが開いた状態で、灰受け皿両サイド
で暖められた一次燃焼空気が、燃焼室ドアの二重ガラ
ス内でさらに暖められ、ドアの上部と下部(グレート)
❶より燃焼室に入り燃焼し、排気はダンパーを通り直
接煙突へと排出されます。
ダンパーを閉じると、側面より入った二次燃焼空気❷
が二次空気吹き出し口(バッブパネルの吹き出し口、
バックパネル上部)より燃焼室に入り、一次燃焼で発
生した燃焼ガスと二次燃焼反応❸が起こります。排気
は背面を通りゆっくりオーブン❹を温めながら煙突へ
と排出されます。
ドミノはエコプラス クリーンバーンシステムを搭載し、環境に配慮したクリーンな排気を実現しながら、少ない
薪で最大のエネルギーを引き出します。しかも、暖をとりながら下段のオーブンやクックトップではクッキング
に最適な状態へ導く画期的な対流構造が備わってます。
R
排気
排気
ダンパー
(開)
ダンパー(閉)
二次燃焼
二次燃焼空気❷
二次燃焼空気❷
二次燃焼
❸
❸
対流温風
一次燃焼空気
(ガラス空気
洗浄システム)
❶
❹
着火燃焼モード
ダンパー:開
オーブンモード
ダンパー:閉
ドミノ 取扱説明書
着火時や薪を追加するときの着火燃焼モードはダンパー
を開いた状態にします。ダンパーを閉めるとオーブンモー
ドに切り替わりオーブンまわりへ熱を送り、オーブンを
温めます。ハンドレールの下にあるつまみがダンパーハ
ンドルで、手前に引くとダンパーが開き、押すと閉まり
ます。
機能
高温
低温
中温
一次空気調整レバー
燃焼室の火力を調整するレバー。燃焼室のドア下部に
あるレバーで、右にスライドさせると空気口が開き火
力を上げ、左にスライドさせると火力が下がります。
ドミノの基礎知識
14
クッキングリング
付属のオペレー
ションツールで
操作します。
クックトップの上で最も熱が集中する場所です。付属の
オペレーションツールでリングを外し、直火で料理をす
ることができます。(詳細は24 ページ)
※ドミノ6のリングは5 連、
ドミノ8のリングは6 連です。
ダンパーハンドル
ダンパー
↑煙突が右出しの場合は右側の位置に
なります。
ダンパー
ガラス空気洗浄システム
灰受け皿の両サイドを通った燃焼空気は、燃焼室ドア内
に入り、二重ガラスの間を通ってさらに暖まり、燃焼室
へ流れます。その流れはガラス表面を下降しエアウォッ
シュも兼ねます。
閉
※クックトップを外し
た状態で撮影。
▼閉▼
ダンパーハンドル
ドミノ 取扱説明書
15
ハンドレール
キッチンツールを掛
けるのに便利です。
付属のオペレーショ
ンツールを吊るすこ
とができるほか、市
販のS 字フックを使
うと、利用の幅が広
がります。
自然対流温風吹き出し口
本体で暖められた空
気の一部がここから
放出され、自然対流
を越こし室内を暖め
ます。吹き出し口に
つながる空気層によ
り本体外周の温度上
昇を抑え、壁との離
隔距離を短かくして
います。クックトッ
プの両脇にあります。
アンダイアン(薪止め)
薪の落下による、ガラスの破損を防ぎます。同時に、燃
焼室に溜まった灰が外にこぼれないようにします。
灰受け皿
燃焼室にたまった灰を取り除くための皿。灰かき棒など
でグレートのすき間から灰受け皿に落とせます。
※多くたまった灰は、焚
き始める前に必ず取り除
いてください。
灰の処理方法は、30ペー
ジ参照。
▼
グラスファイバーロープ
ストーブの気密性を高めるためのものです。燃焼室ドア
の裏面、燃焼室ドア内側ガラス部、クックトップと本体
の接触部、ダンパー付近、オーブン下部に貼られています。
アンダイアン
燃焼室をはじめ、ストーブ全
体を耐火レンガで囲んでい
ます。耐火レンガは蓄熱性が
高く、長時間安定した熱を
室内とオーブンへ送り込み、
暖房・クッキングに適した
構造です。
耐火レンガ
←ストーブを覆う耐火レンガの
イメージ図。
※交換方法は34 ページ参照。
燃焼室のグレート
ドミノ 取扱説明書
機能
付属品
ドミノの基礎知識
16
ドミノオーブングリル
ドミノ8 用
[品番:X5906042345]
ドミノ8用
[品番:X7901092705]
ドミノ6用
[品番:X5906042344]
ドミノ6用
[品番:X7901092225]
ドミノオーブントレイ
■ 取扱説明書 (本書)
■ サービスマニュアル
■ 保証書
オーブン温度計
オーブン内の温度の目安と
なる温度計。オーブンドアに
内蔵されています。
オーブングリル
オーブントレイ
■ オーブングリル ・オーブントレイ ×各1枚
オーブン料理に使用する標準装備のオーブングリルとオーブ
ントレイ。オーブン内のレールに設置します。料理に合わせ
て高さを調整します。
■ 掃除ブラシ ×1枚
灰受け皿の両サイドにある燃焼空気経路
を掃除する際に使用します(32 ページ
参照)。
■ ミトン(右手用) ×1枚
鍋つかみとしてご利用ください。
ストーブの操作には別売りのストー
ブグローブをお求めください。
■ 着火剤 ×1箱
1キューブが約15 分燃え、安定した
炎で確実に薪を着火させる固形燃料。
■ オペレーションツール ×1本
一次空気調整レバーや湿気抜きバルブ
の操作に使用します。他にもクッキング
リングを外したり薪の移動やアクセスプ
レートの取り外し時に利用します。
湿気抜きバルブ
オーブンの中に溜まった湿気を放出します。突起したつ
まみを回転させ、開けた状態にすると湿気が排気経路に
排出されます(27 ページ参照)。
内壁右側にあるつまみ
※その他のストーブアイテムはファイヤーサイドのカタログを
ご覧ください。
OPTION
【開】
【閉】
※1枚は標準装備
※1枚は標準装備
お使いの掃除機にセ
ットし、本体内部の
排気経路に溜まった
ススや灰の掃除にご
使用ください。
掃除機の口元に合
わせてカット。
■ 掃除用ノズル ×1本
ドミノ 取扱説明書
17
着火の前に用意するもの/確認事項
着火前の準備
■着火前の確認事項
着火の前に下記の点を確認してください。
□ 本体と煙突が正しく設置されていること。
□ 燃焼室内がきれいであること。
□ 灰受け皿が確実にセットされていること。
■ ファイヤーツール
■ 温度計
■ ストーブグローブ
■ 灰取りバケツ
■ 着火剤
■ 薪3 種類
熱に強い革素材の物が適し
ています。薪をくべる時やハ
ンドルなどの操作時に熱から
手を保護してくれます。
ストーブの状態を知るのに欠
かせないツールです。危険な
過燃焼を防ぐために、火力
調整操作のタイミングの目安
になります。
密閉できる金属製の容器を
必ず使用します。
( 18 ページ)
火かき棒/燃焼室内の薪の位置を
変えたい時に使用
スコップ/灰をすくう時に使用
ほうき
/ストーブまわりのお掃
除に使用
灰かき棒/燃焼室内の灰を灰受け
に落としたり、灰を集
めるのに使用
薪ばさみ/燃焼室に薪を入れる時
に使用
ドミノ 取扱説明書
ガソリン、軽油、灯油、またはオイルなど引火しやす
い油は絶対に使用しないでください。火災の原因にな
ります。
ガソリン厳禁
乾燥した自然の薪以外は燃やさないでください。化学
物質や塩分等が含まれている薪は、有害物質が発生し
健康に害をおよぼすほか、破損の原因になります。
自然薪以外の燃料使用禁止
切られてすぐの生木は、重量の50%が水分です。
薪として燃やすには水分を20%以下まで乾燥させ
ることが必要です。薪は割ることにより空気に触れ
る表面積が大きくなるのでより早く乾燥させること
ができます。
割った薪は風通しが良く雨のあたらない屋根の下
で、少なくとも12 ~18 ヶ月は乾燥させてください。
薪は太さや樹種にもよりますが、冬に切って2 年間
乾燥させた薪が理想の薪といえます。
乾燥していない薪は、薪ストーブの性能を十分に引
き出すことができません。暖まりにくく、燃やすとク
レオソートやススが多く発生し煙突内に付着するの
で、煙突掃除をこまめにしなければ「煙突火災」の
原因になります。またドアガラスの汚れの原因にも
なります。
薪は針葉樹系の軟木と広葉樹系の堅木とに分ける
ことができます。軟木は乾燥しやすく着火力に優れ
ていますが、火持ちがよくありません。堅木は、そ
の逆の性質をもっています。十分に乾燥していても、
なおズッシリと重い薪が質量に富み、暖房用には優
れた薪といえます。
温度や燃焼時間を調節するために、大きく分けて
「焚き付け用」「中くらい」「長時間用」の3 種類の
薪を用意します。
焚き火の火を起こす時のように細い薪や枯れ枝に着
火し、徐々に太い薪をくべていきます。薪を使い分
けることで、薪ストーブの温度や燃焼時間を調節し
やすくなります。
←含水率計
針を薪に差し込むと薪の乾燥度
がひと目でわかります。
焚き付け用の細い薪
(小枝や細く割った針葉樹など)
長い時間燃やすための太い薪
(太さ10cm 程度の広葉樹など)
中くらいの薪
(太さ5cm 程度に割った針葉樹、
広葉樹、枝など)
●薪の乾燥
●薪の種類
●使用する薪のサイズ
堅木
軟木
火持ちがよく
暖める力が大きい
火持ちはよくないが
すぐに火力がでる
(広葉樹)
(針葉樹)
(広葉樹)
・ミズナラ・ニレ
・アカシア
・カラマツ・ヒノキ・シラカバ
・コナラ
・カキ
・クスノキ
・アカマツ
・ポプラ
・クヌギ
・ブナ
・ サクラ 等・ スギ
等等
屋外で保管されていた冷たい薪や濡れた
薪をストーブにくべないでください。燃焼状態が悪く
なり暖房効率が落ち、ストーブに熱衝撃を与え破損す
ることがあります。室内で半日以上経過した薪をご使
用ください。
注意
18
薪について
長さ:
ドミノ6 …… 33㎝
ドミノ8 …… 52㎝
使用する薪の条件
「薪について」
ドミノ 取扱説明書
19
薪作りのための斧と薪割り
・地元の森林組合、または営林署に問い合わせ
て購入する。
・薪業者(燃料屋)から購入する。
・チップ工場に問い合わせるか、原木を納入して
いる業者に卸してもらう。
・果樹園で剪定した木を譲ってもらう。
・山林地主と知り合いになり、間伐材を譲って
もらう。
・地元の役場に問い合わせて、公園の木や街路
樹の剪定枝を払い下げてもらう。
【手斧】
片手用の小型斧。焚き付け用に薪を細く
割ったり、細枝を切ったりするのに便利。
【小型薪割り】
両手、片手兼用の薪割り。
小中径木の玉割り材を割るときに。
【大型薪割り】
両手用の本格的な薪割り。
●薪を入手するためのヒント
●グレンスフォシュ・ブルーク
【薪割り鎚】
斧頭が鎚を兼用する薪割り。
割れにくいときは、
この斧頭で楔を打ち込んで割ります。
づち
【薪割り楔】
薪割りでは割りにくい薪を
割るための鋼鉄製の楔。
2 本の楔があれば、ほとんどの薪を
割ることができます。
くさび
焚き付けが安全に、
しかも手軽に作れます。
●キンドリングクラッカー
動画で見る
「キンドリングクラッカー」
ドミノ 取扱説明書
使用方法
POINT
一次空気調整レバーの操作によって送り込まれる空気
は、グレートの隙間から燃焼室へ流れるため、グレート
に灰が多くたまっていると空気が流れにくくなります(灰
の処理方法は30 ページを参照)。
焚き始める前に
・ 部屋の給気口(レジスター等)を開けてください。
20
ストーブを本格的に焚く前に、必ず「慣らし焚き」を行っ
てください。 新しいストーブを一気に高温で焚くと、
ひずみや破損のおそれがあります。温度計が260℃以
下の状態で、焚き方 〜 までを3 〜4 回に分けて
焚き、温度の上昇と自然冷却を繰り返すことにより、耐
久性が向上します。
焚き方
慣らし焚きについて
さあ、焚いてみましょう
一次空気調整レバ
ーを一番右までスライドし、給気口を全開にします。
燃焼室ドアを開け、燃焼室に着火剤 1 個を入れ、
着火剤の上に焚き付け用の乾いた細い枝や薪(18
ページ参照)を崩れないように4 〜5 本のせます。
POINT
薪を組む際、アンダイアンを外すと作業がしやすくなりま
す。着火前にもとの位置に戻してください。
POINT
さらに「中くらいの薪」
を2 〜3 本、隙間を空
けながら組みます。
一次燃焼空気の通りが良くなるように隙間をあけて薪を
配置してください。
高温
低温
中温
右へスライドすると空気
量が多くなり、左へス
ライドすると空気量が少
なくなります。
初めてご使用される場合、新しいストーブや室内煙
突の錆び止め油、塗料が加熱されて、においと煙
が発生します。使用を始めてからの数回は窓を開
けるなど、お部屋の換気を十分にしてください。
薪を投入する時は、勢いよく入れないでください。燃
焼室内の耐火レンガが破損することがあります。
最初、耐火レンガは湿気を含んでいるため、結露
があっても異常ではありません。
オーブン内にあるオーブントレイも慣らし焚きが必要
です。急激な温度変化により、トレイが変形する恐
れがあります。
使い始めの際、クックトップの熱い箇所から変色が
始まり、徐々に低温部分まで広がります。最終的に
はクックトップ全体が同じ色になります。これらの変
化は異常ではありません。
■■■■■
慣らし焚きの注意
運転に必要な温度を測
る場合、ストーブトッ
プ専用の温度計はクッ
クトップの中央付近に
置いてください。クッ
キングリングを外し直火をご使用の場合は、中央付近
にずらし、お使いください。
温度計
ダンパーハンドルを手前に引き、ダンパーを全開に
します。
▼
換気扇が作動していると、室内にストーブの煙が漏
れ出ることがあります。煙の臭いがする場合には、
直ちに換気扇を止めてください。
オーブン内の湿気抜きバルブが閉まっていることを
確認してください(16、27 ページ参照)。
必ず乾燥した薪を使用してください(18 ページ参照)。
焚く前の注意
■■■
ドミノ 取扱説明書
21
着火剤に点火してください。薪に着火したことを確
認したら燃焼室ドアを閉めます。
薪全体に火が行きわたり勢いよく燃えてきたら、中
〜太い薪を数本足します。
POINT
1本の薪だけでは充分な炎が得られません。薪と薪の
間に空気が通り酸素が供給されるよう、薪は必ず交差
させて置きます。
長時間燃やすために多くの薪をくべる時には、な
るべく太い薪(太さ12㎝前後)を入れてください。細
い薪を多量に入れると高い温度で燃焼しますが、短時
間で燃えてしまいます。
注意
慣らし焚きはここまでになります。燃焼室の薪をすべて
燃やし、自然冷却後 〜 を3〜4回繰り返します。
ダンパーを閉めた後、クックトップ裏側に炎が当
たる状態を目安に一次空気調整レバーで火力を調
整してください。
右へスライドすると空気量が多くなり火力が上がり、
左へスライドすると空気量が絞られ火力が下がります。
高温
低温
中温
焚き始めた後、ストーブからピキピキと音がします
が、これは膨張している音です。異常ではりません。
薪ストーブには消耗するパーツがあります。メンテナ
ンス時に交換が必要な場合は、販売店にご相談くだ
さい。
■■
注意
▼閉
POINT
ダンパーを閉めてから燃焼室の火が消え、煙が充満し
た状態になる場合は、ダンパーを閉めるタイミングが早
すぎます。もう一度ダンパーを開けてください。
で足した薪も勢いよく炎が立ち上がり安定した炎
になったら、ダンパーを閉めるタイミングです。ダ
ンパーハンドルを押して閉じます。
ドミノ 取扱説明書
使用方法
22
薪の補充
POINT
ダンパーを閉めたまま燃焼室ドアを開けないでくだ
さい。
■■■
ダンパーは完全に開けておくか、完全に閉めてお
きます。中間位置はありません。
燃焼室に薪をいっぱいに詰めないでください。ガラ
スの破損や汚れの原因となります。
注意
薪を補充する際、灰が多くたまっていたらツールであ
る程度下に落とし、下からの空気が通るようにします。
ただし、おきはそのまま残します。
おきの状態で薪を足す場合には、ツールでおきを炉
床全体に広げてから薪を入れると、火が移りやすくな
ります。
薪の補充は、中に入っている薪が半分以上燃えてから、
またはストーブがまだ熱く、再点火がすばやくできる十
分なおきがある間に
行ってください。薪
をくべる要領は20
ページの焚き方に準
じて行います。
POINT
ドラフトが発生すると着火剤の火が煙突方
向に引き寄せられます。煙突が吸引を始め
るまで必要に応じてくり返し行います。その
間は薪に着火しないでください。
ファイヤーツールのシャベルの上で、ま
たは火ばさみで着火剤を挟み燃やします。
燃焼室ドアを開けた状態で、ダンパー付
近に着火剤の火をかざし、煙突をよく暖
めます。
煙突が煙を吸わない場合は
ドラフトを適切に発生させる
①
②
ドラフトが発生したら焚き方の に従い、
薪の着火を始めます。
③
煙突が冷えていると、ドラフト(上昇気流)
が弱く煙を吸わず、逆流するなどの問題が起
こる場合があります(換気扇が原因の場合も
あり)。このような場合は、ダンパー付近に火
をかざし煙突をよく暖め、ドラフトを発生さ
せる手助けをします。21 ページ の段階で
下記のように煙突を暖めてください。
※ 41 ページ参照
POINT
薪を補充する際には、必ずダンパーを開け、一次空気
調整レバーを一番右までスライドさせ、給気口を全開に
してから行ってください。
ドミノ 取扱説明書
23
消火
本製品は、火力調節を閉にしても燃焼空気の供給は
完全には遮断されません。ガスストーブや石油ス
トーブのように瞬時のうちに消火することはできま
せん。薪が燃えつきて灰になった時が消火を意味し
ます。
外出する場合は、しばらく前から薪を追加するのを
やめてください。
外出の際は、必ず燃焼室ドアが閉まっていることを
確認してください。また、周囲にある燃えやすいも
のをストーブから十分離し、万が一に備えてからお
出かけください。ストーブを設置している部屋に
ペットが入らないようにしてください。
● 外出するときには
上手な燃焼のポイント
長時間燃焼をさせるために薪をくべる際は、太い薪を使
用してください。薪の種類は広葉樹、針葉樹を使用でき
ます。十分に乾燥した薪をお使いください。細い薪、中
くらいの薪を使用すると短時間で燃えてしまいます。
燃焼室の燃焼(ドラフト)が良好な状態でダンパーを閉
め、オーブンモードに切り替えます。クックトップに炎
が当たるように一次空気調整レバーでコントロールして
ください。
■ 薪の選び方
■ 燃焼方法
注意
ストーブ本体や燃焼室内に水をかけて消火す
るのは非常に危険です。また、このような急激冷却に
よる消火はストーブ本体に重大な損傷をもたらします。
緊急時の処置( 9 ページ)
ドミノ 取扱説明書
クッキングリングは大変熱くなります。取り外しの際
にはストーブグローブを着用し、付属のオペレーショ
ンツールを必ずご使用ください。
外したクッキングリングはクックトップの上、または不
燃材の上に置き、やけどをしないようご注意ください。
クッキングリングを外す際は、必ずダンパーを開けて
から外してください。炎が開口部から出て大変危険
です。
クッキングリングを外した状態で燃焼室ドアを開けな
いでください。炎が開口部から出て大変危険です。
■■■■
注意
付属のオペレ
ーションツール
を使用します。
クックトップ中央にあるクッキングリングは、直火で料
理をしたい場合に付属のオペレーションツールで外して
ご使用ください。調理器具の大きさや火力に合わせてリ
ングの数を調整してください。
※ドミノ6のリングは5 連、
ドミノ8のリングは6 連になります。
24
クッキングリングの使い方
POINT
強火にしたい場合には、細い焚き付け用、または中
くらいの薪を多くくべ、一次空気調整レバーを一番右
までスライドさせ、空気を取り込んでください。弱火に
したい場合には、一次空気調整レバーを一番左にス
ライドさせ、空気をしぼってください。
料理方法
暖をとりながら、広々としたクックトップで複数の鍋類
を同時に調理することができます。しかも調理器具の形
状を問わず使用できるのがドミノの特徴のひとつです。
底が平らな方が熱伝導が高く効率的ですが、中華鍋や土
鍋のように底が丸い形状の場合は、クッキングリングを
外し、安定させてご使用いただけます。
クックトップの使い方
クックトップの温度は、場所によって異なります。左煙
突の場合、点線内側が最も高温になり、それ以外は中火
になります。用途に合わせて場所をお選びください。
■ 場所で異なるクックトップの温度
広い面で熱を受ける
最適な形。
※右煙突の場合は逆になります。
底は平らですが面積が
小さいため、熱伝導が
弱い。
脚付きのため、熱伝導
はあまりないが、保温
には適しています。
中華鍋等の底が曲面の
場合は、クッキングリ
ングを外せば安定した
状態で利用できます。
煙突の口元
中温
中温
高温
ドミノ 取扱説明書
25
クッキングリングは、調理器具より大きな開口で使用しないでください。調理器具が落下して大変危険です。
注意
※数ミリ程度サイズが異なる場合があります。
また、熱の膨張により若干広くなります。
利用方法のヒント!
網の大きさに合
わせてクッキン
グリングを外し、
肉や魚、お餅な
どを直火で調理。
網を使って直火料理
底の丸い中華鍋
や土鍋もクッキ
ングリングを外
せば安定して使
用でき、強火での
調理が可能です。
中華鍋や土鍋も安定
弱火でコトコト煮込
みたい時に鍋類の下
に敷く、便利なト
リベット(ストー
ブトップ用の五徳)。
トリベットで火力調整
■ クッキングリングを外した際の開口部の目安サイズ
ドミノ6
95㎜
130㎜
155㎜
200㎜
235㎜
小さめにカットし
た薪を用意してお
けば、クッキング
リングを外したと
ころから投入でき
て便利です。
上から薪を投入
90㎜
135㎜
175㎜
220㎜
260㎜
300㎜
ドミノ8
ドミノ 取扱説明書
料理方法
オーブンの使用方法
ドミノは、ご使用の煙突の長さ・取り付け方、
部屋の気密性、標高などの各設置条件の違い、
薪の種類・大きさ・乾燥状態により、燃焼状態
が異なります。そして、オーブン内の温度は場
所によって異なります。そのため、このご使用
方法はあくまでも目安としてお読みください。
繰り返しお使いいただくことで薪ストーブに慣
れていただき、オリジナルの料理方法を習得し
ていただくことが、最も上手な使用方法です。
料理に合わせてオーブングリル、オーブントレイの位置を
決めます。
上手にご利用いただくために
= オーブングリル、オーブ
ントレイの挿入箇所
オーブングリル、オーブントレイは下図レールの網点部分に
入れてください。レールの上や間隔の広い部分に入れること
もできますが、途中まで引き出すと、オーブングリル、オー
ブントレイが傾きますのでご注意ください。
■ドミノ6
オーブン内のレール
■ドミノ8
26
【オーブングリル】
魚や肉料理等に使用
【オーブントレイ】
ピザやクッキー等に使用
暖気の流れ
① 燃焼室より排気の熱がオーブン上部へ
② 排気の熱はオーブン右側を通り底面へ
③ 底面を通過し排気の熱はオーブン左側へ
④ 排気の熱はオーブンの周りを一周しそのまま煙突よ
り排気される
■ オーブングリル、オーブントレイの設置方法
20 ページ「焚き方」の要領で薪を焚きます。
オーブンは必ず余熱が必要です。火が安定したらダ
ンパーハンドルを押してダンパーを閉めます。これ
により、オーブンのまわりに熱い排気熱が送り込ま
れ、オーブン内が暖まります(下記イラスト参照)。
高温
低温
中温
▼閉
①
④
②
③
オーブン温度
上昇の原理
※イラストは左煙突の場合。右煙突の場合には、排気
の流れは逆になります。
ドミノ 取扱説明書
27
POINT
早く温度を上げたい時には、細い薪を多めに足し続け
てください。
オーブン内側の右上側面には、オーブン内に溜まった湿
気を放出する湿気抜きバルブがあります。オーブン内の
結露が気になる場合、突起したつまみを回転させ開けた
状態にすると湿気が外に排出されます。
オーブン内は大変熱くなりますので、オーブングリルや
オーブントレイ、湿気抜きバルブに触れる際には革製
のストーブグローブや熱に強い素材のグローブを必ず
着用してください。
注意
湿気抜きバルブが開いている状態のままだとオーブン
内の熱がバルブから逃げ、温度が上がらない原因と
なりますのでご注意ください。
注意
湿気抜き
POINT
オーブンの上部と下部、奥と手前には温度差があります。
オーブン温度は、燃焼室で生み出された熱い排気をオー
ブンまわりへ送ることにより上昇します。オーブンはまず
上部からの熱を受けるため、オーブン内で一番温度が上
がるのは上部の奥と言えます。
・オーブン内上部……ピザやラザニアといった表面をよく
焼き上げたいもの
・中央部 ……………パンなどじっくりと焼き上げたいもの
料理・オーブングリル・オーブントレイを途中でオーブン
から取り出し 180°回転させてから再度調理するなど、ひ
と手間かけることで、ムラなく仕上げることができます。
オーブンまわりには耐火レンガが配置され、蓄熱される
までに時間がかかる反面、一度暖まったら冷めにくいと
いう性質を持っています。余熱に時間がかかりますので、
オーブンを利用される際は時間に余裕をみてご使用くだ
さい。
↑付属のオペレーションツール(写真
右)、または熱に強い革製のグローブを
利用してバルブを回転させます。
POINT
ストーブ本体が冷えた状態から焚く場合のオーブンの
余熱時間 → 200℃の場合は1時間程度、250℃の場
合は1〜2時間程度かかります。また、耐火レンガの
性質上、一度温まったら冷めにくい構造になっていま
す(15 ページ参照)。
希望の温度になるまで、薪の量と空気量を調整しな
がら燃やします。オーブンドアに内蔵されている温
度計は、目安として使用してください。
オーブン内が任意の温度に上がったら料理を入れま
す。焦げ具合、火の通り具合を見ながら必要時間調
理します。
【開】
【閉】
より高温
高 温
下部
上部
手前
奥
オーブン温度
ドミノ 取扱説明書
点検スケジュール
ストーブ、および煙突を長くお使いいただくためには、定期的なメンテナンスが必要となります。日常のメンテナンスに加え、
1年に一度は下記のスケジュールに従って、次に使い始める前までに継続的なメンテナンスを行っていくことをおすすめし
ます。
メンテナンス項目の中にはストーブ販売店に依頼する内容も含まれていますので、ストーブ販売店名が記入されている保証
書を大切に保管してください。
メンテナンス&スケジュール一覧
■日常のメンテナンス……お客様が日常ご使用の中で、必要に応じて行ないます。
■シーズンオフ
■シーズン前のメンテナンス&点検(使用状況により、ご使用中の点検や調整・交換・修理が必要になります)
……お客様自身もしくはストーブ販売店にご依頼の上、毎年使い始めまでに行います。
28
■地震、洪水、落雷などの災害が発生したときの点検について
地震、水害、落雷などの天災地変にあった場合はそのまま使用せず、必ずお買い求めになった販売店、または専門業者に点
検をご依頼ください。隠れた不具合に気づかず使用し続けると、火災の原因になります。
点検項目
要領
方法
① 灰の処理
溜まった灰の処理
P30 参照
② ドアガラスのお手入れ
ススの除去/破損の有無
③ ステンレス部のお手入れ
油分等汚れの除去
④ オーブン内の掃除
油分等汚れの除去
P31 参照
春……ストーブの燃焼室に灰を残しておくと湿気が溜まり、サビやすくなるのでシーズンの終わりにすべて取り除く
夏……ダンパーと一次空気調整レバーを全開のままにして、煙突内の空気を常に対流させておく
秋……上記シーズンの前点検
点検項目
要領
方法
① ドアガラスの点検
ススの除去/破損の有無
P29 参照
② クックトップのお手入れ
サビ、汚れの除去、補修
P32 参照
③ 排気経路の掃除・点検
灰、ススの除去
④ 燃焼室の掃除・点検
耐火レンガやグレートのひび割れ/破損の点検 /
二次燃焼吹き出し口の掃除、破損・劣化の点検
⑤ ダンパーの点検
歪み、正常な開閉の点検
⑥ オーブンドアの
二重ガラス内側の掃除
油分等の汚れの除去
P34 参照
⑦ 各部ファイバーロープの点検・交換
はがれ、劣化等の点検
⑧ 煙突の点検と掃除
煙突内部のススの除去
P36 参照
※上記は、取扱説明書に準じた適正な使用状況での標準メンテナンス スケジュールとなります。
よって、お客様の使用状況によっては、メンテナンス時期が異なる場合があります。
ドミノ 取扱説明書
29
定期点検
■定期点検の案内
お客様ご自身で行われる日々のメンテナンスのほか、定期的(5 年に1 回程度)に専門業者の点検・整備を受けてくだ
さい(有料)。点検を受けずに長期間使用し続けると、経年劣化等により、故障や事故の原因になります。
定期点検の実施
点検項目・内容
点検箇所
給排気経路の点検・掃除
燃焼室内、および煙突の接続部や支持部の閉塞、劣化。
機能部品の点検・交換
ダンパー、ダンパー周り、グレート、アンダイアン、ドアガラス、ドアアッセンブリー。
消耗部品の点検・交換
各パネル(耐火レンガ)、各部ファイバーロープ。
装置のはたらきの点検・交換
可動部の調整、および操作部品。
防火設備の点検
炉台、炉壁、周囲可燃物。
煙突火災を起こした
煙突掃除で灰やススの他に、金属片や断熱材が混入
ドアが閉まらない
ストーブや煙突の内部に歪みや破損が認められた
火力調節ができない
ストーブや煙突が赤熱した
煙突が外れている、または強い異臭がする
煙突やストーブがガタつく
■本体パーツの保有期間は、製造打切り後10 年です。
※次の症状が認められた場合は、すぐにお買い求めの販売店まで点検をご依頼ください。
ストーブと煙突をより良い状態で、快適かつ安全にお使いいただくために、ファイヤーサイドでは購入後、5 年を経過し
たお客様に「あんしん点検」をご依頼いただきますようお願いしています。お買い求めの販売店、または当社にお問い合
わせください。
別紙「あんしん点検のご案内」
・・・・・・・・
ドミノ 取扱説明書
灰の処理
ドアガラスのお手入れ
ステンレス部のお手入れ
一次燃焼空気がグレート(火格子)の隙間から燃焼室に
流れるため、灰が多くたまっているとその流れを妨げて
しまいます。グレートに多く溜まった灰を、シャベルや
灰かき棒で燃焼室下の灰受け皿へ落とします。
燃焼室ドアを開き、グレートのすき間へ灰をツール
で落とします。
灰受け皿は灰をこぼさないよう引き出し、不燃性の
灰取りバケツに灰を移します。収納部分のこぼれた
灰もきれいに取り除きます。
灰は火が消えたことをご確認のうえ、不燃性で密
閉できるフタ付きの灰取バケツに入れます。完全に
消えていないことがありますので、72 時間以上おき、
冷えていることをご確認のうえ処理してください。
注意
注意
焚き始める前に、グレートや灰受け皿にたまった
灰は必ずきれいに取り除いてください。
■■▼
ドアガラスにこびりついたス
スや油汚れは、 ガラスクリー
ナーで落とせます。頑固な汚
れにはジェルタイプがおすす
めです。ガラスクリーナーの
ご使用後はきれいに拭き取
り、よく乾かします。
ステンレス部分が汚れたら、濡れたスポンジやふきんで
拭き取り、汚れがひどい時は台所用中性洗剤で拭き取っ
てください。中性洗剤をご使用後は、洗剤が残らないよ
う濡れたふきんで拭き取った後、乾拭きしてください。
ガラスクリーナー リキッドのご使用も効果的です。
掃除中に指輪やその他鋭利なものでガラスを傷
つけないよう注意してください。
↑リキッド
↑ジェル
注意
タワシや研磨剤付のスポンジなど、表面がザラつ
いているものはご使用にならないでください。キズの原
因になります。
注意
日常のメンテナンス
灰取バケツは必ず厚さ5cm 以上の不燃材(金属
以外)の上に置いてください。可燃材の上に置くと
バケツ底面の熱が伝わり、火災の原因となります。
30
グレート
※ストーブが完全に冷めた状態で行ってください
ドミノ 取扱説明書
31
オーブン内の掃除
オーブン内は調理した際に出た油分が付着していますので、ご使用後、濡れたスポンジやふきんで拭き取り、
汚れがひどい場合は台所用中性洗剤をふきん等に含ませ、拭き取ってください。
中性洗剤をご使用後は、洗剤が残らないよう濡れたふきんで拭き取った後、乾拭きしてください。
オーブン内は、キズがつかないよう十分注意してください。
調理で使用したオーブングリルやオーブントレイを取り出し、スポンジできれいに水洗いして乾かします。
必要であれば、オーブン用クリーナー等をご使用ください。
■ ブラケットの外し方
ブラケットを外して掃除をする場合には、以下の要領で外します。
❶ブラケットの手前(扉側)を上に上げ、ブラケット受けの穴から外します。
❷ブラケットを手前(扉側)に引き取り出します。左右、合計4つのブラケットを外します。
オーブングリル
オーブントレイ
お手入れ終了後は、 と逆の要領でブラケットを取り付けます。
ブラケット
❶
扉側
炉内
ブラケット受け
❷
ブラケット
受け
ドミノ 取扱説明書
燃焼室、ダンパーまわり、燃焼空気経路の灰やススを掃
除機やほうきなどで取り除きます。灰受け皿両端の燃焼
空気経路は、付属のブラシで掃除します。
ダンパーの歪みはないか、正常な開閉ができるかどうか
も点検します。ステンレス部分のススは掃除機やほうき
で取り除きます。
燃焼室内の耐火レンガにひびが入った場合は、専用の耐
火セメントで、目地を埋めてください。
表面の汚れは、濡れたスポンジかふきんで拭き取ります。
錆びにくくするため、しっかり乾燥させた後、食用油か
植物油脂をしみ込ませた布でクックトップ、クッキング
リングの表面を拭き、乾いた布で拭き取ります。
クックトップのお手入れ
■ 燃焼室、ダンパー、燃焼空気経路
■ 耐火レンガ
クックトップ、クッキングリングの表面は鉄製のため、
長期間湿気にさらされると表面に薄い錆ができてし
まうことがあります。その場合には、細毛ワイヤー
ブラシかスチールウールで、または120 番程度の
サンドペーパーでこすり落とします。
ストーブを焚いた際、油が炭化するまでしばらく煙
が出ますので、室内の換気を充分に行ってください。
注意
燃焼室内のグレート及び灰受け皿、燃焼室アクセスプ
レートを外し、排気経路へ堆積したススを掃除機やほう
きで取り除きます。
■ 燃焼室アクセスプレート下
シーズン前のメンテナンス&点検
■■
排気経路の掃除・点検(燃焼室、オーブン)
32
燃焼室アクセスプレート。付属のオペ
レーションツールやドライバーを穴に
差し込み外します。
ドミノ8
ドミノ6
燃焼室アクセスプレートを外した状態
排気経路の掃除・点検の際
に外したグレートをもとに戻す際、
裏表が逆にならないよう注意して
ください。前後はどちらでもかま
いません。
注意
文字が入っている
方が上面。
燃焼室、オーブン、煙突をつなぐ排気経路にはススが堆
積していますので、取り除きます。
ドミノ8は2枚、ドミノ6は1 枚
※写真はドミノ8
燃焼室アクセスプレート
二次空気吹き出し口
耐火レンガ
ダンパー
燃焼空気経路
ブラシ
穴
ドミノ 取扱説明書
33
■ オーブンアクセスプレート
オーブングリル、オーブントレイを取り出し、オー
ブンの底にあるオーブンアクセスプレートを外し、
下にたまったススを掃除機やほうきなどで取り除
きます。
↑付属のオペレーションツー
ルやドライバーを穴に入れて
オーブンアクセスプレートを持
ち上げて外し掃除します。
下にたまったススやタールを
取り除きます。
オーブンアクセスプレート
オーブン
内部
下部グラスファイバーロープが傷つかないよう注意
しながら取り外してください。
注意
外したオーブンドアが傷つかないよう毛布などの上
に置おいておきます。
注意
オーブンドアを下記の要領で取り外します。
ヒンジロック左右2箇所を③の位置まで手前に倒し、ロックを解除し
ます。
←ヒンジロックが2箇所外れていることを確
認し、ドアがヒンジロックに当たるまで閉め
ます。当たったら少し閉じ、ドアを持ち上
げます。
←持ち上げたら両手でドア底部を保持し、
少しだけドアを手前に引きます。引いた状
態で支点を中心にドアを引くと外れます。
①
③
②
支点
ドミノ 取扱説明書
33 ページで外したオーブンドアのフロントカバー
にある4箇所のプラスネジを取り、フロントカバー
を外します。
フロントカバーを外したら、ガラスが欠けないよう
注意して取り外します。濡れたスポンジやふきんで
拭き取り、汚れがひどい時はガラスクリーナーで拭
き取ってください。ガラスクリーナーをご使用後、
乾拭きしてください。
汚れの除去が終わったら、取り外しと逆の手順で
オーブンドアを取り付けます。
オーブンドア、二重ガラス内側の掃除
グラスファイバーロープの交換
ストーブの気密性を保つため、以下の5箇所にグラス
ファイバーロープが使われています。使用頻度に伴い、
特に可動部分のファイバーロープは劣化し、効力が失わ
れます。弾力性がなく硬くなっている場合や、ほつれ等
の劣化が認められる場合には交換が必要です。販売店で
専用のグラスファイバーロープをお求めください 。
■グラスファイバーロープの装着場所
シーズン前のメンテナンス&点検
34
ガラスが取り外せます
矢印箇所にネジがあります
機種
直径
長さ
ドミノ6
φ6㎜
27㎝
ドミノ8
φ6㎜
27㎝
クックトップを外し交換します。
2)ダンパーまわり
機種
直径
長さ
ドミノ6
φ 10㎜
192㎝
ドミノ8
φ 10㎜
224㎝
クックトップを外し交換します。
1)クックトップと本体の接触部
機種
直径
長さ
ドミノ6
φ 10㎜
183㎝
ドミノ8
φ 10㎜
240㎝
3)燃焼室ドア裏面
ドアを外し、作業しやすい場所に
置き交換します
※説明上、ファバーロープの色を白く加工しています。
機種
直径
長さ
ドミノ6
8 ×2㎜
74㎝
ドミノ8
8 ×2㎜
93㎝
4)燃焼室ドア内側ガラス部
燃焼室ドアのフロントカバーを外
して交換します。
※ドアの写真はドミノ8
機種
直径
長さ
ドミノ6
φ 10㎜
132㎝
ドミノ8
φ 10㎜
170㎝
オーブンドア、オーブンアクセス
プレートを外して交換します。
5)オーブン内下部のオーブンアクセスプレートの下
ドミノ 取扱説明書
35
グラスファイバーロープを溝の一方から押し込んで
いきます。溝の終了部分のグラスファイバーロープ
にマスキングテープを巻き、余分な部分をカッター
などでカットし、長さの調整をします。
ドアの場合はドアを閉めて、該当する接触部分を
グラスファイバーロープにしっかり接着させます。
適切なサイズのグラスファイバーロープを規定の長
さより5㎝程度長めに用意します。溝に約3㎜厚で
シリコンシーラントを注入します。
劣化したグラスファイバーロープの端をつかんで、
引っ張り出します。
弾力を持たせるため、グラスファイバーロープは
強く伸ばさないようにしてください。
注意
ドアを再び開け、溝の周辺からはみ出したシリコ
ンシーラントをタガネやマイナスドライバー、カッ
ターの先で取り除き、24 時間以上、常温で乾燥
させます。
■グラスファイバーロープの交換方法
POINT
本体に残ってしまったグラスファイバーロープの破片や
シリコンシーラントは、タガネやマイナスドライバー、カッ
ターの先端を使って取り除きます。
必要部材
・シリコンシーラント(R76A)
・グラスファイバーロープ
必要工具等
・タガネ、またはマイナスドライバー
・カッター
・マスキングテープ
・保護めがね
・マスク
グラス
グラス
ドミノ 取扱説明書
90°エルボー
NOVA90°T
自在煙突
点検口
ロッキングプラグ
点検・掃除のために外した点検口や煙突は、
作業終了後にもとに戻し、フタや煙突が確実に固定されて
いるか必ず確認してください。
注意
煙突の点検と掃除
●煙突点検の必要性
ストーブの燃焼により、煙に含まれるススやクレオソー
トなどの物質が煙突内部に蓄積すると、煙突がつまって
室内に煙が漏れるおそれがあるほか、燃えやすいクレオ
ソートにより、煙突火災が発生するおそれがあります。
煙突内部の堆積物量は使用頻度や使用状況によって異な
りますが、シーズンを終えてから、次のシーズンまでの
間に必ず点検を行い、煙突内部に3mm 以上のススの
堆積が確認された場合、煙突内部の掃除を行ってくださ
い。 42 ページ「クレオソート」
●点検の重点部位
ススやクレオソートは燃焼炉内から煙突頂部の排気経路
全てにおいて堆積する可能性があります。特に、シング
ル煙突(一重室内煙突)の内側、または煙突トップとそ
の付近の煙突内部の冷却されやすい場所、横引き部分や
煙突ダンパーを備えている場合はその部分など、排気の
抵抗のある部分は注意して点検してください。
●安全の確保
煙突掃除は設置の状況により、はしごを利用して屋根に
登らなければならない場合もありますが、安全具の着用
など、身の安全に十分配慮して行ってください。また、
煙突の点検を行う前は、お買い求めの販売店のアドバイ
スを得ることが重要です。ご自身で行えない場合は、必
ずお買い求めの販売店へご相談ください。
●掃除道具
煙突内部の掃除には、設置されている煙突の直径と長さ
に応じて、ブラシとロッドが必要です。お買い求めの販
売店へご確認いただき、煙突掃除道具をご購入ください。
●点検口
一般的には煙突頂部の雨仕舞部材を外して、上から煙突
内部を覗き込み点検・掃除を行う方法と、図のように点
検口を備えた煙突(90°T 型、点検口付直筒、または
エルボー)や接続部を外すことができる煙突(自在煙突、
スライドアジャスター)を利用して煙突内部を点検・掃
除する方法があります。お客様により設置状況が異なり
ますのでお買い求めの販売店へご確認ください。
●掃除方法
点検口、もしくは煙突を外したところに、煙突掃除用
袋などのスス受を設けてブラシを煙突内部に挿入して
いきます。エルボーの部分はブラシが挿入しにくい場
合がありますが、専用のスプリングを使用すると楽に
挿入できます。決して勢いを付けるなど無理に挿入し
ないようにしてください。振動で煙突が外れてけがを
するおそれがあります。煙突の全長とロッドの長さを
確認しながら、ブラシを最後まで挿入してください。
堆積物の質と量に応じて一往復、もしくは2~3回繰
り返してください。掃除後に煙突内部を確認して、堆
積物が除去されていれば終了です。
●煙突点検・掃除に付随する点検内容
・本体と煙突の接続部、および煙突どうしの接続部に
緩みやガタつきがないか。
・屋外給気筒(口)開口部付近の整理整頓、およびほ
こり除去。
・カーテン、家具など可燃物の近接確認。
・除去された堆積物にクレオソートが含まれる場合、
薪の含水率を確認。
●次の場合は一時ご使用をおやめになり
お買い求めの販売店へご相談ください
・除去された堆積物に、煙突が腐食したと思われる金
属片が確認された場合。
・煙突内部に変形、もしくは劣化が認められた場合。
・地震、水害、落雷等の天災地変が起こった場合。
・ 煙突の接続部、もしくは隠蔽部から煙が漏れる場合。
シーズン前のメンテナンス&点検
36
ドミノ 取扱説明書
37
本体、煙突設置基準
本体寸法図
単位:mm
ドミノ8
縦引き煙突接続位置
炉床
クックトップの高さ
ドミノ6
縦引き煙突接続位置
炉床
クックトップの高さ
※1
ドミノ 取扱説明書
設置基準
○遮熱板とは25㎜以上の空気層のある特定不燃材の壁。
●本体離隔距離
●メーカー離隔距離
●告示225 号離隔距離
内装制限緩和の告示225 号に従い、壁、天井を難燃材等(木材含む)
の仕上げを施した場合は、下表に示された数値以上の離隔距離を設
けてください。仕上げと下地が特定不燃材料の場合は除外されます。
建築基準法施行令の内装制限により、壁、天井を木材等の可燃下地
材に準不燃材の仕上げを施した場合、および平屋、最上階など内装
制限の規制を受けず、壁の仕上げが木材等の可燃材である場合は下
表に示された数値以上の離隔距離を設けてください。仕上げと下地
が不燃材料の場合は除外されます。
□ 本体 ■ 炉台
床の保護範囲
モデル名
前方M
後方N
側方O
側方O'
幅P
奥行きQ
ドミノ6
916 以上
344 以上
370 以上
630 以上
1000 以上
1260 以上
ドミノ8
912 以上
348 以上
375 以上
825 以上
1200 以上
1260 以上
本体重量に耐えられる不燃材を
敷いてください。目地にはモル
タルをつめてください。
●床:炉台(ステージ)の寸法
NC
D’
DPQ
O’
OMMF
F’
NPQ
O’
O
○遮熱板とは25㎜以上の空気層のある不燃材壁。
本体、煙突設置基準
38
遮熱板あり
離隔距離
モデル名
CD
D'
F
F'
ドミノ6
344
370
630
606
422
ドミノ8
348
375
825
746
428
遮熱板あり
離隔距離
モデル名
CD
D'
F
F'
ドミノ6
536
605
865
840
657
ドミノ8
601
608
1058
1042
724
遮熱板なし
離隔距離
モデル名
CD
D'
F
F'
ドミノ6
744
770
1030
1006
822
ドミノ8
748
775
1225
1146
828
遮熱板なし
離隔距離
モデル名
CD
D'
F
F'
ドミノ6
1319
1355
1615
1624
1440
ドミノ8
1505
1354
1804
1946
1628
(単位:mm)
(単位:mm)
(単位:mm)
遮熱板寸法(最小離隔時)
壁に平行設置
コーナー45°
設置
モデル名
幅(中心)
高さ
(設置面より)
幅
高さ
(設置面より)
ドミノ6
1200
1200
1200
1200
ドミノ8
1200
1200
1200
1200
遮熱板寸法(最小離隔時)
壁に平行設置
コーナー45°
設置
モデル名
幅(中心)
高さ
(設置面より)
幅
高さ
(設置面より)
ドミノ6
2795
1725
2095
1730
ドミノ8
3035
1835
2215
1840
ドミノ 取扱説明書
39
重要
設置基準に従わない場合、煙突火災や住宅火災など、危
険な状況を引き起こす場合があります。説明書の全ての
内容に的確に従い、家屋及び人身をおびやかす結果とな
る一時しのぎの妥協は決して行わないでください。
煙突は建築物に対して十分な支持をし堅固に固定されて
いなければなりません。ストーブ本体は平らで水平な不
燃床の上にガタつきがない状態で設置してください。地
震の際に転倒、倒壊しない様、安全を確認してください。
●煙突離隔距離 (各機種共通)
○断熱二重煙突の離隔距離は内側煙突からの寸法。
○遮熱板とは25㎜以上の空気層のある不燃材。
壁仕上
室内煙突
煙突ヒート
シールド付
断熱二重煙突
遮熱板なし
460
150
150
遮熱板あり
150
150
150
天井
460
ー
150
●3 メートル基準
煙突は、屋根を貫通する部分から90 センチメートル
以上高くし、さらに水平に測った周囲3 メートル以内
の障害物よりも60 センチメートル以上高くしてくだ
さい(42 ページ参照)。
●煙突の高さは、ストーブトップから最低5 メートルで
す。
●お住まいの地区の標高によっては、煙突をより高く立
ち上げなければならなくなります。
●室内に使用する一重(シングル)煙突は本体より最長
2.4 メートルまでで、それより上部及び隠蔽部や屋
外は断熱二重煙突を使います。一重(シングル)煙
突では天井や壁を貫通させないでください。
●断熱二重煙突は煙突火災に対応した熱衝撃テストに合
格した認定品(例:UL. BS)をご使用ください。
●煙突の水平に延ばす距離はできるだけ短くし、最長で
も1メートル以内にしてください。
●90°の曲がり部分は、2 ヶ所までにしてください。
●煙突基準
●前方、および上方の離隔距離
前方、および上方の可燃物* までの離隔距離は、ストーブの天板から
計測した離隔距離を確保してください。
* 可燃物:家具、カーテン、寝具、薪などを含む
モデル名
メーカー指示
告示第225 号
ドミノ6
1200
1774
ドミノ8
1200
2048
モデル名
メーカー指示
告示第225 号
ドミノ6
1200
1249
ドミノ8
1200
1418
上方離隔距離
(単位:mm)
(単位:mm)
■前方離隔距離
■上方離隔距離
ドミノ 取扱説明書
煙突設置基準
仕様
ドミノ6
ドミノ8
燃焼効率
85.1%
87.2%
通常出力
6,450kcal(7.5kW)
8,600kcal(10kW)
推奨薪投入量
1.5 〜2kg /hr
2 〜2.5kg /hr
最大薪長さ
33㎝
52㎝
暖房面積
約100㎡
約130㎡
重量
180kg
195kg
使用煙突径
150㎜
150㎜
製造国
イタリア
イタリア
本体、煙突設置基準
・上記スペックは、住宅構造、設置方法、薪質、お客様の使用状況により、必ずしも一致するものではありません。
40
屋根裏や二階の床を貫通する場合、
断熱二重煙突を使用して安全を確保
します。構造によって煙突をまっす
ぐにできない場合には、角度がつい
た煙突(エルボー)を使用します。
天井を貫通する際の設置例
ストーブの天板から煙突を出し壁を
貫通し、屋外に配置する設置例。貫
通部、および屋外は断熱二重煙突を
使用します。
横引きにする設置例
代表的な煙突の設置スタイル
煙突はストーブの天板か後ろに設置する事ができ、屋根
を貫通させる場合と壁を貫通させる方法があります。屋
根を貫通する場合は吹き抜けなのか、二階建て(ロフト)
なのかなどで施工方法が異なりますが、貫通部や屋外に
は断熱二重煙突を必ず使用してください。下記は代表的
なプランニングです。
ドミノ 取扱説明書
41
ドラフト管理
ストーブは使用者、煙突、燃料、そして住宅などから
構成される暖房システムの一部です。システムのあら
ゆる部分がストーブの作動状態を左右します。これら
の要素がうまく調和して初めて全体のシステムが適切
に機能します。
暖炉・薪ストーブの機能は自然のドラフト(上昇気流)
で決まります。ドラフトは煙突の周囲の外気温より、
煙の温度が高い場合に生じます。その温度差が大きい
ほど、ドラフト作用も大きくなります。燃焼室内の高
温気体が煙突内を上昇していくと同時に、燃焼用の空
気をストーブに引き込む吸引力が生じます。
給気口を開くことによって火が活発化する場合は、ド
ラフトが適切であることを意味します。ストーブの給
気口を全開にした状態にもかかわらず、火が活発にな
らない場合はドラフトを妨げる何らかの問題が疑われ
ます。ドラフトが弱い場合、給気口を開いてもストー
ブ内に空気を取り入れることができず、火力の調節は
できません。
システム構成の中で、煙突はドラフトを支配する大き
な要因です。煙突の断熱性能や煙突の直径、煙突のレ
イアウトなどによって、ドラフトが早く生じる場合も
ありますし、正常なドラフトが得られる温度差に達す
るまで時間がかかる場合もあります。特に断熱性能に
おいてはストーブの燃焼室内で発生した高温気体の
熱を屋外に排気させるまで保持することが重要にな
ります。以下に煙突の種類による特徴とその効果を挙
げます。
●シングル煙突(一重室内煙突)
シングル煙突(一重室内煙突)は名前のとおり、煙突
の中と外を金属製の板で仕切られた円筒です。よって、
煙突内部の熱は外部に放射されやすく、ススやタール
などが煙突内部に付着し排気の抵抗となり、ドラフト
効果が弱まります。
●断熱二重煙突
断熱煙突は内管と外管の間に、断熱材が充填された円
筒です。断熱層により煙の温度が屋外に排気される
まで保たれ、安定したドラフト効果を得ることができ
ます。断熱煙突はドラフト効果を得るためだけでなく、
壁や屋根裏などの貫通部において、防火上重要な役割
を果たします。
●屋内/屋外の設置
煙突は煙を保温する必要があるため、できるだけ屋内
に立ち上げるのが有効です。この方法は、住宅自体が
煙突の断熱材の役割を果たし、屋外に熱を失うことが
ないため、より少ない熱量で煙突を暖め、また保温す
ることができます。
シングル煙突
(一重室内煙突)
断熱二重煙突
シングル煙突
(一重室内煙突)
断熱二重煙突
ドミノ 取扱説明書
※ 2.4m 以内はメーカーの推奨値。現場により異なりますので、
販売店にお尋ねください。
※風が吹くと建物のまわりは圧力の差ができます。
煙突はこの風圧帯より上まで立ち上げる必要があります。
以内
cm
cm
●煙突の高さ
煙突の高さは「60㎝、90㎝、3m 煙突基準」の安全
条件を十分満たしていれば、有効なドラフトが得られ
ると考えられています。この基準はドラフトばかりで
はなく煙突火災時の煙突周り延焼防止になります。煙
突の高さは高い方がより良いドラフトを生むと考えが
ちですが、基準以上に高さを加えることはドラフト問
題の正しい解決策ではありません。実際、問題を悪化
させることもあります。高い先の方の煙突が冷えてし
まうからです。安全基準を満たす必要がある場合や、
ドラフトへのマイナス要因を回避する場合を除いて、
煙突の高さは(最低5m)必要以上に伸ばさない方が
良いでしょう。
●煙突径
煙突の内側寸法は、ストーブの排気口寸法と一致しな
ければなりません。煙突が気密性のあるストーブに
接続される場合、大きめの寸法は好ましくありません。
それどころか、不利になる場合があります。煙は膨張
により熱を失います。
●煙突のレイアウト
煙は煙突のトップまで上昇する過程で、曲がりがある
たびに抵抗となり速度が落ちます。理想的な煙突のレ
イアウトはストーブから垂直に真直ぐ伸ばす方法です。
シングル煙突(一重室内煙突)を使用する推奨長さは
フルーカラーから2.4m 以内とします。家の断熱性
能にもよりますが、これより長いと煙が冷却されドラ
フトが弱まり、またクレオソートの問題が生じる可能
性があります。
●単一排気
ストーブにはそれぞれ専用の煙突が必要です。気密
性のあるストーブが他の開放型の暖炉やストーブの
煙突に接続されている場合、煙突のドラフトは気密
性の高いストーブ以外の別の経路から空気を引き込
むため、効果が落ちます。ホースに穴が開いた掃除
機を仮定すると、この状況をよく理解することがで
きます。場合によっては、煙が逆流するおそれもあ
ります。
●クレオソート
クレオソートは薪(特に湿った薪)がゆっくり燃焼し
た時に生じます。クレオソートは煙の濃度が高い、ま
ドラフト管理
たは排気の速度が遅く、煙が130℃以下に冷やされ
ると、煙突内に蓄積する有機タールです。蓄積された
クレオソートは揮発性で、一定の温度以上に加熱され
ると煙突火災を発生させるおそれがあります。 煙突
のドラフトを左右する全ての要素は、クレオソートの
蓄積にも影響します。従って、正しい煙突レイアウト
と燃焼操作で適切なドラフトを促し、クレオソートの
発生を最小限に抑えてください。
42
ドミノ 取扱説明書
43
●燃料
最適な方法でストーブが設置されていても、燃料の
質が悪いと効果が出ません。最適な燃料は、12 〜
18 ヶ月間乾燥させた堅木です。軟木でもかまいませ
んが、堅木ほど火持ちが良くありません。
「乾燥させていない」薪は大量の水分を含んでいるた
め、熱量は薪に残る水分の除去に使われてしまいます。
結果的に、暖房にまわる熱量が削減され煙突内部の温
度も上がらず、クレオソート発生の原因となります。
薪の乾燥具合を知るには、水分量がひと目でわかる薪
用の含水率計がおすすめです。薪は乾燥するにつれて
収縮し、ひび割れが出てきますので、ひびの入った薪
ほど乾燥していることになります。
●バックパフィング
煙突のドラフトがストーブから燃焼ガスを引き出すよ
り早い速度で、薪が揮発性ガスを発生させた場合に
バックパフィングが生じます。ガスは点火に十分な濃
度と温度になるまで、炉内に待機します。ストーブが
バックパフィングを起こした場合は、火力調整レバー
を開放し空気を送り込んで煙を早く煙道へ送り、大き
な薪の使用を避けてください。炉内の中の炎は常に鮮
やかにゆらめいている状態に保ちます。煙が多く速度
の遅い火は効率が悪く、煙突内にクレオソートを堆積
させます。
●ドラフト試験
ドラフトの不具合において、ドラフトが過剰な場合の
兆候としては、火力調整レバーで制御不可能な燃焼や、
ストーブの一部が赤熱することが挙げられます。また、
弱いドラフトの兆候としては、ストーブや室内煙突接
合部からの煙の漏れ、弱火、ガラスの汚れなどが挙げ
られます。
煙突ドラフトの簡単な試験方法は、火力調整レバーを
しぼり、気流が安定するまで数分待ってから、火力調
整レバーを開け閉めして、火の強弱が調節できるかど
うかを観察する方法です(火力調整レバーを操作して
から、火の状態が変わるまで数分かかることもありま
す)。火が調節できない場合は、ドラフトが足りない
のかもしれません。火力調整レバーをもうしばらく開
放しておき、ドラフトが強くなるまで待ちます。
燃焼状態の記録を取り、それぞれの燃焼状態とストー
ブ操作状態を関係付けていくと、お客様の設置状況に
合った燃焼方法が見つかるでしょう。
●煙突ダンパー
状況(煙突・薪・気候)によって、ドラフトが強すぎ
る場合には煙突ダンパーを設置してドラフトを適正に
制御することが可能です。
ドラフトの弱い煙突や気密の高い住宅、ストーブと同
一の部屋に換気扇が設置してある場合など、室内の気
圧がマイナスになる状況では煙突ダンパーの設置は必
要ありません。場合によっては排気が室内に流出し危
険をともなうことがあります。販売店にお問い合わせ
ください。
●負圧
最適なドラフトはストーブへの給気量にも関係しま
す。煙突は自然に得られる空気だけを引き込むことが
できます。
住宅の気密性が高く、ストーブへの給気が妨げられる
場合や、室内空気を屋外に排出する他の設備(特にレ
ンジ・フード、衣類乾燥機・機械換気設備のような動
力駆動設備)がストーブと空気を取り合う場合、ドラ
フトの障害になります。ストーブ以外のそうした設備
の運転中に、ストーブが十分な空気を取り込めるので
あれば問題はありません。近くの窓やドアを開けない
と煙突が十分な空気を取り込めないのであれば、外気
取り入れ口を増設したり、屋外からダクトをストーブ
に継ぎ、燃焼空気を直接引き入れる必要があります。
●ドラフト管理
ストーブで薪を燃やすということは「機械的な機能」
というより「使用者の技術」です。ストーブと煙突が
適切に設置されていれば、後は技術(操作のタイミン
グ)を向上させればストーブのシステム全体の機能は
より高くなります。
システムを構成する要素によってそれぞれ違う、ス
トーブの特性にあった適切な技術を得るために、燃焼
状態の記録を取り、それぞれの燃焼状態とストーブ操
作を関連付けていくと、より満足のいく効果を得るこ
とができるでしょう。
ドミノ 取扱説明書
トラブルシュート
ト ラ ブ ル
原 因
解 決 策
薪が燃えない
薪は充分に乾燥していますか?
充分に乾燥した薪を使用してください。もし十分に乾燥した薪が
入手困難な場合は、できるだけ細かく割って使用してください。
「薪について」は18 ページを参照してください。含水率計があ
ると明確に計れます。
一次空気調整レバーを閉じていませんか?
着火時は、一次空気調整レバーを全開にしてください。
ダンパーが閉まっていませんか?
着火時はダンパーレバーを手前に引き、開いてください。
ダンパーを閉めるタイミングが早くあり
ませんか?
薪が勢いよく炎を立ち上がり、煙突が温まったことを確認し、
ダンパーを閉めてください。詳しくは21 ページを参照してくだ
さい。
最初から太めの薪をくべていませんか?
焚き始めは細い薪に着火し、序々に太い薪をくべてください。
「焚き方 (20 ページ)」「薪について(18 ページ)」を参照してく
ださい。
煙突が冷えていませんか?
煙突が冷えているとドラフト(上昇気流)が弱いので、燃えにく
い場合があります。煙突を温める強制的な上昇気流のおこし方
については22 ページの囲みを参照してください。
換気扇を使用していませんか?
換気扇使用中に薪ストーブを焚くと、煙突内の上昇気流が弱ま
り、燃えにくい場合があります。ご使用をおやめになり、お買い
上げの販売店へご相談ください。
煙突の中がススでつまっていませんか?
煙突の中にススが3 mm以上付着している場合は、煙突の掃除
をしてください。煙道火災を防ぐ為にも定期的な点検及び、メン
テナンスが必要です。
ダンパーを閉めると
火が消えてしまう
各ダンパーを閉める温度は適切ですか?
薪が勢いよく炎を立ち上がり、煙突が温まったことを確認し、ダ
ンパーを閉めてください。詳しくは21ページを参照してください。
排気経路がつまっていませんか?
排気経路の点検については「メンテナンス」(28 ページ〜)を参
照してください。
薪が早く燃えすぎる
ダンパーを開けたまま焚いていませんか?
勢いよく炎が立ち上がり、煙突が温まったことを確認し、ダンパー
を閉めてください。詳しくは21 ページを参照してください。
一次空気調整レバーを全開のまま焚い
ていませんか?
一次空気調整レバーで燃焼空気量を調節してください。
火力のない古い薪や腐敗のすすんだ薪、
火持ちの悪い軟木や細い薪を使用して
いませんか?
くべる時は、適度に乾燥した火持ちのよい堅木の薪や太い薪を
使用してください。
燃焼時間の短い針葉樹を使用していま
せんか?
針葉樹の薪は短時間で燃えてしまいます。長時間燃える堅木を
ご使用ください。
燃焼室ドアのファイバーロ一プが消耗し、
空気を吸い込みすぎていませんか?
消耗していれば新しいグラスファイバ一ロープに取り替えてくだ
さい。取り替え方法については34 ページのファイバーロ一プの
交換を参照してください。
ドラフトが強すぎませんか?
煙突が長すぎると上昇気流が強すぎ、必要以上に燃えてしまい
ます。煙突ダンパーの設置をおすすめします。詳しくはお買い上
げの販売店へご相談ください。
44
ドミノ 取扱説明書
45
ト ラ ブ ル
原 因
解 決 策
煙が室内に逆流する
ダンパーを閉めたまま燃焼室ドアを開け
ていませんか?
ダンパーを開けたことを確認してから、燃焼室ドアを開けてくだ
さい。
ダンパーを閉めたままクッキングリング
を外していませんか?
ダンパーを開けたことを確認してから、クッキングリングを外し
てください。直火料理の際にもダンパーを開けてください。
クッキングリングを外した状態で燃焼室
ドアを開けていませんか?
燃焼室ドアを閉めてください。
換気扇を使用していませんか?
換気扇使用中に薪ストーブを焚くと、煙突内の上昇気流が弱ま
り、煙が逆流する場合があります。ご使用をおやめになり、お買
い上げの販売店へご相談ください。
燃焼に必要な空気が室内に十分にあり
ますか?
高気密住宅では、燃焼に必要な空気が不足する場合があります。
窓などを開けて空気を取り込んでください。詳しくはお買い上
げの販売店へお問い合わせください。
煙突の中がススでつまっていませんか?
煙突の中にススが3mm以上付着している場合は、煙突の掃除
をしてください。
曲がりの多い、あるいは横引き部分が
長い煙突設置ではありませんか?
曲がりが多い、あるいは横引き部分が長い煙突設置では煙の流
れが悪くなります。その結果、煙突が冷えやすく、ススもたまり
やすくなります。煙突を十分に温めてからご使用ください。煙突
の温め方は22 ページの囲みを参照してください。改善されない
場合、お買い上げの販売店へご相談ください。
煙突は短かすぎませんか?(5 m未満)
煙突の高さ5 m未満の場合、上昇気流が弱く室内に煙が逆流し
てしまうことがあります。詳しくはお買い上げの販売店へご相談
ください。
煙突トップ付近で強風がふいていません
か?
強風により、煙が逆流する場合があります。3m 煙突基準(42
ページ参照)に沿った施工がされているか確認してください。
排気経路が詰まっていませんか?
排気経路の点検については32 ページを参照してください。
ドアガラスが
ひどく曇る
燃焼室ドアが少し開いていませんか?
燃焼室ドアをきちんと閉めてください。
一次空気調整レバーをしぼるタイミング
が早すぎませんか?
低温度域で一次空気調整レバーをしぼると、不完全燃焼になり
クレオソートやススが発生しやすくなります。十分に温まってか
らダンパ一を閉め、一次空気調整レバーを調節してください。一
次空気調整レバーをしぼるタイミングについては20、21 ペー
ジの「焚き方」を参照してください。
ダンパーを閉めるタイミングが早くあり
ませんか?
薪が勢いよく炎を立ち上がり、煙突が温まったことを確認し、ダ
ンパーを閉めてください。
排気経路が詰まっていませんか?
排気経路の点検については32 ページを参照してください。
燃焼室ドアのグラスファイバーロ一プが
消耗し、空気を吸い込みすぎていませ
んか?
消耗していれば新しいグラスグラスファイバ一ロープに取り替え
てください。取り替え方法については34 ページのグラスファ
イバーロ一プの交換を参照してください。
ドミノ 取扱説明書
トラブルシュート
ト ラ ブ ル
原 因
解 決 策
ススが煙突に
つまりやすい
乾燥が不十分な薪を使用して
いませんか?
十分に乾燥した薪が入手困難な場合は、できるだけ細かく割って
使用してください。薪については18 ページを参照してください。
屋外でシングル煙突を使用して
いませんか?
屋外でシングル煙突を使用すると、外気の影響により冷えやす
く、煙突の中が結露する原因となります。その結露にススが付
着すると、煙道火災、煙の逆流、煙突内部のよごれの原因とな
りますので、断熱二重煙突に交換してください。詳しくはお買
い上げの販売店へご相談ください。
焚く温度が低すぎませんか?
低温度域で使用すると、不完全燃焼になりクレオソートやスス
が発生しやすくなります。通常薪ストーブを焚く時は175℃以上
でご使用ください。
曲がりが多い、あるいは横引き部分が長
い煙突設置ではありませんか?
曲がりが多い、あるいは横引き部分が長い煙突設置では煙の流
れが悪くなります。その結果、煙突が冷えやすく、ススもたまり
やすくなります。煙突を十分に暖めてからご使用ください。煙
突の温め方については22 ページの囲みを参照してください。
室内の温度が
上がらない
十分に乾燥していない薪、火力のない古
い薪や腐敗のすすんだ薪、太すぎる薪を
使用していませんか?
早く温度を上げたい時は細い薪や十分に乾燥させた薪を細かく
割って、多めに使用すると効果的です。薪をくべる時は、十分に
乾燥した火持ちのよい堅木の薪を使用してください。薪について
は18 ページを参照してください。
薪の量が少な過ぎませんか?
長い時間燃やすための太い薪(太さ12cm 前後)を2 〜3 本
以上入れて様子をみてください(ストーブ内に薪をいっぱいに詰
めすぎないでください)。
一次空気調整レバーを閉じて
いませんか?
一次空気調整レバーを全開にしてください。
ダンパーが
開閉しない
焚きすぎによりダンパーが変形していま
せんか?
正常温度域をこえて薪ストーブを使用すると部品が変形するこ
とがあります。変形部分を交換してください。修理はお買い上
げの販売店へご相談ください。
オーブンの温度が
上がらない
ダンパーは閉めていますか?
ダンパーが閉まっていないと、オーブンに排気熱がまわりませ
ん。ダンパーが閉まっていることを確認してください。
湿度調整バルブが開いていませんか?
オーブンの温度を上げる際、湿度調整バルブが開いていると排
気熱が逃げ、温度が上がりません。オペレーションツールを使用
し閉めてください(27 ページ参照)。
プラグプレートは所定の位置に
ありますか?
グレート下、燃焼室アクセスプレート内にあるプラグプレート
が所定位置と逆に装着されている場合は正しい場所に移動して
ください。確認作業は本体が完全に冷めた状態で行なってくだ
さい。
十分に薪を燃焼させていますか?
オーブンを温めるには多くの排気熱が必要になります。薪を多
くくべ、ダンパーを閉めて燃焼させてください。
アクセスプレートがズレていませんか?
上下にあるアクセスプレートがずれ、そこから排気熱が逃げて
いる可能性があります。本体が完全に冷めた状態で確認作業を
行なってください。
46
ドミノ 取扱説明書
47
保証とアフターサービス
この調理器はデマニンコア社で行なっているすべての社内試験と検査に合格した規格適合品です。
まずはトラブルシュート(44 〜46 ページ)をご
確認ください。解決しない場合やトラブルシュート
にない異常、破損がある時は使用を中止し、お買
い上げの販売店にご相談ください。
保証について
同梱の保証書に「お引き渡し日・販売店名」等に記
入漏れがないかご確認ください。記入漏れがある
場合、保証いたしかねますのでご注意ください(記
入もれのある場合は、お買い上げの販売店にお申し
出ください)。
保証書は内容をよくお読みになった後、大切に保管
してください。
保証期間中の修理に際しては必ず保証書をご提示
ください。
保証期間
保証期間はお買い上げいただいた日から2年間で
す。この期間中に本書に従った正常な使用状況のも
とで故障が発生した場合、消耗部品を除き保証書
の規定に従って無料修理させていただきます。
保証期間が過ぎていても修理すれば使用できる場
合に限り、ご希望により有料にて修理いたします。
お買い求めの販売店までお問い合わせください。
修理料金は部品代などで構成されています。
・ 技術料/診断、故障箇所の修理、部品交換、調整、
完了点検などの作業にかかる費用です。
・ 部品代/修理に使用した部品および補助材料費
用です。
・ 出張料/製品のある場所へ技術者を派遣する場
合の費用です。
補修用性能部品の保有期限
補修用性能部品 (性能を維持するために必要な部
品)の保有期限は製造打ち切り後10 年です。
あんしん点検のご案内
所有者登録にご記入いただき、あんしん点検のご登
録をしていただいたお客様には、お引き渡しから5
年後にあんしん点検(点検は有料)のご案内通知を
お送りさせていただきます。
ご不明な点や修理に関するご相談は・・・
ご不明な点ならびに故障・修理、あるいは部品のお
取り替えに関するご相談は、お買い求めの販売店に
お問い合せください。
修理を依頼される前に ……
修理料金の内容
より一層のご理解をいただくために、本書とあわせて公式サイトもご利用ください。
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(D6_5 連、D8_6 連)
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