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ハースストーン MANUAL CASTLETON8030_1305_201309
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ハースストーン
機種
MANUAL CASTLETON8030_1305_201309
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技術資料
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12ページ

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Castleton 8030_1309 1 Castleton (Model 8030) Wood Stove OWNER'S MANUAL キャッスルトン (モデル8030) オーナーズ・マニュアル 取扱説明書 お使いになる前に必ずお読みください。 また、必要なときに参照できるよう大切に保管し てください。 ハースストーン日本総輸入元 長野総商株式会社 〒389-0207 長野県北佐久郡御代田町馬瀬口1625-83 Tel: 0267-32-2353 / Fax: 0267-32-2690 Castleton 8030_1309 2 目次 はじめに ......................................................................................................................................................... 3 ご使用上の注意 ........................................................................................................................................... 3 安全のために ............................................................................................................................................... 3 定期点検チェックリスト ............................................................................................................................. 4 緊急時には .................................................................................................................................................. 4 製品仕様 ......................................................................................................................................................... 5 ストーブの操作について ................................................................................................................................. 6 コントロールと機能 .................................................................................................................................... 6 薪について .................................................................................................................................................. 6 慣らし焚き .................................................................................................................................................. 7 毎日のご使用について .................................................................................................................................... 8 点火方法 ...................................................................................................................................................... 8 燃焼温度 ...................................................................................................................................................... 8 焚きすぎの注意 ........................................................................................................................................... 8 灰の処理方法 ............................................................................................................................................... 9 メンテナンス .................................................................................................................................................. 9 ストーブ温度のチェック ............................................................................................................................. 9 クレオソートの形成と除去について ............................................................................................................ 9 ガスケット ................................................................................................................................................ 10 ガラス ....................................................................................................................................................... 10 ソープストーンお手入れ方法 .................................................................................................................... 10 鋳鉄のお手入れ方法 .................................................................................................................................. 10 トラブルシューティング ............................................................................................................................... 11 Castleton 8030_1309 3 はじめに キャッスルトン(モデル8030)は、米国EPA(米環境保護局)認定クリーンバーン方式の薪ストーブです。 触媒式ストーブに必要なメンテナンスの手間やコストを抑えながら、クリーンで心地よい暖かさを提供します。 クリーンバーン方式という先端技術と、美しく蓄熱性に優れたソープストーンを融合したハースストーン社の ストーブをお楽しみください。 この取扱説明書は、ストーブの安全、慣らし焚き、操作方法、メンテナンスについて理解していただくための ものです。いつでも参照できるよう、お手元に保管してお持ちください。 ご使用上の注意  ストーブや煙突の近くに衣類、家具、カーテン、紙などの燃えやすいものがないことを確認してください。  ガソリン、灯油などの可燃性の液体をストーブの側に置かないでください。  小さなお子様がいらっしゃる場合はハースゲート等を設置し、ストーブや煙突に近づけないようご注意く ださい。  ストーブ使用中は高温になりますので、火傷にご注意ください。  通常使用を始める前に、最低3回(3日)は必ず慣らし焚き(7ページ)を行ってください。  よく乾燥させた薪を燃やしてください。  熱くなったストーブに薪を補充する際は十分注意し、補充時以外はドアを閉めておいてください。  煙突の点検を行ってください。 注意: 慣らし焚きの最中で、まれにストーブの底面より黒い液体が少量滴ることがあります。これは低温燃焼で行 うために生じるもので、慣らし焚きが完了すればおさまります。炉台が汚れる可能性がありますので、気に なる場合には事前にストーブの下や足元に不燃性のものを敷くなどして炉台を保護してください。 安全のために  ストーブを決して改造しないでください。  キルン乾燥材、塗装木材、処理済木材、溶剤、ゴミ、合板、カラー紙、光沢紙、ボール紙、石炭、流木は 燃やさないでください。特に、このストーブで石炭は決して燃やさないでください。  ガソリンタイプ燃料、灯油、木炭用ライターオイル、または他の液体燃料を着火目的や燃焼を促進する目 的で使用しないでください。これらの燃料は酸素を使い果たし一酸化炭素を発生させる恐れがあります。 ストーブの側には決して置かないようご注意ください。  フロントガラスに薪を立て掛けたり、ガラスに触れた状態で使用しないでください。  ドアをバタンと強く閉めたり、ドアで薪を押し込むことはしないでください。  燃やしすぎないようご注意ください。(焚きすぎの注意:8ページ)  衣類やキャンドルなどを熱くなったストーブに載せないでください。  他のストーブに接続された煙突に接続しないでください。 その他  家具、カーテン、衣類などの移動可能な可燃物は、ストーブから最低1 メートル離してください。  薪ストーブから離れた場所に煙探知器を設置することをお勧めします。  万一の場合に備え、消火器は手の届く場所に用意しておきましょう。  灰は適切に処理してください。(灰の処理方法:9ページ)  お子様やペットがストーブに近づかないようご注意ください。火傷の恐れがあります。  必要に応じて煙突掃除を行ってください。 Castleton 8030_1309 4 定期点検チェックリスト 毎週  炉内の灰をチェックし、必要に応じて灰を処理してください。 隔月  使用頻度に応じ、煙突内のクレオソートをチェックしてください。(9ページ参照)  “ドル紙幣テスト”と言われる方法で、ドアガスケットをチェックしてください。ストーブが冷めた状 態のときに紙をはさんでドアを閉め、そのまま抵抗なく紙を抜き取ることができるようであれば、ガス ケットの交換時期です。 シーズンの終わりに  煙突を点検し、必要に応じて煙突掃除を行ってください。  炉内の掃除を行ってください。  ドアガスケットをチェックし、磨耗、擦り切れ、亀裂や極度に硬くなっている場合には交換してくださ い。 緊急時には 万が一、煙道火災が発生した場合、火災が激しいときは、直ちにその場を離れ、消防に連絡をしてください。 火災が軽度の場合は以下の手順で対応してください。 1. プライマリーエアーコントロールを閉めてください。 2. もしあれば、ストーブパイプのダンパーを閉めます。 3. フロントドアをしっかりと閉めた状態にします。 煙道火災発生時の注意 ストーブ本体、煙突に決して水をかけないでください。煙道火災は大変高温になりますので、瞬間的に水蒸 気を発生させ、身体的危害を引き起こす原因になります。 煙道火災がおさまった後もプライマリーエアーコントロールは閉めたままにし、ストーブ内の炎が完全に燃え 尽きるまで待ちます。ストーブや煙突の点検を行い、損傷部分の交換または修理が終わるまでは、決してスト ーブを使用しないでください。 Castleton 8030_1309 5 製品仕様 最大出力 11,340 kcal/hr 最大暖房面積 139 ㎡ (42 坪) 重量 215 kg 最大薪長さ 40 cm 使用煙突径 6 インチ 燃焼効率 78 % EPA 基準廃棄物量 2.71 g/hr サイズ w628 x h660 x d533 mm 炉内サイズ w450 x d370 (h280-310) mm サーモセラミック製バッフルについて ハースストーン社のストーブにはサーモセラミック製バッフルを使用しています。(炉内上部のエアーチュー ブ真上にある板状のものです) エアーチューブの真上に使用することで二次燃焼が行われる部分を高温に保ち、燃焼効率を上げ、結果的に煙 の中の廃棄物量削減に役立ちます。サーモセラミック製バッフルは、軽量で耐久性に優れ、腐食や錆びはあり ませんが、崩れやすいため、取扱いにはご注意ください。 薪の補充時や掃除の際には、サーモセラミック製バッフルを傷つけないよう特にご注意ください。 薪や煙突掃除用ブラシが当たると損傷することがあります。もし穴が開いたり損傷したまま使用すると、スト ーブの機能に影響を及ぼしますので、交換してください。 588 mm 628 mm 703mm 533 mm 660 mm Castleton 8030_1309 6 ストーブの操作について  使用中はストーブが大変熱くなりますので、お子様が近づかないようご注意ください。また、ストーブ の側に可燃物を置かないでください。 コントロールと機能 フロントドアハンドル(ドアが閉じた状態では、ドアハンドルは7時の位置にあります。) 開くとき:ドアハンドルを時計回りに10 時の方向へ回します。 閉めるとき:ドアをしっかりと閉じ、反時計回りに7時の方向へ回します。ハンドルを引き、閉じていること を確認します。 プライマリーエアーコントロール(ストーブ正面左下にある空気調節レバーを使います。) ストーブ炉内に入る空気の量を調節します。空気を入れるには左に動かし、空気量をしぼりたいときは右へ動 かします。空気量が多いと燃焼は加速し高温になり、少ないときはゆっくり燃焼します。 薪について マンスフィールドは薪専用のストーブです。 化学薬品、またはガソリン、ナフサ、灯油、木炭用ライターオイル、エンジンオイルなどの可燃性の液体を 着火剤として使用しないでください。木炭、ペレット、石炭などの薪以外の燃料を使用しないでください。 また、ゴミを燃やさないでください。 熱量、燃焼時間、ストーブの性能には、薪の質が影響します。軟木(針葉樹)はすぐに火力が上がりますが火 持ちが悪く、一方で堅木(広葉樹)は火持ちがよくて炭が多くでき、暖める力が大きいため、理想的な薪であ ると考えられます。 薪の水分含有量も、ストーブの性能に大きく関わります。切ったばかりの生木には水分が多く含まれ、なかな か燃えません。薪ストーブで使用するには、事前によく乾燥させることが重要です。割った薪は日当たりがよ く風通しのよい場所に積み、少なくとも一年間乾燥させます。薪は直接地面に触れないよう木製のパレットや ブロックの上に積み、また雨に濡れないよう一番上だけ覆いをします。側面を防水シートなどで覆ってしまう と水分が逃げず、乾燥しません。薪を積むときのポイントは、“ネズミは通れるが、ネズミを追いかけるネコ は通り抜けられないぐらいの隙間”を開けることと、アメリカ、バーモント州では古くから言われています。 空気量 多い 少ない 空気調整レバー フロントドアハンドル 高温燃焼 低温燃焼 Castleton 8030_1309 7 慣らし焚き 本格的なご使用の前に、ゆっくりとストーブを慣らしていきます。新しいストーブを一気に高温で使用すると、 ソープストーンやその他の部品に割れや破損が生じる恐れがあります。ソープストーンには水分が含まれて いるため、ゆっくりと低めの温度で数回慣らし焚きをして乾燥させます。慣らし焚きにより、組み合わされた 各部品も馴染んできます。 焚き始めにはストーブや煙突表面から煙や匂いが出ますが、これは表面の塗料が焼けたもので、通常10~20 分でおさまります。必要であれば窓を開けて換気をしてください。 取扱説明書に忠実に慣らし焚きを行い、その後も正しくお使いいただければ、鋳鉄部分とソープストーン部分 ともにトラブルなく長い間お使いいただけるでしょう。ご使用とともにソープストーンの色は変化し、表面に 細かいひびのようなものが見られる場合がありますが、これらはストーブの性能に影響を及ぼすものではなく、 ストーブごとの個性や特徴に過ぎません。 注意: 慣らし焚きの最中で、まれにストーブの底面より黒い液体が少量滴ることがあります。これは低温燃焼で行 うために生じるもので、慣らし焚きが完了すればおさまります。炉台が汚れる可能性がありますので、気に なる場合には事前にストーブの下や足元に不燃性のものを敷くなどして炉台を保護してください。 ソープストーンや鋳鉄部分が破損する恐れがありますので、以下にご注意ください。  ストーブの中に薪を投げ入れないでください。  フロントドアを使って薪を押し込まないでください。  表面の凍った薪を燃焼中のストーブの中に入れないでください。熱衝撃により破損する恐れがあります。  炉内には既製品のグレートやロストルを置かず、炉床の上で直接薪を燃やしてください。 炉床のソープストーンは炉床を熱から保護するためのものですので、決して取り外さないでください。 慣らし焚きの手順 ① フロントドアを開け、着火剤か、きつくねじった新聞紙5,6本を炉内中央に置きます。その上に小割り にした焚きつけ(直径15 ミリ程度)を10 本ほど交差させて置きます。 ② プライマリーエアーコントロールをいっぱいに開きます。(空気調節レバーを左に動かします) ③ 着火剤(新聞紙)に点火します。焚きつけに火が着いて上昇気流(ドラフト)が起こるまで、少しの間フ ロントドアをかすかに開けた状態にします。 ④ フロントドアを閉めます。ストーブの使用中はフロントドアが閉まっていることを確認してください。 ⑤ 低温での燃焼を維持するようストーブから目を離さないようにしてください。最初の燃焼ではストーブを 暖めるのが目的なので、触れないほど温度を上げないように注意してください。多くても、細めの薪を 2,3本足す程度で安全な慣らし焚きに必要な温度に達するはずです。 ⑥ ストーブが暖まったらプライマリーエアーコントロールを閉め、薪が燃え尽きるまで燃やします。 ⑦ ストーブを室温になるまで冷まします。 慣らし焚きは最低3回(または3日)、上記手順で必ず行ってください。最初のご使用前だけでなく、毎年の ご使用前には同じ手順で一回慣らし焚きを行うことをお勧めします。毎年これを続けることでストーブは整え られ、きちんと応えてくれます。 注意:慣らし焚きでは煙突内の温度が低いためクレオソートが付着しやすく、またフロントガラスに汚れが付 きやすくなります。慣らし焚き終了後はストーブパイプや煙突を点検し、必要であれば掃除を行ってください。 Castleton 8030_1309 8 毎日のご使用について 長期間使用していなかったときやシーズンの初めには、通常使用を開始する前に最低一回は慣らし焚きを行っ てください。急激な熱によってかかるストレスを軽減する働きがあります。 点火方法 ① フロントドアを開け、着火剤か、きつくねじった新聞紙5,6本を炉内中央に置きます。その上に小割り にした焚きつけ(直径15 ミリ程度)を10 本ほど交差させて置きます。 ② プライマリーエアーコントロールをいっぱいに開きます。(空気調節レバーを左に動かします) ③ 着火剤(新聞紙)に点火します。焚きつけに火が着いて上昇気流(ドラフト)が起こるまで、少しの間フ ロントドアをかすかに開けた状態にします。 ④ フロントドアを閉めます。 ⑤ 焚きつけが燃えてきたらフロントドアを開け、薪を追加します。最初は細めの薪を足し燃焼を促進させま す。フロントガラスのエアーウォッシュシステムが機能するよう、薪はフロントガラスから離してくださ い。また、フロントドアは閉めておきます。 ⑥ よく燃えてきたら、プライマリーエアーコントロールで燃焼温度を調節してください。左に動かすと空気 が入ってよく燃え、右へ動かすと空気孔が閉まります。 注意:薪の補充時にフロントドアを開けるときは、最初に少しだけ開けてから間隔を置き、それからゆっく りとドアを開きます。こうすることで炉内の煙がなくなり、部屋への逆流を防ぎます。 燃焼温度 高温燃焼:十分に熾きができた状態、または薪がよく燃えている状態で薪を追加し、空気調節レバーを左に 動かしてプライマリーエアーコントロールをいっぱいに開きます。高温燃焼は一日に1,2回としてくださ い。高温燃焼によりストーブパイプと煙突を暖め、クレオソートの付着を抑えます。ストーブトップ中央の 表面温度の目安は約260℃です。 中温燃焼:空気調節レバーをちょうど中間の位置まで動かします。この燃焼温度が標準セッティングで、ス トーブの周りに人がいない場合には、この状態が望ましいとされています。 低温燃焼:空気調節レバーを一番右まで動かし、プライマリーエアーコントロールを閉めます。長時間の低 温燃焼はクレオソートの付着を促すため、お勧めできません。低温燃焼が継続される場合には、ストーブパ イプや煙突をまめに点検してください。ストーブトップ中央の表面温度の目安は約150℃~200℃です。 焚きすぎの注意 焚きすぎとは、燃焼温度が上記温度より高い状態のことを言います。ストーブの損傷を防ぐため、焚きすぎに は十分注意が必要です。焚きすぎの状態では、燃焼時間が短くなったり、ストーブまたはストーブパイプから ごうごうとうなるような音が聞こえたり、ストーブパイプに変色が見られます。 焚きすぎ防止のため、以下にご注意ください。 ドラフト:引きが強すぎる場合は販売店にご相談ください。 使用燃料:石炭、キルン乾燥木材など、自然乾燥させた薪以外は燃やさないでください。 操作方法:フロントドアを開けたまま燃やさないでください。 メンテナンス:ガスケットをチェックし、剥がれたり擦り切れたりしたものは交換してください。 焚きすぎ予防のためストーブトップの表面温度は定期的にチェックしてください。焚きすぎが疑われる場合に Castleton 8030_1309 9 は販売店にご相談ください。焚きすぎによる損傷は保証対象になりません。焚きすぎによる損傷には、内部パ ーツのゆがみや焼損、外部パーツの変色やゆがみ、エナメル部分の損傷が含まれます。 灰の処理方法 灰を処理する際は、ストーブが完全に冷えてから行ってください。灰の扱いには十分ご注意ください。 炉内の灰は常にきれいに取り除く必要はありませんが、ドアの開口部からこぼれ落ちることがないよう、多く なったらシャベルなどを使用して取り出してください。またガスケットの溝に灰が詰まるとドアが閉まりにく くなり、気密性に影響が出ます。 灰は金属製のフタ付き容器へ移します。容器の中へ灰以外のものを入れないでください。灰を容器へ移したら フタを閉め、灰を冷まします。容器が熱くなることがありますので、灰を入れた容器は可燃性の床の上には置 かないでください。灰の中に残った炭は数日間熱を保つ場合があります。灰が完全に冷えるまでは必ずフタを した状態で、不燃性の床か土の上に置き、可燃物から離しておいてください。木製やプラスチック製の容器、 紙袋やビニール袋には決して灰を入れないでください。 メンテナンス ストーブ温度のチェック ストーブ表面温度計をストーブトップ中央に置き、表面温度を定期的にチェックしてください。高温燃焼では 260℃ぐらいまで、低温燃焼では約150℃~200℃ぐらいが目安です。315℃を超える燃焼は“焚きすぎ”の状 態で、ストーン部分に割れが生じるなど、ストーブの損傷を招く恐れがあります。焚きすぎの状態では絶対 に使用しないでください。焚きすぎによる損傷は、保証対象になりません。 クレオソートの形成と除去について 薪がゆっくりと燃えている状態ではタールやそのほかの有機蒸気が発生し、蒸発した水分と組み合わさってク レオソートを形成します。クレオソートはゆっくりと燃えているストーブの比較的温度の低い煙突に付着し、 結果的に蓄積されてしまいます。クレオソートに火が着くと極めて高い温度で燃焼し、煙突にダメージを与え るだけでなく、ときには建物の火災をも引き起こします。ストーブを使用するシーズン中は、2ヶ月に一度は ストーブパイプと煙突内を点検し、クレオソートの形成が進んでいないかどうか確認することをお勧めします。 クレオソートの厚みが6ミリ以上のときは、煙突火災予防のため煙突掃除を行ってください。 クレオソートの形成を防ぐには ① 毎日焚き始めに30 分程度、プライマリーエアーコントロールを全開にして燃やします。 ② 薪を補充した後も、20~30 分はプライマリーエアーコントロールを全開にして燃やします。こうするこ とで二次燃焼システムが早い段階から有効に機能し、煙道内のクレオソートの形成を最小限に抑えること ができます。 フロントガラスが汚れやすい場合は燃焼温度が低く、クレオソート形成の危険性が高いと考えられます。 表面温度が低い部分はクレオソートの形成が進みやすいため、煙突を点検するときは、最も温度が低いストー ブとの接続部とトップに近い部分を点検してください。 クレオソートの除去には、使用煙突に合ったブラシを使い、煙突掃除を行ってください。また、シーズン前に は、専門業者による点検、掃除をお勧めします。 Castleton 8030_1309 10 ガスケット ガスケットの交換は通常2~3シーズンに1回が目安ですが、使用頻度により異なりますので、磨耗、擦り切 れ、劣化等により密閉度が弱くなったと感じたら交換してください。ガスケットはストーブの気密性を保ち、 燃焼効率を上げる役割をします。 ドアガスケット交換手順 古くなったガスケットを外し、ドライバーやワイヤーブラシ等で溝をきれいに掃除します。専用接着剤(ヒー トボンド、ガスケットセメント)を溝に注入し、ガスケットを溝に押し込みます。ガスケットは引っ張らない ようにしてください。すぐにドアを閉め、ガスケットを溝に定着させます。 ガスケット サイズ 長さ ガラス 1/4”(6.4 mm) 約150 cm ドア 3/8”(9.5 mm) 約160 cm ガラス 必要に応じ、薪ストーブ専用のガラスクリーナーを使ってガラスの汚れを取り除いてください。ただし、スト ーブの使用中やガラスが熱いときにガラスを磨かないでください。ガラスを磨くときは、ストーブからフロン トドアを取り外し、平らな場所に置いてクリーナーを使うと、液が流れ落ちることなく汚れに浸透します。数 分置いたあとでやわらかい布か新聞紙でふき取ります。 ガラスに衝撃を与えたり、ドアを勢いよく閉めないでください。ガラスに割れやひびが生じたときは、ストー ブを使用せず、速やかに交換してください。交換するときは作業用手袋と保護メガネをご使用ください。 注意:表面に引っかき傷ができるとガラスの強度が落ち、割れる危険性があります。カッターなどの鋭利な刃 物、スチールウールや研磨剤を使ってガラスの汚れを落とさないでください。 フロントガラスは5 ミリ厚のセラミック製で熱衝撃に強く、薪ストーブ専用に作られたものです。割れたとき には販売店に連絡し、新しいガラスに交換してください。薪ストーブ用に作られたものではないガラスは決し て使用しないでください。 ソープストーンお手入れ方法 ソープストーン本来の美しさを保つために、水、研磨剤を含まない洗剤、やわらかい布を使い、ときどき拭い てください。化学薬品は使わないでください。また、ワックスや、その他の艶出し剤や研磨剤も使用しないで ください。ソープストーンの表面を傷つけたり、角を削ることのないように気をつけてください。 ご使用年月の経過とともに、石の表面に薄い茶、赤、黄色などのかすかな色の変化が現れることがありますが、 これはソープストーンに見られる自然な反応です。また、正常な使用においても、細い線状のひびのようなも のができることがありますが、これらの変化はストーブの性能や安全性に影響を及ぼすものではなく、交換の 必要はありません。 鋳鉄のお手入れ方法 乾いた布でほこりを落とし、補修には耐熱スプレーをお使いください。湿らせた布で汚れをふき取る場合には、 ふき取ったあとでよく乾かしてください。錆びがある場合はワイヤーブラシで落とします。 エナメル仕上げのストーブにはやわらかい布をご使用ください。落ちにくい汚れにはガラスクリーナーの使用 も可能です。エナメル部分を傷つけますので、研磨剤は使用しないでください。ご使用とともに、表面から奥 に細かい線が網目状にできる場合がありますが、これは欠陥ではありません。 Castleton 8030_1309 11 トラブルシューティング 薪ストーブユーザーが遅かれ早かれ直面する問題は一般的に共通したものですが、それらのほとんどはちょっ とした操作方法の調整などで修正が可能です。天候状態がストーブのパフォーマンスに大きく影響する場合に は、問題は概して一時的なものである場合が多く、天候が戻れば自然と問題はなくなります。 ご使用中のストーブから適切な熱供給がされているのかどうか疑問に思うのであれば、ストーブパイプの温度 を監視することが一番効果的な方法です。ストーブパイプが200℃であれば、ストーブが十分な熱を供給でき ている証拠です。ただし、部屋の温度を決定するのはストーブからの熱量だけでなく、家自体の断熱性、気密 性、窓ガラスの数や大きさ、建築様式(吹き抜け天井など、熱が分散しやすいスペースの有無を含む)など、 全てが影響するということも頭に入れておいてください。 ストーブの性能は設置方法によって影響を受けることもあります。最もよくある原因は、太すぎる口径の煙突 を使用していることです。太すぎる煙突はドラフトが起こりにくく、煙の引きを妨げます。とりわけ熱効率の よいストーブの場合には、効率のよい燃焼が困難でもあり、煙道内の温度が低いということは、クレオソート の付着を促進させることにつながります。また、十分なドラフトが起こらないと火が消えてしまったり、煙が 部屋のほうへ逆流する原因にもなります。 ドラフトに影響を与えるその他の要因 高気密住宅:高気密住宅の場合には室内の空気が不足し、換気扇や衣類乾燥機などの使用により、さらに状況 を悪化させます。外気導入アダプターを取り付けることで問題は解決します。 背の高い木や建物:煙突のトップ近くに高い木や建物がある場合には、煙の逆流が起こることがあります。こ れは慢性的に起こる場合も一時的な場合もあります。煙突を設置する際には、設置場所近辺にある建物などの 位置を考慮する必要があります。 風:一般に、安定した強い風であれば、強いドラフトが起こりやすいと言われます。しかし突発的な風は煙の 逆流を招く原因となります。 気圧:一般に、穏やかな日、雨の日、蒸し暑い日などはドラフトが起こりにくいとされていますが、天候が変 われば解決するでしょう。 活発な燃焼:ストーブの火が強く、煙突の温度が上昇すると、強いドラフトが起こります。 煙突の部材接続部:点検口や部材接続部などがしっかりと密閉できていない場合、十分なドラフトが起こらな い原因となります。 季節:秋口や春の終わりは適度なドラフトが起こりにくい季節です。室温と比べて外気温が低いほうが、ドラ フトが発生しやすいと言われます。 ドラフトが簡単に起こらない日もありますが、ほとんどは季節的な要因と煙突が暖まりにくいことがその原因 です。そのようなときは、細い焚きつけを使って火をおこし、より速く火力が上がるようにします。煙突が暖 まって速くドラフトが発生するよう、こまめに細い薪を補充して火の面倒をみましょう。 Castleton 8030_1309 12 トラブルシューティングガイド 問題 考えられる原因 解決方法 煙 操作方法 ドアを開ける前にプライマリーエアーコントロールを1分間全 開にしてください。 煙突が暖まっていない 最初の着火時に細い薪を燃やし、しっかりと煙突を暖めてくだ さい。 煙突の詰まり クレオソートの付着が進んでいないかどうか点検し、必要であ れば煙突掃除を行ってください。 煙突のサイズ 太すぎる場合:適切な口径の煙突に交換してください。 細すぎる場合:排気ファンを設置するか、適切な口径の煙突に 交換してください。 煙突が短い 煙突を付け足してください。 煙突接続部の空気漏れ 点検口や部材間の接続部などをしっかりと密閉してください。 2台以上のストーブに よる煙突の共用 2台目以降のストーブは撤去してください。 煙の逆流 操作方法 ドアを開ける前にプライマリーエアーコントロールを1分間全 開にし、薪の補充後も数分間全開の状態で燃やしてください。 燃焼温度が低い 高温燃焼を心がけてください。 煙突からの逆流 煙突トップを設置してください。 灰が多すぎる 灰の除去を頻繁に行ってください。 燃えが速い ドアからの空気漏れ ドアをしっかりと閉めるか、ガスケットを交換してください。 ドラフトが強すぎる プライマリーエアーコントロールを閉めてください。煙突の点 検をし、必要であればダンパーを取り付けます。 セメントの劣化 炉内の耐火セメントを充填しなおしてください。 煙突が長すぎる 煙突を短くするか、ダンパーを取り付けてください。 煙突が太い 適した口径の煙突に交換してください。 風の強い立地条件: 煙突トップを設置してください。 ドラフトが強すぎる ドラフトが0.1 W.C. を超える場合はダンパーを取り付けてくだ さい。 暖かくない 薪が乾燥していない 最低でも1年間乾燥させた薪をお使いください。 燃焼温度が低い 高温燃焼を心がけてください。 屋外でのシングル煙突 の使用 断熱二重煙突に交換してください。 煙突やストーブパイプ の空気漏れ・劣化 煙突のチェックをしてください。 建物からの熱損失 窓のコーキングなどの補修を行ってください。 エナメルのひび 操作方法 焚きすぎが原因です。ストーブの表面温度を頻繁にチェックし、 乾燥した薪のみご使用ください。 ドラフトが強すぎる ドラフトをチェックし、必要に応じてダンパーを取り付けてく ださい。プライマリーエアーコントロールを閉め、低温燃焼を 心がけてください。

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