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ハースストーン MANUAL TULA
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この資料について

メーカー
ハースストーン
機種
MANUAL TULA
資料種別
技術資料
ページ数
16ページ

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Tula 8190 1 (Model 8190) Wood Stove OWNER'S MANUAL トゥーラ (モデル8190) オーナーズ・マニュアル 取扱説明書 お使いになる前に必ずお読みください。 また、必要なときに参照できるよう大切に保管し てください。 ハースストーン日本総輸入元 長野総商株式会社 〒389-0207 長野県北佐久郡御代田町馬瀬口1625-83 Tel: 0267-32-2353 / Fax: 0267-32-2690 Tula 8190 2 目次 はじめに ......................................................................................................................................................... 3 ご使用上の注意 ........................................................................................................................................... 3 安全のために ............................................................................................................................................... 3 定期点検チェックリスト ............................................................................................................................. 4 緊急時には .................................................................................................................................................. 4 製品仕様 ......................................................................................................................................................... 5 ストーブの操作について ................................................................................................................................. 6 コントロールと機能 .................................................................................................................................... 6 薪について .................................................................................................................................................. 7 慣らし焚き .................................................................................................................................................. 7 毎日のご使用について .................................................................................................................................... 8 点火方法 ...................................................................................................................................................... 8 燃焼温度 ...................................................................................................................................................... 8 焚きすぎの注意 ........................................................................................................................................... 9 灰の処理方法 ............................................................................................................................................... 9 メンテナンス ................................................................................................................................................ 10 クレオソートの形成と除去について .......................................................................................................... 10 ガスケット ................................................................................................................................................ 10 ガラス ....................................................................................................................................................... 11 トラブルシューティング ............................................................................................................................... 14 交換パーツ、オプションアクセサリー .......................................................................................................... 16 Tula 8190 3 はじめに トゥーラ(モデル8190)は、米国EPA(米環境保護局)認定クリーンバーン方式の薪ストーブです。触媒式 ストーブに必要なメンテナンスの手間やコストを抑えながら、クリーンで心地よい暖かさを提供します。先端 技術と、スチールの美しさを融合したドイツ、ハセ社とのコラボレーション・ストーブをお楽しみください。 この取扱説明書は、ストーブの安全、慣らし焚き、操作方法、メンテナンスについて理解していただく ためのものです。いつでも参照できるよう、お手元に保管してお持ちください。 ご使用上の注意  ストーブや煙突の近くに衣類、家具、カーテン、紙などの燃えやすいものがないことを確認してください。  ガソリン、灯油などの可燃性の液体をストーブの側に置かないでください。  小さなお子様がいらっしゃる場合はハースゲート等を設置し、ストーブや煙突に近づけないようご注意く ださい。  ストーブ使用中は高温になりますので、火傷にご注意ください。  通常使用を始める前に、最低3回(3日)は必ず慣らし焚き(7ページ)を行ってください。  よく乾燥させた薪を燃やしてください。  熱くなったストーブに薪を補充する際は十分注意し、補充時以外はドアを閉めておいてください。  灰受け皿は常に取り付け、しっかりと閉めた状態でご使用ください。  煙突の定期点検を行ってください。 安全のために  ストーブを決して改造しないでください。  キルン乾燥材、塗装木材、処理済木材、溶剤、ゴミ、合板、カラー紙、光沢紙、ボール紙、石炭、流木は 燃やさないでください。特に、このストーブで石炭は決して燃やさないでください。  ガソリンタイプ燃料、灯油、木炭用ライターオイル、または他の液体燃料を着火目的や燃焼を促進する目 的で使用しないでください。これらの燃料は酸素を使い果たし一酸化炭素を発生させる恐れがあります。 ストーブの側には決して置かないようご注意ください。  灰受け皿の損傷時や、灰受け皿を開けた状態でのストーブ使用は控えてください。  フロントガラスに薪を立て掛けたり、薪がガラスに触れた状態で使用しないでください。  ドアをバタンと強く閉めたり、ドアで薪を押し込むことはしないでください。  燃やしすぎないようご注意ください。(焚きすぎの注意:9ページ)  衣類やキャンドルなどを熱くなったストーブに載せないでください。  他のストーブに接続された煙突に接続しないでください。 その他  家具、カーテン、衣類などの移動可能な可燃物は、ストーブから最低1 メートル離してください。  薪ストーブから離れた場所に煙探知器を設置することをお勧めします。  万一の場合に備え、消火器は手の届く場所に用意しておきましょう。  灰は適切に処理してください。(灰の処理方法:9ページ)  お子様やペットがストーブに近づかないようご注意ください。火傷の恐れがあります。  必要に応じて煙突掃除を行ってください。 Tula 8190 4 定期点検チェックリスト 毎週  炉内と灰受け皿の灰をチェックし、必要に応じて灰を処理してください。 隔月  使用頻度に応じ、煙突内のクレオソートをチェックしてください。(10 ページ参照)  “ドル紙幣テスト”と言われる方法で、ドアガスケットをチェックしてください。ストーブが冷めた状 態のときに紙をはさんでドアを閉め、そのまま抵抗なく紙を抜き取ることができるようであれば、ガス ケットの交換時期です。 シーズンの終わりに  煙突を点検し、必要に応じて煙突掃除を行ってください。  炉内の掃除を行ってください。  ドアガスケットをチェックし、磨耗、擦り切れ、亀裂や極度に硬くなっている場合には交換してくださ い。 緊急時には 万が一、煙道火災が発生した場合、火災が激しいときは、直ちにその場を離れ、消防に連絡をしてください。 火災が軽度の場合は以下の手順で対応してください。 1. エアーコントロールを閉めてください。 2. もしあれば、ストーブパイプのダンパーを閉めます。 3. フロントドアをしっかりと閉めた状態にします。 煙道火災発生時の注意 ストーブ本体、煙突に決して水をかけないでください。煙道火災は大変高温になりますので、瞬間的に水蒸 気を発生させ、身体的危害を引き起こす原因になります。 煙道火災がおさまった後もエアーコントロールは閉めたままにし、ストーブ内の炎が完全に燃え尽きるまで待 ちます。ストーブや煙突の点検を行い、損傷部分の交換または修理が終わるまでは、決してストーブを使用し ないでください。 Tula 8190 5 製品仕様 最大出力 7,560 kcal/hr * 最大暖房面積は、建物の断熱状況、 窓の数、間取り、ご使用の薪の乾燥度や 種類によって制限されます。 最大暖房面積 100 ㎡ (30 坪) 最大薪長さ 43 cm ストーブ寸法 h1060 x w500 x d440 mm 使用煙突径 6 インチ 重さ 132 kg 1060 mm 500 mm 440 mm 25 mm 197 mm 302 mm Tula 8190 6 ストーブの操作について 使用中はストーブが大変熱くなりますので、お子様が近づかないようご注意ください。また、ストーブの そばに可燃物を置かないでください。 コントロールと機能 フロントドアハンドル (ストーブ使用中は大変熱くなりますので、開閉時にはストーブ・グローブをお使いください) 開けるとき: ドアハンドルの下部を手前に持ち上げるようにして引きます。 閉めるとき: ドアハンドルを持ってドアを閉じ、そのままハンドルを押してしっかり閉めます。 灰受け皿(アッシュパン) (ストーブ使用中は大変熱くなりますので、ストーブが冷めてから操作してください) フロントドアを開けるとファイヤーボックスの下に灰受け皿(アッシュパン)があります。取り出すには、ア ッシュパンハンドルを持って引き出します。灰受け皿(アッシュパン)の下にフタがありますので、灰受け皿 を持ち運ぶときにお使いください。 灰受け皿は溜まった灰の処理に便利です。たまった灰は定期的に処理してください。灰受け皿を戻すときには、 まずフタを元の位置に戻してからフタの上にスライドさせるようにして戻します。 灰受け皿が納まっていない場合や、フロントドアのガスケットが正しく装着していない状態では、決し てストーブを使用しないでください。過度燃焼を引き起こし、ストーブ損傷の原因になります。また灰 の扱いにはご注意ください。 プライマリーエアーコントロール (ストーブ使用中は大変熱くなりますので、ストーブ・グローブをお使いになるか、ストーブが冷めた状態 で操作してください) プライマリーエアーコントロール(1)はストーブ本体右側面の下方向にあり、ストーブ炉内に入る空気量を 調節します。空気量が多いと燃焼は加速し高温になり、尐ないときはゆっくり燃焼します。空気を入れるには 手前に引き、空気量をしぼりたいときは奥へ押します。一番奥にある状態でも、完全に閉じることはありませ ん。 フロントドア ハンドル ファイヤー ボックス 灰受け皿 灰受け皿用フタ プライマリーエアー コントロール プライマリーエアーコントロール Tula 8190 7 薪について トゥーラは薪専用のストーブです。 化学薬品、またはガソリン、ナフサ、灯油、木炭用ライターオイル、エンジンオイルなどの可燃性の液体を 着火剤として使用しないでください。木炭、ペレット、石炭などの薪以外の燃料を使用しないでください。 また、ゴミを燃やさないでください。 熱量、燃焼時間、ストーブの性能には、薪の質が影響します。軟木(針葉樹)はすぐに火力が上がりますが火 持ちが悪く、一方で堅木(広葉樹)は火持ちがよくて炭が多くでき、暖める力が大きいため、理想的な薪であ ると考えられます。 薪の水分含有量も、ストーブの性能に大きく関わります。切ったばかりの生木には水分が多く含まれ、なかな か燃えません。薪ストーブで使用するには、事前によく乾燥させることが重要です。割った薪は日当たりがよ く風通しのよい場所に積み、尐なくとも一年間乾燥させます。薪は直接地面に触れないよう木製のパレットや ブロックの上に積み、また雤に濡れないよう一番上だけ覆いをします。側面を防水シートなどで覆ってしまう と水分が逃げず、乾燥しません。薪を積むときのポイントは、“ネズミは通れるが、ネズミを追いかけるネコ は通り抜けられないぐらいの隙間”を開けることと、アメリカ、バーモント州では古くから言われています。 慣らし焚き 本格的なご使用の前に、ゆっくりとストーブを慣らしていきます。新しいストーブを一気に高温で使用すると、 ソープストーンやその他の部品に割れや破損が生じる恐れがあります。ソープストーンには水分が含まれて いるため、ゆっくりと低めの温度で数回慣らし焚きをして乾燥させます。慣らし焚きにより、組み合わされた 各部品も馴染んできます。 焚き始めにはストーブや煙突表面から煙や匂いが出ますが、これは表面の塗料が焼けたもので、通常10~20 分でおさまります。必要であれば窓を開けて換気をしてください。 取扱説明書に忠実に慣らし焚きを行い、その後も正しくお使いいただければ、鋳鉄、スチール、耐火レンガ全 ての部品にトラブルなく長い間お使いいただけるでしょう。ご使用とともに耐火レンガの色は変化し、表面に 細かいひびのようなものが見られる場合がありますが、これらはストーブの性能に影響を及ぼすものではなく、 ストーブごとの個性や特徴に過ぎません。 ガラス、鋳鉄、スチール、耐火レンガが破損する恐れがありますので、以下にご注意ください。  ストーブの中に薪を投げ入れないでください。  フロントドアを使って薪を押し込まないでください。  表面の凍った薪を燃焼中のストーブの中に入れないでください。熱衝撃により破損する恐れがあります。  炉内には既製品のグレートやロストルを置かず、炉床の上で直接薪を燃やしてください。 慣らし焚きの手順 ストーブに火を入れる前に、灰受け皿が閉まっていることを必ず確認してください。 ① フロントドアを開け、着火剤か、きつくねじった新聞紙5,6本を炉内中央に置きます。その上に小割り にした焚きつけ(直径15 ミリ程度)を10 本ほど交差させて置きます。 ② プライマリーエアーコントロールをいっぱいに開きます。(プライマリーエアーコントロールハンドルを 手前に引きます) ③ 着火剤(新聞紙)に点火します。焚きつけに火が着いて上昇気流(ドラフト)が起こるまで、尐しの間フ ロントドアをかすかに開けた状態にします。 ④ フロントドアを閉めます。 Tula 8190 8 ⑤ 低温での燃焼を維持するようストーブから目を離さないようにしてください。最初の燃焼ではストーブを 暖めるのが目的なので、多くても、細めの薪を2,3本足す程度で安全な慣らし焚きに必要な温度に達す るはずです。 ⑥ ストーブが暖まったらプライマリーエアーコントロールを閉め、薪が燃え尽きるまで燃やします。 ⑦ ストーブを室温になるまで冷まします。 慣らし焚きは最低3回(または3日)、上記手順で必ず行ってください。最初のご使用前だけでなく、毎年の ご使用前には同じ手順で一回慣らし焚きを行うことをお勧めします。毎年これを続けることでストーブは整え られ、きちんと応えてくれます。 慣らし焚きでは煙突内の温度が低いためクレオソートが付着しやすく、フロントガラスの汚れも付きやす くなります。慣らし焚き終了後はストーブパイプや煙突を点検し、必要であれば掃除を行ってください。 毎日のご使用について 長期間使用していなかったときやシーズンの初めには、通常使用を開始する前に最低一回は慣らし焚きを行っ てください。急激な熱によってかかるストレスを軽減する働きがあります。また、ご使用前に、アッシュグレ ートと灰受け皿が閉まっていることを確認してください。開けたまま使用を続けると、焚きすぎによりストー ブの損傷を招きます。 点火方法 ① フロントドアを開け、着火剤か、きつくねじった新聞紙5,6本を炉内中央に置きます。その上に小割り にした焚きつけ(直径15 ミリ程度)を10 本ほど交差させて置きます。 ② プライマリーエアーコントロールをいっぱいに開きます。(プライマリーエアーコントロールハンドルを 手前に引きます) ③ 着火剤(新聞紙)に点火します。焚きつけに火が着いて上昇気流(ドラフト)が起こるまで、尐しの間フ ロントドアをかすかに開けた状態にします。 ④ フロントドアを閉めます。 ⑤ 焚きつけが燃えてきたらフロントドアを開け、薪を追加します。最初は細めの薪を足し燃焼を促進させま す。フロントガラスのエアーウォッシュシステムが機能するよう、薪はフロントガラスから離してくださ い。燃焼中は、フロントドアと灰受け皿は閉めておきます。 ⑥ よく燃えてきたら、プライマリーエアーコントロールで燃焼温度を調節してください。手前に引くと空気 が入ってよく燃え、奥へ押すと空気量が尐なくなり、ゆっくりと燃焼します。 薪の補充時にフロントドアを開けるときは、最初に尐しだけ開けてから間隔を置き、それからゆっくりと ドアを開きます。こうすることで炉内の煙がなくなり、部屋への逆流を防ぎます。 燃焼温度 高温燃焼:十分に熾きができた状態、または薪がよく燃えている状態で薪を追加し、プライマリーエアーコ ントロールをいっぱいに開きます。高温燃焼は、一日に1,2回としてください。高温燃焼によりストーブ パイプと煙突を温め、クレオソートの付着を抑えます。 中温燃焼:プライマリーエアーコントロールハンドルをちょうど中間の位置まで動かします。この燃焼温度 が標準セッティングで、ストーブの周りに人がいない場合には、この状態が望ましいとされています。 低温燃焼:プライマリーエアーコントロールハンドルを一番奥まで押します。長時間の低温燃焼はクレオソ ートの付着を促すため、お勧めできません。低温燃焼が継続される場合には、ストーブパイプや煙突をまめ に点検してください。 Tula 8190 9 焚きすぎの注意 ストーブの損傷を防ぐため、焚きすぎには十分注意が必要です。焚きすぎの状態では、燃焼時間が短くなった り、ストーブまたはストーブパイプからごうごうとうなるような音が聞こえたり、ストーブパイプに変色が見 られます。 焚きすぎ防止のため、以下にご注意ください。 ドラフト:引きが強すぎる場合は販売店にご相談ください。 使用燃料:石炭、キルン乾燥木材など、自然乾燥させた薪以外は燃やさないでください。 操作方法:フロントドア、アッシュグレート、灰受け皿を開けたまま燃やさないでください。 メンテナンス:ガスケットをチェックし、剥がれたり擦り切れたりしたものは交換してください。 焚きすぎ予防のためストーブトップの表面温度は定期的にチェックしてください。焚きすぎが疑われる場合に は販売店にご相談ください。焚きすぎによる損傷は保証対象になりません。焚きすぎによる損傷には、内部パ ーツのゆがみや焼損、バーミキュライトボードの割れ、外部パーツの変色やゆがみ、ストーブ表面の損傷が含 まれます。 灰の処理方法 灰を処理する際は、ストーブが完全に冷えてから行ってください。灰受け皿がまだ暖かい場合には、ストーブ・ グローブをご使用ください。灰の扱いには十分ご注意ください。 炉内の灰は定期的に取り除き、約7センチ以上蓄積しないように注意してください。特に、フロントドア開口 部からこぼれようにご注意ください。ドア開口部周辺に蓄積しすぎるとガスケットの溝に詰まり、ドアの密閉 度に影響を及ぼします。 灰を取り除くには、灰受け皿に灰をふるい落としたら、灰受け皿をゆっくりと手前へ引き、灰受け皿にフタを して取り出してください。灰を処理し終わったら、まずフタを戻してから灰受け皿を元の位置へ戻します。ス トーブ使用中は、必ず灰受け皿の下にフタを収納してください。 灰は金属製のフタ付き容器へ移します。容器の中へ灰以外のものを入れないでください。また、水をかけない でください。灰を容器へ移したらフタを閉め、灰を冷まします。容器が熱くなることがありますので、灰を入 れた容器は可燃性の床の上には置かないでください。灰の中に残った炭は数日間熱を保つ場合があります。灰 が完全に冷えるまでは必ずフタをした状態で、不燃性の床か土の上に置き、可燃物から離しておいてください。 火が消えてから数日が経過した後でも、木製やプラスチック製の容器、ほかのゴミが入ったゴミ箱、紙 袋やビニール袋には決して灰を入れないでください。 高温燃焼セッティング 中温燃焼セッティング Tula 8190 10 メンテナンス クレオソートの形成と除去について 薪がゆっくりと燃えている状態ではタールやそのほかの有機蒸気が発生し、蒸発した水分と組み合わさってク レオソートを形成します。クレオソートはゆっくりと燃えているストーブの比較的温度の低い煙突に付着し、 結果的に蓄積されてしまいます。クレオソートに火が着くと極めて高い温度で燃焼し、煙突にダメージを与え るだけでなく、ときには建物の火災をも引き起こします。ストーブを使用するシーズン中は、2ヶ月に一度は ストーブパイプと煙突内を点検し、クレオソートの形成が進んでいないかどうか確認することをお勧めします。 クレオソートの厚みが6ミリ以上のときは、煙突火災予防のため煙突掃除を行ってください。 クレオソートの形成を防ぐには ① 毎日焚き始めに30 分程度、プライマリーエアーコントロールを全開にして燃やします。 ② 薪を補充した後も、20~30 分はプライマリーエアーコントロールを全開にして燃やします。こうするこ とで二次燃焼システムが早い段階から有効に機能し、煙道内のクレオソートの形成を最小限に抑えること ができます。 フロントガラスが汚れやすい場合は燃焼温度が低いか、薪が乾燥していない可能性があります。その場合には、 クレオソート形成の危険性が高いと考えられます。 表面温度が低い部分はクレオソートの形成が進みやすいため、煙突を点検するときは、最も温度が低いストー ブとの接続部とトップに近い部分を点検してください。 クレオソートの除去には、使用煙突に合ったブラシを使い、煙突掃除を行ってください。また、シーズン前に は、専門業者による点検、掃除をお勧めします。 ガスケット ガスケットの交換は通常2~3シーズンに1回が目安ですが、使用頻度によって変わります。ガスケットはス トーブの気密性を保ち、燃焼効率を上げる役割をしますので、劣化したら交換が必要です。ガスケットは専用 のものをお使いください。 フロントドアガスケット交換手順 交換用ドアガスケット:パーツno. 3110-072、長さ270 cm ① 古くなったガスケットを外す前に、ガスケットがどのように付いているか経路を確認しておきます。 ② 古くなったガスケットを外し、必要であればワイヤーブラシで溝をきれいに掃除します。 ③ 除去したガスケットと同じ経路で新しいガスケットを溝に入れていきます。または、ガラスの下側の左右 どちらかのT 字箇所から始めるといいでしょう。 ④ 接着剤やセメントは不要ですので、ガスケットは引っ張らないように均一に溝に押し込みます。 ⑤ 反対側のT 字まできたら、ガラスの下側に平行な溝のほうへ90 度方向転換させます。 ⑥ ガスケットの両端が交わる箇所に、隙間ができないようにしてください。 ⑦ “ドル紙幣テスト”(4ページ参照)を行って隙間がないかどうかチェックしてください。位置を変えて 何箇所かでチェックすることをお勧めします。抵抗なく紙が抜けてしまうようであれば、密閉度が低く空 気がもれる可能性があります。紙を抜き取ることができない場合はドアがきつすぎて、ガスケットが速く 劣化する可能性があります。位置によって異なる場合には、ガスケットが引っ張られて厚みが均一でない か、溝にしっかりと納まっていないか、接着剤を多くつけすぎた可能性があります。 ⑧ 必要に応じ、ガスケットを調節しながら均一になるように貼りなおします。それでも修正できない場合は、 ドアラッチを調節します(下記参照)。 Tula 8190 11 ドアラッチ調節方法 ガスケットの密閉度を修正するためにドアラッチを調節するときは、尐しずつ調節しながらガスケットのチ ェックを行ってください。カーブしたドアの性質上、わずかな変化によってうまく開閉ができなくなること がありますのでご注意ください。また圧力をかけすぎてしまうと開閉がスムーズでなくなり、部品の劣化を 早めてしまう可能性があります。 ① 10 mm レンチを使ってマウンティングボルト をゆるめ、キャッチ部分をシフトさせてガスケ ットにかかる圧力を調整します。(右図参照) ② キャッチブッシングが磨耗している場合には交 換が必要ですので、販売店へお問い合わせくだ さい。外側へ動かして(圧力をかける)、ガスケ ットへの圧力を調節します。 ガラス ガラスに割れやひびが生じたときは、ストーブを使用しないでください。また、ガラスに衝撃を与えたり、ド アを勢いよく閉めないでください。 表面に引っかき傷ができるとガラスの強度が落ち、割れる危険性があります。カッターなどの鋭利な刃物、 スチールウールや研磨剤を使ってガラスの汚れを落とさないでください。 ガラスの掃除方法 必要に応じ、薪ストーブ専用のガラスクリーナーを使ってガラスの汚れを取り除いてください。ただし、スト ーブの使用中やガラスが熱いときにガラスを磨かないでください。専用ガラスクリーナーの取扱説明に従って ガラスの汚れを落としてください。数分置いたあとでやわらかい布か新聞紙でふき取ります。 フロントガラスはセラミック製で熱衝撃に強く、薪ストーブ専用に作られたものです。割れたときには販売店 に連絡し、新しいガラスに交換してください。薪ストーブ用に作られたものではないガラスは決して使用しな いでください。 ガラスが割れたりかけたりしたときは速やかに交換してください。交換するときは作業用手袋と保護メガ ネを使用してください。 キャッチブッシング マウンティング ボルト Tula 8190 12 ガラス交換手順 交換用ガラスキット:パーツno. 91-58900(ガスケットが付属しています) 交換用ガラスキットに付属の説明書も参照してください。 ① ガラスリテイナーを固定しているネジを外し、破損し たガラスとリテイナーをドアから取り外します。 ② 破損したガラスからガラスリテイナーを外します。外 したリテイナーは無くさないようにしてください。 ③ 破損したガラスは破棄します。 ④ 古くなったガスケットをフレームから取り除きます。 ⑤ ネジ穴をきれいにし、焼付き防止グリスを注します。 ⑥ ガスケットの付いた新しいガラスにリテイナーを付 け、ドアに取り付けます。 ⑦ ガラスリテイナーをドアにネジで固定します。そのと き、十字を描くような順番で取り付けていきます。あ まり強く締めすぎないようにご注意ください。強く締 めすぎると割れる可能性があります。 ⑧ 5、6回使用した後でガラスリテイナーをチェック し、必要であれば締めなおしてください。 バーミキュライトパネル交換手順 (図10 参照) 耐火パネルの耐用年数は約3~5年です。それよりも短い間隔で交換が発生する場合には、燃やし方や手順を 調整してください。交換は、必ずストーブが冷めた状態で行ってください。交換前には炉内にたまった灰を取 り除いてください。 炉床の部品を取り出します トップパネルPT を持ち上げます トップパネルPT の手前を下げて スライドさせるようにして取り 出します Tula 8190 13 サイドパネルは、奥側がバックパネ ルから離れるまで、手前を炉内内側 へ回転させます サイドパネルの内側が上へ向くよ うに動かし、パネル上部を手前に向 けて取り出します バックパネルを手前に傾けて外 します トップパネルP1 とP2 を外すには、まず左右にスライ ドさせてP1 とP2 を離します。左側P1 を手前に動か し、奥の棚から外します。 パネルの奥を下へスライドさせて手前へ回転させる ようにして外します。P2 も同様に外します。 P1 P2 PT PL PB PR Tula 8190 14 トラブルシューティング 薪ストーブユーザーが遅かれ早かれ直面する問題は一般的に共通したものですが、それらのほとんどはちょっ とした操作方法の調整などで修正が可能です。天候状態がストーブのパフォーマンスに大きく影響する場合に は、問題は概して一時的なものである場合が多く、天候が戻れば自然と問題はなくなります。 ご使用中のストーブから適切な熱供給がされているのかどうか疑問に思うのであれば、ストーブパイプの温度 を監視することが一番効果的な方法です。ストーブトップから30 センチ以内の高さに表面温度計を設置して 温度を監視します。一般的に、ストーブパイプが200℃であれば、ストーブが十分な熱を供給できている証拠 です。ただし、部屋の温度を決定するのはストーブからの熱量だけでなく、家自体の断熱性、気密性、窓ガラ スの数や大きさ、建築様式(吹き抜け天井など、熱が分散しやすいスペースの有無を含む)など、全てが影響 するということも頭に入れておいてください。 ストーブの性能は設置方法によって影響を受けることもあります。最もよくある原因は、太すぎる口径の煙突 を使用していることです。太すぎる煙突はドラフトが起こりにくく、煙の引きを妨げます。とりわけ熱効率の よいストーブの場合には、効率のよい燃焼が困難でもあり、煙道内の温度が低いということは、クレオソート の付着を促進させることにつながります。また、十分なドラフトが起こらないと火が消えてしまったり、煙が 部屋のほうへ逆流する原因にもなります。 煙突が適したサイズであるにも関わらずドラフトが起こりにくい場合には、煙突が冷たすぎる可能性がありま す。繰り返しになりますが、煙突が暖まらないとドラフトは起こりません。着火時にドアを尐し開けておくこ とで解消されることもあります。 ドラフトに影響を与えるその他の要因 高気密住宅:高気密住宅の場合には室内の空気が不足し、換気扇や衣類乾燥機などの使用により、さらに状況 を悪化させます。外気導入アダプターを取り付けることで問題は解決します。 背の高い木や建物:煙突のトップ近くに高い木や建物がある場合には、煙の逆流が起こることがあります。こ れは慢性的に起こる場合も一時的な場合もあります。煙突を設置する際には、設置場所近辺にある建物などの 位置を考慮する必要があります。 風:一般に、安定した強い風であれば、強いドラフトが起こりやすいと言われます。しかし突発的な風は煙の 逆流を招く原因となります。 気圧:一般に、穏やかな日、雤の日、蒸し暑い日などはドラフトが起こりにくいとされていますが、天候が変 われば解決するでしょう。 活発な燃焼:ストーブの火が強く、煙突の温度が上昇すると、強いドラフトが起こります。 煙突の部材接続部:点検口や部材接続部などがしっかりと密閉できていない場合、十分なドラフトが起こらな い原因となります。 季節:秋口や春の終わりは適度なドラフトが起こりにくい季節です。室温と比べて外気温が低いほうが、ドラ フトが発生しやすいと言われます。 ドラフトが簡単に起こらない日もありますが、ほとんどは季節的な要因と煙突が暖まりにくいことがその 原因です。そのようなときは、細い焚きつけを使って火をおこし、より速く火力が上がるようにします。 煙突が暖まって速くドラフトが発生するよう、こまめに細い薪を補充して火の面倒をみましょう。 Tula 8190 15 トラブルシューティングガイド 問題 考えられる原因 解決方法 煙 操作方法 ドアを開ける前にプライマリーエアーコントロールを1分間全 開にしてください。 煙突が暖まっていない 最初の着火時に細い薪を燃やし、しっかりと煙突を暖めてくだ さい。 煙突の詰まり クレオソートの付着が進んでいないかどうか点検し、必要であ れば煙突掃除を行ってください。 煙突のサイズ 太すぎる場合:適切な口径の煙突に交換してください。 細すぎる場合:排気ファンを設置するか、適切な口径の煙突に 交換してください。 煙突が短い 煙突を付け足してください。 煙突接続部の空気漏れ 点検口や部材間の接続部などをしっかりと密閉してください。 2台以上のストーブに よる煙突の共用 2台目以降のストーブは撤去してください。 煙の逆流 操作方法 ドアを開ける前にプライマリーエアーコントロールを1分間全 開にし、薪の補充後も数分間全開の状態で燃やしてください。 燃焼温度が低い 高温燃焼を心がけてください。 煙突からの逆流 煙突トップを設置してください。 灰が多すぎる 灰の除去を頻繁に行ってください。 燃えが速い ドアからの空気漏れ ドアをしっかりと閉めるか、ガスケットを交換してください。 ドラフトが強すぎる プライマリーエアーコントロールを閉め低温燃焼を行ってくだ さい。必要であればダンパーを取り付けます。ドラフトが0.1 W.C. を超える場合はダンパーを取り付けてください。 煙突が長すぎる 煙突を短くするか、ダンパーを取り付けてください。 煙突が太い 適した口径の煙突に交換してください。 風の強い立地条件: 煙突トップを設置してください。 暖かくない 薪が乾燥していない 最低でも1年間乾燥させた薪をお使いください。 燃焼温度が低い 高温燃焼を心がけてください。 屋外でのシングル煙突 の使用 断熱二重煙突に交換してください。 煙突やストーブパイプ の空気漏れ・劣化 煙突のチェックをしてください。 建物からの熱損失 窓のコーキングなどの補修を行ってください。 灰が多い 頻繁に灰の処理を行い、乾燥していない薪を燃やさないように してください。 ストーブ表面の 変化 操作方法 焚きすぎが原因です。ストーブの表面温度を頻繁にチェックし、 乾燥した薪のみご使用ください。 ドラフトが強すぎる ドラフトをチェックし、必要に応じてダンパーを取り付けてく ださい。プライマリーエアーコントロールを閉め、低温燃焼を 心がけてください。 Tula 8190 16 交換パーツ、オプションアクセサリー 品番 PARTS 3070-000 REAR VERMICULITE PANEL 3070-001 UPPER BAFFLE VERMICULITE PANEL 3070-002 LEFT VERMICULITE PANEL 3070-003 RIGHT VERMICULITE PANEL 3070-004 LOWER BAFFLE VERMICULITE PANEL 3110-072 DOOR GASKET ROPE: 20MM X 7.8MM X 2700MM 3110-073 GLASS GASKET ROPE: 20MM X 2MM X 1850 MM 3160-190 AIR CONTROL GASKET 5190-000 BAFFLE THROAT, SS 5190-005 FLUE COLLAR 5190-010 SECONDARY AIR PIPE: #1 5190-015 SECONDARY AIR PIPE: #2 6400-40464 OWNER’S MANUAL KIT ASSEMBLIES 90-99030 ACCESSORY KIT: GLOVE AND LEVELING FEET 91-20900 VERMICULITE REFRACTORY PANEL SET 91-54900 ASH PAN AND COVER 91-58900 GLASS WITH GASKET ASSEMBLY 91-85900 DOOR ASSEMBLY OPTIONAL ACCESSORIES 91-53900 OUTSIDE AIR KIT

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盛岡のショールームには、火を入れた実機があります。

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