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HETA(ヒタ) ECLIPSE(2026年版)
取扱説明書

56ページの技術資料

この資料について

メーカー
HETA(ヒタ)
機種
ECLIPSE(2026年版)
資料種別
取扱説明書
ページ数
56ページ

資料の内容

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テキスト内容

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取扱説明書 ヒタ Stoves from Denmark ECLIPSE basic series oven series エクリプス ベーシックシリーズ/オーブンシリーズ basic series oven series User's manual このたびは、本製品をお買い上げいただき まことにありがとうございます。 正しくお使いいただくために、ご使用の前に必ずこの取扱説明書をよくお読みください。 この「取扱説明書」はお読みになった後も「保証書」とともに お使いになる方がいつでも見られるところに、大切に保管してください。 #7318 ECLIPSE soapstone +oven エクリプス ソープストーン +オーブン #7310 ECLIPSE oven エクリプス オーブン #7308 ECLIPSE soapstone エクリプス ソープストーン #7300 ECLIPSE エクリプス 2 エクリプス シリーズ 取扱説明書 2 ようこそ薪ストーブの国へ Welcome to Wood Stove-Country. 薪ストーブの国へ、ようこそ。 今日から、あなたも薪ストーブの国の住人です。 さて、これから薪ストーブの炎がゆらめく素晴らしい日々がはじまりますが、 その前に、この「取扱説明書」を必ずていねいにお読みください。 そして、この薪ストーブをより正しくご使用いただき、 薪暖房の魅力を末永く分かちあっていただくことを願っています。 3 エクリプス シリーズ 取扱説明書 目次 目次 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ 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11. 12. 13. 1. 2. 3. 14 14 14 14 15 17 17 18 18 19 20 20 20 21 22 23 23 24 25 25 25 26 27 28 32 32 33 34 34 35 36 37 39 40 40 42 44 46 49 49 50 54 4 4 9 9 10 10 12 12 13 4 エクリプス シリーズ 取扱説明書 特に注意していただきたいこと 1 特に注意していただきたいこと 警告表示について この取扱説明書には、安全にお使いいただ くためにいろいろな警告表示をしていま す。誤った取り扱いをすることによって生 じるリスクの内容を、次のように区分して います。内容をよく理解してから本文をお 読みください。 この表示を無視して誤った使い方をする と、人が死亡、重傷を負う危険、または火 災の危険が差し迫って生じることが想定さ れる内容を示しています。 この表示を無視して誤った使い方をする と、人が死亡、重傷を負う可能性、または 火災の可能性が想定される内容を示してい ます。 この表示を無視して誤った使い方をする と、人が傷を負う可能性や物的損害の発生 が想定される内容を示しています。 本文中のマークは、次の意味を表します この表示は、「禁止」されている内容です。 この表示は、 「注意」していただく内容です。 この表示は、必ずしていただく「指示」内 容です。 4 安全のために必ずお守りください お客様による据え付け 移設工事の厳禁 据え付けや移設工事は販売店、または専 門業者に依頼し、お客様ご自身では行わ ないでください。設置については別紙の 「工事説明書」の他、火災予防条例、建築 基準法などの法令の基準があります。こ れらに従わない場合、火災など、危険な 状況を引き起こす場合があります。 据え付ける床を必ず保護する ストーブを据え付ける床を不燃材料で防 火上有効に保護してください。床の保護 を怠ると燃えた炭の落下等で、火災の原 因になります。 14 ページ ガソリン厳禁 ガソリン、軽油、灯油、またはオイルな ど引火しやすい油は絶対に使用しないで ください。火災の原因になります。 スプレー缶厳禁 スプレー缶、カセットボンベなどの高圧 容器等をストーブの上や周囲に置かない でください。熱で缶の圧力が上がり、爆 発して危険です。 衣類の乾燥禁止 ストーブの上に物が落下する場所では使 用しないでください。また、ストーブの上 部で衣類などの乾燥はしないでください。 落下物に発火して、火災の原因になります。 灰を可燃性の容器に入れない ストーブから取り出した灰を紙袋やビ ニール袋など可燃性のものに入れないで ください。火災の原因になります。 34 ページ 5 エクリプス シリーズ 取扱説明書 1 特に注意していただきたいこと 定期点検の実施 お客様ご自身で行われる日々のメンテナ ンスのほか、定期的(5 年に1 回程度) に専門業者の点検・整備を受けてくださ い。点検を受けずに長期間使用し続ける と、経年劣化等により、故障や事故の原 因になります。 33 ページ/別紙「あんしん点検の ご案内」 お子様やお年寄りの ご使用注意 お子様やお年寄り、お身体の不自由な方 がお使いになる場合は、周囲の方々がやけ ど等に十分注意してください。 移動防止柵(フェンス)の 設置 特に小さなお子様やペットがいるご家庭 では、移動防止柵(フェンス)を設置して、 ストーブに近づかせないでください。や けどの原因になります。 ストーブの燃焼室ドアを 開けたままの使用禁止 本書に指示のある場合を除いて、ストー ブの燃焼室ドアを開けたまま使用しない でください。また、ドアが閉まらないよ うな長い(太い)薪はくべないでください。 煙や火の粉が室内に漏れたり、火がつい た薪が室内に転がり落ちるなどして、火 災の原因になります。 天災地変の後は そのまま使用しない 地震、水害、落雷などの天災地変にあっ た場合はそのまま使用せず、必ずお買い 求めになった販売店、または専門業者に 点検をご依頼ください。隠れた不具合に 気づかず使用し続けると、火災の原因に なります。 可燃物との距離を離す ストーブ、および煙突から、周囲の壁・ 天井・柱などの建築物までの間は、火災 予防上の安全な離隔距離を設けてくださ い。火災の原因になります。 14 ページ 家具、カーテン、寝具、薪 など、可燃物近接禁止 家具、カーテン、寝具、薪など、燃えや すいものをストーブや煙突に近づけない でください(本製品のログストア内の薪 は除く)。火災の原因になります。 14 ページ 煙突・給気筒外れの危険 煙突や給気筒が外れたまま使用しないで ください。煙が室内に漏れて健康に害を およぼすほか、火災の原因になります。 給気・排気経路閉そくの危険 煙突や給気用のダクトがつまったり、ふ さがれたまま使用しないでください。煙 突内部は定期的(少なくとも1 年に1 回)、または煙突内部に3mm 以上のスス やタール等が付着した場合は必ず掃除を 行い、屋外給気口の周囲は常に整理整頓 してください。煙突火災の発生や煙が室 内に漏れて危険です。 40 〜45 ページ 分解・改造使用の禁止 本書に記載されているメンテナンス以外 は、分解および改造はしないでください。 火災や破損の原因になります。 5 6 エクリプス シリーズ 取扱説明書 特に注意していただきたいこと 1 高温やけどに注意 燃焼中や消火直後はストーブ、および煙 突が高温になりますので、手などで触れ ないでください。やけどの原因になりま す。ストーブを操作する際は、燃えにく く断熱効果のあるグローブを必ず着用し てください。 自然薪以外の燃料使用禁止 乾燥した自然の薪以外は燃やさないでく ださい。化学物質や塩分等が含まれてい る薪は、有害物質が発生し健康に害をお よぼすほか、破損の原因になります。 18 ページ 焚きすぎ注意 燃焼室に薪を入れすぎないでください。 火力が大きすぎるとドアを開けたときに 炎が漏れる、またはストーブや煙突が過 熱され、破損の原因になります。 22 〜24 ページ 換気扇使用時のご注意 ストーブの燃焼中に換気扇を使用すると、 ストーブや煙突接続部から室内に煙が漏 れることがあります。異常に気付いた場 合には換気扇を止め、販売店にご相談く ださい。 異常・異臭・故障時の 使用禁止 制御できない燃焼、強い臭い、部品の変形、 または破損など、異常や故障に気づいた ら使用を中止し、販売店へご相談くださ い。事故の原因になります。 6 換気の必要性 ストーブをご使用になる前に、必ず部屋 の給気口(レジスター等)を開き、外気 が入る状態にしてください。 使用中に煙の強い臭いや異臭を確認した ら、ただちに使用をおやめになり、窓や 戸を開けて室内の換気を行い、お買い求 めの販売店にご相談ください。 17 ページ 「部屋の気密と燃焼用 空気について」 特に注意していただきたいこと 安全のために必ずお守りください ストーブを据え付ける部屋の気密が高 い場合で、部屋の換気設備やストーブ の他に空気を必要とする機器の影響に より、ストーブが燃焼に必要な空気量 を十分に取り込めないと、不完全燃焼 が起こる他、一酸化炭素を含んだ煙が 部屋に漏れて、健康に害をおよぼすお それがあります。 一酸化炭素検知機能の付いた火災警報 器の取り付けをおすすめします。 警告 7 エクリプス シリーズ 取扱説明書 1 7 特に注意していただきたいこと 慣らし焚きを行う ストーブを焚き始める前に、必ず「慣ら し焚き」を行ってください。いきなり高 温で使用すると、破損のおそれがありま す。焚き始めは、ストーブと煙突に塗ら れている錆止め油や塗料が熱せられ、臭い と煙が発生しますので、窓や戸を開けて室 内の換気を行ってください。 21 ページ 消火器の設置 万が一のために、消火器を常に決まった 場所に置いてください。 火災警報器の設置 万が一の時でも、火災警報器があればい ち早く火災を知らせてくれます。お住ま いの地域の火災予防条例に従い、火災警 報器を設置してください。一酸化炭素の 検知機能の付いた警報器ですと、なお安 心です。 外出時の確認 外出する場合は、しばらく前から薪を追 加するのをやめてください。 必ず燃焼室ドアが閉まっていることを確 認してください。また、周囲にある燃え やすいものをストーブから十分離し、万 が一に備えてからお出かけください。 ストーブを設置している部屋にペットが 入らないようにしてください。 24 ページ ガラスの破損注意 ドアを激しく閉めないでください。ドア ガラスが衝撃により破損すると、ケガを するほか、室内に火の粉や煙が漏れるお それがあります。 燃焼室ドアの破損注意 燃焼室ドアを全開にした状態で、さらに 押したり加重をかけたりしないでくださ い。ドアが破損する原因となります。 ドアの開閉は、必ずゆっくり丁寧に行っ てください。 急激な温度上昇の禁止 ストーブに急激な温度上昇をさせないで ください。変形、破損のおそれがあります。 ストーブにもたれない ストーブにもたれたりしないでください。 ケガや破損の原因になります。 水ぬれ注意 ストーブに水分や塩分を付着させたま まにしないでください。錆の原因になり ます。 子供の火遊び注意 お子様だけで使用させるのはおやめくだ さい。また、ライター、マッチ、着火剤 などはお子様の手の届かないところで保 管してください。予想しない事故のおそ れがあります。 ストーブの近くで 輻射熱に長時間当たらない 燃焼中は、ストーブの輻射熱に長時間当 たらないでください。低温やけどや脱水 症状のおそれがあります。特に小さなお 子様がいる家庭では十分ご注意ください。 料理中は本体のそばから 絶対に離れない 料理中のものが焦げたり燃えたりして火 災のおそれがあります。また、天ぷらや 揚げもの料理は火がつく原因になります ので、絶対に行わないでください。 8 エクリプス シリーズ 取扱説明書 特に注意していただきたいこと 1 【 注意 】 万が一火災や地震が発生した際は人命を優先 し、初期消火が行える場合は消火器で行ってく ださい。やむを得ず水を使う場合は、高温の蒸 気が噴出し、二次的な被害が発生するおそれが ありますので、安全な距離から初期消火を試み てください。 ● 地震が起こったら…… 1)まず身の安全を確保してください。 2)揺れがおさまったら、あわてず落ち着いて、 火力を弱めるため火力調節ダイヤルを閉じ、 燃焼室ドアを確実に閉めてください。 3)地震のあとはそのままご使用にならず、お 買い求めの販売店へご相談ください。 ● 煙突火災が発生したら…… このような場合、煙突火災が発生している可能 性があります。 火力を弱めるため火力調節ダイヤルを閉じ、燃 焼室ドアを確実に閉じて屋外へ避難し、消防署 に連絡してください。後に必ず専門業者に点検 を依頼してください。 30 ページ 「クレオソート」 特に注意していただきたいこと 煙突火災の症状 ・煙突が赤熱する ・煙突から「ゴーッ」「パリパリ」といった 異音が聞こえる ・屋外の煙突トップから炎が立ち上がる 安全のために必ずお守りください ■「燃焼が制御できない」「煙が室内に漏れる」 など、異常が生じたら一時ご使用をおやめにな りトラブルシュートをご確認ください。 46 〜48 ページ ■トラブルシュートにない場合、あるいは、ご自 身で問題が解決されない場合や故障と思われる 時は、お買い求めの販売店へご連絡ください。 異常時の処置 緊急時の処置 灰をためすぎない 燃焼室に灰をためすぎないでください。 バックパネルの空気吹き出し口がふさが れて燃焼が不完全になる他、薪やおきが 外にこぼれたり、ドアが閉まらなくなり、 焚きすぎによる破損の原因になります。 また、着火の際は、着火時補助空気吹き 出し口を塞がないようご注意ください。 34 ページ ドアで手を挟まないよう注意 ドアの開閉の際には、手を挟まないよう ご注意ください。 9 エクリプス シリーズ 取扱説明書 付属品の確認 2 付属品は下記のとおりです。ご使用前に必ずご確認ください。 万一同梱されていない場合には、お買い求めの販売店までお問い合わせください。 付属品一覧 ■本体付属品 【全モデル共通】 □ 取扱説明書(本書) □ 工事説明書 □ 保証書 □ お引渡し時確認書 □ 薪ストーブを安全にご使用いただくために □ あんしん点検のご案内、兼 所有者登録ハガキ □ 個人情報保護シール □ パーツリスト □ グローブ(片手) □ ホールプラグ(×4)【図1】 ■オプション(別売り) □ ドアハンドル(セット)【図2】 (basic シリーズ×1、oven シリーズ×2) □ T20 トルクス L 型レンチ(× 1) □ 着火剤 【オーブンシリーズのみ】 □ オーブングリル(エクリプス用)【図3】 □ オーブン温度計 □ T10 トルクス L 型レンチ(× 1) □ M6 T 型レンチ(42 ページで使用) 付属品一覧 【品番:00500325】 【図3】オーブングリル(エクリプス用) ・ ベーキングトレイ(エクリプス用) 【品番:50305】  ※オーブンシリーズのみ オーブン料理で使用。 耐熱ホーロー仕上げです。 2段、3段でご使用の場合は、 追加でご注文ください。 ・ オーブングリル(エクリプス用) 【品番:00500325】  ※オーブンシリーズのみ ※1枚は標準装備 【品番:0008026844】 穴をふさぐ場合に使用。 【図1】ホールプラグ 【図2】ドアハンドル(セット) ・ ボトムドア 【品番:6000026787】 1 2 1 2 オーブンドア 燃焼室ドア ワッシャーは 使用しません 六角棒レンチ(付属) ログストアに取付けら れる専用扉。 ・ フロアプロテクター(エクリプス用) 【品番:40309】 熱や火から床の前面を守る、専用プロテクター。 10 エクリプス シリーズ 取扱説明書 薪ストーブの基礎知識 3 薪ストーブの基礎知識 各部名称 (オーブン付き、ストーンモデル) ※図は、ECLIPS soapstone + oven を示します。 オーブングリル 燃焼室 二次燃焼空気吹き出し口 一次燃焼空気吹き出し口 ベンチレーショントップ レッグレベラー (4 箇所) バッフルパネル トップ排気口 燃焼室 ログストア ドアガラス オーブン ドアガラス リアヒートシールド (遮熱板) オーブン バックパネル アンダイアン リア排気口 火力調節ダイヤル ストーブトップ ストーブトップ (ストーントップ) オーブンドア オーブンドア ハンドル サイドパネル (ストーンサイド) 燃焼室ドアハンドル 燃焼室ドア 専用スターター 給気接続用開口 給気口 着火時補助空気 吹き出し口 ● 姿図 上面 正面 背面 断面 燃焼室 グリルレール 11 エクリプス シリーズ 取扱説明書 各部名称 (オーブンなし、スチールモデル) 燃焼室 レッグレベラー (4 箇所) バッフルパネル トップ排気口 燃焼室 ドアガラス ログストア リアヒートシールド (遮熱板) アンダイアン リア排気口 火力調節ダイヤル ストーブトップ ※図は、ECLIPS を示します。 ストーブトップ (ストーントップ) サイドパネル 燃焼室ドアハンドル 燃焼室ドア 専用スターター 給気接続用開口 給気口 バックパネル 正面 背面 断面 上面 着火時補助空気 吹き出し口 燃焼室 ベンチレーショントップ 一次燃焼空気吹き出し口 ● 姿図 二次燃焼空気吹き出し口 3 薪ストーブの基礎知識 12 エクリプス シリーズ 取扱説明書 基本操作 ログストア内の薪の保管 3 マグネット ※オーブンシリーズのみ (イラストはエクリプス ソープストーン+オーブン) (イラストはエクリプス ) ハンドルを 手前に引く ハンドルを 手前に引く ハンドルを 戻す ハンドルを 戻す 左に回す 右に回す 火力調節ダイヤルを右に回すと 給気口の隙間が広くなる 火力調節ダイヤルを左に回すと 給気口の隙間が狭くなる 注)燃焼空気を得るため、完全には閉じません。 開ける 閉める オーブンドア 燃焼室ドア 火力調節ダイヤル 給気口の開閉 (P10、11 「断面」参照) 作操の節調力火作操のアド開閉 燃焼室ドアを全開にした状態で、さらに押したり加重をかけたりしないでください。 ドアが破損する原因となります。ドアの開閉は、必ずゆっくり丁寧に行ってください。 薪ストーブの基礎知識 薪ストーブの基礎知識 正面側 【断面図】 【正面図】 ログストア ボトムシールド 3.5㎝以上 あける 本体下部にあるログストアに薪を 保管する場合、ボトムシールドから 35㎝以上あけてください。 また、ログストアから薪が飛び出さ ないようにしてください。おきや灰 が落下した際に着火の危険があり ます。 ※ログストア内から外気導入を行う場合に は、給気用ダクトに薪が当たらないよう に注意してください。強い衝撃を与える と、給気用ダクトが外れる場合があります。 ※薪の長さ:30㎝まで 薪がはみ出さないよう注意 薪薪 13 エクリプス シリーズ 取扱説明書 薪ストーブの基礎知識 機能と特長 <エアフロー図> ① 着火時補助空気 ② 一次燃焼空気 ③ 二次燃焼空気 ④ 燃焼ガス ストーンモデルについて ソープストーン仕様の機種は、ストーブトップと側面パネルに天然石が使われています。ストーンは スチールに比べ温まりにくいのですが、反面、冷めにくい特徴があります。 受けた熱をため込み長い時間をかけて放出されます。ストーブ表面の急な温度変化が少なく、穏や かな暖房効果を作り出します。 エクリプスの燃焼システムは、シンプルな操作で高 い燃焼効率を可能にするHETA 社独自の燃焼技術 (クリーンバーンシステム)を搭載し、環境負荷物 質の軽減と魅力的な炎のゆらぎを提供します。 高気密構造による燃焼 エクリプスの構造は隙間なく密閉された高気密構 造となっています。そのため二つの空気調節機能に より微細な燃焼速度の制御が行えます。 ① 着火時補助空気 ストーブ下部奥にある給気口から取り込まれた燃 焼空気の一部が、着火時補助空気吹き出し口から 流れ、着火時に素早く空気が供給されます。 ② 一次燃焼空気 ストーブ下部奥にある給気口から取り込まれ、予 熱されながらドアの上部より滝のようにガラスの表 面を流れ(エアウォッシュ)、ススの付着を防いで います。 ③ 二次燃焼空気 エクリプスのクリーンバーンシステムは、バックパ ネルの2列に開いた空気吹き出し口から放出され る二次燃焼空気によって達成されます。緻密に設 定された燃焼空気の供給によりスス等の微粒子を 削減し、環境にやさしく、ガラスのドアや煙道への 付着を防ぐことができます。クリーンバーンにより 生成された健康的で快適な輻射熱は、大きなドア ガラスから発します。 ④ 燃焼ガス 炉内から出る燃焼ガスの排気経路。煙突から屋外 に排出されます。 3 ④ ④ ③ ① ② ② エアウォッシュ ④ ④ ③ ① ② ② エアウォッシュ ECLIPSE ECLIPSE +oven 14 エクリプス シリーズ 取扱説明書 据え付け場所の選定 設置 据え付けや移設工事は販売店、または専門業者に依頼し、お客様ご自身では行わないでください。設置については別 紙の「工事説明書」の他、火災予防条例、建築基準法などの法令の基準があります。これらに従わない場合、火災など、 危険な状況を引き起こす場合があります。 ストーブを設置する床は、ストーブの重量に長期間耐えられる水平かつ、安 定している場所を選択した上で、表内数値の範囲を不燃材料で有効に保護し てください。レンガやタイルを用いる場合は、隙間が生じないように目地を モルタルでつめてください。また、床の保護には不燃材料(金属を含む)で 施工してください。床の保護を怠ると、燃えた灰の落下や輻射熱で火災の原 因になります。 ●次の場所には据え付けないでください。 ・水平でない場所、不安定な場所 ・ストーブの上に物が落下する場所 ・可燃性のガスや液体を保管、または溜まる場所 ・乾燥室、温室、飼育室など人がいない場所 ・避難口など、避難の支障となる場所 前方、および上方(天井等)の可燃物* までの離隔距離は、ストーブトップ から計測した離隔距離を確保してください。 * 可燃物:家具、カーテン、寝具、薪などを含む (ただし、本製品のログストア内の薪は除く) ご自身による据え付け・移設工事の厳禁 ・付近に燃えやすい物がある場所 ・ほこりや湿気の多い場所 ・化学薬品を使用する場所 ・燃焼に必要な空気を取り入れる空気取り入れ口のない場所、 または換気の行えない場所 床の保護(炉台の寸法) 前方、および上方の離隔距離 側面O 幅P 奥行きQ 533以上 1066以上 715以上 (単位:mm) (単位:mm) 設置 4 離距隔離方上 煙突芯 Q PO ■全モデル共通 モデル名 前方離隔距離 上方離隔距離 メーカー 指示 告示第 225 号 メーカー 指示 告示第 225 号 エクリプス ソープストーン 1200 1957 500 1150 エクリプス 1200 1957 500 1150 エクリプス ソープストーン+オーブン 1200 2274 500 1150 エクリプス オーブン 1200 2274 500 1150 15 エクリプス シリーズ 取扱説明書 遮熱板なし 遮熱板あり 離隔距離 離隔距離 ABCDEFGHIJKL 400 733 125 307 50 ※ 390 150 483 125 307 50 ※ 390 遮熱板の幅 abcde 458 690 282 365 471 壁の保護と離隔距離 建築基準法施行令の内装制限により、壁、天井を木材等の可燃下地材に準不燃材の仕上げを施した場合、および平屋、 最上階など内装制限の規制を受けず、壁の仕上げが木材等の可燃材である場合は下表に示された数値以上の離隔距離 を設けてください。仕上げと下地が不燃材料の場合は除外されます。 ●ストーブを設置する居室の壁、および天井の仕上げは建築基準法等に定められた基準に従い、ストーブの熱を受け、火災の 発生するおそれがある部分を不燃材料で防火上有効に保護してください。 ●壁の仕上げと遮熱板※の有無により機種別に離隔距離が異なります。ストーブから周囲の可燃物との離隔距離は、壁の仕上げ と遮熱板の有無により下記に定めた離隔距離が決められています。 ●メーカー離隔距離(告示225 号離隔距離は次ページ) (単位:mm) ※遮熱板とは25mm 以上の空気層のある不燃材壁。 ■全モデル共通(遮熱板の高さのぞく) ※コーナー設置 メーカー最小離隔距離 :実際の設置にあたっては、保守メンテナンスを考慮すること。 4 設置 遮熱板なし 遮熱板あり 遮熱板 モデル名 遮熱板あり 遮熱板の高さ( 下部空気層25㎜含む) エクリプス ソープストーン 1100 エクリプス 1100 エクリプス ソープストーン+オーブン 1450 エクリプス オーブン 1450 16 エクリプス シリーズ 取扱説明書 内装制限緩和の告示第225 号に従い、壁、天井を難燃材等( 木材含む) の仕上げを施した場合は、下表に示された 数値以上の離隔距離を設けてください。仕上げと下地が特定不燃材料の場合は除外されます。 ●告示225 号離隔距離(メーカー離隔距離は前ページ) ※ a は側方に遮熱壁がある場合にはH ー25㎜ 壁の保護と離隔距離 ●ストーブを設置する居室の壁、および天井の仕上げは建築基準法等に定められた基準に従い、ストーブの熱を受け、火災の 発生するおそれがある部分を不燃材料で防火上有効に保護してください。 ●機種別に壁の仕上げと遮熱板※の有無により離隔距離が異なります。ストーブから周囲の可燃物との離隔距離は、壁の仕上げ と遮熱板の有無により下記に定めた離隔距離が決められています。 ※遮熱板とは25mm 以上の空気層のある不燃材壁。 遮熱板なし 遮熱板あり 遮熱板 (単位:mm) 設置 4 設置 遮熱板なし モデル名 遮熱板あり 離隔距離 離隔距離 ABCDEFGHIJKL 1063 1396 1297 1479 1063 1403 エクリプス ソープストーン 354 687 432 614 354 694 1063 1396 1297 1479 1063 1403 エクリプス 354 687 432 614 354 694 1235 1568 1507 1689 1235 1575 エクリプス ソープストーン+オーブン 412 745 502 684 412 752 1235 1568 1507 1689 1235 1575 エクリプス オーブン 412 745 502 684 412 752 遮熱板の幅 abcde エクリプス ソープストーン 1334 2054 589 668 1247 エクリプス 1334 2054 589 668 1247 エクリプス ソープストーン+オーブン 1506 2366 659 726 1428 エクリプス オーブン 1506 2366 659 726 1428 遮熱板の高さ( 下部空気層25㎜含む) エクリプス ソープストーン 1748 エクリプス 1748 エクリプス ソープストーン+オーブン 2099 エクリプス オーブン 2099 17 エクリプス シリーズ 取扱説明書 設置 4 煙突から可燃物の間は下記に定めた火災予防上安 全な離隔距離を設けてください。 ●据え付け後の確認 煙突の据え付け状況は住宅の構造などにより異な ります。点検や煙突掃除など、後の保守メンテナ ンスの方法については、販売店、または据え付け 業者とよくご相談ください。 ●既存の煙突にストーブを据え付ける場合 既存の煙突にストーブを据え付けた場合に、隠れ た瑕疵により排気漏れや火災が発生するおそれが あります。必ず販売店にご相談ください。 ●煙突のドラフト(排気)性能 排気の流れを生み出す力を「ドラフト」と呼び ます。機械的ではない自然なドラフトによる薪ス トーブの燃焼では実に多くの要件によってその効 果がもたらされます。 詳しくは28 ページ 「ドラフト管理」をご確認く ださい。 壁 ※ 3 天井 ※ 3 シングル煙突(一重室内煙突) 遮熱板 ※1 なし 460 460 シングル煙突(一重室内煙突) 遮熱板 ※1 あり 230 断熱二重煙突 ※ 2 150 150 断熱二重煙突 ※ 2 ( 自在管) 325 325 ※1 遮熱板とは25mm 以上の空気層のある不燃材壁。 ※ 2 断熱二重煙突は煙突火災に対する熱衝撃テストに合格した認定品 (UL103、BS EN1856-1)をご使用ください。 ※ 3 離隔距離は内側煙突からの寸法。 ストーブを据え付ける部屋の気密が高い場 合で、部屋の換気設備やストーブの他に空 気を必要とする機器の影響により、ストー ブが燃焼に必要な空気量を十分に取り込め ないと、不完全燃焼が起こる他、一酸化炭 素を含んだ煙が部屋に漏れて、健康に害を およぼすおそれがあります。 一酸化炭素検知機能の付いた火災警報器の 取り付けをおすすめします。 ストーブを設置する部屋の壁、もしくは床などに は、ストーブの燃焼に必要な空気量を不自由なく 取り込めるように屋外へ直接通じる給気口や給気 ダクトを設けてください。屋外側の開口の端部は ゴミや雪などでストーブの燃焼が妨げられない場 所に設けてください。 床、もしくは壁の給気開口から本体給気口までの 接続方法については、部屋の換気設備の種類など により異なりますので、お買い上げの販売店にご 確認ください。 煙突の据え付け 部屋の気密と燃焼用空気について (単位:mm) 警告 ガソリン、軽油、灯油、またはオイルなど引火しやす い油は絶対に使用しないでください。火災の原因にな ります。 ガソリン厳禁 乾燥した自然の薪以外は燃やさないでください。化学 物質や塩分等が含まれている薪は、有害物質が発生し 健康に害をおよぼすほか、破損の原因になります。 自然薪以外の燃料使用禁止 切られてすぐの生木は、重量の50%が水分です。 薪として燃やすには水分を20%以下まで乾燥させ ることが必要です。薪は割ることにより空気に触れ る表面積が大きくなるのでより早く乾燥させること ができます。 割った薪は風通しが良く雨のあたらない屋根の下 で、少なくとも12 ~18 ヶ月は乾燥させてください。 薪は太さや樹種にもよりますが、冬に切って2 年間 乾燥させた薪が理想の薪といえます。 乾燥していない薪は、薪ストーブの性能を十分に引 き出すことができません。暖まりにくく、燃やすとク レオソートやススが多く発生し煙突内に付着するの で、煙突掃除をこまめにしなければ「煙突火災」の 原因になります。またドアガラスの汚れの原因にも なります。 薪は針葉樹系の軟木と広葉樹系の堅木とに分ける ことができます。軟木は乾燥しやすく着火力に優れ ていますが、火持ちがよくありません。堅木は、そ の逆の性質をもっています。十分に乾燥していても、 なおズッシリと重い薪が質量に富み、暖房用には優 れた薪といえます。 温度や燃焼時間を調節するために、大きく分けて 「焚き付け用」「中くらい」「長時間用」の3 種類の 薪を用意します。 焚き火の火を起こす時のように細い薪や枯れ枝に着 火し、徐々に太い薪をくべていきます。薪を使い分 けることで、薪ストーブの温度や燃焼時間を調節し やすくなります。 焚き付け用の細い薪 (小枝や細く割った針葉樹など) 長い時間燃やすための太い薪 (太さ10cm 程度の広葉樹など) 中くらいの薪 (太さ5cm 程度に割った針葉樹、 広葉樹、枝など) ●薪の乾燥 ●薪の種類 ●使用する薪のサイズ 堅木 軟木 火持ちがよく 暖める力が大きい 火持ちはよくないが すぐに火力がでる (広葉樹) (針葉樹) (広葉樹) ・ミズナラ・ニレ ・アカシア ・カラマツ・ヒノキ・シラカバ ・コナラ ・カキ ・クスノキ ・アカマツ ・ポプラ ・クヌギ ・ブナ ・ サクラ 等・ スギ 等等 屋外で保管されていた冷たい薪や濡れた 薪をストーブにくべないでください。燃焼状態が悪く なり暖房効率が落ち、ストーブに熱衝撃を与え破損す ることがあります。室内で半日以上経過した薪をご使 用ください。 注意 ←含水率計 針を薪に差し込むと薪の乾燥度 がひと目でわかります。 18 エクリプス シリーズ 取扱説明書 薪について 長さ:25 〜40㎝ 使用する薪の条件 薪について 5 「薪について」 (最大45㎝) 19 エクリプス シリーズ 取扱説明書 薪について 5 薪作りのための斧と薪割り ・地元の森林組合、または営林署に問い合わせ て購入する。 ・薪業者(燃料屋)から購入する。 ・チップ工場に問い合わせるか、原木を納入して いる業者に卸してもらう。 ・果樹園で剪定した木を譲ってもらう。 ・山林地主と知り合いになり、間伐材を譲って もらう。 ・地元の役場に問い合わせて、公園の木や街路 樹の剪定枝を払い下げてもらう。 ●薪を入手するためのヒント 【手斧】 片手用の小型斧。焚き付け用に薪を細く 割ったり、細枝を切ったりするのに便利。 【小型薪割り】 両手、片手兼用の薪割り。 小中径木の玉割り材を割るときに。 【大型薪割り】 両手用の本格的な薪割り。 ●グレンスフォシュ・ブルーク 【薪割り楔】 薪割りでは割りにくい薪を 割るための鋼鉄製の楔。 2 本の楔があれば、ほとんどの薪を 割ることができます。 くさび 手斧サイズで薪割り斧の斧頭。取り回し がよく、玄関先や土間でのひと割りに。 ●ハンマーアックス 動画で見る 「キンドリングクラッカー」 焚き付けが安全に、 しかも手軽に作れます。 ●キンドリングクラッカー 【薪割り鎚】 斧頭が鎚を兼用する薪割り。 割れにくいときは、 この斧頭で楔を打ち込んで割ります。 づち ・ 部屋の給気口(レジスター等)を開けてください。 20 エクリプス シリーズ 取扱説明書 焚き方と燃焼維持 焚き方と燃焼維持 6 ●ファイヤーツール(必要に応じてご用意ください) 燃焼中や消火直後はストーブ、および煙突が高温にな りますので、手などで触れないでください。やけどの 原因になります。ストーブを操作する際は、燃えにく く断熱効果のあるグローブを必ず着用してください。 高温やけどに注意 本書に指示のある場合を除いて、ストーブの燃焼室ド アを開けたまま使用しないでください。また、ドアが 閉まらないような長い(太い)薪はくべないでくださ い。煙や火の粉が室内に漏れたり、火がついた薪が室 内に転がり落ちるなどして、火災の原因になります。 ストーブの燃焼室ドアを 開けたままの使用禁止 ストーブの燃焼中に換気扇を使用すると、ストーブや 煙突接続部から室内に煙が漏れることがあります。異 常に気づいた場合には換気扇を止め、販売店にご相談 ください。 換気扇使用時のご注意 ●ストーブグローブ ●灰取りバケツ ●着火剤 ●薪3 種類 熱に強い革素材の物が適していま す。薪をくべる時やドアの開閉時な どに熱から手を保護してくれます。 密閉できる金属製の容器を必ず使 用します。 着火の前に用意するもの 焚き始める前に 注)慣らし焚きは21 ページ  ~  の手順で行っ てください。 火かき棒/燃焼室内の薪の位置を変えたい時に使用 シャベル/灰をすくう時に使用 ほうき /ストーブまわりのお掃除に使用 灰かき棒/燃焼室内の灰を集めるのに使用 薪ばさみ/燃焼室に薪を入れる時に使用 (   18 ページ) 21 エクリプス シリーズ 取扱説明書 慣らし焚き 焚き方と燃焼維持 6 燃焼室ドアを開け、着火時補助空気吹き出し 口を薪でふさがないよう、また空気の流れが よくなるように隙間をあけながら、2 本の『中 くらいの薪』とその上に、6 本ぐらいの『焚 き付け用の薪』を組み、組んだ薪の上に着火 剤を置いて着火します。 着火を確認したら燃焼室ドアを閉め、炎を観察 します。 「慣らし焚き」の間は、燃焼室ドアを10 分間 隔で開閉します。本体の硬化していない塗料が ファイバーロープに付着するのを防ぐためです。 薪が燃え尽き、ストーブが冷えたら慣らし焚き は終了です。 火力調節ダイヤルを右側に回し、全開にしてく ださい。 慣らし焚きは、薪に着火をしてから薪が燃え尽き、 ストーブが冷えるまでです。 ・ 本格的な運転を行う前に、必ず慣らし焚きを行っ てください。 ・ 燃焼室の各パネルは衝撃に弱い材質です。薪の 投入時や灰の処理に使用する道具の先端などで 傷つけないようにご注意ください。 ・ 乾燥が不十分な薪は燃えが悪く暖房効率を低下 させるばかりでなく、燃焼室の各パネルを破損(ひ び割れ)させる可能性がありますので、乾燥した 薪をご使用ください。 新品の本体、および煙突は塗料が完全に硬 化していません。慣らし焚きの熱により塗 装が徐々に硬化していきますが、完全に硬化するまで 塗装の表面から臭いと煙が発生しますので、窓や戸を 開けて室内の換気を行ってください。 慣らし焚きの目的 ・ 塗料、および接着剤(耐火セメント)を硬化さ せる ・ 熱による膨張伸縮により組立て部品を馴染ませる ・ 適正なドラフトが得られるかを確認する (   28 ページ) ・ 焚き方に慣れるための試用的な運転 慣らし焚きでは約1.3kg の薪をお使いください。 開 右に回す 着火剤 着火時補助空気 吹き出し口 22 エクリプス シリーズ 取扱説明書 着火 6 焚き方と燃焼維持 焚き方と燃焼維持 着火を確認したら、燃焼 室ドアを閉めて炎を観察 してください。 炎が安定していることを 確認します。 注意 ストーブの燃焼室ドアを開けたまま 使用してはいけません 本書で指示がある場合を除いて、燃焼中は燃焼室ドア を閉めた状態でご使用ください。 ストーブのドアを開けたまま運転すると、過剰なドラ フトを引き起こす、もしくは室内に煙や炎が漏れ出る 原因になります。 投入した全ての薪の表面に炎が完全に行きわ たる、または炉内の各パネル表面の黒いスス が取れたら、炎の状態を確認しながら火力調 節ダイヤルで燃焼速度を調節します。 燃焼室の各パネルは薪に着火してから燃焼室が高温になるまで、黒いススが付いた状態になります。 やがて温度が上がり十分な温度が得られるとススが取れ、もとの状態に戻ります。 補足 薪を置く際、着火時補助空気吹き出し口がふさがらないようにしてください。 注意 火力調節ダイヤルを全開にしてください。 燃焼室の灰は、一定量(2㎝以下)あった方が 着火しやすく、または薪ストーブの耐久性保持 に役立ちます。ただし、着火の際は、炉内の着 火時補助空気吹き出し口をふさがないよう、灰 かき棒やシャベルで灰をよけてください。 火力調節ダイヤルを全開にする ※これらの着火方法は、着火初期の煙の排出量を抑える効果とドラフトを早く得られる効果があります。 燃焼室ドアを開け、 空気の通りが良く なるように隙間を あけながら、5 ~ 10 本の『中くらい の薪』とその上に、 3 ~ 7 本の 『焚き 付け用の薪』を組み、組んだ薪の上に着火剤 を置いて着火します。 25 〜30㎝の薪を使用する場合 燃焼室ドアを開け、 2〜3本の『中く らいの薪』を斜め に置き、隙間に5 〜10 本の『焚き 付け用の薪』を入 れます。最後に薪 の上に着火剤を置いて着火します。 30 〜40(最大45)㎝の薪を使用する場合 開 右に回す 開閉 火力調節ダイヤル ・右:空気量大 ・左:空気量小 着火剤 着火剤 着火時補助空気吹き出し口 23 エクリプス シリーズ 取扱説明書 注意 火力が以前より強く感じる、火力調節 の反応が悪くなった、火力が抑えられないなどの症 状が現れた時は、ファイバーロープの交換時期かも しれません。本書37 ページ「気密テストの方法」 を実行し、必要であればファイバーロープを交換し てください。 火力調節ダイヤルの位置について 火力調節ダイヤルを閉じた状態で使用し続けると、 燃焼空気が少なく燃焼がくすぶり、煙が大量に発生 しやすくなる他、エアウォッシュ(13 ページ)の 機能が衰え、ススがガラスや燃焼室に付着する原因 となります。 燃焼室の中がくすぶっている場合は、火力調節ダイ ヤルを開けてください。 その際、いきなり火力調節ダイヤルを全開にした り、燃焼室ドアを開けるなどの動作を行うと、煙の 中に含まれる未燃焼ガスに一気に火が付き、大変危 険です。 空気量を絞る場合は、燃焼室で炎が絶えずゆらいで いる状態を維持してください。さらに火力をおさえ たい場合は、投入する薪の量を少なくしてください。 焚き方と燃焼維持 6 火力調節について 火力調節ダイヤルの位置と得られる熱出力は、 「薪 の質」や「煙突のドラフト(上昇気流)の状態」 「気 象条件」などに左右されます。ドラフトは煙突の 長さ、種類、設置状況、地形、付近の障害物など 様々な要因に影響されます。 薪の追加 急激な温度変化により、本体から金属音が なることがありますが、製品不良ではありません。 注意 薪を燃焼室上部のバッフルパネルに当たるまで入 れないでください。薪の投入量は燃焼室奥のバッ クパネル上部にある二次燃焼空気吹き出し口の高 さまでにしてください。 薪がくずれてガラスに当たらないように注意して ください。 薪をくべすぎると、高い温度での燃焼が続き、ス トーブが破損する、または燃焼室ドアを開けた際 に、燃焼した薪が外に飛び出すおそれがあります。 (おきの状態になった時に追加する薪の量は、 1.75kg 以内です。) 燃焼室に薪を入れすぎないでください。火力が大きす ぎるとドアを開けたときに炎が漏れる、またはストー ブや煙突が過熱され、破損の原因になります。 焚きすぎ注意 補足 燃焼室内 二次燃焼空気吹き出し口(上部) バッフルパネル 薪はここまで 24 エクリプス シリーズ 取扱説明書 6 焚き方と燃焼維持 焚き方と燃焼維持 空気の通りが良くなるように隙間をあけて中~ 太い薪を2本程度足します。薪を足した後、燃 焼室ドアを閉めてください。 薪が燃え出し安定し、追加した全ての薪の表 面に炎が行きわたってから、または各パネル の表面の黒いススが取れたら、炎の状態を確認 しながら火力調節ダイヤ ルで燃焼速度を制御して ください。 燃焼室内の薪が赤いおきの状態になったら、薪を追 加します。 火力調節ダイヤルを最大にしてから、燃焼室ド アをゆっくり開け、おきを炉床全体に広げてく ださい。 薪の追加 消火 本製品は、火力調節を全閉にしても燃焼空気の供給 は完全には遮断されません。よって、ガスストーブ や石油ストーブのように瞬時のうちに消火すること はできません。薪が燃えつきて灰になった時が消火 を意味します。 外出する場合は、しばらく前から薪を追加するのを やめてください。 外出の際は、必ず燃焼室ドアが閉まっていることを 確認してください。また、周囲にある燃えやすいも のをストーブから十分離し、万が一に備えてからお 出かけください。 ストーブを設置している部屋にペットが入らないよ うにしてください。 ● 外出するときには おきが不足している場合には、「焚き付け 用の薪」を足します。 薪がくすぶっている、火が完全に消えている場合には、 22 ページ「着火」の手順で着火を行ってください。 注意 開 右に回す おき 注意 ストーブ本体や燃焼室に水をかけて消火する のは非常に危険です。また、このような急激冷却による 消火はストーブ本体に重大な損傷をもたらします。 緊急時の処置(   8 ページ) オーブンは、燃焼室の上に位置しているので、 熱を効率よく取り込み、付属の温度計で確認し ながら約230℃までの本格的なオーブン料理が 楽しめます。 25 エクリプス シリーズ 取扱説明書 7 オーブンの使用方法 ・ 食品の調理、または加熱以外に使用しないでく ださい。 ・ ストーブの燃焼中、および調理中は、オーブンド アや容器等が熱くなりますので、必ず付属のグ ローブ、または耐熱性のオーブンミトン、鍋つか みを着用してください。 ・ 天ぷらなどの揚げ物には絶対に使用しないでく ださい。 ・ 調理中は常に注意をはらい、ストーブのそばから 離れないでください。 ・ 水をかけるなど、オーブンを急冷させる衝撃を与 えないでください。 ・ 錆の原因になりますので、オーブン内に長時間料 理を放置しないでください。 ・ オーブン内で調理している容器等は大変熱くな りますので、テーブルなどに置く場合は必ず鍋敷 きなどをお使いください。 ・ 材質 : オーブン/鉄板塗装、 オーブングリル/ スチール・クロームメッキ ・ オーブン内のサイズ 幅477 ×奥行き250 ×高さ258(奥192)㎜ オーブンの使用方法(オーブンシリーズのみ) オーブンの使用上の注意 オーブンについて ● 仕様等 調理中、万が一オーブン内で火が出た場合の 対処法 もしものために ① 火力調節ダイヤルを閉めます。 ② 周りの燃えるものをストーブから遠ざけてくだ さい。 ③ オーブンドアを開けずに煙や火が弱まるのを待 ちます。慌ててオーブンドアを開けた場合、酸 素が一気に入り、 炎の勢いが強くなる可能性 があります。 ④ しばらくしても火がおさまらない場合には、水 または消火器を用意してから、オーブンドアを 開けて消火してください。 ⑤ 消化後、再びお使いになる前に、販売店に点 検を依頼してください。 オーブン内では、必ず次の材質でつくられた容器 等をお使いください。 ● 調理器具等について ● オーブン温度計について ・ 金属製 【鉄・ステンレス・銅・鉄鋳物 等】 (鉄鋳物製はシーズニング処理済のもの、 ホーロー仕上げのものをご使用ください) ・ 耐熱性のあるガラス・陶器・磁器 ・ 上記以外の容器 ・ 木製、樹脂、合成樹脂の部品がついて いる容器 上記以外の容器等は、燃えたり、変形や破損した りするおそれがありますので、ご使用にならないで ください。 オーブン炉内寸法図 【お手入れ】 【使用上の注意】 ・ 付属のオーブン温度計は、ス テンレス鋼製です。300℃以 内でご使用ください。 ・ 落下や衝撃を与えないでくだ さい。 ・ 洗浄は中性洗剤を使用し、食器洗い用のスポンジ で洗ってください。 ・ 食器洗い機を使用できます。 477 258 192 250 26 エクリプス シリーズ 取扱説明書 オーブンの使用方法 7 料理が仕上がるまで、必要に応じて薪の追加や火 力の調節を行ってください。 鍋や容器の底に直接熱を伝えたい場合には、オーブン グリルをオーブン内から取り出し、図2 のように温 度計を置いてください。 オーブンの使用方法 ●オーブングリルを使用する場合 ●オーブングリルを使用しない場合 オーブン内の温度は、上下、前後、左右 で温度が異なります。 オーブンの使用方法(オーブンシリーズのみ) 料理別の温度/調理時間の目安 (オーブングリル使用) 付属の温度計をオーブン内にセットします。 オーブンドアの開閉は、燃焼室ドアと同じ片開 きで、マグネットにより固定されます。 加熱時間の目安、また出し忘れを防ぐために、 キッチンタイマーのご使用をおすすめします。 オーブン内が目的の温度になったら、温度計を容 器等の邪魔にならない場所に移動するか取り出し てから、容器等を置き調理を行ってください。 オーブン内が180℃に達するまでの時間は、設 置の状況や燃料、焚き方等により異なりますが、 およそ40 分です。 ・ピザ:200 度/18 ~20 分 ・クッキー:160 度/20 分 ・ローストビーフ:200 度/25 ~30 分 オーブングリルをあらかじめオーブン内にセットし てから、図1 の位置に温度計を置いてください。 オーブン温度計 (付属品) 【 図2 】 オーブン 温度計 (付属品) オーブングリル (付属品) ※オーブングリルを2段、3段でご使用の場合には オプションをご注文ください(9ページ)。 【 図1】 吹きこぼれや油の飛び散りなどに備え、 オーブン底部にオプション(9 ページ)のベーキングト レイやアルミホイルなどを敷いておくと、後のお手入れ が楽になります。 補足 補足 注意 オーブンドア、オーブングリルなど、ご使 用中は熱くなりますので十分ご注意ください。 オーブングリルの取り外し オーブングリルを手前に引いてオーブンから取 り外してください。取り外したオーブングリルは、 食器洗い用スポンジと中性洗剤で洗い、すすい でから乾いた布巾で拭いてください。 グリルレールの取り外し グリルレールは、上部中程のボルトで固定されて いる部分を矢印の向きに押し、た ・・・・・ わませて取り外 します。外したグリルレールは、スポンジと中性 洗剤を使って汚れを落とし水洗いしてください。 水、またはお湯で濡らした柔らかい布で、汚れ を拭き取ります。汚れがひどい場合には、中性 洗剤を染み込ませた布で拭き、水拭きします。 傷をつけないようご注意ください。 クリーニングが終わり乾燥したら、取り外した時 と逆の手順で元の位置に取り付けてください。 グリルレールの端部の長くなっている部分をオー ブン手前の上下長穴(A)へ差し込み、レール下 部を下のボルトの上にのせ、次に上のボルトの下 側にたわませながら入れ込み取り付けます。 オーブンのお手入れ グリルレールの取り付け 27 エクリプス シリーズ 取扱説明書 オーブン、オーブングリル、オーブントレイのお手入れ 注意 ・ ストーブが冷えてから行ってください。 ・ シンナー、ベンジン、酸・アルカリ性洗剤、研磨入り の洗剤、漂白剤は使用しないでください。 ・ メラミンスポンジやスチールたわしは使用しないでく ださい。 ・ 汚れや焦げがついたまま使用すると、塗装を傷つけ る原因となりますので、ご使用後、汚れがある場合 には速やかにお手入れをしてください。 ・ 汚れを落とした後は、乾燥させてからオーブンドアを 閉じてください。 7 【品番:50305】 ・ 高温の状態で急激に冷やさないでください。 ・ 落下や衝撃を与えないでください。 ・ 400℃以下でご使用ください。 ・ 洗浄は中性洗剤を使用し、食器洗い用のスポンジ で洗ってください。 ・ 焦げ付きなどを落とす際は、しばらくお湯に浸け てから洗うと落ちやすくなります。 ●ベーキングトレイ (エクリプス用) 〈オプション〉 オーブンの使用方法A グリルレール ストーブは使用者、煙突、燃料、そして住宅などか ら構成される暖房システムの一部です。システムの あらゆる部分がストーブの作動状態を左右します。 これらの要素がうまく調和して初めて全体のシステ ムが適切に機能します。 暖炉・薪ストーブの機能は自然のドラフト(上昇気 流)で決まります。ドラフトは煙突の周囲の外気温 より、煙の温度が高い場合に生じます。その温度差 が大きいほど、ドラフト作用も大きくなります。燃 焼室内の高温気体が煙突内を上昇していくと同時 に、燃焼用の空気をストーブに引き込む吸引力が生 じます。 給気口を開くことによって火が活発化する場合は、 ドラフトが適切であることを意味します。ストーブ の給気口を全開にした状態にもかかわらず、火が活 発にならない場合はドラフトを妨げる何らかの問題 が疑われます。ドラフトが弱い場合、給気口を開い てもストーブ内に空気を取り入れることができず、 火力の調節はできません。 システム構成の中で、煙突はドラフトを支配する大 きな要因です。煙突の断熱性能や煙突の直径、煙 突のレイアウトなどによって、ドラフトが早く生じ る場合もありますし、正常なドラフトが得られる温 度差に達するまで時間がかかる場合もあります。特 に断熱性能においてはストーブの燃焼室内で発生し た高温気体の熱を屋外に排気させるまで保持する ことが重要になります。以下に煙突の種類による特 徴とその効果を挙げます。 ●シングル煙突(一重室内煙突) シングル煙突(一重室内煙突)は名前のとおり、煙 突の中と外を金属製の板で仕切られた円筒です。 よって、煙突内部の熱は外部に放射されやすく、ス スやタールなどが煙突内部に付着し排気の抵抗とな り、ドラフト効果が弱まります。 ●断熱二重煙突 断熱煙突は内管と外管の間に、断熱材が充填され た円筒です。断熱層により煙の温度が屋外に排気 されるまで保たれ、安定したドラフト効果を得るこ とができます。断熱煙突はドラフト効果を得るため だけでなく、壁や屋根裏などの貫通部において、防 火上重要な役割を果たします。 ●屋内/屋外の設置 煙突は煙を保温する必要があるため、できるだけ屋 内に立ち上げるのが有効です。この方法は、住宅自 体が煙突の断熱材の役割を果たし、屋外に熱を失 うことがないため、より少ない熱量で煙突を暖め、 また保温することができます。 ドラフト管理 ドラフト管理 シングル煙突 (一重室内煙突) 断熱二重煙突 シングル煙突 (一重室内煙突) 断熱二重煙突 28 エクリプス シリーズ 取扱説明書 8 ●煙突の高さ 煙突の高さは4m 以上とし、「60㎝、90㎝、3m 煙突基準」の安全条件を十分満たしていれば、有 効なドラフトが得られると考えられています。この 基準はドラフトばかりではなく煙突火災時の煙突周 り延焼防止になります。煙突の高さは高い方がより 良いドラフトを生むと考えがちですが、基準以上に 高さを加えることはドラフト問題の正しい解決策で はありません。実際、問題を悪化させることもあり ます。高い先の方の煙突が冷えてしまうからです。 煙突の高さは、必要以上に伸ばさない方が良いで しょう。 ●煙突径 煙突の内側寸法は、ストーブの排気口寸法と一致し なければなりません。煙突が気密性のあるストーブ に接続される場合、大きめの寸法は好ましくありま せん。それどころか、不利になる場合があります。 煙は膨張により熱を失います。 ●煙突のレイアウト 煙は煙突のトップまで上昇する過程で、曲がりがあ るたびに抵抗となり速度が落ちます。理想的な煙突 のレイアウトはストーブから垂直に真直ぐ伸ばす方 法です。 シングル煙突(一重室内煙突)を使用する推奨長さ はスターターから2.4m 以内とします。家の断熱 性能にもよりますが、これより長いと煙が冷却され ドラフトが弱まり、またクレオソートの問題が生じ る可能性があります。 ●単一排気 ストーブにはそれぞれ専用の煙突が必要です。気密 性のあるストーブが他の開放型の暖炉やストーブの 煙突に接続されている場合、煙突のドラフトは気密 性の高いストーブ以外の別の経路から空気を引き 込むため、効果が落ちます。ホースに穴が開いた掃 除機を仮定すると、この状況をよく理解することが できます。場合によっては、煙が逆流するおそれも あります。 ドラフト管理 ※風が吹くと建物のまわりは圧力の差ができます。 煙突はこの風圧帯より上まで立ち上げる必要があります。 以内 cm cm ※ 2.4m 以内の数値は、メーカーの推奨値。 現場によって異なりますので、販売店にお尋ねください。 29 エクリプス シリーズ 取扱説明書 8 シングル煙突 ●クレオソート クレオソートは薪(特に湿った薪)がゆっくり燃焼 した時に生じます。クレオソートは煙の濃度が高い、 または排気の速度が遅く、煙が130℃以下に冷や されると、煙突内に蓄積する有機タールです。蓄積 されたクレオソートは揮発性で、一定の温度以上 に加熱されると煙突火災を発生させるおそれがあ ります。 煙突のドラフトを左右する全ての要素は、クレオ ソートの蓄積にも影響します。従って、正しい煙突 レイアウトと燃焼操作で適切なドラフトを促し、ク レオソートの発生を最小限に抑えてください。 ●燃料 最適な方法でストーブが設置されていても、燃料の 質が悪いと効果が出ません。最適な燃料は、12 〜 18 ヶ月間乾燥させた堅木です。軟木でもかまいま せんが、堅木ほど火持ちが良くありません。 「乾燥させていない」薪は大量の水分を含んでいる ため、熱量は薪に残る水分の除去に使われてしまい ます。結果的に、暖房にまわる熱量が削減され煙 突内部の温度も上がらず、クレオソート発生の原因 となります。 薪の乾燥具合を知るには、水分量がひと目でわか る薪用の含水率計がおすすめです。薪は乾燥するに つれて収縮し、ひび割れが出てきますので、ひびの 入った薪ほど乾燥していることになります。 ●バックパフィング 煙突のドラフトがストーブから燃焼ガスを引き出す より早い速度で、薪が揮発性ガスを発生させた場 合にバックパフィングが生じます。ガスは点火に十 分な濃度と温度になるまで、燃焼室に待機します。 ストーブがバックパフィングを起こした場合は、火 力調節ダイヤルを開放し空気を送り込んで煙を早く 煙道へ送り、大きな薪の使用を避けてください。燃 焼室の中の炎は常に鮮やかにゆらめいている状態 に保ちます。煙が多く速度の遅い火は効率が悪く、 煙突内にクレオソートを堆積させます。 ●ドラフト試験 ドラフトの不具合において、ドラフトが過剰な場合 の兆候としては、火力調節ダイヤルで制御不可能な 燃焼や、ストーブの一部が赤熱することが挙げられ ます。また、弱いドラフトの兆候としては、ストー ブや室内煙突接合部からの煙の漏れ、弱火、ガラ スの汚れなどが挙げられます。 煙突ドラフトの簡単な試験方法は、火力調節ダイヤ ルをしぼり、気流が安定するまで数分待ってから、 火力調節ダイヤルを開け閉めして、火の強弱が調節 できるかどうかを観察する方法です(火力調節ダイ ヤルを操作してから、火の状態が変わるまで数分 かかることもあります)。火が調節できない場合は、 ドラフトが足りないのかもしれません。火力調節ダ イヤルをもうしばらく開放しておき、ドラフトが強く なるまで待ちます。 燃焼状態の記録を取り、それぞれの燃焼状態とス トーブ操作状態を関係付けていくと、お客様の設 置状況に合った燃焼方法が見つかるでしょう。 ●煙突ダンパー 状況(煙突・薪・気候)によって、ドラフトが強すぎ る場合には煙突ダンパーを設置してドラフトを適正 に制御することが可能です。 ドラフトの弱い煙突や気密の高い住宅、ストーブと 同一の部屋に換気扇が設置してある場合など、室 内の気圧がマイナスになる状況では煙突ダンパーの 設置は必要ありません。場合によっては排気が室内 に流出し危険をともなうことがあります。販売店に お問い合わせください。 ドラフト管理 ドラフト管理 30 エクリプス シリーズ 取扱説明書 8 ●負圧 最適なドラフトはストーブへの給気量にも関係しま す。煙突は自然に得られる空気だけを引き込むこと ができます。 住宅の気密性が高く、ストーブへの給気が妨げられ る場合や、室内空気を屋外に排出する他の設備(特 にレンジ・フード、衣類乾燥機・機械換気設備のよ うな動力駆動設備)がストーブと空気を取り合う場 合、ドラフトの障害になります。ストーブ以外のそ うした設備の運転中に、ストーブが十分な空気を取 り込めるのであれば問題はありません。近くの窓や ドアを開けないと煙突が十分な空気を取り込めな いのであれば、外気取り入れ口を増設したり、屋外 からダクトをストーブに継ぎ、燃焼空気を直接引き 入れる必要があります。 ●ドラフト管理 ストーブで薪を燃やすということは「機械的な機能」 というより「使用者の技術」です。ストーブと煙突 が適切に設置されていれば、後は技術(操作のタイ ミング)を向上させればストーブのシステム全体の 機能はより高くなります。 システムを構成する要素によって異なるストーブの 特性にあった適切な技術を得るために、燃焼状態 の記録を取り、それぞれの燃焼状態とストーブ操作 を関連付けていくと、より満足のいく効果を得るこ とができるでしょう。 ドラフト管理 31 エクリプス シリーズ 取扱説明書 8 32 エクリプス シリーズ 取扱説明書 点検・お手入れの区分 点検スケジュール 9 点検スケジュール ■ご使用のたびに ■気になったときに ■シーズン中2〜3回程度 注意 ・ 点検・お手入れを行うときは、ストーブを消火し、ストーブと煙突が十分冷えてから行ってください。 ・ 本書に記載されているメンテナンススケジュールは、本書に準じたご使用のもとでのスケジュールとなります。 ご使用の環境や状態にあわせて行ってください。 周囲の状態 ストーブ、煙突、および給気口の周囲は常に整理、掃除し、燃えやすいものを置かないようにしてください。 汚れ ストーブはいつも清潔に掃除してください。汚れたままのご使用は錆の発生などでストーブの劣化を早め ます。 ほこり ストーブや煙突に付いたほこりや汚れは掃除機で吸い取り、固くしぼった濡れ雑巾などでふき取ってくだ さい。 臭気・煙漏れ 燃焼中に臭いがしたり、煙突から煙が漏れていないか確認してください。異常があれば販売店に連絡して ください。 灰 燃焼室が灰でいっぱいになる前に、取り出してください。また、隙間に溜まった灰を掃除機で吸い取って ください。 排気経路 煙の排気経路内がススで閉塞する前に燃焼室と煙突を点検・掃除してください。 給気口のほこり 給気口がほこりで閉塞されないように、ブラシや電気掃除機などで取り除いてください。 遮熱板のほこり 煙突の遮熱板がある場合:ほこりが溜まったら、隙間に入るブラシなどで取り除いてください。 ドアガラス ガラスにススなどが付いた場合、お早めに専用のクリーナーで除去していただくことをおすすめします。 特にタール状のものが付着してしまった場合、放っておくと除去に手間がかかります。ガラスに割れが確 認されたときは、ただちに使用を中止し、お買い求めの販売店に連絡してください。 ■シーズン終了後 ■地震、洪水、落雷などの災害が発生したときの点検について ストーブの破損 ストーブに変形、損傷やガタつきが認められる場合は、お買い求めの販売店に連絡してください。 煙突 煙突は掃除の後に、外れ、劣化、および煙漏れのないことを確認してください。発見されたら、お買い求 めの販売店に連絡してください。 ファイバーロープ 弾力性がなくなり、ほつれ等の劣化が見られるファイバーロープは新しいものと交換してください。 バッフルパネル および 各パネル 湾曲した場合や割れてしまった場合、またはひどく削れた場合には、新しい部品と交換してください。 灰・ススの除去 ストーブ内の灰やススは、残しておくと湿気が溜まり錆の原因になりますので、すべて取り除いてください。 塗装 ストーブの塗装がはがれた場合は、錆の発生を防ぐため耐熱補修スプレー(別売)を使って、表面を保護 してください。 対流層のほこり ストーブの本体側面・背面の対流層内部にほこりが溜まったら、隙間に入るブラシなどで取り除いてくだ さい。または、お買い求めの販売店にお問い合わせください。 地震、水害、落雷などの天災地変にあった場合はそのまま使用せず、必ずお買い求めになった販売店、または専門業者に点 検をご依頼ください。隠れた不具合に気づかず使用し続けると、火災の原因になります。 点検項目・内容 点検箇所 給排気経路の点検・掃除 給気ダクト、燃焼室の閉塞、および煙突の接続部や支持部の劣化。 機能部品の点検・交換・掃除 ドアガラス、ドアアッセンブリー。 消耗部品の点検・交換・掃除 バッフルパネル、および各パネル、各部ファイバーロープ。 部品のはたらきの点検・交換 可動部の調整、および操作部品。 防火設備の点検 炉台、炉壁、周囲可燃物。 33 エクリプス シリーズ 取扱説明書 定期点検 ■定期点検の案内 点検スケジュール お客様ご自身で行われる日々のメンテナンスのほか、定期的(5 年に1 回程度)に専門業者の点検・整備を受けてくだ さい(有料)。点検を受けずに長期間使用し続けると、経年劣化等により、故障や事故の原因になります。 定期点検の実施 9 煙突火災を起こした 煙突掃除で灰やススの他に、金属片や断熱材が混入 ドアが閉まらない ストーブや煙突の内部に歪みや破損が認められた 火力調節ができない ストーブや煙突が赤熱した 煙突が外れている、または強い異臭がする 煙突やストーブがガタつく ■本製品のパーツの保有期間は、製造打切り後10 年です。 ※次の症状が認められた場合は、すぐにお買い求めの販売店まで点検をご依頼ください。 ストーブと煙突をより良い状態で、快適かつ安全にお使いいただくために、ファイヤーサイドでは購入後、5 年を経過し たお客様に「あんしん点検」をご依頼いただきますようお願いしています。お買い求めの販売店、または当社にお問い合 わせください。 別紙「あんしん点検のご案内」 ・・・・・・・・ 34 エクリプス シリーズ 取扱説明書 メンテナンス 10 メンテナンス シャベルなどで燃焼室から直接取り除きます。 炉内のパネルを傷つけないようご注意ください。 灰の掃除 注意 注意 危険ですから燃焼中は灰の処理を行わない でください。ストーブが完全に冷えた状態で行ってくだ さい。 灰を残す際、バックパネルの二次空気吹き 出し口(下4箇所)が塞がらないようにしてください。 また、着火の際には、着火時補助空気吹き出し口を塞 がないようにしてください。 ストーブから取り出した灰を紙袋やビニール袋など可 燃性のものに絶対に入れないでください。火災の原因 になります。 燃焼室に灰をためすぎないでください。バックパネル の空気吹き出し口がふさがれて燃焼が不完全になる 他、薪やおきが外にこぼれたり、ドアが閉まらなくな り、焚きすぎによる破損の原因になります。また、着 火の際は、着火時補助空気吹き出し口を塞がないよう ご注意ください。 灰を可燃性の容器に入れない 灰をためすぎない 灰は燃焼過程の最後に残る物質でありながら、火鉢 での役割と同じく燃焼室の中でおき火を維持し、効 率よく次の薪に燃焼を移すためになくてはならない 火床としての役割があります。 しかし、火床として一定の量を燃焼室に残しながらも、 吹き出す空気の妨げになる前に、定期的な灰の除去 も、高い燃焼効率を生み出すための重要な作業です。 取り出した灰は火災のおそれがないように、密閉で きる金属製の容器に移します。その際、周りの可燃 物から遠ざけて、厚み5cm 以上の金属以外の不 燃材の上に置き、72 時間以上経過させ、灰の中に 火の気がないことを確かめてから処分してください。 灰は炉床に2cm 程度残した状態にします。 ●灰の処分について ●灰の除去 着火時補助空気 吹き出し口 二次空気 吹き出し口 (下4箇所) ドア部分にスプレーする場合は、ガラス、ド アハンドル、ストーンを養生し、ドア以外に塗料が付着 しないようにご注意ください。その際、周囲に塗料が飛 び散らないようにダンボール等を敷いてい行います。 ポイント 35 エクリプス シリーズ 取扱説明書 日常のお手入れ 本体全体のほこりや汚れを乾いた布、もしくは固く 絞った柔らかい濡れ布巾で、表面の汚れを落として ください。ストーブ表面に水分が残らないように注 意してください。 日常のお手入れ 固く絞った柔らかい濡れ布巾で本体全体のほこりや 汚れを落とします。落ちにくい汚れは、不織布研 磨材(研磨パッド)で汚れ部分をこすることにより 表面が削られ、きれいになります。研磨後、固く 絞った柔らかい濡れ布巾で本体全体の石粉を拭き取 ってください。 水を使用した場合には、良く拭き取り乾かしてくだ さい。 別売りの専用「ガラスクリーナー」を使用。使用方 法にしたがって汚れを落とし、自然に乾かしてくだ さい。タールなどで汚れがひどい場合は、研磨剤 を含んだクリーナーが有効ですが、継続的に使用し 続けると、ガラスの表面を傷つけるおそれがありま すのでご注意ください。 ※オーブンのお手入れは27 ページ「オーブン、オー ブングリル、オーブントレイのお手入れ」を確認 してください。 メンテナンス 10 本体/ドアガラスのお手入れ 本書に記載されているメンテナンス以外は、分解お よび改造はしないでください。火災や破損の原因に なります。 (オーブン内では行わないでください) 分解・改造使用の禁止 注意 お手入れを行うときは、ストーブを消火し、 ストーブと煙突が十分冷えてから行ってください。また、 安全のため、ゴーグルやマスク、グローブ等の安全衛 生保護具を着用してください。 ・ワイヤーブラシ  ・ウェス(布) ・耐熱補修用スプレー(別売) 必要工具 ・ウェス(布)  ・不織布研磨材(研磨パッド) 必要工具 ・ウェス(布)、またはペーパータオル ・ガラスクリーナー 必要工具 ●黒塗装仕上げのお手入れ ●ストーンのお手入れ(ストーンモデルのみ) ●ドアガラスのお手入れ 本体の塗装が剥がれる/ 錆が発生した場合 ワイヤーブラシで錆や古い塗装を落とし、乾い た布で本体全体のほこりや汚れを拭き取ります。 湿らせた布を使う場合には、ストーブ表面に水 分が残らないように注意してください。 耐熱補修用スプレー(別売)で劣化部分、また は本体全体(ストーン部分は除く)を塗装してく ださい。新しいスプレーで塗装する場合、周囲 の色と違いが出る場合がありますので、目立た ない部分で試し塗りすることをおすすめします。 スプレー作業中は十分な換気を行ってください。 36 エクリプス シリーズ 取扱説明書 ・ ドアガラスが破損した場合はご使用をやめ、新し いガラスと交換してください。 ・ ガラスを扱う際は、けがを防止するために、必ず グローブを着用してください。 割れたガラスが飛散しないように、表と裏から ガムテープなどで割れ目をつないでください。 ガラスをおさえている上部ガラスクリップのネジ を付属のトルクスレンチを使って緩め、ガラスク リップを取り外します。 その後、下部のガラスクリップは外れない範囲 でネジを緩めてください。 破損したガラスをドアの表裏で支えて、ガラスの 上部を内側に傾けて、ガラスクリップから上へ抜 き出すように外します。 ガラスを交換する場合は、ガラス用ファイバー ロープも新しいものと交換してください。 37〜38ページ 「ファイバーロープの交換」 取り外した逆の手順で、新しいガラスをはめ込 み、ガラスとファイバーロープが均一に当たって いるか確認してから、ガラスクリップを締め付 けてください。 メンテナンス 10 ドアガラスの交換 ・T-10 トルクスL 型レンチ(オーブンタイプ付属品) ・T-20 トルクスL 型レンチ(付属品) ・ガムテープ 必要工具 注意 必ずHETA 社純正耐熱ガラスをお使いくだ さい。その他の代用品は決して使わないでください。 メンテナンス ※写真は別モデルですが、手順は同じです。 ※オーブンシリーズのみ ガラス ガラス ガラスクリップ (4個) ガラスクリップ (6 個) T10 トルクスネジ(低頭) (4個) ※ T-10 トルクスL 型レンチ (付属品)使用 T20 トルクスネジ(ナベ頭) (6 個) オーブンドアガラス用 ファイバーロープ(左右2本) 燃焼室ドアガラス用 ファイバーロープ(内側) 燃焼室ドア周囲用 ファイバーロープ (外側) 【オーブンドア】 【燃焼室ドア】 ※ T-20 トルクスL 型レンチ (付属品)使用 37 エクリプス シリーズ 取扱説明書 薪ストーブの気密性を保つため、ドアと本体の間、 ドアとガラスの間にファイバーロープが使われてい ます。 次のいずれかに該当する場合は、手順に従い新しい ファイバーロープと交換してください。 そのままお使いになると、過剰に燃焼空気が入り火 力コントロールができなくなります。過燃焼となり 燃焼室の中のパーツが歪んだりストーブの劣化を招 くばかりでなく大変危険です。 メンテナンス 10 ファイバーロープの交換 上記以外にもファイバーロープが使用されていますが、非可動部のため、パーツの取り外し時以外の交換は不要です。 弾力はあるが、途中で剥がれてしまったファイバーロープ は、耐火セメントや補修専用の接着剤(サーミックシール など)で再度貼り付けてください。 ① 劣化や破損 弾力がなく、触るとボロボロとほつれる、または 途中で切れている場合。 ② 密閉されていない ファイバーロープは使用に伴い硬くなり、徐々に 収縮していきます。気密テストを行い、ドアに隙 間が認められる場合は交換が必要です。 ●交換が必要な症状 備考 紙を長方形にカットし、ドアと本体の間に挟みこんで ドアを閉めます。 ゆっくりと紙を引き出して、抵抗を感じずスルスルと 抜けてしまうようであれば密閉されていません。 同じテストをドアの周囲数箇所で行ってください。 ● 気密テストの方法 【燃焼室ドア 】 【 オーブンドア 】 ●全モデル共通 ※オーブンシリーズのみ 紙 オーブンドアガラス用 ファイバーロープ(上下) 燃焼室ドアガラス用 ファイバーロープ(内側) 燃焼室ドア周囲用 ファイバーロープ(外側) ① ② ③ 位置 ① オーブンドアガラス ② 燃焼室ドア周囲 ③ 燃焼室ドアガラス オーブン(裏) (42 ページで使用) 品番 00233010 00233008 00233013 00233013 サイズ φ 6mm チューブ (テープ付) φ 12mm W8㎜フラット (テープ付) W8㎜フラット (テープ付) 長さ 26㎝× 2 166㎝ 150㎝ 165㎝ ファイバーロープの種類と必要な長さ 38 エクリプス シリーズ 取扱説明書 メンテナンス 10 ファイバーロープの交換 ● ファイバーロープの交換方法 ドアを開けて、劣化したファイ バーロープを引き剥がします。 ※ガラス用の場合は36ページ 「ドアガラスの交換」によりガ ラスを取り外してください。 ワイヤーブラシを使って、ファ イバーロープの断片や古いセメ ント、もしくはシールを溝から きれいに取り除きます。 布を水に濡らしてきつく絞り、 溝に残った耐火セメント、もし くはシールの削り粉などをきれ いに掃除し、下地を整えます。 ファイバーロープを納める溝に 直径約3㎜の太さで耐火セメ ントを注入します。 ※ガラス用のファイバーロープ にはあらかじめ粘着シールが貼 り付けられています。 ファイバーロープを溝に納めて いきます。ファイバーロープは 指で押し込みながら引っ張る ことなく、自然の状態で納めて ください。 余分なファイバーロープ はハサミを使ってカット してください。次の要領 でカットすると端部のほ つれが防げます。 ファイバーロープを均 一に密着させるために、 一旦ドアを閉め1 ~2 分経過させてください。 ドアを閉めた際の圧力に より溝からはみ出た耐火 セメントをキレイに拭き 取ってください。 本体との癒 ゆ 着を防ぐた めに、必ずドアを開けた まま24 時間以上常温 で乾燥させてください。 メンテナンス ・ゴーグル ・マスク ・ワイヤーブラシ ・ハサミ ・新聞紙 ※ 1 ・布 ・T20 トルクスL 型レンチ ※ 2 ・マスキングテープ ・耐火セメント(燃焼室ドア周囲のみ)・T10 トルクスL 型レンチ ※ 3 ・各種ファイバーロープ 必要工具/必要部材 ※ 1:こぼれ落ちた耐火セメントなどで 床を汚さないよう、養生に使用(少し大 きめに敷く)。 ※2:付属品。ガラス用ファ イバーロープの交換に使用。 ※3:オー ブンタイプの付属品。オーブンドアのガ ラス用ファイバーロープの交換に使用。 ※交換方法の写真は別モデルの ものですが、手順は同じです。 1)マスキングテー プをロープに巻く。 2)巻いたマスキ ングテープの中央 をハサミでカット。 3)マスキングテー プを残したまま、溝 に納める。 燃焼室ドアガラス用 ファイバーロープ (W8㎜フラット テープ付) 燃焼室ドア周囲用 ファイバーロープ(φ12) 外側: 内側: 39 エクリプス シリーズ 取扱説明書 5 1 2 2 3 1 必要工具 メンテナンス 10 パネルの掃除・交換 ● パネルの分解・組立て手順 燃焼室ドアを開き、内部、二次燃焼空気吹き出 し口を掃除します。 番号順にパネルを外し、各パネルについたスス やほこりを取り除きます。 バッフルパネルの裏面(排気経路)もきれいにし てください。 スパナ(10㎜)でボルト2本を取り外し、9 の 着火時補助空気吹き出し口の金具を取り出し、 掃除機で灰を取り除きます。 各パネルに劣化、または部分的な欠損等がある場合 は、分解・組立ての手順に従い掃除、または新品 と交換してください。 A:バッフルパネル B:バックパネル C:コーナーパネル 右 D:コーナーパネル 左 E:サイドパネル 右 F:サイドパネル 左 注意 ・ 操作中、または分解中に燃焼室内のパネルへ局部的 な力や衝撃、摩擦などを与えると破損の原因となり ますので、お取り扱いには十分ご注意ください。 ・ 湿った薪を燃焼させた場合、各パネルの寿命が短く なりますのでご注意ください。 ・ 組立ては、逆の手順で行ってください。 9 ABDCFEHGJIKK 4 4 5 5 7 7 6 8 二次燃焼空気 吹き出し口 掃除機 G:ボトムサイド 右 H:ボトムサイド 左 I :ボトムセンター 後 J:ボトムセンター 前 K:フロントパネル スパナ(10㎜) ボルト 40 エクリプス シリーズ 取扱説明書 メンテナンス 10 給気口の掃除 メンテナンス 対流層の掃除 ストーブの側面・背面内部にある対流層にほこりが たまると、対流の妨げとなり、ストーブ本体の過剰 加熱の原因となりますので、定期的に掃除を行って ください。 ストーブトップを外すときは必ず2 人以上で行ってくだ さい(重量がありますので、十分ご注意ください)。 破損や傷防止のため、周囲を養生した上で作業を行って ください。作業が困難な場合には、ストーブ販売店に依 頼することをおすすめします。 ⇒屋外の給気取入口の給気フードトップ(網)を点 検清掃してください。 ⇒イラストを参考に、給気口のほこりを取り除いて ください。 ●給気口にダクトが接続されている場合 ●ストーブトップの取り外し方 ●給気口にダクトが接続されていない場合 専用スターターに留まっているタッピングビスを 取り外します。 ベンチレーショントップを煙突に沿って上側に持 ち上げて保持し、ストーブトップをゆっくりと持 ち上げ、手前に引いて取り外します。取り外した ストーブトップは毛布等で養生した床に置いてく ださい。次にベンチレーショントップを煙突に 沿ってゆくっりとおろしてください。 45 ページ『煙突の点検と掃除』の図を参考に、 煙突を外してください。 煙突を外せない場合は、  の手順に進んでくだ さい。 ベンチレーショントップ ストーブトップ ログストア 煙突に沿って持ち上げる ゆっくりと持ち上げ 手前に引いて取り出す 専用 スターター タッピング ビス 給気口 ロングキャットテイルブラシ 41 エクリプス シリーズ 取扱説明書 ストーブの対流層にブラシを入れて、ほこりを除去 してください。 背面、側面の掃除をした後に落ちたほこりを掃除機、 またはブラシできれいにします。 掃除が終わったら、取り外しと逆の手順で、ストー ブトップ、ベンチレーショントップを本体に戻してく ださい。 対流層の掃除を行う際は、細く柄の長いブラシを別 途ご用意ください。 弊社取扱品『ロングキャットテイルブラシ』をお使 いいただくと容易にほこりを除去できます。 図で示す、ストーブの対流層を清掃してください。 ※いずれもストーブトップを外した図 ●掃除方法 ●掃除ツール(別売り) ●対流層について 10 本体側面、背面内部対流層のほこりの掃除などに 役立ちます。 ロングキャットテイルブラシ 【品番:51026】 スチールモデル ソープストーン モデル メンテナンス 掃除機 ※背面のほこりはログストアに落ち、 側面のほこりは両サイドに落ちます。 部分:対流層 部分:対流層 42 エクリプス シリーズ 取扱説明書 メンテナンス 10 メンテナンス 排気経路の掃除(オーブンシリーズ) オーブンドアを開け、オーブングリル、ベーキング トレイ(オプション)を炉内から取り出します。 オーブンを取り外したあと、掃除機やホウキなど を用いて、ストーブ奥の排気経路も掃除します。 掃除が終わったら、取り外しと逆の手順でオーブ ンを本体に戻します。 戻す際には、新しいファイバーロープをご使用く ださい。 37 ページ「ファイバーロープの種類と必要 長さ」 40 ページ 「ストーブトップの取り外し方」に従 い、ストーブトップをゆっくり外します。 M6 ボルト(6 箇所)を付属の M6 T型レンチで 外し、オーブンを手前に引いて取り出します。 バッフルパネルに積もったススはP39「パネル の掃除・交換」に従い、パネルを取り外して清掃 してください。 注意 ・ストーブトップ、およびオーブンは重量があります ので、取り外しの際は落下しないようご注意ください。 ・ススが落ちる場合がありますので、床面が汚れない よう養生してから行ってください。 取り出す オーブン M6 ボルト (6 箇所) ベンチレーショントップ ストーブトップ ファイバーロープ 43 エクリプス シリーズ 取扱説明書 排気経路の掃除(ベーシックシリーズ) 44 〜45 ページ 「煙突の点検と掃除」に従い、 煙突を外します。 39 ページ「パネルの掃除・交換」を参照し、各 パネルを外しておきます。 排気経路に溜まったススは、専用スターターから ブラシなどを使い掃除します。 その際、スチールバッフル下側の両脇口 (点線部 分)にススを寄せ、炉内から掃除機で吸い取ります。 10 メンテナンス スチールバッフル ロングキャットテイル ブラシ(41 ページ) スチールバッフル 排気口 専用スターター 掃除機 排気口 (左右2箇所) 排気口が加工されている場合には、排気口からも ススを吸い取ります。 44 エクリプス シリーズ 取扱説明書 煙突の点検と掃除 ●煙突点検の必要性 ストーブの燃焼により、煙に含まれるススやクレオ ソートなどの物質が煙突内部に蓄積すると、煙突が つまって室内に煙が漏れるおそれがあるほか、燃え やすいクレオソートにより、煙突火災が発生するお それがあります。煙突内部の堆積物量は使用頻度や 使用状況によって異なりますが、シーズンを終えて から、次のシーズンまでの間に必ず点検を行い、煙 突内部に3㎜以上のススの堆積が確認された場合 は、煙突内部の掃除を行ってください。 30 ページ「クレオソート」 ●点検の重点部位 ススやクレオソートは燃焼室から煙突頂部の排気経 路全てにおいて堆積する可能性があります。特に、 シングル煙突(一重室内煙突)の内部、または煙 突トップとその付近の煙突内部が冷却されやすい箇 所、横引き部分や煙突ダンパーを備えている場合は その部分など、排気の抵抗のある部分は注意して点 検してください。 ●安全の確保 煙突掃除は設置の状況により、はしごを利用して屋 根に登らなければならない場合もありますが、安全 具の着用など、身の安全に十分配慮して行ってくだ さい。また、煙突の点検を行う前は、お買い求めの 販売店のアドバイスを得ることが重要です。ご自身 で行えない場合は、必ずお買い求めの販売店へご相 談ください。 ●掃除道具 煙突内部の掃除には、設置されている煙突の直径と 長さに応じて、ブラシとロッドが必要です。お買い 求めの販売店へご確認いただき、煙突掃除道具をご 購入ください。 ●点検口 一般的には煙突頂部の雨仕舞部材を外して、上から 煙突内部を覗き込み点検・掃除を行う方法と、図の ように点検口を備えた煙突(90°T 型、点検口付 直筒またはエルボー)や接続部を外すことができる 煙突(自在煙突、スライドアジャスター)を利用し て煙突内部を点検・掃除する方法があります。お客 様により設置状況が異なりますのでお買い求めの販 売店へご確認ください。 ●掃除方法 点検口、もしくは煙突を外したところに、煙突掃除 用袋などのスス受を設けてブラシを煙突内部に挿入 していきます。エルボーの部分はブラシが挿入しに くい場合がありますが、専用のスプリングを使用す ると楽に挿入できます。決して勢いを付けるなど無 理に挿入しないようにしてください。振動で煙突が 外れてケガをするおそれがあります。煙突の全長と ロッドの長さを確認しながら、ブラシを最後まで挿 入してください。堆積物の質と量に応じて一往復も しくは2~3回繰り返してください。掃除後に煙突内 部を確認して、堆積物が除去されていれば終了です。 ●煙突点検・掃除に付随する点検内容 ・本体と煙突の接続部、および煙突どうしの接続 部に緩みやガタつきがないか。 ・屋外給気筒(口)開口部付近の整理整頓、およ びほこり除去。 ・カーテン、家具など可燃物の近接確認。 ・除去された堆積物にクレオソートが含まれる場 合、薪の含水率を確認。 ●次の場合は一時ご使用をおやめになり お買い求めの販売店へご相談ください ・除去された堆積物に、煙突が腐食したと思われ る金属片が確認された場合。 ・煙突内部に変形、もしくは劣化が認められた場 合。 ・ 地震、水害、落雷等の天災地変が起こった場合。 ・煙突の接続部、もしくは隠蔽部から煙が漏れる 場合。 点検・掃除のために外した点検口や煙突は、 作業終了後もとに戻し、フタや煙突が確実に固定されて いるか必ず確認してください。 注意 メンテナンス メンテナンス 10 45 エクリプス シリーズ 取扱説明書 スライド アジャスター 90°エルボー NOVA90°T ロッキングプラグ 自在煙突 点検口 10 メンテナンス 46 エクリプス シリーズ 取扱説明書 トラブルシュート(問題解決のヒント) 11 トラブルシュート 11 薪ストーブのトラブルには一つの現象において複合的に要因が存在する場合があります。要因のひとつひとつ を追及し対処することが問題解決のカギとなります。 この章をお読みになり、表にない場合、あるいはご自身で問題が解決されない場合や故障と思われるときは、 お買い求めの販売店へご相談ください。 処置 薪が湿っている ●●●●●●●● 含水率が20%以下まで乾燥した薪を使用してください。市 販の含水率計を使うことで簡単に薪の乾燥状態を知ること ができます。乾燥期間を1 年以上かけても乾燥しない場合 は、保管方法や保管場所を確認し改善してください。水分含 有量が多すぎると、熱はその水分を蒸発させるために奪われ、 連鎖的な燃焼にブレーキをかけます。 18 ページ「薪について」 薪が 乾燥しすぎている ● 乾燥に適した場所で長期間保管した薪は含水率が15% 以 下まで乾燥してしまう場合があります。含水率が20%前後 の薪と併用するか、薪と薪の間の隙間を少なくして燃やして ください。 杉、ヒノキ、松 などの軟木を 使用している ●●● 針葉樹の多くは広葉樹と比較すると密度が低く軽いため、短 時間当たりの熱量は大きくなります。針葉樹を使用する場合 は急激な温度上昇を回避するためにできるだけ太い薪を使 用してください。また、針葉樹の多くはヤニ成分を含んでお り、十分に乾燥がされていないと、タールやクレオソートを 発生させる原因となります。 薪の投入量が多い ●●●● 薪を燃焼室上部のバッフルパネルに当たるまで投入しない でください。 23、24 ページ「薪の追加」 薪が細かすぎる ● 長時間の燃焼に必要な太さ10cm 程度の薪をご用意くだ さい。 塩や化学物質が 含まれた材木を 使用している ●●● 合板、塗装または防腐処理がされた木材、海水に浸された薪 は有害物質を発生させ、ストーブや煙突を破損させますので ご使用をおやめください。 焚きつけが少ない ●●●● スタートや薪の追加時には、太い薪に火が移るために必要と なる十分な量の焚きつけを使用してください。 おき火が足りない ●●●●● 燃焼が連鎖できる十分なおき床の量が必要です。追加された 薪はこのおき火からの熱を受け、燃焼が連鎖していきます。 薪と薪の間に 通気がない ●●●● 薪と薪の間には空気が通うように隙間を設けて積み上げて ください。特におき火のないスタート時は、焚き付けと薪の 間に十分な空間を設けてください。 燃料 現象 原因 燃えない(スタート時)燃えない(火力が強くならない)燃えすぎる(火力が強くなりすぎる)煙が室内に漏れ出すバックパフィング(空気不足・くすぶり)ガラスがくもる燃焼室に錆が出る灰色や茶色の煙が出る(多い)タールが発生する燃焼室ドアが閉まらない火力調節ができない 47 エクリプス シリーズ 取扱説明書 11 トラブルシュート 処置 火力調節ダイヤルを 全開にしている ● 薪の表面に炎が完全に行きわたる、または各パネルの表面 の黒いススが取れたら、炎の状態を確認しながら火力調節 します。 22 〜24 ページ 火力調節ダイヤルを 全閉にしている ●●●●●●● スタート時は燃焼が安定するまで火力調節ダイヤルを全開 にしてください。燃焼室の中がくすぶっている場合は、火 力調節ダイヤルを開けてください。燃焼室の炎は、常に揺 らいでいる状態で運転してください。 ファイバーロ一プが 消耗している ●●●●● 弾力性を失ったものやほつれたものは新しいファイバー ロープに交換してください。 37 〜38 ページ「ファイバーロープの交換」 灰をためすぎている ●● ●● 燃焼室に灰をためすぎないでください。バックパネルの空気 吹き出し口が塞がらないよう燃焼室から取り除いてくださ い。また、着火の際には、炉内の着火時補助空気吹き出し口 を塞がないようにしてください。 34 ページ「灰の掃除」、22 ページ「着火」 火力調節機能の破損 ●●●●● 火力調節ダイヤルと給気口が連動しない場合は内部で破損 している可能性があります。お買い求めの販売店へご連絡く ださい。 排気経路が 閉塞している ●●●●●●●● バッフルパネル裏側の排気経路が閉塞している可能性があ ります。ススを取り除いてください。 39 ページ「パネルの掃除・交換」 42 〜43 ページ「排気経路の掃除」 給気の不足、ほこり が詰まっている ●●●●●●● ログストア上部の給気口を掃除してください。 40 ページ「給気口の掃除」 燃焼中に燃焼室ドア が開いている ●●● 着火、薪の追加のとき以外はドアを開けて使用しないでくだ さい。 燃焼室のバックパネ ルの空気吹き出し口 が閉塞している ●●●●● バックパネルに開いている二次燃焼空気吹き出し口(上 下2列)を掃除してください。 39 ページ「パネルの掃除・交換」 ストーブ 現象 原因 燃えない(スタート時)燃えない(火力が強くならない)燃えすぎる(火力が強くなりすぎる)煙が室内に漏れ出すバックパフィング(空気不足・くすぶり)ガラスがくもる燃焼室に錆が出る灰色や茶色の煙が出る(多い)タールが発生する燃焼室ドアが閉まらない火力調節ができない 48 エクリプス シリーズ 取扱説明書 11 トラブルシュート トラブルシュート(問題解決のヒント) 処置 煙突がススなどで 閉塞している ●●●●●● 排気の妨げにならないよう煙突内部のススが3㎜ 以上堆積 している場合は煙突掃除で除去してください。突然燃焼異常 が生じた場合は、煙突頂部に鳥の巣や飛来したゴミにより閉 塞した可能性があります。 44 〜45 ページ「煙突の点検と掃除」 また、煙突から落ちてきたススが、本体の内部に堆積し、排 気経路を閉塞している場合があります。ストーブと煙突の接 続部を取り外し、接続口から堆積物を取り除いてください。 給気筒、もしくは 給気口がゴミなどで 閉塞している ●●●●●● 屋外の給気フードトップに飛来したゴミにより閉塞してい る、もしくは室内のほこりが給気口に溜まっている場合は除 去してください。 ドラフトが強い ●● 常にドラフトが強い場合は煙突ダンパーの装着により解決さ れる場合があります。お買い求めの販売店へご連絡ください。 曲がりが多い、 あるいは横引きが 長い ●●●●●●● 曲がりや横引きにより排気抵抗が大きい可能性があります。 お買い求めの販売店へご連絡ください。 煙突が短い (4m未満) ●●●●● 煙突は最低4m(海抜ゼロ地点)必要です。お買い求めの販 売店へご連絡ください。 煙突ダンパーが 閉じている ●●●●●● 煙突ダンパーを開けてください。 (煙突ダンパー付きのみ) 部屋の気密が高い ●●●●●●●● エネルギー効率を配慮した高気密住宅では、屋内空気の循 環が制限されているので、室内から十分な燃焼空気を得に くい場合があります。燃焼中にストーブに近い窓を少し開 けておくか、外気の導入により屋外から直接燃焼空気を取 り込むための経路が必要となります。お買い求めの販売店 へご連絡ください。 換気扇を 使用している ●●●●●● ストーブを据え付けている部屋(空間)の換気扇を止めて ください。 屋外障害物による 風圧帯 ※ある方向から吹 く風だけ逆流する 場合 ●●●●● 煙突頂部が障害物の風下に位置している場合、乱気流によ る風圧帯によって一時的に煙が逆流する場合があります。 この場合、どの方向からの風によるものかを判断すること は、障害物の原因特定、および問題解決の手がかりとなり ます。お買い求めの販売店へご連絡ください。 小春日和など 穏やかな天候時 ●●● 室内と屋外の温度差が小さい場合、適切なドラフトが生じ るまで時間がかかる場合があります。 強風時 ●●●● 煙突の頂部が横風にさらされると、頂部の風下側で負圧が 発生し、煙突内の負圧を補助する働きが生まれ、一時的に ドラフトが加速される場合があります。一方、強風の都度、 室内に煙が漏れる場合は、お買い求めの販売店へご連絡く ださい。 現象 原因 建物煙突天候燃えない(スタート時)燃えない(火力が強くならない)燃えすぎる(火力が強くなりすぎる)煙が室内に漏れ出すバックパフィング(空気不足・くすぶり)ガラスがくもる燃焼室に錆が出る灰色や茶色の煙が出る(多い)タールが発生する燃焼室ドアが閉まらない火力調節ができない 49 エクリプス シリーズ 取扱説明書 仕様 仕様一覧 12 仕様 * はEN(欧州統一規格)13240、** はノルウェー規格による試験値です。 *** の「エネルギー効率クラス」について 2015 年以降、欧州連合は木質バイオマスを燃料とする暖房器具等の性能をA++ からG まで格付けし、これらを取得した器具のみ販売 を可能とする規制を設けています。この規制は燃料消費量を減らし、大気汚染物質の排出を制限することを目的とし、欧州連合に属する 28 か国すべてとEEA(欧州経済領域)に義務化されています。HETA 社はすべての製品においてA 以上の格付けを取得しています。 ・上記スペックは、住宅構造、設置方法、薪質、お客様の使用状況により、必ずしも一致するものではありません。 ・付属品一覧、オプション    9 ページ 機種名 ベーシックシリーズ オーブンシリーズ エクリプス ソープストーン エクリプス エクリプス ソープストーン +オーブン エクリプス オーブン ストーブ重量 181 kg 138 kg 249 kg 185 kg 材質 本体:スチール、 ソープストーン 燃焼室ドア:鋳鉄 本体:スチール 燃焼室ドア:鋳鉄 本体:スチール、 ソープストーン 燃焼室ドア:鋳鉄 本体:スチール 燃焼室ドア:鋳鉄 本体仕上げ 耐熱黒塗装仕上げ ドア仕上げ 耐熱黒塗装仕上げ 公称出力(kcal/h、kW)* 6,100kcal/h 、7.1 kW 暖房出力kcal(kW)* 2,580 〜9,460kcal(3 ~11kW) 暖房面積* 約9 〜40 坪(30 ~133 ㎡) 最小ドラフト* 0.11 mber Co(%)/mg/N㎥ 13% O2* 0.06 % / 697 mg/N㎥ 燃焼効率* 81% エネルギー効率クラス *** A+ 燃焼システム クリーンバーン 煤塵濃度測定値(EN13240)* 25 mg/N㎥ 煤塵濃度測定値(NS3058)** 1.32 g/kg 排気ガス量* 5.4 g/sec 排気ガス温度* 283℃ No x mg / N㎥ 13%O2* 94 燃料の種類 薪 薪投入量 1.75 kg 燃焼室幅 472mm 最大薪長さ 45 cm レッグレベラー 標準装備 地震対策 標準装備 煙突接続方向 垂直、水平 煙突径 φ 150 mm 給気口径 φ 100 mm 製造国 デンマーク 上方煙突接続位置 後方煙突接続位置 給気ダクト背面貫通芯 給気ダクト背面貫通芯 給気ダクト床貫通芯 182 447 665 1070 848 665 219 645 1000 219 70 40 447 182 265 77 447 645 101 429 平面図 正面図 底面図 側面図 背面図 50 エクリプス シリーズ 取扱説明書 ストーブ寸法図 12 仕様 仕様 (単位:mm) エクリプス ソープストーン 上方煙突接続位置 後方煙突接続位置 給気ダクト背面貫通芯 給気ダクト背面貫通芯 給気ダクト床貫通芯 182 447 665 1070 848 665 219 645 1000 219 70 40 447 182 265 77 447 645 101 429 平面図 正面図 底面図 側面図 背面図 (単位:mm) 51 エクリプス シリーズ 取扱説明書 12 仕様 エクリプス (単位:mm) 給気ダクト床貫通芯 給気ダクト背面貫通芯 給気ダクト背面貫通芯 後方煙突接続位置 上方煙突接続位置 101 182 447 665 645 219 1350 447 265 182 40 62 64 429 219 1412 1170 645 665 447 平面図 正面図 底面図 側面図 背面図 52 エクリプス シリーズ 取扱説明書 ストーブ寸法図 12 仕様 仕様 エクリプス ソープストーン + オーブン (単位:mm) 給気ダクト床貫通芯 給気ダクト背面貫通芯 給気ダクト背面貫通芯 後方煙突接続位置 上方煙突接続位置 101 182 447 665 645 219 1350 447 265 182 40 62 64 429 219 1412 1170 645 665 447 平面図 正面図 底面図 側面図 背面図 53 エクリプス シリーズ 取扱説明書 12 仕様 エクリプス オーブン 54 エクリプス シリーズ 取扱説明書 まずはトラブルシュート(46 〜48 ページ)をご 確認ください。解決しない場合やトラブルシュート にない異常、破損がある時は使用を中止し、お買 い上げの販売店にご相談ください。 保証について 保証書は、本体に同梱してあります。 「お引き渡し日・販売店名」等に記入漏れがないか ご確認ください。記入漏れがある場合は、保証い たしかねますのでご注意ください(記入もれのある 場合は、お買い上げの販売店にお申し出ください)。 また、注意事項を守らずに発生した破損等について は、保証対象外となります。 保証書は内容をよくお読みになった後、大切に保管 してください。 保証期間中の修理に際しては必ず保証書をご提示 ください。 保証期間 保証期間はお買い上げいただいた日から5年間で す。この期間中に本書に従った正常な使用状況のも とで故障が発生した場合、消耗部品(33 ページ) を除き保証書の規定に従って無料修理させていた だきます。 保証期間が過ぎていても修理すれば使用できる場 合に限り、ご希望により有料にて修理いたします。 お買い求めの販売店までお問い合わせください。 修理料金は部品代などで構成されています。 ・ 技術料/診断、故障箇所の修理、部品交換、調整、 完了点検などの作業にかかる費用です。 ・ 部品代/修理に使用した部品、および補助材料費 用です。 ・ 出張料/製品のある場所へ技術者を派遣する場 合の費用です。 補修用性能部品の保有期限 補修用性能部品 (性能を維持するために必要な部 品)の保有期限は製造打ち切り後10 年です。 あんしん点検のご案内 所有者登録にご記入いただき、あんしん点検のご登 録をしていただいたお客様には、お引き渡しから5 年後にあんしん点検(点検は有料)のご案内通知を お送りさせていただきます。 ご不明な点や修理に関するご相談は・・・ ご不明な点ならびに故障・修理、あるいは部品のお 取り替えに関するご相談は、お買い求めの販売店に お問い合せください。 保証とアフターサービス 修理を依頼される前に …… 修理料金の内容 13 保証とアフターサービス より一層のご理解をいただくために、本書とあわせて公式サイトもご利用ください。 ファイヤーサイド 公式サイト https://www.firesidestove.com 55 FS- ⑤ 〒399-4117 長野県駒ヶ根市赤穂497-871 ファイヤーサイド株式会社 https://www.firesidestove.com 70120-46-7877 Ⓒ Fireside Co.,Ltd. 掲載されているすべての情報、および写真、イラスト等の無断転載、複写、複製を禁じます。

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