テキスト内容
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取扱説明書/保証書
C33
C43
MQ33 D33 RH43
TQ33 TQH33
IQ33 IQ43
ご使用前には必ず取扱説明書を読み
大切に保管してください
2
3
基
礎
編
この度は、ネスターマーティン薪ストーブをご購入いただき、
誠に有難うございます。
このストーブは、ベルギー・ネスターマーティン社独自の
WOODBOX®特許技術をもち、高性能でありながら操作が簡単なストーブです。
又、針葉樹も安心して燃焼可能なシステムを備え、メンテナンスも容易です。
特殊ガラスクリーン方式によりガラス窓も常にクリーンな状態を保ち、
燃焼室いっぱいに広がる夕日にかざしたシルクのような美しい炎が特長です。
安全かつ快適なネスターマーティンストーブを末永くご愛用いただくために、
ご使用される前には必ずこの取扱説明書をお読みください。
はじめに
設置・ご使用の際のご注意
お使いになる人や他の人への危害、財産の損害を未然に防ぐために、必ずお守りいただくことを、
次のようにご説明しております。
注意
この表示の欄は、「傷害を負う可能性または物的損害のみが
発生する可能性が想定される」内容です。
注意
この表示の欄は、「死亡または重傷を負う可能性
が想定される」内容です。
警告
警告
安全上のご注意
■ 表示内容を無視して誤った使い方をされた場合に生じる危害や損害の程度を、次のような表示で区分し
説明しております。
※必ずお読みください。
1.薪ストーブ運転中は機器が高温になります。家具や
カーテン等から十分に距離を取って設置してください。
2.薪ストーブ運転中は本体が高温になります。火傷を
されないよう決して素手で触れないでください。操
作の際は必ず革グローブ等を着用してください。
3.薪ストーブ運転中のお部屋にお子様がいらっしゃる
場合は、子ども用フェンスを使用するか保護者の方
が常にお子様の安全を確保してください。
4.部屋は密閉せずに、空気が循環できるようにしてく
ださい。(直接給気工事を行っている場合は、この
限りではありません。)
1.最低でも年に一度は煙突掃除と点検を行い、必要
な場合はメンテナンスを行ってください。(使い方・
施工方法・焚いている薪の質等によっては、より頻
繁なメンテナンスをお薦めします。)
2.畳やじゅうたん、木床など可燃物の上に薪ストーブ
を直接置かないでください。また低温炭化を防ぐ
ため周囲の可燃物が60℃にならないように配慮し
てください。
3.薪ストーブの近くに薪を置いたり、薪をストーブの
側に置き乾燥させたりしないでください。
4.薪以外の燃料(プラスチック、ビニール、発泡スチ
ロールなど)は絶対に燃やさないでください。
5.高温で薪ストーブを焚くと、本体を痛めることにな
ります。必ず薪ストーブ用の温度計を所定の場所
に設置し、適温を守って運転してください。
6.薪ストーブの近くで、洗濯物や衣類など燃えやすい
ものを乾燥させないでください。
7.燃焼中はストーブの扉を開けたままそばを離れない
でください。
8.スプレー缶や使い捨てライターなど爆発したり着火
したりするおそれのあるものは薪ストーブの近くに
置かないでください。
9.燃焼中は絶対に灰取口の扉を開けて使用しないで
ください。異常燃焼の原因となり、本体を痛めるこ
とになります。
目 次
■準備編
薪の燃焼について ………………………5 ~6
薪の準備 ……………………………………… 7
針葉樹を安心して燃焼できる薪ストーブ ……… 8
薪ストーブの暖かさの秘密 …………………… 9
■操作編
各部の名称と機能
C・RH モデルの場合 …………………… 10
MQ・TQ・TQH・IQ モデルの場合 ……
11
使用方法 ……………………………
12 ~14
注意事項 …………………………………… 15
■メンテナンス編
本体・煙突のメンテナンス ………………… 16
Q&A 困ったときは ………………
16 ~17
■基礎編
はじめに ………………………………………… 2
安全上のご注意 ………………………… 2 ~3
付属品 ………………………………………… 4
4
5
基
礎
編準
備
編付属品本体の同梱付属品(商品お受け取り後にすべてが揃っているかを必ずご確認ください。足りないものがございましたら、販売店までお申しつけください。)薪の燃焼について
薪の燃焼の仕組みについて
燃焼のための三つの要素を知っていますか?
それは、①燃料 ②酸素 ③熱 です。
これを薪ストーブの燃焼に置き換えますと、次のようになります。
① 燃料 = 18 ヶ月以上乾燥させた薪
② 酸素 = 薪ストーブに入る空気
③ 熱 = 炎から出る熱
薪ストーブで薪を燃焼させるうえで、上記の3つのバランスを守ることが大変重要で
す。燃料をたくさん入れたり、空気を大量に入れると、あっと言う間にストーブ本体
の温度が上がります。しかし、あまりにも急激に温度を上げてしまうと、鋳物がその
温度変化に耐えられず、最悪の場合ひずみが起こる可能性があります。WOODBOX®
多次燃焼方式の薪ストーブにとって最適な温度は天板の温度で180℃~230℃です。
一時間ほどかけてゆっくりと180℃前後まで温度を上げます。その後は太めの薪を数本
入れ、本燃焼させます。燃焼を抑えたい時には空気量を絞って焚きます。時々、温度
計をチェックして温度が上がり過ぎたり下がり過ぎたりしていないかを確認してくだ
さい。温度が下がる原因は燃料『薪』が少ないか、『薪』が乾燥していない時か、酸素『空
気』が少ないかのいずれかです。逆に温度が上がりすぎる原因は燃料『薪』が多すぎるか、
酸素『空気』の量が多すぎることなどが考えられます。お部屋の状態に合わせ『薪』と『空
気』の量を上手く調節してください。
燃料
酸素
熱
燃焼の三要素
標準装備部品
オプション部品
●リアヒートシールド(C33、C43、RH43)
背面への放熱を抑えます。
●灰かき棒
薪を動かしたり、灰を整理するときに
使用してください。
●ハンドルノブ
空気調整、灰取扉の開閉に
ご使用ください。
●直接給気アダプター
(C33、C43、RH43)
外気導入時、本体と通気管を直接接続するときに
使用します。(本体側に取付)
●革グローブ 1 双
薪ストーブ運転中に本体の操作を
する場合は必ず革グローブを着用し
てください。
●取扱説明書& 保証書
本書です。初めてご使用になられる前、シーズン前
などにお読みください。巻末に薪ストーブ本体の保
証書が添付されております。大切に保管ください。
●ピザセット
ストーブの中でピザ等を焼くことが出来ます。他のお料理
にも使うことが出来ます。ピザ焼き専用のゴトクは通常燃
焼時でも入れたまま薪の倒れ止めとしてお使いください。
●温度計
薪ストーブの天板、煙突の口元の
手前に置いてください。
(P14参照)
●天板用煙突プレート
(C33、C43、RH43)
煙突背面工事をした場合に
上部煙突排気口に装着します。
●天板用煙突プレートサポート
(C33、C43、RH43)
天板用煙突プレートを装着する際に
事前にストーブ本体に取り付けて
プレート受けにします。
その他
●薪倒れ止め
薪が手前に転がらない様に燃焼
空気整流板に掛けて使用します。
6
7
準
備
編準
備
編薪の燃焼について薪の準備
薪が燃焼して炎になり遠赤外線を放つまでのプロセス
炎を出して燃焼している薪を見る時、薪から出ているガス(木炭ガス)が燃焼している
ことに注目してください。木は約240℃まで温度を上げると表面が黒く変色し煙が出てき
ます。この煙が木炭ガスです。この木炭ガスの温度を約690℃まで上げると発火します。
この木炭ガスが発火する温度を木の発火点といいます。またこの木炭ガスがある温度に達
した時火種を近づけると着火します。このときの温度を引火点といいます。薪ストーブ内
で引火点に達しない木炭ガスは、炎になることなく無駄に煙突から煙として出て行きます。
ネスターマーティンのWOODBOX®多次燃焼方式は引火点に達していない木炭ガスを
予熱された燃焼用空気により低い温度で引火させることが出来ます。このことにより
高い燃焼効率の、よりクリーンな燃焼が可能となり、煙突からの煙を少なくすること
が出来ます。
●煙突の中の煤
すす
とタール(クレオソート)●
煙は冷えた煙突を抜ける時、煙突内面で結露しタールとして付着し蓄積して
いきます。このタールがクレオソートです。煙突内にクレオソートが蓄積し、それ
が高温で熱せられると、ある一定の条件が整った時、引火し煙突内で火災を起
こします。これが煙道火災です。このような状態を引き起こさないためにも、必
ず煙突掃除を行いましょう。
煤やタール(クレオソート)が溜まるのを防ぐのに不可欠な4 点のポイントが
あります。
① よく乾燥した薪を燃やすこと
② 煙を冷やさないように壁貫通部から外部は二重断熱煙突を使用すること
③ 適切なドラフト(上昇気流)のとれた煙突であること
④ 薪の入れ過ぎ、燃焼用空気の絞り過ぎに注意し、不完全燃焼を起こさな
いようにする。
煙突の中にタール(クレオソート)が大量に詰まっていたり、
煙突から木酸液がポタポタと落ちることがあれば、直ちに使
用を停止してメンテナンスを行ってください。そのままの状
態で使用を続けると煙突の中で煙道火災が起きる可能性が
あります。
注意
薪はよく乾燥したものを使用してください。33 シリーズでは最大40cm、43 シリーズ
では最大50cm の長さの薪を使用することが出来ます。乾燥した薪とは、18 ヶ月以上か
けて乾燥させた含水量15% 以下のものを言います。焚きつけ用の細いものから、少し太
い薪、本燃焼用の太い薪まで、いくつかの種類と太さの薪を使い分けると便利です。ま
た薪置き場は日当たりと風通しがよく雨にかからない所が適しています。
どの様な木が薪に適しているか?
●用途によって木を選びましょう。
●薪ストーブに
最適な薪
ナラ・クヌギ・ブナなど( 落葉広葉樹)
適している
リンゴ・カシ・サクラ・ニセアカシアなど(落葉広葉樹)
火つけに適している
スギ・ヒノキなど(針葉樹)
(いずれにしてもよく乾燥した薪であることが大前提です。)
湿った薪を燃やすとどうなるか?
薪が湿っていると、表面は乾いているように見えても燃やしてみると薪の端から水分が泡の
ように出てきたり『シュー』と音がすることがあります。また薪の火力が出ず、薪ストーブの出力
が落ちます。点火が難しく、燃えも悪く、燻った状態になります。さらに、煙突の中やドアガラス
に煤やタール(クレオソート)が付着します。湿った薪を燃やすことは、煙道火災の原因となりま
すので非常に危険です。注意しましょう。
針葉樹は本格的な薪燃料としては適していないとされています。
しかしネスターマーティンWOODBOX®多次燃焼方式ストーブの場合は針葉樹のみ
の使用でも問題はありません。針葉樹の間伐材やいわゆる端材等も立派な『薪』として
利用出来ます。
木
一般的に杉や檜などの針葉樹。乾燥して
いれば簡単に火がつきます。しかし、早く燃
え尽きるので火持ちが短く、油分を多く含ん
でいるので燃やし方を誤ると高い温度で燃焼
します。そのため本体を傷める原因となるこ
ともありますので、ご注意ください。
火つきが良いもの
一般的にナラやクヌギなどの落葉広葉樹。
木が堅く油分が少ないので火はつきにくい
ですが、針葉樹に比べ低い温度でゆっくり
と長時間燃えるので、薪ストーブの燃料とし
て最適です。
火持ちが良いもの
どの様な木が薪に適しているか?
薪が燃焼して炎になり遠赤外線を放つまでのプロセス
3
2
1
4
熱交換プレート
バックプロテクター
8
9
準
備
編準
備
編薪ストーブの暖かさの秘密針葉樹を安心して燃焼できる薪ストーブ
ネスターマーティン社のWOODBOX® 多次燃焼方式は二
次燃焼方式の中でも、今までにない燃焼工学の応用により、
シンプルで高い燃焼効率を実現した画期的なシステムです。
まず燃焼用空気取入口1より入った空気は燃焼室のバッ
クプロテクターの後ろ2を通る事によって高温になり、また
上部熱交換プレートを通り、更に高熱となってドア上部の噴出
し口より下に向かって吹き出されます。
吹き出された空気はガラスに沿って下に向かい、下部前面
にある整流板により薪の前面より一次燃焼用空気として作
用します。またもう一方の高熱の空気3は、未燃の状態で煙
突へ出て行こうとする未燃ガス(煙)を燃焼させるために使
われ、クリーンな排気となります。
このシステムで、低燃焼時から高燃焼時において、バラン
スの良く安定した高い燃焼効率を実現しています。
針葉樹と広葉樹
薪ストーブの燃料には、ナラ、クヌギ、ブナなどの落葉広葉樹が良いとされています。
これは、木の性質上油分が少なく、樹木自体の組織が密で堅く燃焼温度が800℃程度にし
かならないためストーブ本体を傷めることなく、またゆっくりとした燃焼が可能なためです。一
方針葉樹は生息する環境上母体を凍結から守るため樹木組織内に大量の油分を含んでいます。
落葉広葉樹のように毎年体から水分を抜き落葉する必要がなく、葉をつけたまま冬を越します。
そのため樹木自体の組織も軟らかく、大変燃えやすく燃焼温度も1000℃を超えることもありま
す。この温度で燃焼させるとストーブ内部が熱酸化を起こし、ボロボロと内部が錆び落ちてき
ます。こういった理由で基本的には、針葉樹は薪ストーブの燃料には適していないといえます。
ネスターマーティンWOODBOX®多次燃焼方式
では、どうすれば針葉樹を問題なく燃焼させることができるのでしょうか。
一般的な薪ストーブでは、燃焼を抑えるため予熱されていない燃焼用空気を絞り過ぎると
燻ぶります。
ネスターマーティンのWOODBOX®多次燃焼方式の薪ストーブは、給気された酸素をあらか
じめ予熱し高熱化した燃焼用空気を使用します。つまり、本体・背面・天板で排気熱を利用し
高熱化しコントロールすることによって、未燃ガスを確実に燃焼させることができます。そのた
めに1000℃近くで燃焼する針葉樹も空気量を調整することで内部壁面温度が500℃位で燻
ぶることなく燃焼します。こうして高温燃焼する針葉樹を、貴重な燃料として立派に使用する
ことができます。
鋳物製薪ストーブの熱
鋳物製薪ストーブに共通する暖かさは、鋳物が暖められて発生する遠赤外線によるもので
す。遠赤外線によって体内まで温もりが届き、体の芯からポカポカと暖まります。また、鋳物に
は熱しにくく冷めにくいという特徴があります。一度暖かくなれば、たとえ炉の中の薪が燃え尽
きても本体はなかなか冷めることなく熱を発しています。
薪ストーブは薪が燃えていることによる熱だけではなく、薪を燃やし鋳物が温められたこと
により発生する遠赤外線によって暖を取るとお考えください。
ときには炉の中で芋やピザを焼いたり、天板でシチューを温めたりといろいろ楽しむことも
出来ます。ガスや電気では味わえないやわらかい温もりをお楽しみください。
そして何よりも薪ストーブには炎を眺めることによる視覚的な暖かさがあります。家事の合間
や家族の団欒時、そして静かな夜にお酒を飲みながら……。
心も体も温かくお過ごしいただけます。
まるで夕日にかざしたシルクのような
炎の演出を楽しんでいただけます。
1 燃焼用空気取り入れ口
2 多次燃焼空気の加熱
3 多次燃焼用空気
4 一次燃焼用空気・ガラスクリーンエアー
ネスターマーティンWOODBOX®多次燃焼方式
針葉樹と広葉樹
鋳物製薪ストーブの熱
④
10
11
操
作
編操
作
編各部の名称と機能各部の名称と機能
C・RH モデルの場合
①
⑯
②
⑦
⑧⑥
④
⑬⑲
④
①口 元 ……………………………… 6インチ(150㎜)の煙突を接続します。※RH43、C43は7インチ(180㎜)
②天 板 ……………………………… 鍋やケトルを置くことが出来ます。温度計は天板部分の口元手前に取り付け
てください。(P14 参照)
③ド ア ……………………………… 燃焼室ドアです。使用中は必ず閉じてください。
④ドアハンドル …………………………… ドアの開閉を行います。
燃焼中は熱くなりますので、必ず革グローブをはめて操作してください。
⑤アンダードア …………………………… 空気調節や灰取り作業以外は、閉めてください。
⑥ドアパッキン
⑦ドアガラスパッキン ………………… 余分な空気がストーブに入ってこないようにするパッキンです。消耗品です
ので、劣化すれば交換が必要です。
⑧ドアガラス ……………………………… 大きな耐熱ガラスから炎を楽しむことが出来ます。
⑨灰 取 口 …………………………… 灰をこの中のトレイに落として取り除いてください。燃焼中は必ず閉めてく
ださい。また、扉側にはパッキンがあります。劣化すれば交換が必要です。
⑩灰取口開閉ドアロック ……………… 付属のドアハンドルで右に回すと開きます。中のトレイを取り出し、灰を取
り出すことが出来ます。燃焼中は絶対に開けないでください。
⑪燃焼空気出口 ………………………… 給気口から入った空気は予熱され、ここからストーブ内に入ります。また、
ガラス面に沿って上から下に温まった空気が流れるため、ガラスに煤やター
ルが付着するのを抑え、ガラスを曇りにくくします。
⑫燃焼空気整流板(アンダイアン)
……… ⑪から出た空気は一部この間を通って薪に吹き込みます。灰が溜まりすぎ
て前面部分を塞ぐようであれば、その灰を取り除いてください。
⑬薪倒れ止め …………………………… 薪の倒れ止めになります。燃焼空気整流板にひっかけて中央部分にセットし
てください。オプションのピザセットを使用する場合は専用のゴトクと入れ
替えてください。
⑭上向きエアーコントロールダイヤル …… 炉の下側からストーブ内に上向きに入る空気の量を調整します。
⑮下向きエアーコントロールダイヤル …… 炉の上側からストーブ内に下向きに入る空気の量を調整します。
⑯バッフル板 ……………………………… 炎がえしのための排気整流板です。非常にデリケートな素材のため、強い
衝撃を加えないでください。破損した際は交換が必要です。
⑰グレート(ラティスプレート) ………… すのこ状になっているので、灰かき棒で下のトレイに灰を落とすことが出来ます。
⑱バックプロテクター
⑲サイドプロテクター
⑳ドアロックピン
⑫
⑩⑭
⑮⑳⑪
①
⑰
⑨
⑱
③
⑤
▼炉内内部
MQ・TQ・TQH・IQ モデルの場合
⑲⑳
①
①
②
③
⑦
⑧
⑨
⑱⑪⑫
⑬⑭
⑮
⑤
⑩
⑥
⑰
②
⑯
▼炉内内部
①口元 …………………………………… 煙突を接続します。
②天板 …………………………………… 鍋やケトルを置くことが出来ます。温度計は天板部分の口元手前に取り付けてく
ださい。(P14 参照、IQはビルトインのため対象外です)
③ドア …………………………………… 燃焼室ドアです。使用中は必ず閉じてください。
④ドアハンドル …………………………… ドアの開閉を行います。
燃焼中は熱くなりますので、必ず革グローブをはめて操作してください。
⑤ドアラッチロッド ……………………… 付属品のドアハンドルを差し込み、ドアの開閉を行います。
⑥アンダードア …………………………… ドア開閉や空気調節作業以外は、閉めてください。
⑦ドアパッキン ……………… 余分な空気がストーブに入ってこないようにするためのパッキンです。消耗品で
すので、劣化すれば交換が必要です。
⑧ドアガラスパッキン
⑨ドアガラス ……………………………… 大きな耐熱ガラスから炎を楽しむことが出来ます。
⑩灰取口 ………………………………… ③のドアを開け、中のトレイを引き出し、灰を取り出すことが出来ます。
燃焼中は必ず閉めてください。
⑪燃焼空気出口 ………………………… 給気口から入った空気は予熱され、ここからストーブ内に入ります。また、ガラ
ス面に沿って上から下に予熱された(高温の)空気が流れるため、ガラスに煤や
タールが付着するのを抑え、ガラスを曇りにくくします。
⑫燃焼空気整流板(アンダイアン) …… ⑪から出た空気は一部この間を通って薪に吹き込みます。灰が溜まりすぎて前
面部分を塞ぐようであれば、その灰を取り除いてください。
⑬薪倒れ止め …………………………… 薪の倒れ止めになります。燃焼空気整流板にひっかけて中央部分にセットしてく
ださい。オプションのピザセットを使用する場合は専用のゴトクと入れ替えてく
ださい。
⑭上向きエアーコントロールダイヤル … 炉の下側からストーブ内に上向きに入る空気の量を調整します。
⑮下向きエアーコントロールダイヤル … 炉の上側からストーブ内に下向きに入る空気の量を調整します。
⑯バッフル板 ……………………………… 炎がえしのための排気整流板です。非常にデリケートな素材のため、強い衝撃
を加えないでください。破損した際は交換が必要です。
⑰グレート(ラティスプレート) ………… すのこ状になっているので、灰かき棒で下のトレイに灰を落とすことが出来ます。
⑱サイドプロテクター
⑲バックプロテクター ロー
IQ43はバックプロテクターのみとなります。
⑳バックプロテクター ハイ
12
13
操
作
編操
作
編使用方法使用方法
上向きエアーコントロール
ダイヤル
下向きエアーコントロール
ダイヤル
ドアの開閉
C・RHモデルの場合
MQ・TQ・TQH・IQモデルの場合
ドアの開閉は付属品のドアハンドルにて行います。ドアを開ける
際は、ハンドルを反時計回りに回しロックをはずします。ドアを
閉める際は、ハンドルを時計回りに回しドアロックピンを本体に
差し込みます。
付属品のドアハンドルをドアラッチロッドの穴に差し込み、ドア
の開閉を行います。ドアを開ける際は、ハンドルを時計回りに回
しロックをはずします。ドアを閉める際は、ハンドルを反時計回
りに回します。
ロック(CLOSE)
ロック解除(OPEN)
ストーブのコントロールパネルには、操作部分が2 ヶ所あります。
左側に「上向きエアーコントロールダイヤル」、右側に「下向きエアーコントロールダイヤル」が
あります。
これらのコントロールを使用することで空気量だけでなく、ストーブに入る空気の方向を調整することが
出来ます。
ストーブには、2ヶ所別々の空気の吸気口が装備されています。一方の吸気口はプリヒートされた高温の
下向きエアーが燃焼室上部から供給され、もう一方の吸気口は、下からの上向きエアーを送り出します。
下向きエアーコントロールダイヤル
下向き(↓)のエアーコントロールが開いている場合(+)は、プリヒートされた高温の
エアーが燃焼室上部から供給されます。この位置は通常・安定時、薪を燃焼させるた
めの適切な設定位置です。
上向きエアーコントロールダイヤル
上向き(↑)エアーコントロールが開いている場合(+)は、常温の空気が灰床の下か
ら入ります。この位置は石炭を燃やす時や着火時に適しています。
上向きエアーコントロールダイヤル(中間)
下向きエアーコントロールダイヤル(中間)
上部および下部の空気を混合して使用することが出来ます。
このような設定は、リロード(薪を再投入)後、着火を容易にするために、
あるいは一時的に火力を復活させるために有効です。
通常、薪を燃焼させるポジションではありませんので、
着火時以外は、上向きエアーコントロールダイヤルは最大(+)
にしないでください。
炉内部品を破損させる恐れがあります。
ドアロックが不十分な場合、ドアと本体の隙間から空気が入り、異常燃焼の原因となり
ます。ハンドルが止まる位置までしっかりと回し、ロックされたことを確認してください。
注意
上向き
エアーコントロール
ダイヤル(中間)
下向き
エアーコントロール
ダイヤル(中間)
ドアロックピン
ロック(CLOSE)
ロック解除(OPEN)
ハンドル差し込み位置
3
4
2
着火の方法
上向き(↑)エアーダイヤルを最大(+)の位置にします。
次に、下向き(↓)エアーダイヤルを最大(+)の位置
にします。この位置により、ストーブの燃焼用空気を
本体下部ラティスプレート付近と本体上部ガラス付近
の両方から取り入れられます。
ストーブのドアを開け、着火剤を用意し燃えやすい
焚きつけを格子状に置いてください。
着火剤に点火し、さらにその上に焚きつけ用の薪
を加えてください。この時、灰取口が閉まってい
ることを確認してください。
炎が安定してくれば、少し小さい薪を加えてください。
立ち上げ段階では、7㎝角以上の薪は使用しないことをお勧めします。
火床がしっかり出来るまで両方のダイヤルの位置をそのままにしておきます。
次に上向き(↑)エアーダイヤルを反時計方向いっぱいに回し(-)、
炉の下からの空気取り入れ口を閉鎖します。ただし閉鎖したことで
炎がおちることがあれば、上向き(↑)エアーダイヤルの位置を9 時
方向から12 時方向の間で調整し、火力を復活させて、炉内温度を
上げてください。炉内温度が上がれば、改めて、上向き(↑)エアー
ダイヤルを反時計方向にいっぱい回してください(-)。
1
お使いのストーブを正く作動させるには、以下のようにお使いください。
天板の温度が180 ~230℃となり本燃焼に達するまで約1時間かかります。
(IQモデルはビルトインタイプのため温度計を装着する部分はありません。)
なお、初めてストーブをお使いになられる際に、ストーブの足元から黒い液体が出ることがあります。
原因は煙突内の結露により発生したタール(クレオソート)や水分です。あらかじめ、炉台などが汚れ
ないようにご注意ください。
上向きエアー
(最大)
上向きエアー
(最小)
下向きエアー
(最大)
点火時設定位置
ただし長時間、下部からのエアー(上向きエアーダイヤル)を使用することは、
本体の故障に繋がりますので注意してください。
注意
注意
14
15
操
作
編操
作
編使用方法注意事項
7
薪が燃え尽きれば、自然に薪ストーブの内部は灰の状
態となり消火します。ただ薪が燃え尽きても、ストーブ
自体の温度は急に下がりませんのでご注意ください。
6
下向き(↓)エアーダイヤルを時計回りにいっぱいに(+)回している
状態は、予熱された高温の空気のみで燃焼しています。
この状態で天板の温度を180℃~230℃まで目指しましょう。新しく
薪を投入する時は、部屋に煙が流出
するのを避けるため、ゆっくりと扉を
開きましょう。薪の置き方は、薪と薪
の隙間に炎が流れるように置きます。
その際は少し太い薪を投入しても構
いません。
この様にしてストーブの温度が天板で、180℃~230℃程度になるま
で燃やします。この温度がその後の燃焼をコントロールするための最
適温度です。天板の温度が180℃~230℃に達していれば、下向き(↓)
エアーダイヤルを反時計方向に回して空気量を減らし、火力を減少さ
せることが出来ます。
お部屋をより暖めたいときや新しく薪を投入した時は、下向き(↓)エ
アーダイヤルの位置は最大(+)にしてください。
ただし、十分に部屋が暖まり、燃焼の大きさを抑えたい時は、炎が安定し、
天板の温度が180℃~230℃になっていることを確認してから、下向き
(↓)エアーダイヤルを調整してください。
5
下向きエアー
(最大)
空気量を
絞った状態
より暖めたい
とき
ただし、空気量を減らしすぎるのは、煙突をつまらせ
る原因となりますので気をつけてください。
注意
温度計は口元より約4cmの位置
に置いてください。(IQモデルはビ
ルトインタイプのため温度計を装
着する部分はありません。)
炎がおさまって熾火の状態になるまでに太い薪
を1~2本ずつ追加してください。一度に大量の
薪を入れると急激に温度が上ることがありますの
で、ご注意ください。薪を投入後、火力調整用空
気調整ダイヤル(MQ・TQ・TQH・IQの場合は、
下向きエアーコントロールダイヤル)を最大に設
定し、炎を安定させてください。
●薪の追加方法
薪ストーブは、急な消火はできません。燃料の薪
が燃えつきることで火は自然に消火します。消火
しようとして空気調整ダイヤルを最小にすると
燻って煙突から大量の煙が出る事がありますので
ご注意ください。
●消 火
灰は常に底(グレート)より2~3㎝ぐらい溜めて
おいてください。このストーブは炉に灰が溜まって
いても特に問題はありませんが、灰が溜まりすぎ
て一次燃焼用空気の入り口(P10・P11 ⑫燃焼空
気整流板の前部分)が塞がったりするようであれ
ば、その部分の灰を取り除いてください。
取り除いた灰の中に熾火が残っている場合があり
ますので、水をかける等、完全に消火したことを確
認のうえ、処分してください。
●灰について
本燃焼中は天板の温度が180~230℃前後にな
るよう、空気量及び薪の量を調整してください。
温度が低いと煙が発生したり煙突内にタール(ク
レオソート)が付きやすくなったりします。燃焼用
空気を絞る時は、必ず180~230℃に達してい
ることを確認のうえ調整してください。
●温 度
●就寝前
寒い夜、就寝中もストーブをつけておく場合、良
く乾燥させた広葉樹の太い薪を炉の半分程度ま
で入れ、空気調整ダイヤルを一度最大に回し、よ
く火が回ったことと天板の温度が180~230℃
程度になっていることを確認してから、木から炎
がつながっている状態で炎が消えないところまで
ダイヤルをしぼりおやすみください。
●お出かけの際は
前面ドアのハンドルがしっかりと閉まっているこ
とを確認し、お出かけください。薪が燃えつきれ
ば自然に消火されます。
16
17
メンテナンス編本体・煙突のメンテナンスQ&A
困ったときはQ&A
困ったときはメンテナンス編
日常のメンテナンス
灰はすべて取り除かずに、燃焼室の底から2~3㎝位は残しておいてください。
燃焼中に灰取口を開けると大変危険です。灰取りは必ず火が消えてから行ってください。灰はアルカリ性
でミネラルを多く含むため、家庭菜園の肥料として使用したり、野菜のアク抜きや、台所洗剤の代用として
も使用出来ます。また、薪ストーブのガラス面についた煤やタール(クレオソート)のクリーナーとしても大
変有効です。取り除いた灰の中に熾火が残っている場合がありますので、水をかける等、完全に消火したこ
とを確認のうえ、処分してください。
灰の処理
このストーブは構造上ガラスが曇りにくくなっていますが、本体温度が十分上がっていない時に空気量を
絞ったり、湿った薪を多く燃やしたりするとガラスが曇ってきます。その場合は、煤落とし専用のガラスク
リーナーで拭き取ってください。
・ 火が完全に消えて、ガラスが十分に冷めてから行ってください。
・ クレンザーなど研磨剤入りのものを使うと、ガラスにキズがつきますので、決して使用しないでください。
※注
ガラス拭き
一年に一度は必ず煙突掃除を行ってください。ストーブを燃焼させていると煙突内に煤やタール(クレオ
ソート)が付着します。これを放っておくと煙突内のドラフト(上昇気流)が弱まり、燃えにくくなったり、更
にはタール(クレオソート)に引火し燃える「煙道火災」を引き起こす原因になりますので、必ず定期的に
行ってください。作業は販売店に依頼されるか、市販の煙突掃除用ブラシ類を使えばご家庭でも清掃して
いただけます。詳しくは販売店までご相談ください。
煙突掃除
シーズンオフ
シーズンが終わりましたら、炉内のバッフル板やガラス、その他の部分等にひび・変形等がないか点検を
行ってください。この時、中の灰はすべて取り除く必要はありません。灰はpH10のアルカリ物質ですので、
オフシーズンのストーブ内部の酸化を抑えます。もし、何か異常があれば販売店にご連絡ください。
本体の点検
このストーブにはドア・ドアガラス・灰取口にパッキン(ガスケット)を使用しており、高い気密性を保って
います。このパッキンは消耗品です。使用に伴い劣化して隙間から空気が入り、空気量を絞っても燃えすぎ
ることがあります。パッキンが薄くなり、弾力性がなくなればシーズン終了後に交換してください。なお、
異常な燃焼が起こるようであれば直ちに交換してください。目安として3シーズンに一度の交換をお勧めし
ます。
パッキン
交換
天板のサビ
天板にやかん等のサビが付いた場合は、サンドペーパーやワイヤーブラシ等でサビを落とし、ネスターマー
ティン専用の耐熱塗料をスプレーしウエス等で塗り込みます。
・ストーブの火が消え本体が十分に冷えていることを確認して作業してください。
※注
換気扇が回っていませんか? 室内が負圧になると、煙が逆流することがありますので、薪ストーブ点火時は、換
気扇を回すのはやめてください。着火時にはお部屋の窓を少し開けてください。(外気導入をすると改善されます)
A1
煙突・トップが詰まっている可能性があります。確認の上すぐに煙突掃除を行ってください。
A2
煙突内部及び口元が冷えていませんか? 煙突の口元(本体と接する部分)を火であぶって温めてください。
A3
煙突の高さが低い可能性があります。煙突が短いと上昇気流が起こりにくく、逆流の原因となりますので、
販売店にご相談ください。
A4
症状Q1.煙が逆流して部屋に戻ってくる
症状Q2.ガラスが曇りやすい
薪が湿っていませんか? 充分に乾燥した薪をご使用ください。(18ヶ月以上乾燥させた薪、含水量15% 以下)
A1
空気を絞りすぎていませんか? 薪を入れる量を減らして、空気量を多くしてください。
A2
ドアパッキンが消耗していませんか? 消耗した場合は交換してください。
A3
煙突・トップが詰まっている可能性があります。確認の上すぐに煙突掃除を行ってください。
A4
消 耗 品
以下の部品は消耗すれば交換する必要があります。交換が必要な際は販売店までご相談ください。
●ドアパッキン ●ドアガラスパッキン ●灰取口パッキン ●バッフル板
ドアがしっかり閉まっていますか? またはパッキンが劣化していませんか?
パッキンが劣化して、ドアとの間に隙間が出来ると余分な空気が入って炎が横に流れる現象が起こりますの
で、パッキンを交換してください。
A1
症状Q7.燃焼中に炎が横に流れる
新しいストーブに初めて火を入れたときは、表面塗装が焼けて、白い煙と臭いが発生します。
窓を開けて煙を室外に出してください。数回使用していただくと出なくなります。
A1
症状Q6.新しいストーブに初めて火を入れたときに、煙と臭いがする
症状Q3.火がつきにくい
薪が湿っていませんか? 充分に乾燥した薪をご使用ください。(18ヶ月以上乾燥させた薪、含水量15%以下)
A1
煙突の上昇気流が弱い可能性があります。Q1-A4と同じ対応になります。
A2
薪の太さは適切ですか? 焚きつけは小割の薪を使用し、立ち上がり段階では7㎝角以上の薪は
使用しないでください。
A3
薪が多すぎませんか? 薪を一度に多く入れすぎると、温度が上がりますので注意してください。
A4
症状Q4.空気量を絞っても温度が下がらない
パッキンが劣化していませんか?
パッキンとドアの間に隙間が出来ると余分な空気が入って火力調整ができなくなることがあります。パッキンを交換
してください。
A3
灰取口が開いていませんか?
しっかり閉まっていないと、余分な空気が入って火力調整ができなくなることがあります。
A1
風向ダイヤルが上向き、または上向きと下向きの中間の位置になっていませんか?
本体燃焼中(天板の温度が180 ~230℃)では風向ダイヤルは下向きでご使用ください。
A2
症状Q5.室内温度がなかなか上がらない
A2
天板の温度が適温(180℃以上)になっていますか? 適温まで本体温度を上げることにより輻射熱が発生し
てお部屋が暖まります。まずは温度計をチェックしてください。
薪が湿っていませんか? 充分に乾燥した薪をご使用ください。(18ヶ月以上乾燥させた薪、含水量15% 以下)
A1
薪の量が少なくありませんか? 薪を追加してください。
A3
注意事項 WARNING
● この薪ストーブは運転中本体全体が熱くなります。運転中は決して直接触らないでください。特にお子さまは近づ
かないようにしてください。触れれば火傷の恐れがあります。
● 常に薪ストーブの周りをきれいに保ち、備え付け家具などは薪ストーブから充分な距離を取って設置してください。
燃えやすいものを本体の近くに置かないでください。
● 燃やし過ぎないでください。灰取口のドアを開けたまま燃やすと異常燃焼の原因となります。
● このストーブは、輻射熱を利用した暖房器であり、他の目的で使用しないでください。
● 薪以外のものを燃料として使用しないでください。
● 屑やゴミ、またはガソリンやナフタリン、ガソリンオイルなど可燃性の液体を燃やさないでください。
ストーブの使い初めに出ることがあり、原因は煙突内の結露により発生したタール(クレオソート)や水分による
ものです。あらかじめ、炉台などが汚れないようにご注意ください。
A1
症状Q8.ストーブの足元から黒い液体が出る
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