300本の節目の一つ手前で、未来の話をします。十年後、二十年後の日本の家に、サウナはどれくらい普通のものになっているか。夢物語ではなく、根拠のある予想として。私たちの見立てを書きます。
未来の下書きは、フィンランドにある
予想の根拠は単純です。日本の家庭サウナの未来は、フィンランドの現在に、かなりの部分、下書きされています。国民二人に一台、風呂と同格の設備、家族の日常。あの国が特別なのではなく、寒い国でサウナが暮らしに入ると、ああなるのです。日本は、蒸気を愛する下地(風呂文化)と、世界有数の温浴施設網と、ブームで育った数百万人の愛好家を、すでに持っています。ここから家庭に染み込むのは、時間の問題だと私たちは見ています。(日本のサウナ60年史は、こちら。)
予想一 / 間取りに「サ」の字が入る
まず住宅です。すでに新築の間取り相談で「サウナスペース」の要望は珍しくなくなりました。十年後、風呂・洗面の水回り区画に、一坪のサウナ室が並ぶ間取りは、注文住宅の定番オプションになっているはずです。庭の小屋サウナは、雪国の外構の選択肢として、カーポートの隣に描かれるようになる。「サウナ付き」が中古住宅の検索条件に入る日も、遠くありません。(一坪の価値は、こちら。)
予想二 / 健康投資として、当たり前になる
次に、意味の変化です。サウナは「趣味の設備」から「健康の設備」へ、位置づけが移っていきます。睡眠と血流とストレスへの働きが知られるほど、サウナはジム会費や人間ドックと同じ棚、つまり健康投資の棚に並ぶ。企業の福利厚生、高齢者住宅、地方の湯治文化との融合。「なぜサウナを?」ではなく「なぜ無いの?」に、問いが裏返る日が来ます。(続ける健康の話は、こちら。)
予想三 / 雪国から、標準になる
そして、この変化は、雪国から進みます。寒さという需要、雪という最高の外気浴、薪という燃料。条件の揃った土地から、サウナは標準装備化していく。つまり岩手は、日本の家庭サウナの最前線になれる位置にいます。私たちが「聖地に」と宣言した(200本目)のは、夢ではなく、この予想に基づく先回りです。
未来を、一軒ずつ前倒しする
未来予想の一番の楽しみ方は、当たるのを待つことではなく、自分の家で前倒しすることです。岩手・盛岡のD'STYLEは、ハルビア岩手県正規代理店として、十年後の当たり前を、今日設置しています。未来の側に、先に住みませんか。ご相談、いつでもどうぞ。



