「自宅サウナって、結局いくらかかるの」。これが、いちばん最初にいただく質問です。そして、いちばん単純な金額でお答えしにくい質問でもあります。理由は簡単で、本体の値段と、実際にかかる総額は別ものだからです。
ここでは、その総額がどんな要素でできているかを、包み隠さず書きます。単一の金額を約束するページではありません。でも読み終える頃には、ご自分のサウナがどのくらいの規模になりそうか、見当がつくはずです。
まず、3つのタイプで相場が違う
ひとくちに自宅サウナと言っても、大きく3タイプ。それぞれ出発点の価格が違います。
| タイプ | 本体の目安 | 向いている場所 |
|---|---|---|
| バレルサウナ | 本体 税込 220万円台〜 | 庭・別荘。省スペースで始めやすい |
| サウナキャビン | 本体 600万円台〜 | 庭。前室もつなげられる箱型 |
| 室内サウナルーム | 間取りと仕様による | 新築・リフォームで家の中に |
ここで大事なのは、この金額はどれも「本体」だということ。実際にはここへ工事が乗ります。次に、その工事の中身を分解します。
総額をつくる、5つの要素
本体以外にかかるのは、おおむね次の5つです。
- 基礎・据付 置くだけで済む場合と、基礎を打つ場合がある。地面の状態と傾きで変わる。
- 熱源まわり 薪なら煙突一式、電気なら電源工事(機種により単相/三相200V)。
- 内装・木材 壁とベンチに使う木。香り・肌ざわり・熱の持ち方で選ぶ。
- 断熱・防湿・換気 寒い日に温まるか、木が長持ちするかを左右する。削れない部分。
- 水風呂・外気浴 つくるなら、給排水やスペースの工事が加わる。

なぜ、条件を聞かずに金額を言えないのか
ここまで読むと分かる通り、価格を動かす条件はいくつもあります。広さと天井高、屋内か屋外か、薪か電気か、ヒーターの能力、窓ガラスの大きさ、断熱の仕様、電気・給排水・基礎の工事、そして水風呂の有無。これだけの要素があるのに、条件を聞かないまま金額だけ言うのは、かえって不誠実だと私たちは考えています。だから、まずご予算を率直に伺い、その中でできる内容をはっきりお伝えする。この順番を守っています。
「いくら」より先に、「どんな時間を過ごしたいか」。
そこが決まると、かける場所とかけない場所が見えてきます。
ワンオフは、意外と高くない
一点ものと聞くと身構える方がいますが、ワンオフの良さは必要なところへ予算を集中できることです。使わない機能に払わず、大切にしたいところにだけ手をかける。だから既製品より賢く仕上がることもあります。ただし、安全と基本性能は、どんな予算でも削りません。ここだけは一線です。
お金の道具も、用意があります
まとまった費用が最初に必要になるのは事実です。ただ、薪ストーブもサウナも、工事一式をローンの対象にできます。月々の目安を先に知ってから決めることもできます。さらに、自治体によっては補助金の対象になることも。制度は市町村ごとに違うので、対象になりそうかを一緒に確認します。ローンのこと、補助金のことは、それぞれのページにまとめています。
費用の全体像は、置き場所と、過ごしたい時間が決まれば、総額でお見積りできます。自宅サウナの進め方は自宅サウナ・家庭用サウナのページ、庭に建てる場合はサウナ小屋のページに。レンタルと迷っている方はレンタルか購入かもどうぞ。まずは、ご予算とご希望を聞かせてください。ご相談は無料です。

