サウナ室と水風呂、外気浴のあいだを、人は何度も行き来します。その足元を支えるのが、サウナサンダルです。濡れた床でも滑りにくく、さっと脱ぎ履きできる一足。裸足の解放感もいいものですが、一足あるだけで、サウナの移動がぐっと快適で安全になります。小さな道具ですが、あるとないとでは、安心感がまるで違います。今日は、足元の道具の話です。
濡れた床は、意外と危ない
サウナのまわりは、水でぬれた床がつきものです。サウナ室から水風呂へ、水風呂から外気浴へ。ぬれたタイルや木の床は、思いのほか滑りやすいものです。のぼせて頭がぼんやりしているときは、なおさら足元が危うくなります。ここで頼りになるのが、滑り止めのついたサウナサンダルです。しっかりグリップする底が、あわてがちな足取りを支えてくれます。安全に整うためには、足元の一足がとても大事です。転ばぬ先の一足が、サウナの時間を守ってくれます。急がず、ゆっくり歩くことも大切ですが、足元がしっかりしていると、その一歩に安心が生まれます。
素早く脱ぎ履きできること
サウナサンダルに求められるのは、何より脱ぎ履きのしやすさです。サウナ室に入るときは脱ぎ、水風呂の前でまた履く。この動作を、濡れた手足で、何度も繰り返します。かかとのないスリッパ型や、足を差し込むだけのシャワーサンダルが好まれるのは、そのためです。金具やひもがなく、さっと足を入れられる。水はけがよく、すぐ乾く素材なら、いつも軽い履き心地でいられます。シンプルであるほど、サウナには向いています。手をかがめず履けることが、のぼせた体にはありがたいのです。
熱い地面、冷たい雪から足を守る
屋外の外気浴では、地面の温度が足に伝わります。夏の日なたのウッドデッキは熱く、冬の外は雪や氷で冷たい。裸足のままでは、足の裏だけが不快な思いをすることがあります。サンダルが一足あれば、熱い地面からも、冷たい雪からも足を守り、外気浴に集中できます。フィンランドでは、雪の上を数歩だけ裸足で歩くのも楽しみのひとつですが、長くくつろぐときはサンダルがあると安心です。足元が快適だと、外の時間がもっと気持ちよくなります。地面を気にせずにいられると、外気浴に心から身をゆだねられます。
手入れが簡単で、清潔に保てる
サウナサンダルは、水まわりで使う道具です。だからこそ、手入れのしやすさが大切です。使ったあとは水でさっと流し、風通しのよいところで干すだけ。ゴムや樹脂の素材なら、すぐに乾いて清潔に保てます。足が直に触れる道具ですから、いつもさらりと乾いている状態にしておきたいものです。シンプルな作りのサンダルほど、汚れがたまりにくく、洗いやすい。手間のかからない道具は、長く気持ちよく使えます。清潔な一足が、サウナ通いを支えてくれます。
自分の一足を持つ心地よさ
施設のサンダルを借りるのもいいものですが、自分専用の一足を持つと、サウナ通いが少し特別になります。足になじんだ履き慣れた一足は、どこのサウナへ行っても、いつもの安心感を運んでくれます。色や形で気分の上がるものを選べば、それだけでサウナへ向かう足取りが軽くなります。使ったあとは水で流して干すだけ。長く付き合える相棒になってくれます。小さな道具ですが、あるとサウナの一日が、なめらかにつながります。
足元から、安心して整える暮らしを
滑らない、脱ぎ履きしやすい、足を守る。サウナサンダルは、安全に気持ちよく整うための、静かな名脇役です。足元まで整えば、サウナの時間はもっと自由になります。岩手・盛岡のD'STYLEは、ハルビアのサウナヒーターで、安心して楽しめるサウナのある暮らしをご提案しています。道具の相談も、店でどうぞ。
写真: Marit Henriksson (Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0)



