辞令一枚で、暮らしが二つに分かれる。単身赴任です。岩手から都会へ出る人も、都会から岩手へ来る人も、この読み物の読者にはどちらもいらっしゃるはずです。今日は、単身赴任とサウナの話。ひとりの部屋の夜を、どう立て直すかの話です。
単身赴任の夜は、削られやすい
単身赴任の生活は、気づかぬうちに人を削ります。誰も待っていない部屋、コンビニ飯と缶ビール、際限のないスマホ、浅い眠り。家族の目がないぶん、生活の底が抜けやすいのです。そして疲れの逃げ場が、酒とスマホしかなくなると、回復しないまま週が回りはじめる。単身赴任経験者なら、この下り坂の入り口に、覚えがあるはずです。
週二回のサ活を、暮らしの柱に
ここに、サウナという柱を一本立てることを、強くおすすめします。赴任先の近所のサウナ施設を、まず一軒見つける。週二回、決まった曜日に通う。それだけで、単身の夜に「回復の予定」が生まれます。汗をかき、ととのって、湯上がりに定食を食べて帰る夜は、缶ビールとスマホの夜より、確実に人を立て直します。眠りが深くなれば、仕事も回りはじめる。単身赴任は、サ活を始める絶好の機会でもあるのです。知らない街のサウナ開拓は、赴任地の楽しみにもなります。(ひとりサウナの豊かさは、こちら。)
帰省のたび、家のサウナで再会を
そして、岩手の家にサウナがある場合。単身赴任のお父さんにとって、月に一度の帰省のサウナは、特別な時間になります。わが家の熱、わが家の外気浴、隣に座る家族。赴任先の施設サウナがどんなに立派でも、この一坪には敵いません。「次の帰省でサウナに入る」が、単身の日々の遠いごほうびになる。家族の側も、お父さんの帰る日にサウナを温めて待つ。火のある家は、離れて暮らす家族の、灯台のような役目をします。(おかえりの温度の話は、こちら。)
赴任明けの、ごほうびとして
当店には「単身赴任が終わったら家にサウナを、と決めて頑張りました」というお客様が実際にいらっしゃいます。離れて暮らした年月の、家族へのお詫びと、自分へのねぎらい。その一台の設置は、私たちも力が入ります。岩手・盛岡のD'STYLEは、ハルビア岩手県正規代理店として、赴任中の方の「いつかの一台」のご相談も歓迎です。単身の夜を、どうかご安全に。



