夕方になると足がぱんぱんに張る。靴下のあとがくっきり残る。冬は足先だけが氷のように冷たい。立ち仕事やデスクワークの多い人に共通するこの悩みは、下半身のめぐりと深く関わっています。今日は、サウナと足のむくみ・冷えの話。血管の話(こちら)の、足元編です。
むくみと冷えは、めぐりの停滞
足は、心臓からいちばん遠く、しかも重力に逆らって血や水分を心臓へ戻さなければならない、めぐりの難所です。長時間同じ姿勢でいると、この戻りが滞り、余分な水分が足にたまってむくみになります。冷えも同じ根っこで、めぐりが悪いと温かい血が足先まで届かず、冷たくなる。むくみと冷えは、下半身のめぐりが停滞しているという、体からのサインなのです。ふくらはぎが「第二の心臓」と呼ばれるのは、歩くときの筋肉のポンプが、血を心臓へ押し戻すからです。
サウナは、全身のポンプを助ける
サウナで全身を温めると、足を含めた体じゅうの血管が広がり、めぐりが良くなります。滞っていた足の血が動き出し、たまった水分も流れやすくなる。上がったあと、足がすっと軽くなる感覚は、このめぐりの回復です。加えて、温冷交代浴(こちら)を足に使うのも効果的です。温めて広げ、冷やして締める。この繰り返しは、血管をポンプのように動かして、めぐりを後押しします。冷やすときは足先から、心臓に向かって。急がず、気持ちいい範囲で。
上がったあとの、ひと手間
サウナのあと、足のめぐりをもう少し助ける簡単なケアがあります。横になって足を少し高く上げる。ふくらはぎを下から上へ、心臓に向かってやさしくさする。足首をゆっくり回す。温まってやわらかくなった体は、こうした軽い動きがよく効きます(ストレッチの話)。水分補給(こちら)も忘れずに。「むくむから水を控える」は逆効果で、水分が足りないと体はかえって水をため込もうとします。温めて、動かして、潤す。この順番が、軽い足への近道です。
寝る前のサウナで、朝の軽さを
足のむくみは、一晩横になると自然にひいていきます。この体の働きを、サウナが後押ししてくれます。夜、寝る少し前におだやかなサウナで足まで温め、めぐりを整えてから眠る。深部体温の下り坂で眠りも深くなり(睡眠の話)、翌朝、足の軽さが違う。一日の終わりに下半身をリセットする習慣は、立ち仕事の人にとって、なによりのごほうびです。持病のある方や強いむくみが続く方は、念のため医師に相談を。
座りっぱなしの一日に
足のむくみに悩む人の多くは、日中、長く座ったり立ったりしています。デスクワークなら一時間に一度立ち上がって歩く、立ち仕事ならときどきかかとの上げ下げをする。ふくらはぎの筋肉を動かすことが、めぐりのポンプを働かせるいちばんの近道です(こりの話)。とはいえ、忙しい一日の中で、こまめに動くのはなかなか難しいものです。だからこそ、一日の終わりにサウナで足元までしっかり温め、たまった疲れとむくみをまとめて流す時間が効いてきます。日中の小さな動きと、夜のサウナ。両方そろうと、足の軽さが変わってきます。がんばりすぎず、続けられる形で取り入れるのが、いちばん長続きします。
足元から整う暮らしを、盛岡から
冷えとむくみは、寒い岩手の冬にはとりわけ切実です。岩手・盛岡のD'STYLEは、ハルビアのサウナヒーターで、家で足元から温まれる暮らしをご提案しています。夕方の足の重さに悩む方、サウナのある暮らしの相談を、店でどうぞ。
写真: Arto J (Wikimedia Commons, CC BY-SA 3.0)



