サウナは、ただ気持ちがいいだけのものではありません。近年、その健康への働きが、世界じゅうの研究であらためて注目されています。とりわけ、サウナの本場フィンランドから届く報告は、興味深いものばかり。今日は少し、大人の話をさせてください。サウナと、血管と、そして"老い"の話です。
温まると、血管がゆるむ
サウナに入ると、体は深部からじんわりと温まり、血管が広がって、血のめぐりが良くなります。入ったあと、手足の先までポカポカと温かいのは、そのためです。この「血管が広がる」という反応を、定期的に、繰り返し体に起こしてあげること。それが、硬くなりがちな血管を、しなやかに保つことにつながるのではないか、と考えられています。血管に、適度な"運動"をさせてあげているような、そんなイメージです。運動が苦手な方でも、座って温まるだけで、それに近いことが起きているとしたら。少し、うれしい話だと思いませんか。
フィンランドの研究が、語ること
本場フィンランドでは、サウナと健康の関係が、長い年月をかけて研究されてきました。よく知られているのが、サウナに入る頻度が高い人ほど、心臓や血管にまつわる病のリスクや、血圧が、低い傾向にある、という報告です。
もちろん、これは"関連"であって、サウナだけですべてが決まるわけではありません。私たちは医師ではありませんから、断定的なことを言うつもりはありません。けれど、これほどの研究が、世界じゅうで真剣に積み重ねられていること。それ自体が、サウナという習慣の持つ静かな力を、物語っているように思うのです。(サウナの効果の全体像は、こちらにまとめました。)
"続ける"ことに、意味がある
ここで、大事なことがあります。これらの報告の多くが、「週に何度も、習慣としてサウナに入る人」を対象にしている、という点です。たまの贅沢として入るのではなく、暮らしの一部として、当たり前に続ける。その"継続"にこそ、意味があるのです。
そして、続けるとなると、話は自然と、自宅サウナへ向かっていきます。施設に通うのは、忙しい日々の中では、どうしても間があいてしまう。けれど、家にサウナがあれば、それこそ毎日でも、無理なく続けられる。健康のための習慣は、ハードルが低ければ低いほど、長く、静かに続いていくものです。
アンチエイジングは、"めぐり"から
"アンチエイジング"というと、何か特別なもののように聞こえます。でも、その中身の多くは、実は、とても地味な土台の上に成り立っています。血のめぐりが良くなれば、肌のすみずみにまで、栄養と酸素が届き、いらないものが流れていく。夜ぐっすり眠れれば、体は眠っているあいだに、自分自身を修復する。サウナは、この"めぐり"と"眠り"を、静かに底上げしてくれます。
魔法ではありません。飲めばすぐ、というような特効薬でもない。けれど、続けた人の体は、続けなかった人の体と、一年、二年と経つうちに、少しずつ、確かに違ってくる。私たちは、たくさんのお客様を見てきて、そう信じています。
何歳になっても、しなやかに
若々しさは、一日にしてならず。それは、毎日の、小さな"ととのい"の積み重ねの、ずっと先にあります。岩手・盛岡のD'STYLEは、あなたが十年、二十年と、一生続けられるサウナを、お手伝いしています。何歳になっても、しなやかな体で、好きなことを、好きなだけ。そのための一台を、一緒に、じっくり選んでいきましょう。
参考:サウナと循環器の健康に関する研究としては、東フィンランド大学のヤリ・ラウカネン教授らによるコホート研究(Kuopio Ischemic Heart Disease Study、医学誌 JAMA Internal Medicine ほかで報告)が広く知られています。本記事はこうした研究で報告されている“傾向”を紹介するものであり、効果を保証したり、医学的な助言を行うものではありません。



