自宅サウナのご相談で、最も多い質問のひとつがこれです。「やっぱり、水風呂も作らないとダメですか?」。設備が増えれば費用も手間も増えますから、切実な問いです。正直にお答えします。冷水シャワーと外気があれば、ちゃんとととのえます。水風呂は、あとから足せる楽しみに取っておけます。
ととのいの本体は、温冷の「差」である
ととのいを生むのは、水風呂という設備ではなく、温→冷→休の切り替えです(温冷交代の話)。冷やす手段は、いくつもあります。特に岩手には、強力な味方がいます。外気です。冬の氷点下の外気浴は、それ自体が世界級の冷却装置。雪の季節は「サウナ→雪の庭→休憩」で、本場フィンランドの湖と同格の温冷差が出ます。冷たい空気は水よりおだやかに効くぶん、心臓にもやさしい冷やし方です。
冷水シャワーの、正しい浴び方
通年の主力は、冷水シャワーです。コツは、かけ水の作法(こちら)と同じで、足先から順に、心臓へ向かって。頭から一気は、慣れるまで避ける。全身に行き渡ったら、数十秒そのまま、皮膚がきゅっと締まる感覚まで。夏の水道水はぬるくなりますが、ぬるめの締めは長く浴びられて、これはこれで気持ちいいものです。桶一杯のかぶり水を最後にバシャッ、という和式の締めも爽快です。
それでも水風呂が欲しくなったら
正直な続きも書きます。サウナ愛が深まると、多くの方が、いつか水風呂が欲しくなります。そのときの拡張手段は、段階があります。大型のたらいやプラ舟に水を張る簡易式から、チラー(冷却器)付きの本格水風呂まで。最初から水風呂ありきで予算を悩むより、シャワーと外気で始めて、愛が育ってから拡張する。この順番が、後悔のない設計だと私たちは考えています(費用の話)。
あなたの冷やし、一緒に設計します
岩手・盛岡のD'STYLEは、シャワー派にも、雪ダイブ派にも、いつか水風呂派にも、それぞれの冷やしの設計をご提案しています。水風呂の有無で迷っている方、その迷いごと、店へどうぞ。



