私たちD'STYLEは、ハルビア(Harvia)の岩手県正規代理店です。お客様に機種のご説明をするたび、本当は、その前に話したいことがあります。ハルビアというメーカーが、どんな会社なのか。どこから来て、なぜ世界じゅうのサウナ好きに選ばれているのか。今日は、機種のカタログには載っていない、メーカーそのものの物語をさせてください。
始まりは、一人の職人
ハルビアの歴史は、1950年、フィンランド中部の町ユヴァスキュラで始まりました。創業者のタパニ・ハルビアが、小さな工房で、手づくりの薪ストーブを打ち始めたのが最初です。巨大な工場でも、大資本でもなく、一人の職人の手仕事から。サウナの国フィンランドで、サウナのための道具をつくる。それだけを、七十年以上、続けてきた会社です。今も本社と主力工場はフィンランドにあり、家業として始まった精神は、世界的なメーカーになった現在も受け継がれています。
世界のサウナの、標準になった
現在のハルビアは、サウナヒーターの分野で世界有数、といわれるメーカーに育ちました。製品は世界の数十か国で販売され、家庭の小さなサウナから、ホテルやスパの大型サウナまで、世界のあらゆる場所でハルビアの熱が焚かれています。南極の観測基地にサウナが持ち込まれた話は有名ですが、極地のような過酷な環境でサウナといえば、フィンランド製が選ばれる。サウナの本場の、そのまた本流。それがハルビアです。
長く世界で選ばれ続けている理由は、派手さではなく、堅実さだと私たちは思っています。無駄のない設計、頑丈なつくり、そして石をたっぷり積める設計思想。サウナの気持ちよさの核心が「石の蓄熱とロウリュ」にあることを、サウナの国のメーカーは知り抜いています。(石の話は、こちらに詳しく。)
薪も、電気も
ハルビアの製品には、大きく分けて、薪ストーブ式のサウナヒーターと、電気式のサウナヒーターがあります。薪式は、火の音とやわらかな熱、そして電気のいらない自由さが魅力。庭の小屋サウナやテントサウナと相性抜群です。電気式は、スイッチひとつの手軽さで、毎日の習慣にぴったり。住宅の中に組み込む屋内サウナの主役です。どちらにも、長年の設計の蓄積が詰まっていて、暮らし方に合わせて選べる。この選択肢の広さも、総合メーカーであるハルビアの強みです。(ヒーター選びの基本は、こちらもどうぞ。)
正規代理店という、責任
私たちが「正規代理店」を名乗ることには、意味があります。正規のルートで仕入れた製品を、メーカーの設計思想どおりに、正しく設置する。電気の容量、換気、安全距離、石の積み方まで、決められた基準を守って施工する。そして、設置したあとも、部品の手配やメンテナンスの相談窓口として、そばにい続ける。サウナヒーターは、十年、二十年と付き合う道具です。買った日ではなく、使い続ける年月にこそ、正規代理店の価値があると考えています。
岩手という寒冷地は、実はフィンランドと気候がよく似ています。フィンランドの道具が、いちばん本領を発揮できる土地。ここでハルビアを扱えることを、私たちは誇りに思っています。
本物の熱を、岩手のあなたに
ユヴァスキュラの小さな工房から始まった熱が、七十年の時を経て、岩手・盛岡のあなたの庭に届く。そう考えると、サウナヒーター一台にも、ちょっとした物語を感じませんか。D'STYLEは、ハルビア岩手県正規代理店として、機種選びから設置、末永いお付き合いまで、まるごとお引き受けします。カタログではわからない実物の質感、店で確かめにいらしてください。おすすめの一台を、あなたの暮らしに合わせてご提案します。



