岩手は、知る人ぞ知るスキー場の宝庫です。安比高原の広大なコース、雫石の斜面、夏油高原の豪雪、八幡平や下倉のパウダー。県内どこからでも一時間圏内にゲレンデがある、雪遊びの恵まれた土地です。雫石は1993年にアルペンスキーの世界選手権が開かれた、由緒あるゲレンデでもあります。今日は、その帰り道の話。滑った日の体に、サウナがどれほど効くか。スキーヤーとスノーボーダーにこそ、読んでほしい一本です。

滑走後の体で、起きていること
一日滑ったあとの体を、点検してみましょう。まず、太ももとお尻。斜面で踏ん張り続けた筋肉には、細かな疲労がぎっしり。翌日、いえ翌々日の筋肉痛の予約席です。運動でできる筋肉痛は、当日よりも1日から2日おいてやってくるので、その遅れてくる痛みを、少しでも軽くしておきたい。次に、冷え。滑走中は熱いのに、リフトの上では汗が冷え、指先とつま先は一日じゅう氷点下と付き合っている。そして、締め付け。ブーツに固められていた足は、血のめぐりが滞って、むくみがち。この「張り・冷え・滞り」の三点セットに、サウナは、あつらえたように効きます。(下山後の体の話と同じ理屈です。登山とサウナ。)
温めて、ゆるめて、流す
サウナの深部加温は、張った太ももの血流を回して、疲労物質の回収を後押しします。ブーツで滞っていた足先まで、じんわり熱がとどいて、むくみがほどけていく。冷えの芯も、熱で抜く。仕上げに軽くふくらはぎと前ももを伸ばせば、翌朝の階段が違います。筋肉痛をゼロにはできませんが、「二日後にひどくなるやつ」を、かなり軽くできる。シーズン中、毎週滑る人ほど、この回復の差が、一冬でずいぶん大きく積み重なります。スノーボーダーなら、後ろ足のふくらはぎや、転倒でぶつけた腰やお尻。スキーヤーなら、前ももとすね。滑りの癖によって、疲れの出る場所は少しずつ違います。自分がどこに疲れをためやすいか、サウナでほぐしながら知っておくと、翌シーズンの上達にもつながります。(ストレッチの話は、こちら。)
岩手のスキー文化には、温泉があった
岩手のスキー場のいいところは、多くが温泉とセットなことです。滑って、湯に浸かって帰る。この文化がすでにある土地に、次の一手をご提案したいのです。家にサウナがあれば、帰宅後にもう一段深い回復ができます。渋滞の帰り道で湯冷めしても、家でもう一度あたため直せる。翌日も滑るなら、夜のサウナと深い眠りが、いちばんの回復薬です。滑って、温泉に浸かり、家のサウナで仕上げる。三段構えの回復は、雪国ならではの贅沢です。温泉は旅の楽しみ、家サウナは日常の装備。両方あるのが、雪国の完成形です。(眠りの話は、こちら。)
ファミリースキーの、あとの楽しみ
家族でスキーに行った日の夜は、家族サウナの出番です。子どもたちは低めの温度で雪焼けの頬をゆるめ、大人はそのあとじっくり。車の中で寝てしまった子を起こさずに済むのも、家サウナの良さです。転んで冷えきった小さな体を、あたたかく包んで一日を締めくくる。「滑った日はサウナの日」が家のリズムになれば、冬の週末はもう、完璧です。ぐっすり眠った子どもたちは、翌朝また元気に、板を担いで出かけていきます。(子どもとサウナは、こちら。)
雪山好きの基地に
岩手・盛岡のD'STYLEは、ハルビア岩手県正規代理店として、雪山帰りの体を迎えるサウナの設置をお手伝いしています。板と一緒に、回復装置も家に。おすすめの一台のご相談、いつでもどうぞ。
写真: Dietmar Rabich (Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0)



